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モンゴル国 人文大学 「名誉人文学博士号」授与への謝辞

モンゴル国 人文大学 「名誉人文学博士号」授与への謝辞
        (2013.11.15 創価大学本部棟)

 モンゴル国の「人文大学」から、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉人文学博士号」が贈られた。平和と人道の思想を広げ、青年育成に尽力した貢献を讃えるもの。授与式は15日、B・チョローンドルジ学長、同大学大学院のCh・ゼギーマー院長、同大学言語・文化学部のTs・プレブスレン教授、モンゴル日本友好協会のL・ダシプレブ会長が出席し、東京・八王子市の創価大学で行われた。
 紅葉の彩りが美しい創大キャンパス。
 モンゴル「人文大学」の一行が、本部棟に到着した。
 「ソウカ・イフ・ソルゴーリド・タフタイ・モリルノー!(創価大学へようこそ!)」。学生たちの歓迎の言葉がロビーに響く。
 モンゴルの民族衣装「デール」を身にまとった学生が、モンゴル語であいさつ。さらにモンゴル語と日本語で「母」を合唱し、創大の日本舞踊部が華麗な舞を披露する。
 学生たちの姿をじっと見つめる学長。あいさつした学生に歩み寄り、「きれいな発音ですね!」と笑顔で。皆に向かって「温かな歓迎、本当にありがとうございます」と感謝を述べた。
 首都ウランバートルに立つ人文大学は1979年、モンゴル国立大学傘下のロシア語単科大学として創立された。90年には、ロシア語以外の言語も取り入れた外国語大学に発展。98年、人文社会系の総合大学として「人文大学」と改称した。
 現在は「情報通信マネジメント」「言語・文化」「ビジネス」の3学部と大学院などに約5000人が学ぶ。
 「国際関係と英語通訳」「国際ビジネス経営とドイツ語通訳」など2重専攻による学位取得が可能で、卒業時に二つの証書を受けることもできる。世界28の大学・学術機関との交流・協力活動にも力を入れている。



チョローンドルジ学長の授章の辞

人間と社会の進歩のため自らの生涯をかけて尽力

 一、本日、私たちはモンゴル国・人文大学の学問を探求する同志の名において、池田大作先生に「名誉人文学博士号」を授与すべく、訪問させていただきました。
 「未見の知己《ちき》」、すなわち、顔を合わせて会う前から心の友であるという日本の美しい言葉があります。この言葉は、わが大学の教職員を代表して、私たちがここを訪れた理由を、より明確に表しています。
 わが人文大学は、この名誉博士の学位記を、社会の発展に格別の貢献をされ、現代の高等教育の発展に尽力されている優れた方々に授与する伝統を有しています。
 私たちは、創価学会名誉会長、創価学会インタナショナル会長、そして創価大学創立者の池田先生が、平和と人道主義を尊重する思想を、社会に発展・普及させる清き事業において尽力されている著名な啓発者であることをよく存じ上げており、深い尊敬の念を抱いています。
 一、教育者、若者たちが学び続けているユークリッド幾何学の公理のように、人生における友好関係や、先ほど学生たちが歌ってくれた「母」の曲に込められた人間の愛情は、いつの時代になっても失われない価値観です。
 池田先生のこれまでのご活躍、ご尽力、ご著作は、全ての世代において、特に青年世代が働き生きていく指針を確立するうえで多大な影響を与え続けています。
 「どんなに厳しい絶望的な状況でも、人に信頼と希望を与える人をリーダーと呼ぶ」という識者の言葉があります。この言葉は今や“賢者の金言”のリストに加えられています。これは池田先生の言葉です。
 大学の任務は、リスクを引き受け、責任を背負う力と、決断して他者を率いる能力を持つ、真のリーダーを養成することだと考えられます。
 これは、人文大学も創価大学も同じであると思います。その意味で両大学は同じ精神、同じ目的を持っていることを強調したいのです。
 人間の知恵のエネルギーは無限です。この人間のエネルギーを時代から時代へ継承し、光り輝く思想と尊い伝統を保持しつつ、豊かにしていくことにおいて、池田先生が残してきた功績は多大なものがあります。
 人間をテクノロジーの付属品にすることなく、人生の手綱を握る主人であらしめ、時代や環境の変化にかかわらず、生きることの意味を説くことが、青年世代にとって重要な意義を持っているのです。
 こうした未来を見据えた池田先生の活動を私たちは高く評価しています。
 世界の全ての物がお互いに引き合うという物理の法則があります。
 人間もまた、当てもなく、散り散りに進むのではなく、団結し、力を合わせて平和に生きることを希求するものです。
 この英知光る“引力の法則”を人々に理解させ、確信させるに当たり池田先生の思想は、大いに影響を与えています。
 一、日本においても、モンゴルにおいても、科学技術は社会の発展をけん引する要因になっています。
 その意味で、大学は若い世代を未来に送り届ける“列車”であります。
 そして、大学の教職員である私たちは、社会と人間のために自らの人生をかけて尽力している著名な学者、啓発者、社会貢献に携わる方々に深い敬意の念を抱くのです。
 この敬意の表明として、尊敬する池田先生に人文大学「名誉人文学博士号」を授与することを決定いたしました。
 尊敬する池田先生のご健勝をモンゴル国・人文大学の教職員一同、お祈り申し上げます(大拍手)。

