名誉会長と共に 新時代を開く 11〜30

第11回 青年部の幸福と勝利を祈る  (2014.3.16付 聖教新聞)

 苦難を越え、広宣流布を成し遂げる、師弟不二の大誓願に立つ。それが3・16だ。
 今、日本でも、世界でも、青年が立派に育っている。その姿に感動する。これほど、うれしいことはない。
 君たち青年部の時代に入った。幸福と勝利を祈っています。
    *   *
 日蓮大聖人は門下に仰せになられました。
 「仏というのも私たちの心の中にいらっしゃるのです」「私たち凡夫は、まつげが近くにあるのと虚空が遠くにあるのとは見ることができません。私たちの心の中に仏がおられるのを知らないでいたのです」(御言1491㌻、通解)
 妙法を持《たも》った皆さん方は、まさしく、心の中に仏の生命を輝かせていける幸福の博士です。
 現実は毎日、忙しく、苦しいことや、つらいことも、多々あるでしょう。しかし、「煩悩即菩提」、さらにまた「変毒為薬」の妙法です。
 迷いも、悩みも、試練も、全てが偉大な福徳に変わります。自分に縁する人も、必ず幸福に勝ち光っていくための信心です。
 戸田先生は語られました。
 「仏法は、最高の道理を説いている。最高の生命力を輝かせて、人生の幸福を満喫するために、信心に励むのである。最後には、必ず、それそれにふさわしい花を咲かせることは、絶対に間違いない」
 自信満々と希望の声を響かせ、一人また一人と、歓喜の対話を重ねていく。幸と平和のスクラムを、仲良く、賢く、朗らかに、広げていく。
 そこから新たな3・16の勝利の劇が始まるのです。

第12回  一人一人が大福徳に輝け  (2014.3.23付 聖教新聞)

 一対一の対話が、学会の伝統である。訪問・激励に徹してきたゆえに、今、世界中に人材が育っている。私も、一人一人のもとに足を運び、全身全霊で励ましてきた。
 うまく話せなくても、くよくよせず、カラッと前へ進むのだ。誇り高い仏の仕事だ。全部、立派な指導者になる修行である。きょうも一軒、きょうも一人と、広布のために動き語った分、境涯が深まり、福徳も輝くのです。
    *   *
 御本尊を信受する功徳が、いかに大きいか。日蓮大聖人は“三世永遠にわたって、御本尊が、あなたの前後左右に立ち添って、あたかも暗闇の夜に燈火を得たように、また、険しい山道で強力(=荷を担ぎ、道案内してくれる人)を得たように、あちらへ回り、こちらに寄り添って、あなたを囲んで、守ってくださるでしょう”(御書1244㌻、趣意)とお約束であります。これこそ、広宣流布ひとすじに、労苦をいとわず戦い抜いている皆様の尊き生命の境地なのであります。
 現実は、言うに言われぬ試練もあるでしょう。しかし、全部、御本尊が、また御本仏がお見通しです。師・戸田城聖先生は言われました。
 「思いもかけぬこともある。けれど、すべて三世で見ていくのだ。今、苦労して宿命転換し切っていけば、万年の幸福を開けるんだよ。大事なことは、一人一人が力を出し切って、悔いなく勝ち進んでいくことである」と。
 燃え上がる信心がある限り、わが学会は永遠に勝ち続けていくことができます。共に戦い、共に舞い、共に喜びあふれる絶対勝利の人生を深く大きく飾っていきましょう!

第13回  幸福の太陽はわが胸中に  (2014.3.30付 聖教新聞)

 桜花の春、恩師・戸田先生の巌のごとき雄姿が、懐かしく胸に浮かぶ。
 戦争の時代に、命がけで正義の念を貫かれた先生である。
 今、創価の平和の連帯に、世界から大きな期待と賞讃が寄せられている。恩師が、どれほど喜ばれることか。
 戸田先生は市ケ谷にあった学会本部の分室等で、毎日のように個人指導をされた。
 八方ふさがりの苦境の友にも、渾身の力を振り絞り、絶対勝利の信心の大確信を打ち込んでいかれた。
 一人が力だ。一人が宝だ。かけがえのない一人一人に勇気と希望を送るのだ。
 先生は言われた。「私は、一本の旗をもって、たった一人で、濁流の中に立っているみたいなものだよ。少しでも油断すると、旗と一緒に、濁流に流されてしまうのだ」
 一回の出会い、一回の励ましが、真剣勝負である。
 苦しんでいる人を救うのが本当の宗教である。学会は不幸な人の味方なのだ。いかに迫害されても、その人たちのために戦うことこそ、最高に誉れ高き偉業ではないか。
    *   *
 世界が仏法を求めている。学会のありのままを語ればいい。真実に勝るものはない
 御聖訓には仰せである。「百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯《ひ》を入れれば明るくなる」(御書1403㌻、通解)
 幸福の太陽は、わが胸中にある。大変な時ほど題目を唱え抜き、いかなる苦難の闇も朗らかに打ち破って、友に励ましの陽光を、思う存分に注いでほしい。
 各部一体で、青年を育て、未来部を応援し、功徳の花、喜びの花、人材の花を爛漫と咲かせていこう。報恩の心で!

