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広島・長崎・沖縄 平和サミットへのメッセージ

広島・長崎・沖縄 平和サミットへのメッセージ
          (2014.8.2/3 長崎平和会館)

 広島・長崎・沖縄の青年部の代表らによる「3県平和サミット(第23回青年平和連絡協議会)」が2、3の両日、長崎市の長崎平和会館で開かれた。青年部の平和運動「SOKAグローバルアクション」の一環である。
 これには、池田大作名誉会長がメッセージを寄せ、若き情熱と力で平和の連帯の拡大をと念願した。
      ◇ 
 初日の2日には、広島・長崎・沖縄の青年部の代表が、それぞれの平和運動の現状と展望を発表。
 その後の質疑応答では、身近な平和への行動も話題になった。
 「留学生との対話の中で、お互いの理解を深めてきました。今では多くの友人ができました」「困っている人がいたら、声を掛けるようにしているという被爆者の方の言葉を大切にしています」「つながり続けたことで、小学校の同級生と平和について、真剣に語り合えるようになりました」など、参加者自身の体験が語られた。
 浅井青年平和会議議長、木下女性平和文化会議議長は、誠実な対話で平和の連帯の構築をと強調。橋元青年部長が「被爆70年の明年に向け、最重要のこの夏、核兵器廃絶を求める青年の意思を社会へ発信しよう」と述べた。
 翌3日には、被爆者で平和案内人の田中安次郎さんと共に長崎原爆資料館を訪れた。



名誉会長のメッセージ

青年よ 勇気の言論で立て

恩師の叫び
いかなる理由があろうと核兵器の使用は許さない

 「戦争と核兵器のない世界」の実現に向け、心を一つに前進を続ける、広島、長崎、沖縄の青年部の皆さん。「平和サミット」の開催、誠にご苦労さまです。
 民衆の生命と尊厳を踏みにじる戦争の魔性と闘い抜いた牧口先生、戸田先生の精神を受け継ぎ、正義と人道の若きスクラムを幾重にも広げゆく皆さんの存在こそ、私の最大の誉れであり、創価の無上の宝です。21世紀の希望です。
 主催地の長崎の皆さんをはじめ、平和の誓いを果たすため、尊い青春の情熱を燃やしゆく皆さんの健闘を、私は何よりも頼もしく見つめています。
 私たちの敬愛するマンデラ元大統領が、27年半に及ぶ獄中生活の中で、紛争と軍拡がやまない世界の現実を前に、捕われの身として忸怩たる思いにかられながらも、希望の拠り所としていたものがあります。
 それは「世界平和のために一生懸命、勇気を持って尽くしている」団体や人々が、厳然と存在していることへの期待であり、連帯感でありました。
 このマンデラ氏の忘れ得ぬ言葉に、「人間として、何もせず、何も言わず、不正に立ち向かわず、抑圧に抗議せず、また、自分たちにとってのよい社会、よい生活を追い求めずにいることは、不可能」(ネルソン・マンデラ『自由への長い道』NHK出版)とあります。これは、今から52年前(1962年)の8月、反アパルトヘイト運動の途上で逮捕された折の叫びです。
 その前年に、パグウォッシュ会議の創設者ラッセル卿が「ヒロシマ・デー(8月6日)」に核兵器反対の運動を行ったゆえに有罪を宣告されたことを踏まえ、マンデラ氏が自らも同じく良心に従い行動してきた誇りを込めて、法廷で獅子吼されたのであります。
 私たちにとって、“人間としての良心”、さらには“弟子としての誓い”に照らして、絶対に譲れないもの──それは、パグウォッシュ会議が創設されたのと同じ年(1957年)に、戸田先生が「原水爆禁止宣言」で遺訓の第一として言明された「核兵器の禁止と廃絶」にほかなりません。
 戸田先生が世界の全民衆の生存権を守り抜くために宣言なされた、いかなる理由があろうと、いかなる国であろうと、核兵器の使用は絶対に許されないとの思想は、時を経て今、国際社会で大きな潮流を形づくりつつあります。
 「核兵器の人道的影響」に関する共同声明に賛同する国々の輪は、すでに国連加盟国の3分の2を占める125カ国にまで拡大しています。
 NPT(核拡散防止条約)の成立以来、さまざまな合意がされながらも、本格的な軍縮が進まない「約束に約束が積み重なる“終わりのないサイクル”」が続いてきたと指摘されますが、それを打破するには、市民社会、なかんずく“21世紀の主役”たる青年世代が、圧倒的な意思を示す以外にありません。
 このことを考えるにつけ、私の脳裏に蘇ってくるのは、対談集を共に発刊したパグウォッシュ会議のロートブラッド博士の信念です。
 真正の勇者は、苦しんでいる人々の側に常に立つ──。原爆製造の「マンハッタン計画」から意を決して離脱し、戦後は人々の生命を救うための放射線医療の研究に従事した博士です。
 1995年に国際司法裁判所で核兵器の使用と威嚇の違法性が問われた時には、核実験の影響にさらされてきたソロモン諸島の意見陳述のサポートを買って出ました。
 厳しい審理が予想されるなかで、イギリスに住んでいた博士は国の違いを超えてソロモン諸島の代表団に加わり、陳述文書をまとめあげたのであります。
 博士は、ここ長崎、また広島、沖縄にも足を運ばれ、平和への信念をいやまして強められたことを私に語ってくださいましたが、対談を通して深く共感したのは、核廃絶の運動にあたって、博士が唯一、武器としてきたのは“勇気の言論”であったという点でした。「言葉をもって相手を説得する。それが、私たちが続けてきた平和運動の根幹だった」(ジョセフ・ロートブラット/池田大作『地球平和への探求』潮出版社)と。
 このロートブラッド博士が最も期待を寄せていたのが、平和のために勇んで行動する若い世代の存在です。私の思いもまったく同じであり、わが後継の青年部の皆さんへの全幅の信頼を込めて、博士の生涯を貫いた一言を贈りたい。
 「自分の行動に責任をもつこと。いつでも、自分は人類のために全力を尽くし働いていると、心の底から言えるように──」(同前)
 結びに、広島と長崎への原爆投下、また沖縄戦の悲劇から70年となる明年を「戦争と核兵器のない世界」への転換点にすることを目指し、若き情熱と力で平和の連帯を幾重にも大きく広げていただきたいと念願し、私のメッセージといたします。
2014-08-04 : スピーチ・メッセージ等 :
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