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キルギス共和国 ウズゲン工科教育大学「名誉博士号」授与式への謝辞

キルギス共和国 ウズゲン工科教育大学「名誉博士号」授与式への謝辞(代読)  
                           (2016・3・13 創価大学本部棟)

 中央アジア・キルギス共和国の「オシ工科大学ムルズブライモフ記念ウズゲン工科教育大学」から、同大学初の「名誉博士号」が、創価大学創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に授与された。世界平和建設への長年にわたる尽力を讃えたもの。授与式は12日、アサンベク・アクマタリエフ学長、キルギス民族会議理事会のベックテミル・ムルズブライモフ理事長、キルギス・ロシア教育アカデミー学長補佐の伊藤広宣氏が出席し、東京・八王子市の創価大学本部棟で行われた。

 「私は若き日から、池田博士を世界的な哲学者として敬愛しておりました」
 「なぜなら、わが国の文豪アイトマートフ氏と池田博士との対談集『大いなる魂の詩』を読み、深く感銘を受けた一人だからです」
 ――アクマタリエフ学長はSGI会長との〝出会い〟をこう振り返る。
 同対談集のロシア語版は1994年に発刊。ロシア文学論やペレストロイカの歴史的意義、核時代と人類益などをテーマとした語らいは、教材として用いる大学があるほど、キルギスでは広く人々に読まれている。
 学長は続ける。
 「池田博士は〝人はいかに生きるべきか〟〝どのような世界を目指すべきか〟という命題について、自ら模範を示しておられます。ゆえに池田博士に、名誉博士号を授与できることは、誠に光栄なことなのです」
 キルギス南部のオシ州ウズゲン市に立つウズゲン工科教育大学。歴史的に、多民族が共存する同地域にあって、さらなる相互理解と繁栄の未来を築くべく、95年にオシ工科大学の分校として開校。2002年に現大学として出発した。
 高等教育学部と中等職業教育学部の2学部に、教育学・経済学・自然科学等の学科を設置。1500人を超える学生が学んでいる。
 SGI会長への「名誉博士号」の授与は、厳正な審査を経て、学術評議会の全会一致で決定されたもの。同大学で第1号の名誉博士である。
 アクマタリエフ学長はウズゲン出身の38歳。オシ国立大学を卒業後、ウズゲン工科教育大学の教員となり、学科長、副学長を経て昨年、現職に。若きリーダーとして大学建設に汗を流す。
 同大学に名を冠するムルズブライモフ氏は、キルギス国立科学アカデミー正会員で、これまで同国議会の教育学術委員長や大統領顧問などを歴任。
 現在は、キルギス民族会議理事会の理事長を務めている。
 ムルズブライモフ氏は、オシ工科大学の総長時代に、分校の設立に尽力。その後も、キルギス教育界の発展に貢献してきた。
 オシ国立大学の総長時代の2004年11月、池田SGI会長に「名誉教授」称号を贈り、その際、創価大学でSGI会長との出会いを結んだ。
 さらに10年8月にも、オシ人文教育大学とオシ農業大学の「名誉教授」称号授与式で再来日を果たした。
 今回、同氏はSGI会長との交友を述懐し、「池田先生との出会いは、生涯、忘れることができません。先生の一言一言が温かく、自然と心を開いて、語り合うことができました。池田先生は私にとって、家族のような存在です」と親愛の情を語った――。
 キルギス共和国の国歌で厳粛に始まった授与式では、ムルズブライモフ氏が登壇。
 「私たちの兄であり、友人である池田先生に対し、キルギスから再び、名誉学術称号を授与できることを、心からうれしく思います」と祝辞を述べた。
 その後、アクマタリエフ学長が「授与の辞」を読み上げた。
 そして「名誉博士」の学位記が同学長から馬場創大学長に託されると、ひときわ大きな拍手が会場を包んだ。
 創大の田代理事長がSGI会長の謝辞を代読した。
 この日、アクマタリエフ学長に「創大最高栄誉賞」「創価友誼之証」、ムルズブライモフ氏に「創大教育文化賞」が贈られた。