第14回  御書を拝して大境涯を開け  (2014.4.6付 聖教新聞)

 アメリカでも青年部の教学運動が目覚ましい。尊き地涌の菩薩の使命に燃えている。
 韓国・台湾では、壮年・婦人も青年と一体で教学試験に挑み、異体同心の団結が麗しい。アジア、南米、オセアニアで、さらに欧州やアフリカの友も、幸福と平和と希望の哲理を探究している。
 「女子部は教学で立て」との恩師の指針を、全世界の華陽の友が実践している。
 すごい時代だ。最高に尊い。うれしいことである。
 御書を学べば、あらゆる難を乗り越える大確信がほとばしる。冬は必ず春となる! 不屈の勇気が湧いてくる。
    *   *
 戸田先生はリーダーに、よく語られた。
 「疲れた時にこそ、御書を拝読していけ! たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」
 戦後、師と共に苦境を乗り越えた青春の日々。私は日記に御書を記した。
 「法華経の剣は信心のけな《勇》げなる人こそ用る事なれ鬼に・かなぼう《金棒》たるべし」(1124㌻)
 ──法華経という剣は、勇気ある信心の人が用いてこそ役に立つのであり、これこそ「鬼に金棒」なのである──
 病との闘いも続いたが、その中で、教学を学び、弘教に励んだ。友人と会う約束を反故にされたり、座談会に新来者を迎えられなかったり、それでも奮起して挑戦した。仏道修行こそが、真の人生の価値を生むからだ。
 「煩悩即菩提」「変毒為薬」の法理のごとく、広布に戦えば、悩みは全部、成長の因に変わる。疲れは充実と喜びに変わる。これが「妙法」である。その功徳は永遠である。

第15回  桜梅桃李、自分らしく咲け  (2014.4.13付 聖教新聞)

 人生の新しい一歩を踏み出した新入生や新社会人を、皆で応援したい。戸惑いや不安も多いでしょう。私も一人一人のもとへ行き、励ましたい気持ちでいっぱいです。
 若いのだから、失敗を恐れず、へこたれないで進もう!
 桜梅桃李、自分らしく輝けばいい。あせる必要はない。必ず咲く時が来る。声高らかに題目をあげ、自らの使命の花を咲かせていくのです。
     *   *
 若き日、私は日記に恩師の法華経講義の感動を記した。
 「ああ、甚深無量なる、法華経の玄理に、遇いし身の福運を知る。戸田先生こそ、人類の師であらん」「吾れ、弱冠二十にして、最高に栄光ある青春の生きゆく道を知る」と。
 日蓮大聖人は「ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給うべし」(御書1360㌻)と仰せになられた。
 妙法という究極の正義の法則に則って、学会と共に、同志と共に生き抜いていく──これほど、永遠性の生き甲斐があり、宇宙大の充実がある世界は絶対にありません。
 戸田先生は、新たな責任を担わんとする私に「苦難の道を歩みゆけ」と言われた。
 広宣流布のための苦難は、無上の誉れである。
 広宣流布のために勝ち越えられない苦難はない。
 全ての苦難は、必ず功徳と栄光に変わります。
 私は毎日、全同志の幸福を祈り、一切を見守っている。安心して、誇り高く、使命の舞台に躍り出てもらいたい。どこに行っても、信念と朗らかさを持って、張り切って戦い進んでくれたまえ!
 皆、健康第一で!
 わが掌中の珠たる君よ!
 爛漫の青年桜のように、大きく堂々と勝ちまくれ!

