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ロシア連邦 プーシキン記念国立ロシア語大学 「名誉博士号」授与への謝辞

ロシア連邦 プーシキン記念国立ロシア語大学 「名誉博士号」授与への謝辞
        (2013.11.22 創価大学本部棟)

 ロシアが誇る国民詩人アレクサンドル・プーシキン。その名を冠する「A・S・プーシキン記念国立ロシア語大学」(ユーリー・プローホロフ学長)から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」が贈られた。授与式は22日、同大学のナジェージダ・スミルノワ副学長、タチヤーナ・コレパノワ学科長(ロシア語教育理論・実践学科)が出席し、東京・八王子市の創価大学本部棟で挙行された。


スミルノワ副学長の授与の辞


ロシア文化を世界に宣揚偉大な人間教育の指導者

 プーシキン記念国立ロシア語大学には毎年、世界70カ国から3000人以上の留学生か学んでいます。
 2週間から10カ月までのさまざまなロシア語留学のプログラムがあり、「外国人留学学部」という留学生のための特別な学部を設けています。
 本学には、さらに二つの学部があります。
 その一つは文学部で、「ロシア語及びロシア文学」を専攻するロシア人や外国人学生が学士課程、修士課程に在籍しています。
 もう一つの学部は、外国人にロシア語を教える教員が技能を向上させるための学部で、ロシア人や海外のロシア語教員が多彩なプログラムのもと、研修を受けています。さらに博士課程の大学院もあり、ロシア語やロシア語教育法について、ロシアや外国の教員が自身の経験をもとに研究を行っています。
 プーシキン記念国立ロシア語大学には、旧ソ連の国家賞や、教育部門のロシア大統領賞など権威ある賞を受けた、世界的にも有名なロシア語教員やロシアの専門家が働いており、本学教員の60%以上が博士号を取得しています。

創大の幅広い活動に驚嘆
 創価大学は、日本のロシア語教育の推進力として多大な貢献をされています。
 創立者杯としてロシア語スピーチコンテストを毎年開催。また、創価大学の学生が、さまざまなロシア語コンクールで優秀な成績を収めていることもよく存じ上げております。
 ロシアの専門家育成における創価大学の幅広い活動は、ロシア語とロシア文化の保存、世界文明の多様性の維持を願う者にとって驚嘆すべきものです。
 本学の学長であり、有名な学術雑誌「外国におけるロシア語」の編集長でもあるユーリー・プローホロフは次のように語っています。
 「今日の世界で、ロシア語への関心が着実に高まっている。ロシア語は、世界の文化遺産であり、経済交流で使われる言語である」
 事実、現在ロシア語を使う人口は約2億7000万人で、国連公用語でもあります。つまり、世界主要6言語に入っているということです。
 また、世界100の大学にロシア語専攻の学科があります。
 ロシアには「100ルーブルをもつよりも、100人の友人をもて」ということわざがあります。その意味で、ロシア語の専門教育を行っている100の大学は、私たちにとって、大切な友人であり、信頼できる同志だと思っております。
 特に、露日友好のために常に心を尽くされている創立者・池田大作先生の先見の明を体現した創価大学は、創立当初から、プーシキン記念国立ロシア語大学にとって、まさに心から信頼できる同志であり、友人であります。それは、人間主義の精神という最も重要な尊き絆で結ばれてきたからです。

偉人の思想を徹して学べ

 青年に先達の知識や経験、豊かな精神を教えていくことは、教育、そして大学の偉大な使命であります。
 本学が名を冠するロシアの詩人プーシキンは、弟に手紙で次のように書いています。
 “読書しなさい、弟よ。読書は、最良の学びです。偉人の思想に学ぶことこそ最も魅力的な学問なのです”
 また、教育の偉大な使命について、創価大学の創立者であり、精神的指導者でもあられる池田先生は、次のように言われています。
 「学問や教育というものの本来の意義は、(中略)人間としていかにあるべきか、人生をどのように生きるべきかという、人間にとって不可欠の問題を解明し、解答を与えるとこるに、その根本的課題がある」(『池田大作全集第3巻』所収、『21世紀への対話』)
 現在、ロシア政府は外国でのロシア語教育を非常に重視しています。なぜなら、ロシア語は、ロシア民族の心、ロシア文化の魂であり、世界文明を構成し、未来の繁栄を築くために不可欠なものだからです。
 このたびは、本学のプローホロフ学長に代わり、教員一同を代表しまして、深く尊敬する創価大学創立者、SGI会長である池田大作先生に、モスクワからプーシキン記念国立ロシア語大学の名誉学位記をお持ちするという栄えある使命を担えたことは、私どもにとりまして大変、栄誉なことであります。この名誉学位は、ロシア語とロシア文化を世界に普及する上で多大な貢献をした内外の学者、教員、社会活動家に授与されるものです。
 加えて、日本におけるロシア語教育・研究の貢献を讃えて、創価大学に、栄誉賞を贈らせていただきます。
 日本は高いレベルのロシア語の専門家がいることで有名ですが、中でも、創価大学は、ロシア語に関する人材の育成とともに、人間教育において大きな業績があります。それらに対し、創立者・池田大作先生に心からの尊敬と感謝の念を表させていただきます。そしてさらなるご活躍、偉大なる勝利、ご健勝、ご長寿をお祈り申し上げます。
 ありがとうございました(大拍手)。

