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御書と歩む 21〜46

御書と歩む 21 SGI会長が贈る指針    (2016・6・28付 聖教新聞)

社会を変えるのは青年

 鉄は炎打てば剣となる賢聖は罵詈して試みるなるべし(佐渡御書、958㌻)

通解 鉄は鍛え打てば剣となる。賢人・聖人は罵られて試されるものである。

同志への指針
 いよいよ、世界中で地涌の青年が躍り出る本門の時代が到来した。挑戦こそ、若人の特権だ。不屈こそ、青春の異名だ。仏法即社会という最極の使命の大舞台で、思う存分に乱舞してもらいたい。
 試練は宝、悪口罵詈は誉れである。恐れず怯まず、快活に忍耐強く、前へ前へ進むのだ。鍛え抜かれた創価の若き宝剣たる君たちこそが、人類の新時代を創造するのだから!

御書と歩む 22
 SGI会長が贈る指針       (2016・6・23付 聖教新聞)

「一人」から破竹の勢いが

 地獄の一人・餓鬼の一人・乃至九界の一人を仏になせば一切衆生・皆仏になるべきことはり顕る、譬えば竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し(法蓮抄、1046㌻)

通解 地獄界の一人といい、餓鬼界の一人といい、つまりは九界の中の一人を仏にすることによって、一切衆生が皆、仏になることができるという道理が顕れたのである。たとえば、竹の節を一つ割れば、他の節もそれにしたがって割れるようなものである。

同志への指針
 一人の必死の挑戦が壁を破る。一人の宿命転換の実証が皆に希望を送る。一人の逆転の勝利が、未来までも勇気を広げる。率先垂範で「我に続け!」と波動を起こすのだ。一人一人を大切にして、心をつかみ、仏縁を結ぶのだ。
 「一点突破」から「全面展開」へ。決意の一歩が状況を変える。「破竹の勢い」は、一人立つ不屈の祈りと実践から生まれることを忘れまい。

御書と歩む 23 SGI会長が贈る指針       (2016・6・30付 聖教新聞)

強き祈りで諸天を動かせ


 白馬のなくは我等が南無妙法蓮華経のこえなり、此の声をきかせ給う梵天・帝釈・日月・四天等いかでか色をましひかりをさかんになし給はざるべき、いかでか我等を守護し給はざるべき(曾谷殿御返事、1065㌻)

通解 (輪陀王の説話で)白馬がいななくのは、我らの南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞いた梵天、帝釈、日月、四天王などが、どうして色つやを増し、威光を強くしないことがあろうか。どうして我らを守護しないわけがあろうか。

同志への指針
 白馬のいななきが王者の勢いを増す如く、我らの朗々たる唱題こそが、仏天の威光勢力をいや増していくのだ。
 強盛な祈りがあれば、縁する周囲の存在が全て諸天善神のはたらきとなって、私たちを厳然と守りに護る。
 妙法とともに広宣流布に走る知勇兼備の師子王には、何も恐れるものはない。
 題目こそ、不可能を可能にする源泉である。

御書と歩む 24 SGI会長が贈る指針      (2016・7・4付 聖教新聞)

強き祈りで諸天を動かせ

 今既に得難き人界に生をうけ値い難き仏教を見聞しつ今生をもだしては又何れの世にか生死を離れ菩提を証すべき(聖愚問答抄、494㌻)

通解 今すでに得がたい人界に生まれ、あいがたい仏教を拝聴した。今生をむなしく過ごしたならば、またいつの世に生死の苦しみを離れ、菩提を証得することができようか。

同志への指針
 一人の人間革命を基盤に、社会に希望の活力を送り、平和の連帯を広げる――これが我らの広宣流布運動である。その原動力は、勇気の声であり、確信の対話だ。
 いかなる宿命も誇り高き使命に変える最極の仏法に巡りあえた我らだ。黙っていては何も変わらない。自他共の幸福へ、今日という一日を、断固と祈り、語り、勝ち切っていこうではないか!

