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中国 大連芸術学院 「名誉教授」称号授与への謝辞

中国 大連芸術学院 「名誉教授」称号授与への謝辞       (2013.10.8 創価大学 本部棟)

 中国東北部・遼寧省の大連芸術学院から、創価大学創立者の池田名誉会長に「名誉教授」称号が贈られた。世界的な平和・文化・教育運動の推進、および日中友好への傑出した貢献を讃えるもの。授与式は8日、東京・八王子市の創大本部棟で行われ、大連芸術学院の王賢俊理事長、余加祐学長、李長遠副学長、劉永福副学長、黄金声学長顧問らが出席。代理の馬場創大学長に「名誉教授」の証書が託された。また、名誉会長から同学院に真心の漢詩が贈られた。

王賢俊理事長の授章の辞

青年の交流を促進し未来を共に開きたい

 尊敬する池田大作先生、香峯子夫人、ならびに創価大学・馬場学長をはじめ、ご列席の皆さま。
 本日、池田大作先生の創立された創価大学を訪問し、先生に大運芸術学院の「名誉教授」称号を授与させていただけることに、私は深く感動し、また大
きな喜びを感じております。
 これは私個人にとっても、大連芸術学院にとりましても大変、名誉なことでございます。大連芸術学院を代表し、心からの感謝の意を表します。
 池田先生は、創価学会の名誉会長、そしてSGI(創価学会インタナショナル)の会長として、長年、中日友好のために多大なご貢献をされてきました。
 戦後、中日関係の最も困難な時期に、池田先生は両国の国交正常化を毅然と主張され、先生の創設された公明党も何度も訪中し、国交正常化の実現に大きな役割を果たされました。
 池田先生は、中国人民の古き友人であり、中日国交正常化の提唱者、中日民間外交の大功労者として広く敬愛され、賞讃されております。
 これまで10度にわたってわが国を訪問し、多くの大学と交流関係を築かれました。とりわけ1975年以来、創価大学は中国からの留学生を積極的に受け入れ、各分野で活躍する多くの人材を輩出されました。
 また、中日友好の後継者をつくるために、中国の多くの大学で、学生に対し情熱あふれるご講演をしてくださいました。
 中日間の芸術・文化交流を進める先生の傑出したご貢献を讃え、中国文化部からは、「中国芸術貢献賞」と「文化交流貢献賞」が授与されています。中国政府がご」の二つの賞を一人の外国人に授与するのは異例のことです。
 長年、池田先生は中日両国の間を奔走し、中国の歴代の指導者とも深い親交を結ばれました。特に1974年には、周恩来総理との歴史的な会見を実現されました。
 創価大学のキャンパスに植樹された「周桜」を仰ぎ見ると、周恩来総理をしのぶ池田先生の思いが、ひしひしと伝わってまいります。こうした先生の偉大なご功績を、心より尊敬するものであります。
 私たちは、教育、文化など学術分野における池田先生の卓越した思想哲学を継承し、宣揚しなければなりません。そして、先生の教育理念と実践について学び、今後の交流をさらに深めていきたいのです。
 大連芸術学院は、中国では数少ない私立大学として13年前に設立されました。現在、遼寧省において、芸術学科が整備された唯一の芸術大学です。
 わが大学には、音楽、メディア、映画テレビ、デザイン、美術、ファッション、文化芸術管理など七つの専門学部と一般教養学部があり、26の大学コースと28の短大コースが設置されています。
 在校生は約1万人。
 建学以来、「明徳」「精芸」「崇実」「尚美」の校訓のもと、「すべて学生のため、すべて教育のため、すべて発展のため」という理念を掲げ、2万人以上の優秀な卒業生を輩出しました。
 近年、政府の支援のもと、中国の私立大学は著しく発展してまいりました。
 わが大学もここ3年で、敷地面積66万平方㍍、建築面積26万平方㍍の土地を開拓し、環境に優しい、芸術的な風格をたたえた、美しく近代的な新キャンパスを建設しました。今月下旬には、移転も完了します。
 芸術を通して、美しき社会を建設し、共生の世界を創造することが私たちの目標です。
 近年、わが大学は、海外との芸術・文化交流も積極的に展開し、教員と学生たちは国際感覚を磨き、国境を超えた友情を結ぶことが
できました。
 今年は先生の中日国交正常化提言から45周年、中日平和友好条約の締結から35周年を迎えました。本日の授与式は池田大作先生への心からの敬意と、両大学の末永い友情を願う意義が込められております。
 これからも密接な交流関係を築き上げ、それぞれの長所を生かし、共に中日両国の青年交流および芸術・文化の交流と発展のために尽力してまいりたいと心から願うものです。
 最後に、池田先生と香峯子夫人のますますのご健康とご多幸、創価学会と創価大学のさらなるご繁栄とご活躍、そして中日両国の友情、平和、共生と発展を祈念し、授章の辞とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