アクマタリエフ学長の授与の辞

人々と調和していくため いかに生きるかを示した

 本日、私は、世界的なヒューマニストであられる池田大作博士に対して、キルギス共和国の地方高等教育機関の中でも先端を行く「オシ工科大学ムルズブライモフ記念ウズゲン工科教育大学」の高位の称号である名誉博士号を授与する栄誉に浴しました。
 池田博士は、SGI会長として、地球上の平和と安穏のために不滅の全人類的価値の拡大に献身的に尽力されている人物として、日本だけでなく、国外でも知られています。
 池田博士は、文化交流を通して、民族間や国家間の調和と相互理解、友情、協力などの価値ある目的を達成するために、創価学園、創価大学、民主音楽協会、東京富士美術館、さまざまな研究機関、文化施設を国内外に設立されました。
 世界各国における写真展の開催、詩や童話の創作、世界の一流大学での哲学に関する講演等、池田博士の多岐にわたる活動は、平和や寛容、民族間の友好などの思想の普及に大きく資するものであります。
 また、世界の著名な学者や哲学者、社会活動家、作家らと語り合い、人類が直面する喫緊の問題とそれに対する答えを探究し、多くの対談集を編んでこられました。
 そこから池田博士の深い思想や信念を理解することが私たち全てにとって、いかに重要であるかということを特に申し上げたいと思います。
 わがキルギスが生んだ偉大な作家であるチンギス・アイトマートフ氏との対談集『大いなる魂の詩』(『池田大作全集』第15巻所収)では、昔から存在し、世代を超えて人類を不安にさせているテーマが掘り下げられています。
 不安に満ちた今の世界において、全ての人々との調和のために、真の人間とはどう生きるべきかという優れた模範を示されている池田博士に、わが大学の名誉学術称号を授与することができ、心よりうれしく、また、誇りに思います。
 終わりに、親愛なる池田博士のご健康をお祈り申し上げるとともに、人生の全てにおいて幸あれと念願いたします(大拍手)。

SGI会長の謝辞

民衆と共に! 正義の人材山脈を
勝利の峰へ 勇気で進め
キルギスの格言「真の人間なら鋼鉄の如く強くあれ」
行動こそ幸福のスクラム広げる力
君よ人類のため学び抜け 挑戦の中で可能性は開花


 一、私は、今、詩心あふれる貴・キルギス共和国が生んだ20世紀の民衆詩人・トコムバエフ先生の至言を、しみじみと思い起こしております。
 それは、「友情の法則に従い、我らは強靱となる。世界に、友情ほど確実なものは断じてない」という言葉であります。
 私たちが、偉大な教育者であられるムルズブライモフ博士を創大祭・白鳥祭にお迎えしたのは、12年前の秋でありました。以来、博士と結んだ、かけがえのない黄金の友情は、いよいよ輝きを増しております。とともに、博士との友情によって、貴国の学術教育界との交流は一段と大きく開かれ、次代の世界市民の連帯を幾重にも広げることができたのであります。
 このたびも博士は、若き英邁なアクマタリエフ学長、また、本学の誉れの卒業生である伊藤先生とご一緒に、新たな出会いを心広々と刻んでくださいました。
 光栄にも、本日、シルクロードの要衝たるキルギス共和国に輝く知性の殿堂・ウズゲン工科教育大学より、私は最上に意義深き名誉博士の学位を賜りました。
 この栄誉を、私は、わが不二の創大生、短大生をはじめ、全世界の創価後継の青年たちと一緒に、人類を結ぶ友情と平和のシルクロードを、さらに開きゆく決意を込めて、謹んで拝受させていただきます。誠に誠に、ありがとうございました。
 尽きせぬ感謝を込めて、ここでは貴国の偉大な精神性に学びつつ、未来を照らす「人間教育」の指標を3点、確認させていただきたいと思います。