御書と歩む 25 SGI会長が贈る指針    (2016・7・9付 聖教新聞)

わが誓いを果たし抜け

 いかにも今度・信心をいたして法華経の行者にてとをり、日蓮が一門となりとをし給うべし、日蓮と同意ならば地涌の菩薩たらんか(諸法実相抄、1360㌻)

通解 なんとしてもこのたびは、信心を貫いて、法華経の行者として生き抜き、日蓮の一門となり通していきなさい。日蓮と同意であるならば、地涌の菩薩であろうか。

同志への指針
 大聖人と「同意」の広布に生きる我らは皆、地涌の菩薩である。地涌の菩薩は、いかなる苦悩にも断じて負けない。誉れの誓願に生き抜く「歓喜」と「充実」の不退の生命である。
 途中で歩みを止めれば、栄光はつかめない。苦しい時こそ、「なりとをし」との仰せのままに誓いを貫くのだ。共々に走り抜いて、勝利の凱歌を轟かせようではないか!

御書と歩む 26 SGI会長が贈る指針    (2016・ 7・21付 聖教新聞)

親孝行こそ最高の人間の道

 人となりて仏教を信ずれば先づ此の父と母との恩を報ずべし、父の恩の高き事・須弥山猶ひきし・母の恩の深き事大海還って浅し、相構えて父母の恩を報ずべし(上野殿御消息、1527㌻)

通解 成人して仏教を信じるようになれば、まずこの父と母との恩を報ずべきである。父の恩の高いことは須弥山さえもなお低いほどであり、母の恩の深いことは大海もかえって浅いほどである。心して父母の恩を報ずべきである。

同志への指針
 わが未来部の太陽の友よ!
 大聖人は、17歳の南条時光に報恩という人間の最も正しい道を示された。親孝行は、特別なことではない。日に2、3度、親に笑顔を見せることが大切とも教えられている。明るく賢く感謝を表そう!
 信心を受け継ぎ、元気に成長することが最高の恩返しとなる。題目を力として大いに学び鍛えゆけ! 皆の健康と勝利を祈り待っている。

御書と歩む 27 SGI会長が贈る指針   (2016・ 8・6付 聖教新聞)

親孝行こそ最高の人間の道

 本より学文し候し事は仏教をきはめて仏になり恩ある人をも・たすけんと思ふ(佐渡御勘気抄、891㌻)

通解 (私、日蓮が)もともと学問をしたのは、仏教を究めて仏になり、恩ある人をも助けようと思った故である。

同志への指針
 仏法の真髄を探究することは、生命の大境涯を開き、縁の人々を幸福へ導く力を持つことだ。この大聖人の御精神のままの学会教学である。
 青年が民衆救済の大哲学を学び実践する中で、智慧聡達のリーダーに育てば、立正安国の沃野は更に広がる。
 〝最極の哲理を学んだ感動を語らずにはいられない〟という、「錬磨」即「歓喜」の研鑽の夏であれ!

御書と歩む 28 SGI会長が贈る指針   (2016・ 8・12付 聖教新聞)

知性と人格を磨き抜け

 釈迦如来の悟の如く一切衆生の悟と不同有ること無し故に如来の智慧を信ずるは即ち妙法なり所謂南無妙法蓮華経の智慧なり(御義口伝、792㌻)

通解 釈迦如来の覚りと一切衆生の覚りは異なることはない。ゆえに、如来の智慧を信じるというのは、すなわち妙法を信じるということである。如来の智慧とは、いわゆる南無妙法蓮華経の智慧である。

同志への指針
 生命尊厳の極理を学び、民衆の大地で「立正安国」に奔走する地涌の学徒には、いかなる苦難も打開し、希望へ、勝利へと導く仏法の智慧が、尽きることなく湧いてくる。
 創価の俊英たる男女学生部よ! 人類が待ち望む万人の幸福と平和な社会のために、行学の二道を歩み抜いてくれ給え! 一流の知性と人格のリーダーを、さらに陸続と送り出そうではないか!

御書と歩む 29 SGI会長が贈る指針    (2016・ 8・19付 聖教新聞)

師弟共戦の旅路は永遠

 さても・さても去る十二日の難のとき貴辺たつのくちまで・つれさせ給い、しかのみならず腹を切らんと仰せられし事こそ不思議とも申すばかりなけれ(四条金吾殿御消息、1113㌻)

通解 それにつけても、去る12日の難(文永8年9月12日の竜の口の法難)の時、あなた(四条金吾)は竜の口の刑場まで連れそってくださり、そればかりではなく、腹を切ろうと言われたことは、不思議といおうか、とても言い表せないほどである。

同志への指針
 竜の口の法難で、日蓮大聖人にお供した四条金吾は、我ら壮年部の鑑である。いざという時に師子王の心で戦い抜くのが、創価の丈夫だ。
 広布の黄金柱たるわが友よ! 信心に定年はない。年々歳々、生命の輝きを増していけるのが、我らの強みだ。
 三世を荘厳する発迹顕本の人生劇を、我ら久遠の盟友は今日から、ここから、威風堂々と始めようではないか!