第16回  友情は「人間の心の宝」
  (2014.4.27付 聖教新聞)

 我ら創価家族の集いは、世界一、明るく、にぎやかだ。
 入学、進級をされた未来部の皆さん! 新しい舞台で、希望に燃えて前進しよう!
     *   *
 今、桜前線が列島を北上しています。新生・東北の“福光桜”も開花し、いよいよ北海道も桜満開の時を迎えます。生命の躍動する季節です。
 今年も、創価大学では「周桜」をはじめ、たくさんの桜が、冬を勝ち越えて、美しく咲き薫りました。この「周桜」は、中国の人民の指導者・周恩来総理と私たちとの友情の証しとして、植樹した桜です。毎年、多くの友人たちが世界から見に訪れます。
 良き友情は「人間の心の宝」です。「青春勝利の力」です。「世界平和の希望」です。どうか、皆さんも、自らが太陽と輝いて、友情の花を、楽しく、賢く、咲き誇らせていってください。
     *   *
 私たちの大切な同志であり、世界的な音楽家であるアメリカのウェイン・ショーターさんは呼びかけています。
 「予想外のことや、知らないことにも真っ正面から立ち向かおう」と。
 これから、皆さんの前にも、「むずかしいな」 「大変だな」と思うようなことも、次々に現れてくることでしょう。その時に、「よし、やってみよう!」と立ち向かう「師子王の心」を持つことが大事です。その勇気の源泉が、題目なのです。勉強にも、読書にも、スポーツにも、そして親孝行にも、勇んで挑戦し、自分らしく朗らかに、勝利の道を進んでいこう!
 一切を託しゆく、わが後継の未来部の成長を、私は、いつも真剣に祈っています。

第17回  誓願の祈りで 世界の友と  (2014.5.5付 聖教新聞)

 晴れわたる5月3日から、我ら創価家族は、希望に燃えて新出発した。
 この日、私は広宣流布大誓堂で、完成記念署名を御宝前に供え、全同志の健康と幸福と勝利、亡くなられた方々の三世永遠の安穏を祈って勤行・唱題した。そして、新しき広宣流布の大道がいやまして開かれ、後継の人材が全世界に躍り出ることを、深く強く祈念した。
 昨年の落成以来、大誓堂には日本全国はもとより、世界70カ国・地域の友が集い、誓願の祈りを捧げた。本当に素晴らしいことである。
 創価学会常住の御本尊には「大法弘通慈折広宣流布大願成就」とお認《したた》めである。慈悲の精神を根底に、正義と真実を師子吼し、平和と幸福の大法を弘通しゆく。ここに全人類の宿命を転換する道がある。いかなる障魔も打ち破り、異体同心の団結で、常楽我浄の功徳あふれる前進を、今再び開始してまいりたい。
     *   *
 広布は破竹の勢いだ。功労の同志も、青年も、皆、本当によく戦ってくれている。
 戸田先生は語られた。「焦らずに信心していくんだよ。信心で、どんなことも必ず幸福の軌道に乗る。祈りとして叶わざるはなく、どんな悩みも解決できる」
 そして、この大確信を持って、悩める人に、また、正しき人生を求める人に、信心を教えていこうではないかと呼び掛けられた。
 一人の「歓喜の信心」「率先の信心」「勇気の信心」から全てが変わっていく。どうか、あの友も、この友も、朗らかに聡明に包み、励ましながら、新時代の地涌のスクラムを広げ、仏縁と福運の花園を咲き誇らせていただきたい。

第18回  堂々と絶対の安穏の道を  (2014.5.12付 聖教新聞)

 新しい広宣流布の開拓をするのは今だ。皆、本当に頑張っている。なかんずく婦人部の皆様に一段と光を当て、心からの感謝を捧げたい。全ての同志を最大に賞讃したい。
 広布の功労は不滅だ。妙法の功徳は無量である。
 御聖訓には仰せである。
 「国中の人々に、一人から二人へと妙法が広がり、やがて千万億の人が題目を唱えるようになれば、思いもよらぬほどの功徳が、あなたの身に集まることでしょう。その功徳は、あたかも露を集めて大海となり、微塵を積んで須弥山となるようなものです」(御書1241㌻、通解)
 信心一筋に生きる皆様を、諸天が護らないわけがない。
 もうすでに、絶対の安穏の軌道に入っているのだ。何があろうと負けないで、堂々と広布へ進む。生老病死の苦しみも、信心を強める糧にする。その姿自体が、偉大な勝利だ。私は、一人一人と握手を交わし、讃え、ねぎらいたい気持ちでいっぱいである。
     *   * 
 人生には、つらいことや悲しいこと、絶望の淵に沈むこともあるかもしれない。
 無数の尊い命が奪われた戦時中、正義の獄中闘争を貫かれた戸田先生は、ありとあらゆることで苦しんだからこそ、今、大勢の人を励ませるのだ、大衆のリーダーとして、人の心が分かる人間になれたのだと語っておられた。
 煩悩即菩提である。妙法は、「煩悩の薪」を焼いて幸福前進の智慧の炎に転じていける究極の大法である。
 題目をあげれば、わが年命に太陽が昇る。自分が太陽になれば、全ての闇は消える。亡くなった人も、題目の光りで救っていける。いわんや、生きている人を幸福にできないわけがない。信心は、生き抜く力の源泉である。「変毒為薬」の希望の大道なのである。