一歩を踏み出す

 一、第1に、「きょうも学びの一歩を! 自身と人類の生命の潜在力を開発せよ」ということであります。
 貴大学が屹立するウズゲンは、中世よりカラ・ハン朝の都として繁栄し、ロマン薫る偉大な文化を創出してこられました。
 さらに、貴国で名高い、良質な米を産み出されていることでも知られております。
 この悠久にして、豊穣なる「文明の十字路」にあって、青年の生命の大地を耕し、無窮の英知と創造力を引き出しておられるのが、貴・ウズゲン工科教育大学なのであります。
 千年の昔、キルギスの大詩人・バラサグンは、「知恵とは、歓喜の中の歓喜なり。それは、行動によって、正義となり、幸福をもたらす」と謳い上げておりました。
 尊敬してやまないムルズブライモフ博士は、まさしく、この歓喜あふれる「知恵」と「正義」と「幸福」の人間教育のスクラムを、若き日から、たゆまず拡大してこられたのであります。
 博士は、ご自身の尊い尊い苦学の経験を踏まえられながら、温かく学生たちを支援し、力強く「生涯学習」のエールも送り続けておられます。
 ――一人一人がまだまだ「開発しきれていない潜在力」を秘めている。命ある限り、開かれた心で、いつでも何かを学んでいこうではないか、と。
 生命を蹂躙する暴力が渦巻く現代世界にあって、学ぶことそれ自体が、自身と人類の生命を信じ、守り、いやまして尊厳ならしめていく挑戦であるといっても、決して過言ではありません。
 ゆえに、私たちは、教師も学生も一体となり、世界の友と手を携えながら、きょうも、生き生きと張り切って、学びの一歩を踏み出していこうではありませんか(大拍手)!
 一、第3に申し上げたいのは、「民衆と苦楽を共に! 正義の人材山脈を築きゆけ」という点であります。
 私の大好きな貴国の箴言に、「魚の一生は湖と共に 勇者の一生は民衆と共に」とあります。
 私が深く感銘するのは、貴大学で薫陶された英才たちが、愛する郷土をはじめ、社会でも、世界でも、民衆奉仕の活躍をなされていることです。
 幾たびとなく語り合い、対談集を発刊した貴国の信念の大知性・アイトマートフ先生が語られていた一言が、私は忘れられません。
 それは「才能とは責任感の異名なり」と。
 大学では、何のために学ぶのか。
 大学で身に付けた英知は、誰のために使うのか。
 あくまでも、「民衆の幸福」のためであります。
 この責任感に徹する時、真実の才能は行き詰まることなく、十全に発揮されるのでありましょう。
 私が何よりもうれしいことは、わが創価教育の出身者が、毀誉褒貶の風などに紛動されることなく、それぞれの使命の道で、民衆と苦楽を共に断固として奮闘を貫いてくれていることであります。
 共々に「正義の人材山脈」を築きゆく創価同窓の友に、私は、トコムバエフ先生の獅子吼を贈りたい。
 すなわち「私は民衆の幸福を謳う、その幸福を守りゆくために! そして、敵の砲弾には、山となって立ちはだかり、精神の力によって、この民衆の幸福を守り抜くのだ」と。

忍耐は黄金なり
 一、第3として、「不屈の勇気で前進を! 粘り強く勝利の峰を制覇せよ」と申し上げたい。
 幾多の文明の栄枯盛衰を越えて、誇り高く生き抜いてこられたキルギスの民は「不屈の精神を具えた民族」と賞讃されています。
 格言の宝庫たるキルギスには、「忍耐――それは黄金なり」とも、「正真正銘の人間であるならば、鋼鉄の如く強くあれ」ともあります。
 ムルズブライモフ博士も、「強靱なる鋼鉄」という素晴らしい意義のお名前を持っておられます。
 あの東日本大震災より5年、わが東北の友は、まさに「鋼鉄」の如く不屈の精神で、復興に進み抜いてこられました。
 きょうは、東北から、わが大学に学び、希望の旭日の光を放ってくれている皆さんも出席してくれております(大拍手)。
 本当にありがとう! 送り出してくださった、ご家族にもくれぐれもよろしくお伝えください。
 アクマタリエフ学長は、常々、愛する学生たちに対して、「ひとたび始めたら恐れるな!」と励まされ、「あらゆる障害を乗り越えて、すべてを勝ち取れ!」と勇気づけておられます。
 創価の負けじ魂とも響き合っております。
 貴国の大空高く聳え立つ天山山脈の最高峰は、その名も「勝利峰」。「勝利の峰」であります。
 我らは、友のため、父母のため、社会のため、そして、人類の未来のために、敬愛するキルギスの青年たちと共々に、断固として青春と人生の「勝利の峰」へ、邁進していこうではありませんか!
 一、ウズゲンの天地には、貴国の伝説の大英雄・マナスの像が立ち、若人の前途を見守っています。
 終わりに、世界の宝の叙事詩「マナス」の一節に、私たちの心意気を託させていただきます。
 「前進する者は勝利する。
 勇敢なる者は立ち止まってはならない。
 勇敢なる者は断じて勝利するのだ。
 勇敢なる者を勝利の喇叭が呼ぶ。
 勇敢なる者を前進させよう!」と。
 キルギス共和国、万歳! ウズゲン工科教育大学、万歳! と叫び、私の謝辞とさせていただきます。
 チョン・ラフマット!(キルギス語で「誠にありがとうございました!」)(大拍手)
2016-05-07 : スピーチ・メッセージ等 :
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