御書と歩む 30 SGI会長が贈る指針    (2016・ 8・22付 聖教新聞)

どこまでも健康第一で

 この仏・不死の薬をとかせ給へり・今の妙法蓮華経の五字是なり、しかも・この五字をば閻浮提人病之良薬とこそ・とかれて候へ(妙心尼御前御返事、1479㌻)

通解 この仏は不死の薬を説かれたのである。今の妙法蓮華経の五字がこれである。しかも、この五字こそ閻浮提の人の病の良薬と説かれている。

同志への指針
 夫の病と闘う婦人に最大の勇気を送られた一節である。
 生老病死の苦悩を打開する最高の良薬を持つ我らに恐れるものはない。人生を決めるのは、この大確信である。
 誰人も、思いもよらない病気や悩みに直面する時がある。しかし、必ず変毒為薬できるのが、妙法である。朗々たる師子吼の題目で、胸中に希望の太陽を昇らせ、一切の苦難を断じて打ち破るのだ。

御書と歩む 31 SGI会長が贈る指針    (2016・ 9・6付 聖教新聞)

善のスクラムを築きゆけ

 甲斐無き者なれども・たすくる者強ければたうれず、すこし健の者も独なれば悪しきみちには・たうれぬ(三三蔵祈雨事、1468㌻)

通解 ふがいない者でも、助ける者が強ければ倒れない。少し強い者でも独りであれば、悪い道では倒れてしまう。

同志への指針
 人間を強くするのは、人との絆である。学会は、善友が支え合い、共々に勝利する最極のスクラムなのだ。
 後輩や新しき友を、「自分以上の人材に!」と願い、激励する。共に祈り、共に学び、共に動く──このリズムから広布の希望の胎動は始まる。
 「あの励ましがあったればこそ!」と感謝されゆく、冥の照覧のドラマを誇り高く綴りゆこう!

御書と歩む 32 SGI会長が贈る指針    (2016・9・14付 聖教新聞)

わが婦人部に幸福あれ

 法華経は女人の御ためには暗きに・ともしび・海に船・おそろしき所には・まほりと・なるべきよし・ちかはせ給へり(乙御前御消息、1220㌻)

通解 法華経は、女性のためには、暗い夜にはともしびとなり、海を渡るときには船となり、恐ろしい所では守護役となると(薬王品で)誓われている。

同志への指針
 信心強き女性を、諸天善神は必ず守る。断固と護り抜く──これは法華経を貫く誓いである。
 自行化他の題目を唱え、家庭で、地域で、社会で奮闘する婦人部の皆さまを、御本仏は最大に讃えておられる。
 今、幸福と平和のヒロインたちの対話の光が列島を包んでいる。歓喜の花、友情の花、健康長寿の花、そして福徳無量の花よ、万朶と咲き薫れ!

御書と歩む 33 SGI会長が贈る指針    (2016・9・23付 聖教新聞)

仏法の人間主義を時代精神に

 法華経は露・涓・井・江・小河・大河・天雨等の一切の水を一渧ももらさぬ大海なり(報恩抄、324㌻)

通解 法華経は、露、小さな流れの水、井戸の水、川の水、小さい川、大河、空から降る雨などのあらゆる水を、一滴ももらさず収める大海である。

同志への指針
 法華経は〝大海の経典〟である。一切の智慧を包含している。この最極の哲学こそ、無上宝珠を得る直道だ。
 教学研鑽に挑む若き友よ! 勇んで行学の二道に励み、仏法の人間主義を学び抜け!
 混迷の世の闇を照らす「知勇」と「福智」のリーダーを世界の民衆が待っている。仏法の大研鑽運動は、人類の未来を開く羅針盤なのだ。

御書と歩む 34 SGI会長が贈る指針    (2016・9・29付 聖教新聞)

