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随筆 我らの勝利の大道 No.117 人生の舞 文化の光彩

随筆 我らの勝利の大道 No.117     (2013.10.24付)

人生の舞 文化の光彩


使命の舞台で 君よ名優の如く!
魂の勝鬨から広がれ「平和」の調べ


第一級の輝きに触れよ!


 生命の
  明朗王の
    君なれば
  悲劇の友も
   喜劇に変えゆけ


 人生は波瀾万丈の劇だ。
 苦難の夜を越えれば、晴れわたる朝が来る。試練の風雪を耐え抜いてこそ、栄光の太陽は輝きわたる。
 我らは、何があろうとも毅然と前を向き、断固として使命の舞台で舞う。
 苦悩に沈む友には勇気を贈り、戦い疲れた友には安穏をもたらし、孤独に悩む友には希望を広げる。
 持てる力を自他共に発揮しながら、大いなる勝利劇の主人公となって「人間はかくも偉大なり!」と謳い上げていくのだ。
        ◇
 日蓮大聖人は、「一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ」(御書970㌻)と門下に厳命なされた。
 安逸に流されても一生。激流と戦い切っても一生。
 同じ生きるならば、悔いなく、最高の充実と誇りの人生を飾り、永遠に消えざる福運を残していきたい。
 そのための信仰である。
 私は、21歳の日記に、こう記した。
 「詩想豊かな青年、感激と努力に生きる青年。その尊き青年の生涯こそ、芸術上の極致の生き方なりと表現したいものだ」
 わが師・戸田城聖先生のもと、私は無上の青春の劇に全身全霊で挑み抜いた。
 戸田先生は、断崖絶壁のような事業の窮地の中でさえも、私を徹して鍛え、学ばせてくださった。
 「一流を見よ!」とは、一貫した師の薫陶である。
 妙法は、大宇宙を貫く根本の大法だ。あらゆる次元において、滾々と尽きせぬ価値を創造できる「活の法門」なのである。
 この一切を活かせる最高の哲学に若くして巡りあったからこそ、君よ、求めて一流に触れ、世界を舞台とする平和指導者に育ちゆけ、と期待されたのだ。
 では、求めるべき一流とは何か。何をもって自身を高めていくのか──。
 恩師が常に凝視されていたのは、誠実に精魂を傾けた仕事かどうかという一点であった。世間の評判ではない。自分の仕事に誇りを持ち、何事もゆるがせにしない真剣さがあるかどうか。そこに一切の基準を置かれていた。
 そして、青年に対して、「誠実に生きるのだ、尊い自己の使命を果たし抜け」と、真実一路の生き方を教えてくださったのである。
 一流の文学を読む。
 一流の音楽を聴く。
 一流の絵画を観る。
 一流の魂に触れる、その切磋琢磨によって、一流の人格も磨かれるのだ。
 私と不二の青年部は、創価の平和と文化の大運動の中で、世界第一級の芸術もわが友としながら、心の宇宙を広げ、気宇壮大に前進していただきたい。

人間結ぶ芸術の力
 中国の国学大師・饒宗頤博士は、「第一級の作品」が持つ感化力に注目され、「勇気や希望を心に灯し、或いは清澄な心を引き出すのが、真の芸術といえましよう」と、私に語られた。
 芸術は、人びとの魂を鼓舞する。心を豊かにし、前進への力を漲らせる。
 たとえ言語や民族、歴史、風土の違いがあっても、芸術に国境はない。人間と人間を近づけ、心と心を結ぶ不思議な力がある。
 私が民主音楽協会(民音)や東京富士美術館(富士美)を創立したのも、その一助となればとの思いからである。
 当時は東西冷戦──。“文化の力で世界を平和に!”という願いなど、夢物語だと笑う人もいた。
 しかし私には、どこの国であろうと、そこに住んでいるのは、同じく平和を願う「人間」であるという確信があった。平和だから文化運動をするのではない。平和のために文化運動を断行するのだ。
 私は青年に語ってきた。「地味な作業かもしれないけれど、文化交流が一番の平和の近道なんだ」
 ゆえに、人びとに一流の芸術を! 文化の力で平和の人間世紀を!

民音の創立50周年 東京富士美30周年
 先日、創立50周年の佳節を刻んだ民音の交流は、今や105カ国・地域に及ぶ。
 開館30周年を迎える東京富士美術館は、世界各国の美の名品を招来した展覧会を40回以上、館蔵品による海外展も約20カ国・地域で30数回にわたって開催してきた。
 関係者をはじめ、献身的に支えてくださる皆様方への感謝は尽きない。
 今秋、東京富士美術館では記念展として「光の賛歌 印象派展」が始まった。
 世界8カ国の40美術館からルノワールやモネなど巨匠の名作が一堂に会しての、いわば“幸福の光の競演”である。この美の園に多くの方々が集われ、新たな喜びの花が咲き薫っていくことが嬉しい。
 また民音では、私が深き友情を結ぶブラジルの世界的ピアニスト、アマラウ・ビエイラ氏が来日コンサートを開かれる。ビエイラ氏は、創価の文化活動を、古代ギリシャの理想に通ずる「民衆のため、人間のため、後世のために、人類の財産を残す行動」と讃え、連帯してくださっている。