SGI会長の謝辞(代読)

青年よ、創造と革新の使命に生きよ

語学は「人を結ぶ道」「文明を結ぶ橋」
世界の良き友と学び合い 友情の大草原を!


モンゴルに伝わる格言
勇気があれば物事は成就し 努力があれば幸福が象たる

 一、今、私の胸には、憧れの詩心の大国モンゴルの雄大な、そして荘厳な人間の讃歌、生命の讃歌が幾重にも響いてまいります。
 太陽とともに、月光とともに、偉大な人間を創り、偉大な生命を育んでおられる、偉大な大教育者の先生方をお迎えでき、これほどの喜びはございません。誠に誠に、ありがとうございます!(大拍手)
 「青年の大草原」が広がり、「人材の大山脈」が連なる貴国において、目覚ましい躍進を遂げておられる「私学の雄」こそ、貴・人文大学であります。
 その最高学府より、「創価教育」の原点の日である11月18日を前に、意義深き英知の称号を賜りました。厚く御礼を申し上げます。
 私は、この栄誉を、貴国を敬愛し、貴国との平和友好を願ってやまなかった創価教育の父である牧口常三郎先生と戸田城聖先生のお二人の師匠に謹んで捧げさせていただくものであります(大拍手)。
 一、きょうは、若き世界市民の皆さんとともに、貴大学の理念と、貴国の伝統精神に学びながら、大きく3点、心に刻みたい。
 第1は、「言葉で心を結ぼう! 一人一人を大切に!」という点であります。
 貴大学は、ロシア語を教える単科大学を淵源とし、外国語大学、さらには人文科学の総合大学へと大発展してこられました。
 「語学」は、人間と人間とをつなぐ「道」です。文明と文明とを結ぶ「橋」です。
 貴大学が、チョローンドルジ学長の卓抜なる指揮のもと、語学教育の伝統を生かしながら、国際舞台で活躍する数多《あまた》の英才を育成し、相互理解の促進と地球社会の連帯に果たしてきた貢献は、高く賞讃されております(大拍手)。
 思えば、13世紀に築かれた大モンゴル帝国は、「力による支配」を超え、多様な文化を取り入れて成長した、多人種・多民族の大連合体でもありました。
 そこで大きな役割を果たしたのが、語学に熟達し、多元的な視野を持つ人材群であります。
 チンギス・ハーンの孫であり、「元」の初代皇帝となったフビライは、「息子たちよ、人を強制して支配しようとしてはならない。最も大事なことは人の『心』をつかむことである」との言葉を残したとも伝えられております。
 「元」の中枢には、モンゴル語のほか、アラビア語、ペルシャ語、ウイグル語、女真語、チベット語、中国語など各言語の書記が置かれ、広大な領域の最前線から集められた情報が記録されていったといいます。
 異なる民族の文化から積極的に学んだモンゴル帝国の開放性について、私は、貴国を代表する文学者のドジョーギーン・ツェデブ博士との対談でも語り合いました。
 博士は、他民族を差別せず、優秀な人材を進んで登用したことが、モンゴル帝国の大発展をもたらしたと、鋭く指摘されていたのであります。