多宝の父母のご多幸を祈る

 国も・へだたり年月もかさなり候へば・たゆむ御心もやとうたがい候に・いよいよ・いろをあらわしこうをつませ給う事・但一生二生の事にはあらざるか(国府入道殿御返事、1323㌻)

通解 (身延と佐渡は)国も遠く隔たり、(私〈大聖人〉が佐渡を離れてから)年月も重なっているので、弛む心もあるのではないかと心配していたが、(あなた〈国府尼〉が)いよいよ強盛な信心の姿を表し、功徳を積まれていることは、ただ一生、二生だけの浅い縁ではないのであろう。

同志への指針
 遠く離れようとも、大聖人との心の絆を胸に、佐渡の国府尼は、仲良き千日尼たちと共に信仰を貫き通した。
 創価の尊き多宝の父母も同じである。幾たびの嵐を耐え抜き、全てをなげうって共に戦ってくださった。
 ついに今、夢に見た壮大な一閻浮提広布の新世界が現れている。わが大長者の皆さまに、ますますの長寿と大福徳あれ! どうか、お達者で!

御書と歩む 35 SGI会長が贈る指針    (2016・10・6付 聖教新聞)

生涯不退の信心を

 秋のいねには早と中と晩との三のいね有れども一年が内に収むるが如く、此れも上中下の差別ある人なれども同じく一生の内に諸仏如来と一体不二に思い合せてあるべき事なり(十如是事、411㌻)

通解 秋の稲には早稲と中稲と晩稲と三種の稲があっても、いずれも一年のうちに収穫できる。同じように、この仏法において、衆生の機根に上根・中根・下根の違いがあっても、皆、同じく一生のうちに、諸仏如来と一体不二となる(成仏できる)と思い合わせていくべきである。

同志への指針
 全ての人が平等に、この一生のうちに最高の幸福境涯を開くことができる。これが日蓮仏法である。
 嵐の日も秋霜の日もある。しかし、丹精込めた稲が試練を越えて黄金の実りを迎えるように、我らには必ずや生命の凱歌を轟かせる時が到来するのだ。
 不退の信心あらば、人生勝利の栄冠は燦然と輝く。ここに大歓喜の一生成仏がある。

御書と歩む 36 SGI会長が贈る指針    (2016・10・13付 聖教新聞)

苦労は全て偉大な使命に

 経に云く「或説己身或説他身」等云云即ち仏界所具の十界なり(観心本尊抄、240㌻)

通解 法華経寿量品には「或は己身を説き、或は他身を説き、或は己身を示し、或は他身を示し、或は己事を示し、或は他事を示す」と説かれている。これは仏界に十界を具する文である。

同志への指針
 仏はわが身に十界のさまざまな姿を現しながら自在に法を説き、衆生を救っていく。十界を全て、民衆救済の智慧として生かしていくのだ。
 私たちもそうだ。自分が悩んだ分、悩む友の心が分かる。自ら労苦を惜しまないから、皆の苦労が分かる。
 苦難には深い意味がある。慈折広布の偉大な使命を果たすために必ず生かされる。これが変毒為薬の妙法だ。

御書と歩む 37 SGI会長が贈る指針    (2016・10・20付 聖教新聞)

「人生は強気でいけ!」

 各《おのおの》にはおづる事なかれ、つよりもてゆかば定めて子細いできぬとおぼふるなり(聖人等御返事、1455㌻)

通解 あなた方は恐れてはならない。いよいよ強く進んでいくならば、必ず事の次第が明らかになる(何らかの現証が現れる)と思われる。

同志への指針
 勇気ある信心を貫けば、必ず実証を示すことができる。「人生は強気でいけ!」とは恩師の叫びであった。
 「断じて勝つ」と決めて祈り、行動することだ。信心で破れない壁など絶対にない。
 わが創価の青年よ! 題目の師子吼で、恐れず嘆かず惑わず前へ進むのだ。「師子王の心」を取り出して攻めゆけ! 「太陽の心」で使命の青春を朗らかに勝ち飾れ!

