勝利の人間学 94〜97

第94回 正義の大言論戦を   (2016.4.20付 創価新報)

言葉の力で時代を動かせ
 御聖訓には、「仏は文字《もんじ》に依って衆生を度し給うなり」(御書 153㌻)と記されている。
 希望の言葉が人を動かし、時代を動かす。
 戸田先生は、「言論戦で広宣流布を切り開こう」と語り、聖教新聞を創刊された。この4月20日で、満65年である。「日本中、世界中の人に読ませたい」との恩師の願いもまた、後継の君たちが受け継いでもらいたい。
 「建設を また建設と 若人が
   人のためにと 平和のためにと」
 わが青年部の機関紙「創価新報」の創刊号に寄せて、私が贈った一首である。
 青年が「非暴力の武器」「文化の武器」である言論を勇敢に放ち、人のために献身しゆく日々こそ、平和の建設に直結するのだ。

勇気の対話が信頼を広げる
 日蓮大聖人は、女性の門下に、「法華経をいくら謗ろうとも、宝石が石にならないように、法華経の偉大さは少しも損ずることはない」(同1114㌻、趣意)と仰せである。
 真実は真実だ。正義は正義だ。誰が何と言おうと、恐れることはない。
 誤った認識や偏見は、聡明に正して、善に目覚めさせていくことが、本当の慈悲である。
 悪や嘘がまかり通れば、人の心は濁り、社会は乱れる。惑わされてはならない。
 青年ならば、鋭く見破ることだ。胸を張って正義を言い切ることだ。その勇気が真の信頼を広げることを忘れまい。

前進! 破邪顕正の精神で
 「立正安国論」は、客と主人が、相次ぐ災害や飢饉、疫病に苦しむ人々を目の当たりにして、共に憂慮するところから始まる。
 途中、客は顔色を変えて反発し、席を立とうとするが、主人は「咲《え》みを止《とど》めて」(同24㌻)──笑顔をたたえて悠然と対話を続ける。
 破邪顕正の精神は、朗らかにして粘り強い確信の対話となって表れる。納得と共感を勝ち取る語らいは、こちらの一念にかかっている。強盛な祈りで生命力を満々と漲らせ、一人一人を味方にする対話に打って出よう!

第95回 成長と向上の青春たれ   (2016.5.4付 創価新報)

試練と苦闘に栄光の未来が

 熊本・大分の地震に際し、被災された方々にあらためてお見舞いを申し上げるとともに、支援に尽力してくれている九州をはじめ青年部の尊き献身に、心から感謝申し上げたい。
 思えば、阪神・淡路大震災の折・青年部として奮闘してくれた同志が、その労苦の体験をカに転じ、21年を経た今、見事なる広布と社会の指導者群として大活躍している。
 5年前の東日本大震災を乗り越えてきた東北の青年部・未来部のメンバーたちも、何と立派に成長していることか。
 愛する九州の若き地涌の友も、この試練を断じて変毒為薬しながら、必ずや栄光の未来を勝ち築いてくれることを、私は信じている。

「信」の一字で明日を開け!
 御義口伝には、「一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり」(御書725㌻)と仰せである。
 正しき「信」こそ、仏道修行の根本である。
 強き「信」こそ、一切の魔を破るカである。
 大宇宙の究極の法則である妙法を信受し、広宣流布のため、立正安国のため、行動したことは、全部、自分の生命に返ってくる。
 すべてが、仏になるための労苦なのだ。御本尊を信じ、自分を信じ、未来を信じて、恐れなく勇敢に戦い、大きく境涯を開こう!

きょうも一歩前進の指揮を
 「日に日に向上して、心に笑《え》む可《べ》きのみ」と、戸田先生は、若き日の日記に記された。師と仰ぐ牧ロ先生にお会いした頃である。
 「日々向上」が、創価の青年の特権だ。
 その爽快なる推進力が信心である。きょうも勝つために、強盛な祈りから出発するのだ。
 「苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとな《唱》へゐ《居》させ給へ」(同1143㌻)との仰せの如く、題目を唱え抜いて前へ進むのだ。
 一番大変な時に、一番偉大な歴史を創れる。
 わが不二の愛弟子よ、師弟誓願の五月三日より、朗らかに一歩前進の指揮を頼む!