SGI会長の謝辞(代読)

青年の熱で 教育の力で 人間を救え 人間を創れ

志が光れば言葉が光る 言葉が光れば社会が光る

プーシキン

たゆまぬ努力なくして偉大なものは生まれない

 一、今、私の胸には、1974年の秋、貴国への第一歩をしるした折の感動が蘇ってまいります。
 そこで、私たちを温かく迎えてくださったのは、豊かにして、潤いのある、奥深いロシア語のリズムと響きでありました。
 本年は、ロシア語の起源であるスラブ文字が誕生して1150周年の佳節であり、今月、その祝賀の集いが、貴・プーシキン記念国立ロシア語大学のご尽力ありて、大成功されたと伺っております。
 ロシア語を通して紡ぎ出された、偉大な世界文学の傑作が、どれほど力強く人類の魂を励まし、勇気と希望を轟かせてくれたことでしょうか。私自身、若き日より、その限りない恩恵を受けてきた一人であります。
 この人類の宝のロシア語を守り、いやまして光り輝かせゆかれる貴大学から、最高に意義深き名誉博士号を賜り、これほどの光栄はございません。誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。
 一、貴大学がその名に冠するプーシキンは、人間の尊厳を高らかに謳い上げるとともに、従来のロシア語に広範な民衆の語彙を斬新に取り入れ、全国民的言語として完成させました。「現代ロシア語の父」とも讃えられるゆえんであります。
 プーシキンの誕生は、1799年の6月6日。今この日は、「ロシア語の日」と制定されております。
 実は、奇しくも、その72年後の6月6日、私たちにとりまして、「創価教育の父」である牧口常三郎先生が誕生しました。
 若き牧口先生には、共に学ぶロシア人の友人もおり、貴国の文化に深い敬愛を抱いておりました。今年は、第2次大戦中、牧口先生が平和の信念に殉じて70回忌でもあります。
 貴大学から拝受した栄誉を、私はこの先師に謹んで捧げさせていただきます。とともに、本日の喜びを、ロシア語を愛し、ロシア文学を学びゆく全世界の創価の青年たちと分かち合わせていただきたいのであります(大拍手)。
 きょうは、うれしいことに、わが創大生・短大生と共に、貴国からお迎えしている最優秀の留学生の皆さん方も出席してくれております。ここでは、若き宝友たちと共々に、「青年の教育者」「若い感情の陶冶者」と仰がれたプーシキン、そして、その精神を継承されゆく貴大学に学びながら、三点、確認し合いたいと思います。

①知性と創造の炎を
 一、第1に、「志高く『知性』と『創造』の炎を」ということであります。
 プーシキンは決然と語っておりました。
 「知性の世界にあって、我らに後退することは許されない」と。
 彼自身、専制政治を批判し、ペテルブルグから追われる身となった苦境にあっても、断じて後退しませんでした。いやまして読書に励み、旺盛な創作を成し遂げていった足跡が光っております。
 「ロシアの作家の中で一番の勉強家」とも、「生涯学び続けた人」とも評されます。
 「たゆまぬ努力。それなくして、偉大なものは生まれない」──これが、プーシキンの青春と人生を貫いた信念でありました。
 このプーシキンの高邁な志を受け継がれて、最高峰のロシア語教育と人間教育、そしてロシア文化の大発展に間断なく尽くされてきた偉大なる英知の大城こそ、貴大学なのであります(大拍手)。
 コストマーロフ理事長の信条を、私は思い起こします。
 「もし、我々が成功を望み、幸福な人生、民主主義を欲すれば、言葉はその方向性を体現していく。言葉は、それが使用される社会の状態を反映している。救うべきは言葉ではない。我々人間なのである」と言われるのです。
 至言であります。
 「人間の志」が光れば、「言葉」が光る。
 「言葉」が光れば、「知性」が光り「創造」が光る。
 そこから、「社会」も「未来」も光りゆくでありましょう。
 一切は、偉大な人間を創ることから始まります(大拍手)。
 プーシキンが内なる生命から燃え上がる炎の如く、知性と創造を噴き上げていったように、わが創価の若きプーシキンたちも、正義の負けじ魂を燃えたぎらせ、たゆまぬ努力の熱と光で、冷たく凍えた世界を温め、暗く混迷した世紀を照らしていっていただきたいのであります。