御書と歩む 38 SGI会長が贈る指針    (2016・10・27付 聖教新聞)

心を軽くすることが「励まし」

 我れ等は仏に疑いなしとをぼせば・なにのなげきか有るべき、きさきになりても・なにかせん天に生れても・ようしなし、竜女があとをつぎ摩訶波舎波提比丘尼のれちにつらなるべし、あらうれし・あらうれし(富木尼御前御返事、976㌻)

通解 我らが仏になることは疑いないと思えば、何の嘆きがあろうか。皇妃になっても、また天上界に生まれても何になるだろう。竜女のあとを継ぎ、摩訶波舎波提比丘尼の列に並ぶことができる。なんとうれしいことだろうか。

同志への指針
 皆が仏になるための信心である。全てに意味がある。
 苦しい試練も、大成長への時と定めれば、勇気が湧く。本来持っている仏の力を確信すれば、不安は消え去る。友が心軽く前へ進めるように温かく励まし続けることだ。
 友を思う祈りは、必ず伝わる。心を通わせながら、共々に未来へ希望を見いだしていこう。わが生命の息吹で勇気と歓喜の波動を広げるのだ。

御書と歩む 39 SGI会長が贈る指針    (2016・11・3付 聖教新聞)

黄金柱と謳われゆけ

 中務三郎左衛門尉は主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ねもよかりけり・よかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ(崇峻天皇御書、1173㌻)

通解 中務三郎左衛門尉(四条金吾)は、主君に仕えることでも、仏法に尽くすことでも、世間における心掛けでも、非常に立派であった」と、鎌倉の人々に言われるようになりなさい。

同志への指針
 どんな嵐にも揺るがぬ柱こそ妙法の丈夫《ますらお》だ。壮年は試練を勇敢に越え、社会で黄金の輝きを放つのだ。信念と誠実の行動は周囲の理解を生む。理解の積み重ねが共感になり、さらに信頼と広がる。
 男子部を卒業した友も、これからが本舞台と、いよいよ「壮《さか》んに」生命の威光勢力を倍増させてくれ給え。私も壮年部だ。地域の尊き勇士たちと共に、愉快に立ち上がろう!

御書と歩む 40 池田先生が贈る指針    (2016・11・11付 聖教新聞)

人生を輝かせる「幸福学」を

 返す返す此の書をつねによませて御聴聞あるべしへ(新池御書、1444㌻)

通解 かえすがえす、この書を常に読ませて、お聞きなさい。

同志への指針
 教学部任用試験(仏法入門)を目指し、尊く麗しい研鑽のスクラムが広がっている。
 御書を心肝に染めれば、誰もが「一生成仏」の大道を歩める。大聖人の大境涯を拝すれば、いかなる苦難にも屈しない勇気と智慧が漲る。
 最極の「幸福学」「希望学」「平和学」の入門である。どうか、世界一の生命哲学を有意義に学び、大歓喜の人生を開きゆかれんことを!

御書と歩む 41 池田先生が贈る指針    (2016・11・17付 聖教新聞)

今こそ大法弘通の「時」なり

 今は已に時いたりぬ設とひ機なくして水火をなすともいかでか弘通せざらむ、只不軽のごとく大難には値うとも流布せん事疑なかるべき(諫暁八幡抄、585㌻)

通解 今はすでに時期が到来している。たとえ機がなくて水火のように反発してきたとしても、どうして法華経を弘通せずにいられようか。ただ不軽菩薩のように、大難に遭ったとしても、この大法が流布することは疑いない。

同志への指針
 広布拡大の「時」なり――この御本仏の大確信のままに、学会は、いかなる三障四魔が競い起ころうとも、大法弘通の時と定め、人類の幸福と平和の連帯を創り広げてきた。福徳は計り知れない。
 不軽菩薩の如く、不撓不屈の信念で、一人また一人と語り抜く中に、新しい拡大の道が必ず開かれる。世界は仏法を求めている。今こそ、大情熱で希望の対話を!

御書と歩む 42 池田先生が贈る指針    (2016・12・3付 聖教新聞)

苦難を耐え忍ぶ人こそ仏

 忍辱は寂光土なり此の忍辱の心を釈迦牟尼仏と云えり(御義口伝、771㌻)

通解 (娑婆世界の妙法弘通は「大忍辱の力」による。ゆえに)忍辱とは寂光土である。この忍辱の心を、釈迦牟尼仏というのである。

同志への指針
 仏とは何か。人間社会の苦悩からかけ離れた伽藍で、悟り澄ました存在ではない。泥沼の如き娑婆世界の真っただ中で、どんな苦難も耐え忍び、他者に尽くす行動を続ける「忍辱の人」なのである。
 我らは自行化他の題目を唱え、忍耐強く広布のために戦い抜くのだ。「能忍(能く忍ぶ)」の闘争で、皆に希望を広げ、「今いる場所」を寂光土と光り輝かせていくのだ。