第96回 新たな金字塔を君たちが   (2016.5.18付 創価新報)

みずみずしい学びの心で
 新社会人の友が、生き生きと使命の場で活躍する姿は、まことに清々しい。
 失敗することもあるだろう。だが、失敗から学ぶことは多い。若いのだから、臆さず怯まず、何があっても朗らかに学んでいくのだ。良き先輩から、どんどん吸収していくのだ。
 戸田先生は、「自分の勤めに楽しみと研究を持ち、そして、自らの持ち場をがっちりと守れ」とよく語られていた。
 みずみずしい学びの心と、不屈の挑戦の根性がある限り、決して行き詰まらない。知性の探求と行動があるか否かで、青年は決まる。
 疲れをためず健康第一で! 健闘を祈る!

青春の勇戦を思い切り
 御聖訓には、「師子王は前三後一と申して・あり《蟻》の子を取らんとするにも又たけ《猛》きものを取らんとする時も・いきをひ《勢》を出す事は・ただをな《同》じき事なり」(御書1124㌻)と説かれる。
 いかなる試練も、この「師子奮迅のカ」で挑んでいくのが、創価の青年である。
 60年前の「大阪の戦い」も、不可能を可能としゆく、私と不二の若人の勇戦であった。
 大関西では、愛する男女青年部を先頭に、〝今再び〟の拡大に力走してくれている。
 自身のため、社会のため、立正安国の闘争ほど、意義ある青春の晴れ舞台はない。思い切りぶつかった分、必ず勝利の劇は開かれる。

皆のためのリーダーたれ
 「大阪の戦い」で、私が青年リーダーと確認し合った一点は、「一人一人のことを思い浮かべて真剣に祈ろう! それが〝百人が一歩前進する〟力となる」ということだ。
 皆のために自分がいる!──そう決めて祈り、戦っていけば、自分の殻が破れる。
 日蓮大聖人は、「異体同心なればかち《勝》ぬ」(同1463㌻)と仰せである。
 大事な一人一人の個性や持てる力を尊重し、生かしていこう! そして、皆が輝き光る異体同心の団結で勝ち進んでいくのだ。
 新たな60年を開く、広宣流布の不滅の金字塔を、君たちが打ち立ててくれ給え!

第97回 華陽の青春を朗らかに!  (2016.6.1付 創価新報)

一人も残らず幸福の勝利劇を
 戸田先生は、女子部を励まされた。
 「もったいなくも、御本仏と同じ生命を持っている自分自身に誇りをもちなさい。気高い心で、人生を勝ち抜くことです」と。
 最極の生命哲学を学び、実践する青春が、どれほど尊貴であるか。ゆえに、他人の言動に振り回されて、自信をなくす必要などない。自分は自分らしく、妙法と共に、同志と共に、朗らかに広宣流布に走りゆくのだ。
 正しき信仰によって福運をつけた女性には、誰も敵わない。今はたとえ大変な境遇にあっても、この信心に生きる乙女は、一人も残らず、幸福の勝利劇を飾りゆくのだ。

福智の光で周囲を照らせ
 日蓮大聖人は、健気な信心を貫く女性に、「百千万年くらき《闇》所にも燈を入れぬればあか《明》くなる」 (御書1403㌻)と教えられた。
 わが創価の乙女こそ、福智の太陽である。
 いかに時代が暗くとも、聡明な女子部がいれば、希望の智慧で照らしていける。
 殺伐とした社会でも、華陽姉妹のスクラムがあれば、慈愛の温もりを広げていけるのだ。
 太陽は何があっても弛まない。いかなる闇にも怯まない。何ものにも光を惜しまない。
 毎朝の勤行・唱題で、久遠元初の太陽をわが生命に赫々と昇らせて、家庭も、職場も、地域も、常寂光土へと輝かせていこ!

励ましの種を友の心へ!
 一番苦しんできた人が、一番幸福になる。どんな宿命も、絶対に転換できる。そう言い切って、悩める友に手を差し伸べ、一緒に乗り越えてきた。これが永遠の学会精神である。
 心田に植えられた「励ましの種」は、やがて芽を出し、大きく花開く時が必ず来る。御聖訓には、題目の力用について、「一切衆生の心中の仏性を唯一音《ひとこえ》に喚び顕し奉る功徳・無量無辺なり」(同557㌻)と仰せである。
 一人また一人に題目を送りながら、仏性を呼び覚まし、蘇生のドラマを創りゆくのだ。
 華陽の友よ、楽しく賑やかに生きよ!
 女子部の青春勝利を、私は祈り待っている。
2016-06-01 : 勝利の人間学 :
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