第43回創大祭/第29回白鳥祭記念「創価栄光の集い」へのメッセージ

第43回創大祭/第29回白鳥祭記念「創価栄光の集い」へのメッセージ
       (2013.10.12 創価大学記念講堂)

 創価大学の第43回「創大祭」、創価女子短期大学の第29回「白鳥祭」を記念する「創価栄光の集い」が12日、東京・八王子市の創大記念講堂で開催された。創立者の池田名誉会長はメッセージを贈り、「対話の道」「友情の道」「連帯の道」を進みゆく価値創造の青春たれと呼び掛けた。式典には、中国の“池田思想”の研究者一行、ケニア・ナイロビ大学のピーター・ワサンバ副人文科学部長一行ら来賓が列席。中国から国交正常化後初の国費留学生として創大で学んだ翻訳家の李佩氏が講演を行った。

 創立者・池田名誉会長は式典後、創大生、短大生、留学生に真心の伝言を寄せた。
 「大成功、おめでとう! よくやったね。ありがとう。みんなにくれぐれもよろしく伝えてね。創立者として、いつも、いつも見守っているよ! みんな、ありがとう。体に気をつけるんだよ」


創立者のメッセージ


わが生命に「英知の城」を築け
挑戦の一歩を踏み出そう

鄧穎超女史
「失敗しても構わない。そこに次の成功が!」

 伝統輝く「創価栄光の集い」、おめでとう! 私の心も、躍動する皆さんの輪に飛び込み、共に歌い、共に舞い、共に奏で、共に勝ち鬨をあげております。
 また、この舞台の陰で、この講堂の外で、青春の祭典を支えてくれている尊き役員の皆さん方とも、心は一つです。一緒に金の汗を流す思いです。
 わが愛する創大生、短大生、そして留学生の皆さん方の晴れ姿を、私は、全て見守っております。本当に、おめでとう! 本当に、ご苦労様!

理想を高く掲げ基礎の鍛錬を
 きょうの集いに寄せて、私は、第1に「わが生命に英知の城を伸びやかに築きゆけ」と申し上げたい。
 私も先月、オープンしたばかりの「中央教育棟」を視察いたしました。どこまでも学生を中心に、縦横無尽に学べる環境が整い、創価教育の父・牧口常三郎先生、戸田城聖先生がいかばかり喜ばれるか。お二人の会心の笑顔が浮かびました。
 ディスカバリーホールでは、椅子に座り、机を出して、私は妻と、「できることならば、ここで世界中の青年たちと一緒に学びたいね」と語ったものです。
 私たちの世代の青春は、横暴で偏狭な軍国思想を強いられ、残酷な戦争によって、ゆっくりと学ぶ機会を奪われました。ゆえに私たちの悲願は、若い世代には、何としても、世界の友と、思う存分、学び合える時代と舞台を開きたいということでした。その夢を、皆さん方が叶えてくれているのです。
 難関の司法試験や教員採用試験などにおいても、語学力の向上や留学への挑戦においても、就職の成果においても、クラブ活動の充実等においても、万般にわたり、皆さん方が目覚ましい勝利を収めてくれていることは、創立者として、この上ない喜びであります。
 ともあれ、アメリカの近代建築の巨匠ライトは宣言しました。
 「建築は人生を新しくし、またそうしてきたものである」(エドガー・カウフマン編、谷川正己・谷川睦子訳『ライトの建築論』彰国社)と。
 我らの学舎《まなびや》も、中央教育棟の誕生、看護学部、国際教養学部の新設など、さらに新しい飛躍の時を迎えております。
 ライトが「理想が高ければ高いほど、鍛練もまた、大きい」(同)と語った如く、どうか、二度と来ない宝の学びの日々に、いやまして理想は高く掲げながら、地道な基礎の鍛錬を大いにお願いします。わが生命に英知の城を伸びやかに築き上げていってください。
 そして、皆さんの成長を祈り待つ父母も、世界の友も喜び見つめる「勝利の旗」を翻していただきたいのであります(大拍手)。