御書と歩む 43 池田先生が贈る指針    (2016・12・7付 聖教新聞)

若々しく青年拡大の年へ

 三十三のやくは転じて三十三のさいはひとならせ給うべし、七難即滅・七福即生とは是なり、年は・わかうなり福はかさなり候べし(四条金吾殿女房御返事、1135㌻)

通解 三十三歳の厄は転じて三十三の幸いとなるであろう。七難が即ち滅し七福が即ち生ずるというのはこれである。年は若返り、福は重なるであろう。

同志への指針
 いわゆる〝厄年〟さえ、幸い多き年へと転じられるのが信心だ。妙法という生命の蘇生の大法を行ずる我らは、年齢を重ねようと、心はいよいよ若々しく、生き生きと輝いていける。
 今日も題目根本にわが胸に元初の太陽を昇らせ、生まれ変わった息吹で前進しよう! 皆が青年の心で、青年と共に、青年を糾合し、爽快に生涯青春の劇を飾りゆくのだ。

御書と歩む 44 池田先生が贈る指針    (2016・12・17付 聖教新聞)

師弟の道を堂々と歩み抜け

 総じて日蓮が弟子と云って法華経を修行せん人人は日蓮が如くにし候へ、さだにも候はば釈迦・多宝・十方の分身・十羅刹も御守り候べし(四菩薩造立抄、989㌻)

通解 総じて日蓮の弟子といって法華経を修行する人々は、日蓮のようにしなさい。そうするならば、釈迦仏、多宝仏、十方分身の諸仏、十羅刹女も必ず守護されるであろう。

同志への指針
 「日蓮が如く」──これが、創価の師弟の魂である。
 ゆえに、何があろうとも微動だにしない。いかなる大難にも、三世十方の仏天から厳然と守られてきたのだ。
 私は、今も日々、胸中の戸田先生と対話しながら、大聖人直結の慈折広宣流布の道を歩み抜いている。
 この師弟の道こそ、永遠に行き詰まりのない、所願成就の無上道であるからだ。

御書と歩む 45 池田先生が贈る指針    (2016・12・22付 聖教新聞)

強盛な祈りで絶対無事故を

 前前の用心といひ又けなげといひ又法華経の信心つよき故に難なく存命せさせ給い(四条金吾殿御返事、1192㌻)

通解 (あなた〈四条金吾〉は敵人に狙われたが)普段からの用心といい、また勇気といい、また法華経への信心が強盛な故に、無事に存命された。

同志への指針
 御本仏は、門下の無事安穏と絶対勝利の道を示してくださっている。それは「前前の用心」「勇気」「強き信心」である。その御指南を胸に、四条金吾は勇敢に重大な危機をくぐり抜けた。師弟で勝ち取った変毒為薬である。
 慌ただしい年末年始。油断は大敵である。いやまして、魔を打ち破る強盛な祈りを忘れまい。どうか、聡明に健康・無事故の一日一日を!

御書と歩む 46 池田先生が贈る指針    (2016・12・28付 聖教新聞)

陰の労苦に心から感謝

 かかる乱れたる世に此のとのを・つかはされたる心ざし大地よりも・あつし地神定めてしりぬらん・虚空よりも・たかし梵天帝釈もしらせ給いぬらん(同生同名御書、1115㌻)

通解 このような乱れた世に、この殿(四条金吾)を佐渡の地まで遣わされたあなたの真心は大地よりも厚い。必ず地神も知っていることであろう。またその真心は虚空よりも高い。きっと梵天・帝釈も知られていることであろう。

同志への指針
 尊き全同志の一年の奮闘に心から感謝申し上げます。
 悪世末法が深まる中、広宣流布に邁進しゆく皆さま方に、御本仏の御賞讃はいかばかりか。大聖人は、法難の地へ家族を送り出した「陰の志」まで最大に讃えておられる。「冥の照覧」とは、絶対にして絶大なのである。
 一家眷属を包む三世永遠の大福運を確信して、心も軽く走り舞いゆこう!
2016-12-30 : 御書と歩む :
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