スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

青年不戦サミットへのメッセージ

青年不戦サミットへのメッセージ
          (2015.6.23 沖縄研修道場)

 きょう23日は「沖縄慰霊の日」。70年前のこの日、住民の4人に1人が犠牲となった沖縄戦で、日本軍の組織的な戦闘が終わった日とされる。「沖縄戦70年 世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」が、きょう、恩納村の沖縄研修道場で厳粛に営まれる。また、沖縄・広島・長崎の青年部の代表による「3県平和サミット(第24回青年平和連絡協議会)」が20、21の両日、沖縄県で行われた。池田名誉会長はメッセージを贈り、伝統のサミットを「青年不戦サミット」として新たなスタートを切るよう提案。全員の賛同をもって決議した。「沖縄慰霊の日」に寄せて、沖縄国際大学名誉教授の石原昌家氏が、沖縄青年部の平和運動の意義などを語った。


戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない

「命どぅ宝」の沖縄の心を21世紀の時代精神に!

 一、混迷深まる時代にあって、「真にあるべき変化」をもたらすことができる希望は何か──。それは「青年」であります。
 このことは、私が、沖縄でお会いした核時代平和財団のクリーガー会長との対談集の結びで深く一致した点でした。
 今、わが後継の青年部の諸君が、「SOKAグローバルアクション」の活動に若き情熱と英知を注ぎ、信頼と共感の輪を社会に大きく広げている姿こそ、何よりも頼もしい希望であります。
 そのスクラムの中核を担い立ってきた、沖縄、広島、長崎の青年部の皆さんの活躍を、「誉れの青春、ここにあり」と、最大に讃えたい思いでいっぱいです。
 一、私は、戦後20年を期して、ライフワークである小説 『人間革命』 の連載を開始しました。その冒頭を、ここ沖縄の天地で綴りました。
 「戦争ほど、残酷なものはない。
 戦争ほど、悲惨なものはない」
 約20万人の尊い命が失われた沖縄戦の悲劇、そして広島と長崎への原爆投下から70年となる本年、私はこの言葉を、師弟の精神の “印綬” として青年部の皆さんに託したい。その上で、一つの提案をしたいと思います。
 戦後70年という節目を機に、「戦争と核兵器のない世界」への時代変革の波を、さらに力強く巻き起こす決意を込めて、今回の沖縄での集いから、この3県平和サミットを「青年不戦サミット」との名称で、新たにスタートしてはどうだろうか。
 平和の世紀も、人道の世紀の建設も、「不戦の誓い」こそが一切の基盤となります。その誓いが社会の中軸にあってこそ、人類はエゴと憎悪を乗り越え、戦乱と紛争の悲劇の歴史を、平和と共生の時代へと転換していけるでありましょう。

「一人」に尽くす
 一、「命《ぬち》どぅ宝」(命こそ宝)という沖縄の心、そして「生命尊厳」の仏法哲理を体した皆さん方が、この不戦の誓いの先頭に立つ旗手であります。
 戦争の悲惨を、誰にも味わわせてはならない──この沖縄と広島と長崎で受け継がれてきた平和への痛切なる決意、そして、牧口先生、戸田先生の大精神を、青年部の皆さんが “希望の当体” となって、21世紀の世界で大きく実らせゆくことを、私はどこまでも信じてやみません。
 世界の平和も、「一人」が勇気を奮い起こし、目の前の「一人」のために心を尽くすことから始まる。そして、その行動の連鎖が、やがて人々の心を「一つ」につなげていく──。
 3月に沖縄で行われた世界青年平和大会のテーマ曲、「ONE(ワン)」の題名に込められた思いは、まさに小説 『人間革命』 に流れる主旋律と響き合うものにほかなりません。
 一、沖縄青年部が、この「ONE」をキーワードにした新しい平和運動を進めるなか、来月に、私の大切な友人である平和学者のスベレ・ルードガルド博士を沖縄に招いて、講演会を行うことを伺いました。
 ルードガルド博士が誕生されたのは、母国ノルウェーを占領していたナチスが降伏する直前の1945年4月6日。沖縄青年部の皆さんが「戦争体験の継承」を固く誓う沖縄戦が始まって間もない頃です。
 初めてお会いした時、博士は、ナチスの圧政に抵抗し、民衆の心に勇気を灯し続けた詩人エーヴェルランのことを、ノルウェーの誇りであると強調されていました。投獄されてもなお、「わたくしの心の中には春の泉がある!」(林穰二訳 『世界名詩集大成15 北欧・東欧編』 平凡社)と叫んだエーヴェルランの詩を、私が牧口先生、戸田先生の獄中闘争に思いを馳せながら読み上げた時、ルードガルド博士が真剣な眼差しで耳を傾けておられた姿が忘れられません。
 この偉大な先人の精神に連なり、平和探究の道を歩まれた博士が、尊敬する人物の一人として挙げていたのが、隣国のスウェーデンで世界初の軍縮大臣となったアルバ・ミュルダールさんでした。
 冷戦対立が深まる時代にあって、国連の軍縮会議の68人のメンバー中、唯一の女性として11年間にわたり交渉に臨んだミュルダールさんは、状況が悪化した時も絶望することなく提言を続けました。「諦めるのは人間にはふさわしくない行為」(アンゲリーカ・U・ロイッター/アンネ・リュッファー 『ピース・ウーマン』 松野泰子/上浦倫人訳、英治出版)というのが、その信条だったからです。

「勇気の声」を
 一、 “軍縮運動の良心” と呼ばれた彼女が生涯を閉じた時、ある新聞は、次のような言葉を記事に綴ったといいます。
 「語れ、まだ唇を持つ者ども
 言葉は太陽になれる
 言葉は河になれる
 言葉は扉を開き、橋を架けることができる」(同)
 わが後継の青年部の皆さんも、御聖訓に「言《ことば》と云《い》うは心の思いを響かして声を顕すを云うなり」(御書563㌻)とある通り、「正義の声」「信念の声」「勇気の声」を、自分の今いる場所でいやまして力強く響かせながら、尊き使命の大道を賢く朗らかに歩み抜いていただきたい。
 いよいよ、青年部がすべてを担い立つ時代に入りました。
 8月の広島での「核兵器廃絶のための世界青年サミット」、そして9月の長崎での「SGI世界青年平和会議」の大勝利を、万事よろしく頼みます。
 沖縄、広島、長崎の青年部の「誓いの連帯」、万歳!
2015-07-16 : スピーチ・メッセージ等 :
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

fmiokun

Author:fmiokun
FC2ブログへようこそ!

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。