第19回  生命の鍛錬を!幸福の礎を  (2014.5.19付 聖教新聞)

 列島各地で創価青年大会への取り組みが素晴らしい。
 青年が皆、元気でうれしい。青年が大成長している。皆で応援していきたい。
 婦人部・壮年部も一体となって、若き友を、わが子のように、弟・妹のように温かく励ましてくださっている。
 大会を支えてくださる全ての皆様方のご健康と無事故、大会の大成功を心から祈りたい。
     *   *
 戸田先生は喝破された。
 「もはや、日本の国も、世界も、青年の嵐の如き絶賛の支持がなければ、何もできない時代が来た」と。
 未来を託すのは青年だ。共に何かをつくり上げていく中で、心が通う。人は育つ。
 人材育成といっても、特別なことではない。会合の行き帰りも、悩みや夢を語り合う機会となろう。
 “後輩を自分以上の人材に”“必ず偉大な使命がある”──
その信念と祈りが、相手の生命に響くのだ。
 誰人であれ、試練のない人生などありえない。病や経済苦、人間関係で行き詰まることもある。それらを乗り越えるには、生命の鍛錬が必要だ。
 青年大会を通し、自らの壁を破る中で揺るぎない信心の確信をつかんでいける。一生の幸福の礎が築かれる。
 信心で勝った皆さんの姿自体が、人間革命の劇であり、学会の真実を雄弁に伝えていく。
     *   *
 現代社会にあって、人間の豊なつながりが、いかに大事か。
 仏法では、共同体を栄えさせるための徳目を説いている(四摂事《ししょうじ》)。
 それを、分かりやすく言えば──
 人に何かを与え、励ましや哲学を贈り、不安や恐怖などを取り除くこと。思いやりのある言葉をかけること。他者のために行動すること。人々の中に入って、上も下もなく平等に、一緒に行動することだ。
 大いに友情を広げ、宝の思いでをつくってもらいたい。世界中の誓いの青年と共に!

第20回  粘り強く勝利の根を張れ  (2014.5.24付 聖教新聞)

 明るく朗らかな、希望あふれる未来部の皆さん!
 野には、あちらこちらで、タンポポが黄色い花を咲かせ、白い綿毛をパラシュートのように軽やかに飛ばしていきます。
 私が少年時代から大好きな詩に、「踏まれても 踏まれても なお咲く タンポポの笑顔かな」とあります。
 このたくましいタンポポの“元気の秘密”は、どこにあるのでしょうか?
 それは、大地の中に伸びる長い「根っこ」にあります。
 目に見えない土の中でガッチリと根を張っていくから、強いのです。
 日蓮大聖人は、「陰徳あれば陽報あり」(御書1178㌻)と記されております。
 分かりやすくいえば、人が見ていないところで「善い行い」をすれば、それが根っことなって素晴らしい花を咲かせるように、必ず「善い報い」を受けていくことができるという法則です。
 未来部の皆さんが、今、地道に粘り強く、努力を重ねていくことは、一番大事な根っこを伸ばしているのです。広宣流布のための会合に出ることも、偉大な福運に変わります。
 どうか、さまざまな悩みや苦しみがあっても、題目を朗々と唱え、「よし、壁を破ろう!」と勇気を出して、思い切りチャレンジしていってください。
 わが後継の皆さんには、乗り越えられない試練など絶対にないことを、私は断言しておきます。
 さあ、元気はつらつと学び、グングン成長して、人類の未来に、幸福の花を、勝利の花を、平和の花を咲かせていこう!
 皆さんの健康を祈り、題目を送ります。親孝行を頼みます!