創大で活発な留学生の往来
 一、本日の式典は、光栄にも、長らく在日モンゴル大使館の公使として活躍されてきた、ダシプレブ会長も温かく見守ってくださっております。
 さらに、日本を代表する名通訳である大束《おおつか》亮先生が、きょうも、両国の心の素晴らしき「懸け橋」となってくださっており、感謝に堪えません(大拍手)。
 わが創価大学も、貴国と日本との国交樹立に先駆して、開学の当初よりモンゴル語の講座を開設いたしました。頼もしいことに、貴国との留学生の往来も、活発に続いております。
 この席には、貴国へ留学した創大生の代表とともに、貴国からお迎えしている大切な留学生の方が参加してくれており、うれしい限りです(大拍手)。
 どうか、創大生、短大生の皆さんは、このグローバルな学びの広場で、さらに楽しく溌剌と語学力を磨いていってください。
 そして、一人一人、多彩な、かけがえのない個性を持った世界の良き友と学び合い、成長し合いながら、21世紀の平和と友情の大草原を開いていっていただきたいのです。
 一、若き皆さんと銘記したい第2の点は、「わが使命の道を進め! 創造と革新の前進を!」ということであります。
 モンゴルの希望の未来を目指しゆく学生たちに、チョローンドルジ学長は、こう訴えておられます。
 「他人のつくった道を進むことは容易であるが、革新には至らない。他人のできないことを行い、創造して、自らの精神と労働の力によって自らの道を切り開いてこそ、君たちは社会の革新を実現できるのです」
 まさしく、「創造」と「革新」こそ、青年の特権でありましょう。わが創大に脈打つスピリットも「創造的生命」であります。
 新たな道を開く──それは立ちはだかる困難や壁との戦いです。
 しかし、青春にとって、壁は突き破るためにある。困難は勝ち越えるためにある。
 私の好きなモンゴルの格言に、「勇気があれば、物事は成就する。努力があれば幸福がやってくる」とあります。
 恐れなき勇気と、弛みなき努力の翼によって、創造的生命は飛翔する。
 なかんずく、これからの青年たちの瑞々しい探究と価値創造が、いまだ人類に秘められた知恵と力を解き放っていくことを、私は信じ、祈り、期待してやまないのです。

民衆と共に! 民衆の中へ!
 一、第3に、皆で共有したいことは、「大誠実であれ! 民衆への奉仕を!」という一点であります。
 民衆奉仕の崇高なる精神は、モンゴルの国旗に描かれた図柄「ソヨンボ」にも、表れています。国旗には、火、太陽、月などとともに、上と下に三角の意匠が配されています。
 この図柄については、さまざまな意義が込められています。なかんずく、モンゴルの偉大な知性として名高いビャムビーン・リンチェン先生は、「上の立場にある者も、下の立場にある者も、民衆への奉仕において誠実かつ正直であれ!」との精神性を強調されているのであります。
 私ども創価大学も、「民衆立」の大学として、大学に行けなかった庶民のために尽くし、恩返しを果たしていくことを、誇りとし、使命としてきました。
 「民衆と共に!」「民衆の中へ!」そして「民衆のために!」。
 この信念に徹する人生ほど、強いものはありません。
 一、貴大学の校章には、無量の宝と英知の象徴である「如意宝珠」と、美しき「白蓮」が描かれています。
 泥の中から清浄無比の花を咲かせる白蓮の如く、厳しい現実社会の真っ只中で誠実に民衆に献身しゆくリーダーたれ! そこにこそ、自在の知性を尽きることなく発揮し、自他共に幸福の花を咲き薫らせていくことができる。
 ──そう青年たちを励ましてくれているように、私は思えてならないのであります。
 モンゴル語にも翻訳されている「法華経」では、悪世の中で民衆のために戦うことを誓った地涌の菩薩の姿が、まさに「如蓮華在水(蓮華の水に在るが如し)」と説かれております。
 さあ、私たちも、尊敬する貴大学の諸先生方と一緒に、天翔る駿馬に乗って、アジアから世界へ希望の大光を放つ「人間教育の世紀」を開いていこうではありませんか!
 その決意を、貴国の大詩人ヤボーホラン先生の詩歌に託させていただきます。
 「駿馬の強さを見せるには、遥かな目標が必要だ。
 民衆の望んだものに、思い巡らせて駆けていけ!
 駿馬と私、我らには、世界の舞台が必要だ」と。
 終わりに、貴・人文大学の永遠の発展、そして諸先生方のますますのご健勝を心からお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 イフ・バヤルララー!(モンゴル語で「誠に、ありがとうございました!」)(大拍手)
2013-11-17 : スピーチ・メッセージ等 :
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