心の復興の支えに
 あの東日本大震災から2年7カ月──。
 大切な家族、同志を失った皆様、今なお避難生活を余儀なくされる方々に、題目を送らない日はない。
 日本中、世界中の多くの方々が、被災地の復興支援のために奔走されている。その中で、民音、富士美も尽力してきた。
 民音では、宮城、岩手、福島の三県で「東北希望コンサート」を重ねている。また本年、民音が招聘した中国瀋陽雑技団もこの三県で友好公演を行い、深い感動を広げた。
 富士美では、福島で館蔵品100点による「洋画の巨匠たち」展を企画・支援した。
 この展示会の来賓の方が、「素晴らしい作品を見ることで、生きる力を得ていく──本当にすごいことです。物資の面での復興も、当然大切です。しかし、心の復興が進めば、数十倍、数百倍の効果となって、社会を潤していくに違いありません」と述懐されていたそうである。
 「心の復興」に果たす文化・芸術の役割は、いやまして大きいと確信する。
        ◇
 今月から私は、「生命の光 母の歌」と題し、オーストリアの元文部次官で声楽家のユッタ・ウンカルト=サイフェルト博士と新たな対談を開始した。
 以前、博士は力を込めて語られた。
 「芸術は私たちの中にある『聖なるもの』の表現なのです」と。
 鍛錬と精進を貫き、研ぎ澄まされた創造的生命から現れる本然の輝き──それは、わが生命の尊さ、内なる「聖なるもの」への目覚めをも促すに違いない。
 そして、我らの自行化他の実践は、自らの心を磨き、万人の心を開きゆく聖業といえまいか。皆で励まし合いながら最も尊貴な仏の生命を輝かせていく連帯は、「最高の人間芸術」そのものであると、私は思う。
 “創価の華”と薫る芸術部の皆様、また音楽隊、鼓笛隊、各地の合唱団などの皆様は、偉大な民衆芸術を彩る先駆者なのだ。
 今回、渾身の演奏で日本一に輝いた音楽隊の創価グロリア吹奏楽団も、本当におめでとう。ありがとう!
 ともあれ、現実の生活の中で、喝采があろうがなかろうが、人びとの心に希望の光を送り、幸福劇に導く我らの広宣流布こそ、究極の「平和の文化」の創造ではないだろうか。
 中国の人民の母・鄧穎超先生は、ある劇団の団員を労《いたわ》って言われた。
 ──演劇は、素晴らしい演技をする俳優とともに、舞台の準備、照明、シナリオ、演出などのチームワークです。裏方の仕事をしてくれている「無名の英雄」に感謝を捧げたい、と。
 現在、管楽器の修理工房で働く、音楽隊出身の東京・葛飾の壮年がいる。
 彼には、演奏の道への憧れもあった。だが、父親の会社が倒産し、家計を支えるために働かざるを得なかったのである。
 飛び込んだ修理の世界では、初めて手にする楽器もあった。助けてくれる人も教科書もない。言うに言われぬ苦労の挑戦であった。
 しかし、「ここで戦い切る」との音楽隊魂で一歩も退かず、この仕事は「夢を支える天職」と誇りをもって修業を積み重ねていった。今や「扱えない管楽器はない」と評されるほどの一流の技を鍛え上げた。
 人生は戦いだ。いいことばかりではない。しかし、困難を一つ一つ粘り強く乗り越える中で、魂の勝鬨という幸福の交響曲を自在に指揮し、演奏できる境涯が開かれていくのである。

「ご褒美は名月!」
 先日、岐阜県の広大な山村で、聖教新聞の配達をしてくださっている「無冠の母」から、尊い尊いお便りをいただいた。
 中部広布60周年を、聖教の拡大で祝賀しようと対話を開始された。
 壁にぶつかる戦いの連続だったが、題目を唱えて挑戦する中で込み上げる大歓喜があった。「自分の悩みを突き抜けて、広宣流布の大願のために祈れるとは、何と幸せだろうか」と。
 遂に目標を達成し、共に戦ってきた兄に報告した。すると兄は会心の笑顔で言った。「ご褒美は中秋の名月だよ!」。仰ぎ見た夜空には、幾山河を越えてきた歩みを讃えるように、満月が宝の光を放っていた。
 広布のロマンに生きゆく人生には、生命の歓喜踊躍の名曲があり、所願満足の福徳の名画がある。名優のような誇り高き凱旋がある。
 大聖人は「迦葉尊者にあらずとも・まい(舞)をも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立ってをど(踊)りぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をど(踊)りてこそい(出)で給いしか」(御書1300㌻)と仰せになられた。
 我らは共々に舞を舞うが如く、未来永遠に語り継がれゆく偉大な絵巻を綴っていこうではないか!

 天高く
  創価の文化は
       大勝利
        ◇
 大型台風が再び接近しています。どうか防災対策を万全に対処してください。安全無事故を祈ります。


 鄧穎超の話は高橋強、水上弘子、周恩米・鄧穎超研究会著『人民の母──鄧穎超』(白帝社)。
2013-10-24 : 随筆 我らの勝利の大道 :
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