創価学園の卒業式(東京校=44期生 関西校=39期生)へのメッセージ

創価学園卒業式(東京校=44期生 関西校=39期生)へのメッセージ
                    (2014.3.16 東京・関西創価学園)

 創価学園の卒業式が16日、東京・関西の各キャンパスで晴れやかに行われた。創立者の池田名誉会長は記念のメッセージと和歌を贈り、希望の門出を祝福。愛する学園生に、「学び」と「励まし」と「挑戦」の世界市民たれ! と呼び掛けた。またこの日、札幌創価幼稚園の卒園式も開かれた。

忍耐と持続 学びの青春を朗らかに!

君の成長こそ社会の光

アメリカ エマソン協会会長 サーラ・ワイダー博士
「自分のいる所から平和を」
読書と語学に一段と挑み抜け


 一、めぐり来る3月16日は、私にとって、一年中で、最も喜びと誇りと希望に満ち満ちた日です。それは、わが創価学園の卒業式だからです。
 晴れの卒業生の皆さん、本当におめでとう! 皆、よく頑張り通しました。君たちと一体不二の私には、鏡に映すように、全部、わかっております。
 あの東日本大震災の直後からスタートした、試練の時代の3年間の学園生活で、皆さん方がどれほど強く深く大きく成長してくれたことか。
 その意義は、時が経ては経つほど、これからの日本社会、さらには地球社会に鮮烈な輝きを放っていくに違いないと、私は確信してやみません。
 ご家族の方々のご苦労もいかばかりであったことでしょうか。
 ここで私は、親孝行な学園生の皆さんと一緒に、最大の感謝を込めて、偉大なお父さん、偉大なお母さんの万歳を声高らかに叫びたいのであります。
 学園生の皆さん、どうだろうか!(大拍手)
 お世話になった先生方、職員の方々にも、心より御礼を申し上げます。

未来を創る力
 一、きょうは、愛する学園生の門出に、3つの指針を贈ります。
 第1は、朗らかに希望を創る「学び」の世界市民たれ! ということです。
 私は、今の皆さんとほぼ同じ年代の17歳の時に終戦を迎えました。残酷な戦争は、私たち青年から何もかも奪い取りました。しかし、決して奪えなかったものがあります。それは「学ぶ心」です。「向学の魂」です。
 私は、戦争が終わった翌月から、早速、夜間の学校に編入しました。焼け跡にかろうじて残った校舎は、机や椅子も壊れ、割れた窓ガラスからは寒風が吹き込んできました。
 朝早くから一日、働き切って、夜は、学校に通う。体も病弱であり、厳しい戦いの連続でしたが、心は「学ぶ喜び」に溢れていました。
 わずかな給料をやりくりして、一冊また一冊、良書を手に入れ、むさぼり読みながら、世界へ大きく心を広げたことも忘れ得ぬ思い出です。
 私が今、新たな対談の連載を開始する、世界的な経済学者であり、香港中文大学の劉遵義《りゅうじゅんぎ》元学長は明確に断言されました。
 「学びの道においては、忍耐と持続をもって、絶え間なく打ち込めば、必ず報われるのです」と。
 私もまったく同感です。学びの青春に、断じて行き詰まりはありません。
 人類は、「創価」すなわち「価値創造」の英知の光を待ち望んでいます。その担い手たる皆さんは、朗らかに、たくましく学び抜いていってください。皆さんの今の学びの勢いこそが、未来の希望を創り出す原動力だからです。
 21世紀の世界市民として、語学の力も、ますます粘り強く磨き上げてください。語学はちょっと苦手だという人も、勝負はこれからです。

励ます人に!
 一、第2に申し上げたいことは、聡明に連帯広げる「励まし」の世界市民たれ! ということです。
 アメリカの詩心の母で、エマソン協会の会長を務められたサーラ・ワイダー博士は、私との対談で、学園生との出会いの感動を、しみじみと語ってくださいました。
 それは、学園生には「相手の立場に立って考え、相手を思いやる心がある」ということです。
 そしてまた博士は、学園生から、「創造性をもって困難に立ち向かうことで問題を解決に導くことができる」ことを学んだと、深く感謝されております。
 この創価の人間教育の学舎《まなびや》に育った皆さんは、どんな苦難にも立ち向かう勇気とともに、どんな悩みを抱えた人のことも思いやり、励ましていける力を、知らず知らずに培ってきたのであります。皆、自信を持ってください。
 ワイダー博士は、励ましの対話の力によって、「自分のいる場所から平和を創造しよう!」と呼びかけられました。
 皆さんは、学園の良き友人とのスクラムを一生涯の宝としつつ、これから羽ばたく、それぞれの使命の舞台でも、いよいよ自分らしく伸び伸びと、新たな友情と平和の連帯を、聡明に築き広げていただきたいのであります。

全員が勝利者たれ!
逆境の時ほど負けじ魂燃やして


使命の人生を
 一、第3に、断固と栄光勝ち取る「挑戦」の世界市民たれ! と申し上げたい。
 今年、生誕450周年を迎えるイギリスの劇作家シェークスピアは、綴りました。
 「小さな灯はすぐに吹き消されるが、大きな炎ともなればそうはいかぬ、風が吹きつのればさらに大きく燃えさかる」(高松雄一訳「ルークリース」、『世界古典文学全集46』所収、筑摩書房)と。
 その通りです。
 わが卒業生の胸には、もはや何ものにも消されない、負けじ魂の炎が灯されています。逆境の風が吹けば吹くほど、いやまして不屈の炎を明々と燃え上がらせて、挑戦また挑戦を貫いていただきたいのです。
 アフリカの人権の大英雄マンデラ元大統領と、私は一緒に歩き、目と目を見つめながら、確認し合ったことがあります。
 「使命の人生には、迫害がつきものである。迫害を乗り切り、戦い勝ってこそ、偉大なのである。真実の正義は、百年後、二百年後には、必ず実証される」ということです。
 私は皆さんの創立者として、ありとあらゆる圧迫と戦い、勝ってきました。
 学園生は、この私の直系中の直系です。
 ゆえに皆さんは「君も、あなたも断じて負けなかった! 私も断固として勝った!」と、互いに讃え合える人生の栄光の劇を飾っていってください。
 全員が、絶対に勝利者になろう! 私は、いついかなる時も、皆さんを信じ、皆さんを見守り、皆さんの成長と大活躍を祈りに祈り抜いていきます。
 一、終わりに、最愛の卒業生に、はなむけの和歌を贈ります。

 黄金の
  翼を持ちたる
   鳳雛よ
  恐れず飛び立て
    誓いの大空へ

 大切なお父さん、大切なお母さん、いついつまでも、お元気で!
 わが命の学園生に、健康あれ! 幸福あれ! 凱歌あれ!(大拍手)
2014-03-19 : スピーチ・メッセージ等 :
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