第21回  生き生きと! 戦う人は美しい
  (2014.6.2付 聖教新聞)

 流れている川は美しい。
 戦っている心は美しい。
 心の美しい人に、豊かな福徳は輝く。心を磨き、信心を深めゆく婦人部・女子部のスクラムほど神々しいものはない。
 有名な御聖訓には「大地はささばはづ《外》るるとも虚空《おおぞら》をつなぐ者はありとも・潮のみ《満》ちひ《干》ぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかな《叶》はぬ事あるべからず」(御書1351㌻)と仰せです。誓願の祈りに勝るものはありません。どんな行き詰まりも絶対に打開できるのです。
     *   *
 自分らしく、強く生きるのです。強く生き切った人が幸福です。皆も幸福にしていける。どんな姿であっても、人のために祈り、語り、心を尽くす。その人はすでに菩薩であり、仏です。大事なのは、信心そして行動なのです。
 日寛上人は明言されました。「我等、妙法の力用《りきゆう》に依《よ》って即蓮祖大聖人と顕るるなり」(当体義抄文段)
 広宣流布の大精神で進めば、偉大な仏の生命力が湧現する。これが究極の法理です。何があっても、自身が妙法の当体なりとの大確信で、苦しみも楽しみに変え、全てを変毒為薬しながら、はつらつと、勝ち進んでください。
 あの人も、この人も、明るく仲良く包み、一人一人が大功徳を山のように積んでいってください。そこに自分自身の、そして一家眷属の「幸福の門」が開かれ、広宣流布の新たな「人材の門」が広がっていくからです。
 私も、皆さん方に一生懸命、題目を送り続けていきます。
 どうか、お体を大切に!
 人生は楽しく! 生活は生き生きと聡明に!
 胸中に希望の太陽を昇らせながら、喜び光る日々であられんことを!

第22回   あの人を人材に!幸福に!  (2014.6.15付 聖教新聞)

 時代を動かすのは青年だ。
 今、日本の各地で、男子部が大いなる弘教のうねりを起こしている。女子部も、婦人部の温かい励ましのもと、楽しく、にぎやかにスクラムを広げている。先駆の学生部も凜々しい。創価家族に育まれ、大勢の未来部が、青年大会に集っている。
 うれしい限りだ。わが愛する後継の友の健康・無事故・大成長を、私は毎日、一生懸命、祈っている。
     *   *
 あの人を人材に!
 この人も幸福に!
 強き祈りと大誠実ありて、人は動く。友が奮い立つ。
 深き誓願で同志と結ばれれば、何倍もの力が出る。そこから新たな歴史が始まる。
 戸田先生は語られた。
 「広宣流布は長い。一生の戦いである。いな、永遠の戦いである。たとえ苦闘の嵐があっても、君たちよ、断じて負けるな!」
 広宣流布の大願があるゆえに、我らは断じて負けない。
 我らの生命には、偉大なる勇気と希望の太陽がある。この太陽を、共々に励まし合い、限りなく輝き光らせていくのだ。
     *   *
 信心こそ勝利である。信心こそ栄光である。信心こそ永遠の凱歌である。
 日蓮大聖人は、病と闘う弟子に「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり」「而して法華経にあわせ給いぬ一日もい《活》きてをはせば功徳つもるべし」(御書986㌻)と信仰の真髄を教えておられる。
 何があろうと、恐れることはない。いざという時こそ、もう一歩、強盛なる執念で、題目を唱え抜いていくことだ。
大事なのは、勇猛精進の祈りだ。師子奮迅の戦いだ。異体同心の前進である。
 君よ、貴女《あなた》よ、わが青春を、悔いなき勝利の劇で飾れ! 勝って勝って勝ち抜いて飾れ!

第23回   最高峰の哲学に生きよ    (2014.6.23付 聖教新聞)

 時代は、世界は、揺るぎない精神の柱を求めている。
 今こそ、大確信をもって、妙法の素晴らしさを語るのだ。それが折伏である。
 折伏は最高の仏の仕事である。ゆえに、苦しんでやるのではなく、楽しく悠々と仏縁を結んでいくのだ。
 戸田先生は言われた。
 「初めから立派過ぎたのでは人々の中に入っていけないから、われわれは仏法を弘めるためにわざわざ凡夫の姿をとって生まれてきたんだよ」と。
 苦労しているから、人に寄り添える。悲哀に負けないから、嘆きの友を励ませる。
 悩める人を幸福にするために、自らが悩みを乗り越え、勝利の実証を!──これが広布に生きる師弟の誓願である。
 われ、地涌の菩薩なり!──この偉大なる使命を自覚した人は強い。何も恐れない。
 大変な時こそ御書を拝するのだ。一切は御書に明鏡のごとく示されている。
     *   *
 何のための一生か。幸福とは何か。どうしたら、強い自分になれるか。
 人生の根本命題に、文証・理証・現証から、一つ一つ明快に答えてくれるのが、最高峰の仏法の生命哲学である。
 御義口伝には「始めて我心《わがこころ》本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名《なづ》く所謂《いわゆる》南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(御書788㌻)と説かれる。
 自身が本来、尊極の仏の当体なのだ。妙法を唱え広めゆく生命には「歓喜の中の大歓喜」が躍動する。
 人類よ、自らの尊厳に目覚めよ!──そう仏法は教える。
 仏法の光が、人間を高め、民衆を結び、世界を照らす時、崩れぬ平和が生まれる。
 「行学の二道」が、試練を勝ち越える力となる。限りなき精神の宝庫の扉を開く。
 わが心に、希望輝く大哲学の柱を打ち立てるのだ。

