第3回SGI世界女性平和会議へのメッセージ

第3回SGI世界女性平和会議へのメッセージ
    (2016年11月3日 創価世界女性会館)

 世界60カ国・地域から270人の代表が来日し、SGI(創価学会インタナショナル)秋季研修会が3日、開講。同日夜には第3回「世界女性平和会議」が東京・信濃町の創価世界女性会館で晴れやかに行われた。
 これには池田SGI会長夫妻がメッセージを贈り、世界広布の先駆者として奮闘する友を心から称賛。歓喜の笑顔を輝かせながら、いよいよ朗らかに、生き生きと、「平和の文化」の大光を赫々と放ちゆこうと呼び掛けた。


「平和の文化」の大光を世界へ

異体同心の幸の交響曲を
健康長寿の舞を共々に!


 一、今朝、勤行を終えて妻と語らいました。
 戸田先生が婦人部と女子部をつくられて65周年。世界中から広宣流布の女性リーダーが集い合って、さっそうと「平和会議」を行う、この晴れ姿を先生はどれほど喜ばれるであろうかと。
 皆さん、誠におめでとうございます! また、本当にご苦労さまでございます。
 御本仏・日蓮大聖人は、流罪の地・佐渡まで鎌倉から、はるばると訪ねてきた女性の門下に「いまだきかず女人の仏法をもとめて千里の路をわけし事を」(御書1216㌻)と仰せになりました。そして、「日本第一の法華経の行者の女人なり」(同1217㌻)と讃えられております。
 世界広布の先駆者として、まさに「千里万里の路」を踏み分けておられる尊き尊き皆さん方を、御本仏は必ずや「一閻浮提第一の法華経の行者の女人なり」と讃嘆くださるに違いありません。
 きょうは、「創価文化の日」でもあります。「平和の文化」の光を地球社会へ広げゆかれる皆さんに、三つのエールを送りたいと思います。

福智のスクラムを
 一、第一には、「創価の女性の笑顔を21世紀の顔に!」ということです。
 冷戦終結の立役者となったゴルバチョフ元ソ連大統領とライサ夫人のご一家と、私は深き交友を結んできました。
 ゴルバチョフ氏との対談の中で、ベラルーシの著名な作家であるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさんの著書が話題にあがったことがあります。
 彼女の代表作のタイトルは、実に明快であります。それは、『戦争は女の顔をしていない』と。ゴルバチョフ氏は、「同時に、戦争は『子どもの顔』でもありません」と指摘されていました。
 「女性の顔」でも、「子どもの顔」でもない戦争が、その女性と子どもこそを最も犠牲にしてきた悲劇の歴史を、何としても転換せねばならない――。これが、戦争に〝楽しかるべき子ども時代〟を奪われ、母たちを慟哭させられた私たちの世代の決心であり、悲願なのであります。
 大聖人は、「依正福智共に無量なり所謂南無妙法蓮華経福智の二法なり」(同792㌻)と明かされております。妙法は、無量無辺の「福徳」と「智慧」の光源であります。この妙法を行ずる生命は、「歓喜の中の大歓喜」の笑顔を輝かせながら、縁する人々にも、周囲の環境にも、福智の光を限りなく送っていくことができるのであります。
 戸田先生は、私たちの結婚に際し、妻へ〝何があっても笑顔を忘れずに!〟との指針を贈ってくださいました。波瀾万丈の広布の大闘争にあって、妻は不二の同志の皆さん方と共に、この恩師の指針を守り通してきました。
 今、聖教新聞やグラフSGI、また、世界各国の機関紙誌で内外の読者の方々が口々に感嘆するのは、そこに躍動する創価家族一人ひとりの笑顔の素晴らしさです。わが同志の如是相それ自体が、人間革命の明確なる実証なのであります。
 どうか、「苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経」(同1143㌻)との御金言のまま、題目を朗々と唱え抜きながら、笑顔のスクラムを、いやまして明るく輝かせていってください。これこそが、必ずや21世紀の〝平和の顔〟となるからであります。

調和と団結で人道の社会を
 一、第二のエールは「人類の心に異体同心の交響曲を!」ということです。
 今回、インドの教育の母バラティ・ムカジー博士との対談集『新たな地球文明の詩を』が完成しました。その中で博士が毅然と言い切られたことがあります。
 「対立、排斥、力といった男性心理の特徴とは対照的に、女性には本来、団結、調和、創造的共存といった価値を志向する性質があるのです」と。
 そして、この女性の資質によってこそ、平和と人道の人類文明が築かれゆくことを、博士は展望されていたのであります。
 大聖人が女性門下に送られた御書には「同心なれば此の文を二人して人によませて・きこしめせ」(1324㌻)、「常により合いて御覧あるべく候」(1515㌻)等と書き添えられています。
 少人数であっても、生命尊厳の仏法を仲良く学び合い、異体同心で前進しゆく女性が奏でゆく友情のハーモニーほど、尊く麗しいものはありません。
 たとえ、世の男性社会には不協和音が渦巻いていようとも、それさえも包み込んでしまうほど、力強く、魅力あふれる異体同心の幸の交響曲を、この「世界女性平和会議」に象徴される創価のチームワークで轟かせていただきたいのです。

全世界の女性と幸福の未来へ
 一、最後に申し上げたいのは、「健康長寿の生命の舞を共々に!」ということです。
 病気と闘う女性への御聖訓には「日蓮悲母をいのりて候しかば現身に病をいやすのみならず四箇年の寿命をのべたり、今女人の御身として病を身にうけさせ給う・心みに法華経の信心を立てて御らむあるべし」(御書985㌻)とあります。
 御本仏は、女性たちへ格別深い慈愛を込めて、「更増寿命(さらに寿命を増す)」の法理を示され、「健康長寿の信心」を託してくださったのであります。
 常勝関西の忘れ得ぬ大功労の母は100歳の時、にっこりとほほ笑み、言われました。
 「みんな、旧習深い地で、周囲の無理解と戦いながら、広布を広げてきた。いろんな風雪を越えて、春を迎えた。大変でしたけれど、楽しかった」と。
 そして後継の青年たちが陸続と育ちゆくことを、何よりの喜びとし、誇りとして見守りつつ、最後の最後まで、皆に題目を送り続けていったのであります。
 妙法流布という大願に人生をささげゆく中で、どんな生老病死の苦悩をも打開し、宿命さえ使命に転じて、皆を励まし、共に一生成仏へ進むことができる。この希望を、無冠にして偉大な広布の母たちは本有無作の振る舞いで拡大してきました。我ら創価家族は、この母たちに続いて「常楽我浄」の生命の舞を共々に舞い、未来永遠に尽きない地涌の人材の大河を滔々と流れ通わせてまいりたい。
 さあ「今日も元気で」! いよいよ朗らかに、いよいよ生き生きと、いよいよ若々しく、全世界の福智の女性と手を携え、人類の幸福の未来のために「平和の文化」の大光を、さらに赫々と放ちゆこうではありませんか!
 皆さん方の益々の健康長寿と、ご一家の絶対勝利を、強盛に祈りつつ。合掌(大拍手)。
2016-12-30 : スピーチ・メッセージ等 :
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