大河の流れは源《みなもと》の一滴から
 第2に申し上げたいことは、「青春の挑戦の一歩を踏み出せ! 失敗を恐れずに」ということです。
 青春時代に、私が恩師・戸田先生の個人教授である「戸田大学」で学んだ、中国の古典『文選』の詩の一つには、こう詠われておりました。
 「川の廣きは源に自り、人を成すは始まりに在り。微を累ねて以て著はるるは、乃ち物の理なり」(内田泉之助・網祐次著『新釈漢文大系14 文選〈詩篇〉上』明沿書院)と。
 すなわち、大河の広々とした流れも、源の一滴から始まる。偉大な人生の歴史も、勇気ある挑戦の一歩から始まる。小さな、人知れぬ青春の努力の積み重ねによってこそ、仰ぎ見る金字塔が打ち立てられる。これが、道理です。
 私は、中国から最初にお迎えした留学生の皆さんのことを思い起こします。いまだ両国の平和友好条約も締結されない時であり、どれほどの不安を抱えて来日されたことか。どれほどの苦労の連続の留学生活であったことか。しかし皆、本当に立派であった。
 中国と日本の友好を深く願われた周恩来総理のお心を体し、留学の第一期生として、後に続く後輩たちのために、向学と友情の不滅の源を残してくれたのであります。
 きょうは、その代表として、わが誉れの同窓生であられる李佩《りはい》先生が母校に凱旋を果たしてくれました。皆で、改めて、熱烈に大歓迎したいと思うのであります(大拍手)。
 思えば、周恩来総理と一体不二であられた、夫人の鄧穎超先生も、青年のチャレンジをこよなく愛され、常々、青年を励まされておりました。
 “失敗したって構わない。次に成功すればいい。失敗の中に成功がある”(『人民の母──鄧穎超』〈白帝社》の西園寺一晃氏による序文から)と。
 皆さんも、失敗を恐れず、青春の挑戦の一歩また一歩を、大胆に忍耐強く、執念をもって踏み出していってください。それが、栄光の人生の扉を開く。そして、未来の希望の大河と広がっていくからであります。

世界に対話 友情 連帯の道を

創大・短大生はわが無上の誇り
 第3に申し上げたいことは「世界へ『平和の連帯』の道を勇敢に進みゆけ」ということです。
 私たちの忘れ得ぬ友人であった「アフリカの環境の母」ワンガリ・マータイ博士は、きょう、代表の方々がお見えになっているナイロビ大学の卒業生であり、母校の教壇に立たれました。博士は毅然と言い切っておられました。
 「私たちは争いには関心がありません。平和を育てたいのです」(小池百合子訳『UNBOWED へこたれない ワンガリ・マータイ自伝』小学館)と。
 人の世には、常に争いが渦巻いています。大切なことは、その争いに振り回されるのではなく、「平和」を創ることです。「平和の人材」を育てることです。断固として「平和の連帯」を広げゆくことです。
 ここに、永遠に変わらざる我ら創価の信念があると申し上げたいが、皆さん、どうだろうか(大拍手)。
 敬愛するケニアは、豊かなる口承文学の宝庫であります。この知恵の大地で、生き生きと語り継がれてきた「なぞなぞ」の一つを、きょうは、皆さんと一緒に心に刻みたい。
 それは「決して『休もうよ』とは言わない友人は誰か?」という「なぞなぞ」です。その答えは──「道」であります。
 確かに、大地に果てしなく続く「道」は、辛抱強い親友のように、私たちが進むことを、いつも、じっと見守ってくれています。
 我らが歩みゆく「使命の道」「学びの道」「価値創造の道」そして「世界平和の道」もまた、同じであります。どこまでも前進しゆけと、励まし続けてくれているのです。
 この道を明るく賑やかに、世界中の学友たちと手を携えて進みたい。我らは創価の平和のフォートレス(要塞)から、文明を結び、人類を結ぶ「対話の道」「友情の道」「連帯の道」を、さらに一段と広げていこうではありませんか!(大拍手)
 私は、これからも、わが無上の誇りである創大生、短大生、そして留学生の皆さんの健康と成長と勝利を祈り、応援し抜いていく決心です。
 かけがえのない使命を帯び、計り知れない力を秘めた君たちよ!。
 皆、断じて、負けるな! 恐れるな! 絶対に、あきらめるな!
 どうか、親孝行を忘れずに! 風邪など、ひかないように。
 交通事故にも細心の注意をお願いします。お元気で!
 ご来賓の先生方、本日は、ありがとうございました!
 謝謝!。
 カムサ・ハムニダ!
 アサンテ・サーナ!
 サンキュー・ベリーマッチ!(大拍手)
2013-10-14 : スピーチ・メッセージ等 :
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