第24回   君よ世界一の勝利の歴史を  (2014.6.30付 聖教新聞)

 出獄と
   入獄の日に
      師弟あり

 七月の

   三日忘れじ
       富士仰ぐ

 関西をはじめ、苦楽を共にしてくださった全国の同志の皆様に、必ず恩返しをするのだと決意して、私は戦い、そして勝った。
 嵐の時こそ、同志愛が光る。師弟不二の魂が燃え上がる。
御聖訓には仰せである。

 「難来《きた》るを以って安楽と意《こころ》得可《うべ》きなり」(御書750㌻)

 人生の逆境にあって、断じて信心だけは一歩たりとも引かない。そこに、最高の信頼と栄光が築かれる。必ずや、永遠の誉れと功徳が輝く。

 一番、苦しい日々が、一番の思い出になる。一番の宝の日々なのだ。苦難と戦う中にこそ、大いなる希望の夜明けは来る。
     *   *
 志が人間をつくる。
 青年の挑戦の汗ほど、尊く美しいものはない。
 わが友よ、同じ生きるならば、勝利の歴史を残すのだ。

 使命の大舞台で世界一になってもらいたい。

 そう私は祈りに祈り、皆の成長を見守っている。
 戸田先生は、誰よりも青年を愛し、青年を信じた。
「学会も、中核の青年がいれば、いな、一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」と、絶大な期待を込めて語られた。
 今や後継の陣列は、日本だけではない。アジアでも、オセアニアでも、そしてアフリカ、ヨーロッパ、北中南米でも、平和と幸福のバトンを継いで、力強く友は走る。
 時代は大きく変わり始めた。世界中で絢爛たる広布の人材群が躍り出ている。

 さあ、晴れ晴れと、希望の歌を、勇気の歌を、我らの民衆城から轟かせるのだ。

第25回   幸福は自分でつかむもの  (2014.7.5付 聖教新聞)

 幸福は、他から与えられるものではない。自分でつかむものだ。幸福への扉のカギは、自分自身が持っている。
 御義口伝には仰せである。
 「我等が頭《こうべ》は妙なり喉は法なり胸は蓮《れん》なり胎《はら》は華《げ》なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり」(御書716㌻)
 信心によって、わが身を仏と開いていける。いかなる波浪に遭おうとも、負けない強さと輝きを、生命それ自体が秘めているのだ。信仰こそ、宿命を転換させる根源の力であ。人生を勝ち抜く土台である。
 まだ、妙法を知らない多くの人々に、我らは、希望の種、平和の種を植えていくのである。
 人々と親しく交流し、誠実に心を通わせ、縁した人の幸福を祈っていきたい。
 創価学会は、いわば、壮大な仏法と人生の “大学校” だ。
 共に学べば、希望が湧く。和楽があふれる。自己の可能性を最大限に発揮していける。連帯と向上の場となり、精神の安全地帯が広がっていく。人間と人間の絆を強めながら、有意義な研鑽を重ねようではないか。
     *   *
 仏法は、全人類そして全宇宙の生命を輝かせる「最高の善」である。その根本法則にのっとっていけば、最高に価値ある人生となる。妙法を信じ唱えれば、わが生命が大宇宙のリズムに合致していく。
 戸田先生は折伏の要諦を、こう語られた。
 「自分自身が南無妙法蓮華経で生きているということです」「ただただ、自分は南無妙法蓮華経以外になにもない! と決めることを末法の折伏というのです」
 南無妙法蓮華経の中に「智慧」も「勇気」も「力」も「優しさ」も、全部、含まれている。
 生老病死を乗り越える力は、妙法しかない。自他ともに「常楽我浄」の完全勝利の人生の幕を大きく開くのだ。

第26回   清き生命で 歓喜の舞を  (2014.7.14付 聖教新聞)