②民衆に希望を贈れ

 一、第2に申し上げたいことは、「民衆に希望を贈る励ましのリーダーたれ」ということです。
 プーシキンは、「民衆の偉大さは、民衆が心に抱きしものにあり」と宣言しました。
 彼は、民衆の言葉に耳を傾け、民衆と苦楽を分かち、民衆の生きた会話を自らの詩歌に織り込み、そして、民衆を励ましていったのです。
 プーシキンは、縁する人々に希望を贈り続けました。
 弟子の作家ゴーゴリが、「私にとって大切なものは、プーシキンの永久に変わらぬ言葉である」「私がもつ長所はすべて、プーシキンのおかげである」と感謝を捧げたことも、誠に麗しい逸話であります。
 このプーシキンの心は、貴大学のキャンパスに、生き生きと脈打っております。
 貴大学は、「外国人への正しきロシア語教育」を目指され、東西冷戦の時代より、世界91カ国から、実に、10万人もの留学生を受け入れてこられた世界市民の友情の広場であります。
 プローホロフ学長は、学生たちに呼び掛けておられます。
 「キャンパスで戸惑っている留学生を見かけたら、自分から近づいて、何に困っているのか尋ね、充分に笑顔が戻るまで一人にしないように」と言われるのです。
 これは、わが創価大学の友情の精神とも一致すると申し上げたいが、皆さん、いかがでしょうか(大拍手)。
 プーシキンは、「人には、家柄を超える尊厳がある。つまり、人格の尊厳である」と語りました。
 この人間としての尊厳を、私たちは、互いに励まし合い、自他共に、一段と光輝あらしめていきたいのであります。

③平和と共生の夜明けを
 一、第3に、「人類を結び合い平和と共生の夜明けを」と申し上げたい。
 仏典には、「鏡に向って礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり」(御書769㌻)と説かれます。
 プーシキンも「他人から尊敬されたいと願うなら、他人を尊敬できる自分になるのだ」と教えておりました。
 ここにお迎えした、副学長先生と学科長先生も、まさに、その振る舞いを体現なされている偉大な人間教育者であられます。
 昨日(21日)も、創価学園を訪問してくださり、学園生たちと、まるで家族のような心通い合う交流の劇を織り成してくださいました。あらためて心から感謝申し上げます(大拍手)。
 一、教育を通し、文化を通して、人類は一つに結び合える。これが、私の一貫した大確信です。わが創価大学も、1971年の開学当初より、ロシア語教育を開始しました。
 貴国と日本、東と西の深い分断の時代にあっても、真剣にロシア語を学びゆく創大生たちに私は、こう語りました。「世界情勢は変わる。同じ人間ではないですか。一喜一憂せず、ロシアとの変わらぬ友情の道を進んでほしい」と。
 今、まさに両国の青年の往来は爛漫と咲き薫っております。きょうは、その先駆の道を開いてくれた誉れ高き創大教員の先生方も参列されております。いつもいつも、ありがとうございます(大拍手)。
 一、“プーシキンこそ、ロシアの夜明けなり!”と貴国の文化人は讃えました。
 わが創価の青年たちも、一段とロシアの青年だちとスクラムを組みながら、人類の争乱の闇から「平和と共生の夜明け」を告げていっていただきたいのであります。
 結びに、プーシキンの名作「ルスランとリュドミラ」の一節を謳い上げ、私の御礼とさせていただきます。
 「希望をもち心浮きたたす自信をもって/すべてに立ち向かえ」
 「心を新たな力でみたせ」(『プーシキン全集I』所収、川端香男里訳「ルスラーンとリュドミーラ」河出書房新社)
 偉大なる貴・プーシキン記念国立ロシア語大学に、無窮の勝利あれ! 栄光あれ! スパシーバ(ロシア語で 「ありがとうございました」)!(大拍手)
2013-11-23 : スピーチ・メッセージ等 :
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