 創価青年大会で、後継の友がぐんぐん伸びている。
 君よ負けるな!
 貴女《あなた》らしく輝け!
 我らには、大悪をも大善に変えゆく絶対の哲理がある。なんと希望にあふれた青春の道か。
 御聖訓には仰せである。
 「迦葉《かしょう》尊者にあらずとも・ま《舞》いをも・まいぬべし、舎利弗にもあらねども・立ってをど《踊》りぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をど《踊》りてこそい《出》で給いしか」(御書1300㌻)
 壁を破った歓喜の舞ほど、人の心を打つものはない。
 祈りを込めた歌声ほど、生命を揺さぶるものはない。
 今この時に巡り合わせた喜びを胸に、ともどもに人間革命の大叙事詩を綴りゆこう!
     *   *
 青春の鍛えが幸福を築く。清き生命が、社会に希望を送る。
 戦後、私が戸田先生と出会ったころ、人の心は荒《すさ》んでいた。
 戦争の悲劇から精神的に立ち上がるのは、文化しかない──私は、この信念を貫いてきた。文化や芸術には、人間を内側から解放する力があるからだ。
 法華経には、「清涼《しょうりょう》の池」との一節がある。いかなる国土であっても、妙法を広げ、妙法の力によって、その社会を、清らかで涼やかな水が流れるような世界に変えていく。一切の渇きを癒やすのが妙法の功力である。
 戸田先生は、「平和と安穏の世界を築くのが、仏法の法理なのである。人間が心から願望している光景だ。ゆえに、広宣流布を広げていかねばならない」と力を込めておられた。
 創価の大文化運動は、人々の心を豊かに蘇生させ、あらゆる鎖から解き放つ。疲れた心を癒やし、みずみずしい価値創造の生命力を輝かせるのである。

第27回   朗らかに喜びの花の道を  (2014.7.19付 聖教新聞)

 創価の花・女子部の結成記念日、本当におめでとう!
 今、日本全国で、また世界中で、朗らかな華陽姉妹が真剣に健闘している。「ここに希望がある」「信じ合える友がいる」「最高に充実した青春の道がある」と喜びが広がっている。本当に嬉しい!
 戸田先生は語られていた。
 「女子部の皆さんが、若くして信心するということは、一生涯、幸福になるためです。女性の本当の幸福の勝利は、40代からです」
 あせる必要はない。永遠の幸福の土台をつくっているのだ。
 女子部の皆さんは、妙法を持《たも》ち、友のため、家族のために懸命に祈っている。平和のため、社会のために誠実に行動している。何と美しい心か。そのありのままの姿が何より尊い。
 女子部が一人いれば、それだけで皆が明るくなる。希望が湧く。女子部こそ光だ。太陽だ。
 世界一の生命哲学を学び、悩みと戦いながら、何があっても負けない青春を謳歌している。
 御義口伝には「自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり」(御書761㌻)と仰せである。大歓喜の花を、わが心に、友の生命に咲かせていくのだ。
     *   *
 時代の変化は激しい。草創期とは違う苦労がある。どうしたら、女子部が自信をもって力を発揮し、伸び伸びと進んでいけるかIIt皆が心を尽くし、智慧を出すのだ。女子部を守り、皆で応援していきたい。広布の門を開いてくれるのは、この方々しかいない。かけがえのない宝を真心で励ましていくのだ。
 女子部は一人も残らず健康で! 幸福に! そう私と妻は来る日も来る日も、真剣に祈っている。
 楽しいところ、ほっとするところ、新鮮な感動が生まれるところに、人は集まる。心豊かに友と語り、賢く大らかに思い出を刻みながら、ロマン薫る幸福の大道を前進していただきたい。

第28回  朗々たる勤行で日々勝利  (2014.8.3付 聖教新聞)

 勤行・唱題は、自分と大宇宙が交流しゆく儀式である。
 自分の中にある「宝の蔵」を開ききっていく。わが生命の泉から、限りない智慧と慈悲と勇気をくみだしていくのだ。
 朗々たる勤行で、満々たる生命力が湧かないわけがない。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「白馬がいななくのは、我らが唱える南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞かれた梵天、帝釈、日月、四天等が、どうして、色つやを増し、輝きを強くされないはずがあろうか。どうして我らを守護されないはずがあろうかと、強く強く思われるがよい」(御書1065㌻、通解)
 我らの題目は、諸天善神を動かし、我らを、そして一家を、社会を守り、栄えさせていく。
 強い強い信心があれば、必ず一切の道が開かれていく。
 たとえ、苦しいことや嫌なことがあっても、いかなる状況になろうとも、題目を唱え抜いていくのだ。どんなことも祈り抜いていくのだ。御本尊に語り掛けるように祈るのだ。
 目には見えなくとも、願いを叶えるために、全宇宙が動く。一番、悩んだ人が、一番、偉大な人生となっていくのである。
 祈りから、全ては始まる。
     *   *
 青年部をはじめ、秋の教学試験への取り組みも進んでいる。
 教学を学ぶ人は、「哲学者」である。哲学とは、よりよく生きる「智慧」である。戸田先生は「仏法で学んだことは、どしどし口に出して話しなさい。そうすれば、やがて身につくものです」と語られていた。
 先生の教学は、どこまでも、「実践の教学」であり、「広宣流布の教学」であった。今こそ正義を学び抜き、生涯不退の原点を築いていただきたい。
 暑い日が続く。健康は智慧である。聡明に工夫し、心晴れ晴れと大成長の日々を送ろう!

第29回  妙法の生命の絆は三世永遠  (2014.8.9付 聖教新聞)

 各地の大雨や台風の被害に、あらためてお見舞い申し上げます。皆様の無事安全を心から祈っております。
 まだ暑い日が続くので、熱中症にくれぐれも注意され、健康第一で、価値光る一日一日を、と念願してやみません。
     *   *
 新暦の8月の盂蘭盆(お盆)を迎え、学会の墓地公園や納骨堂では諸精霊追善勤行法要が厳粛に営まれる。豊かな自然に包まれ、多くの方々が、すがすがしく集われる姿を、故人もきっと喜ばれるに違いない。
 日蓮大聖人は、夫に先立たれ、わが子までも失い、悲しみに暮れる南条時光の母に、その心中を思いやられて、仰せである。「同じ妙法蓮華経の種を心に孕《はら》まれるなら、同じ妙法蓮華経の国へお生まれになるでしょう。あなたがた親子三人が顔をお揃えになる時のそのお悦びは、どれほどか嬉しく思われることでしょう」(御書1570㌻、通解)
 生命は永遠である。信心を貫いた人は、新しい生命で、新しい使命をもって、また生まれてくる。必ず、すぐそばで喜び合っていける。それが妙法の偉大な力用《りきゆう》なのである。
 大事なことは、亡き人をわが胸にしっかりと抱《いだ》いて、徹して広布の道に生き抜くことだ。
     *   *
 思えば、終戦当時、誰もが前途に希望を持てなかった。だが戸田先生は、5年、10年たてば、どんな苦労も皆、夢のようなものだと語り、こう励まされた。
 「絶対に、人生の苦難に屈してはならない。負けてはならない。必ずや、あとになれば、あのとき、頑張りぬいて本当に良かったと、さわやかに思い返せるものだ」
 時には、もうこれまでかと落胆することもあろう。しかし、苦しい時ほど、同志と共に、師弟の魂を燃え上がらせて進むのだ。平和のために、全ての生命が輝く世界を築くために!

第30回  友情を結べ! 開かれた心で  (2014.8.17付 聖教新聞)

 よき友情を広げゆくことは、人生の大きな喜びである。
 広布に生きる皆さんこそ、人間共和の太陽であり、友好の全権大使である。仏法の真髄は、人の振る舞いにあるからだ。
 近隣の友と出会う。「いつもお世話になります」 「お元気ですか」「お体を大切に」──何か一言、添えるだけでも、心が通う。久しぶりに会う古い友にも、初めての新しい友にも、励ましの声、温かな声を分け隔てなく掛けていくことである。
 悩める友に、大誠実を尽くす。皆が喜ぶように力を注ぐ。慈悲があれば、智慧は、いくらでも出てくる。「あなたのことは忘れない。どんなことも相談してほしい。私も相談したい」という心のゆとり、心の広さをもっていきたい。
 信じ合える心の絆は、人生の宝だ。善き友が多い人こそ、最も富める人であろう。
     *   *
 日蓮大聖人は、「一切衆生のさまざまな苦悩は、ことごとく日蓮一人の苦である」(御書758㌻、通解)と述べられ、平和と幸福の大法を残された。
 世界にも、国家にも、個人にも、「悲惨」という文字が使われない時代を──これが恩師・戸田先生の願いであった。
 全同志に功徳を受けきった生活をさせたい。全世界に向かって「創価の友の勝利の姿を見よ」と誇り高く訴えたい──これが恩師にとって総仕上げの戦いであった。
 師は叫ばれた。
 「一人として功徳を受けない者はない、みな功徳を受けているという実証輝く、信心の闘争をしようではないか」
 私も、ただ祈るのは、友の幸福であり、世界の平和である。
 道は遠いようでも、一人また一人と、開かれた心で語り、共に希望に生きる。その友情の広がりに永遠平和の直道がある。
2014-08-17 : 名誉会長と共に 新時代を開く :
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

fmiokun

Author:fmiokun
FC2ブログへようこそ!

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索