名誉会長の謝辞(代読)

平和と友情の交響楽を高らかに!

教育こそ青春を輝かせる芸術
王理事長
「苦難が傑出したものをつくり出す」
使命に徹し無限の創造の泉を


「美」には自己中心性を打ち破る力が
共に生きる喜びで人類を結べ


 一、先日、中国の高名な学識者の先生から、流麗な書をお贈りいただきました。そこには、「日中同心 修復友好」と墨痕鮮やかに認《したた》められていたのであります。
 時代がいかに変わろうと、貴国にも日本にも、変わらざる友誼と平和の心を同じくする、何と多くの友がいることでしょうか。
 私も、早速、「金の橋、もとより風波を懼れず。礎を定めて、更に常に琢磨すべし」という返詩を贈らせていただきました。
 両国の民衆を結び、人間を結び、心を結ぶ「金の橋」は、どんな風も波も恐れません。この揺るぎなき橋を、私たちは後継の若き世代と共に、さらにさらに強固にしていきたいと決意しております。
 この「平和」の金の橋に光る欄干は、一つは「教育」、一つは「文化」であると、私は思ってまいりました。
 今日は、「教育」と「文化」の二つの翼を、王者の鳥「鳳凰」の如く広げゆかれる貴・大連芸術学院より、王賢俊理事長、余加祐学長をはじめ諸先生方をお迎えすることができました。
 「平和友好条約」の締結より35周年の秋を、黄金に輝く交流をもって、何よりも意義深く飾らせていただき、心から御礼を申し上げます(大拍手)。
 また、きょうは、貴国から、お越しくださっている交換教員の先生方にも、出席をいただき、うれしい限りであります。
 目覚ましい希望の大発展を遂げられる貴学院は、壮麗な新キャンパスが誕生し、引っ越しの渦中と伺っております。
 その一番お忙しいなかに、わざわざ来日くださったご厚情を、私は終生、忘れることはありません。
 私は、満腔の感謝と報恩の決意を込めて、貴学院からの「名誉教授」の称号を、謹んで拝受させていただきます。誠に誠に、ありがとうございます(大拍手)。
 一、港湾こそ国の玄関であり、異なる文化が出あい、新たな文化を発信するところなり──。
 これは、わが創価教育の創始者・牧口常三郎先生が、この10月で発刊110周年を刻む大著『人生地理学』に書き記した洞察でありました。
 国際芸術祭、国際映画祭、国際ファッションショーなど、時代の最先端の発信を続けている港湾都市・大連は、まさしく今、世界が見つめる文化の「花の都」として栄えております。
 最近も、大連と日本の富山との直行便が復活したという明るいニュースが報じられていました。
 躍動するスポーツの祭典でも賑わい、美しい大自然と活力あふれる人間の営みが融合する「創造の都」大連に聳え立つ、文化芸術の大殿堂こそ、貴学院であります。
 貴学院から賜りました栄誉を、私は、平和の信念に殉じた創立の父・牧口先生に捧げるとともに、教育、また文化とりわけ芸術の分野で、尊い貢献を続けている、世界の創価の友人たちと分かち合わせていただきたいと願っております。

周総理の芸術の魂を受け継いで
 一、思えば、私たちが敬愛してやまない周恩来総理は、民衆芸術の興隆に尽力され、「芸術総理」とも讃嘆され、慕われました。
 詩歌の創作、演劇の経験をはじめとした文芸への精通はもちろんのこと、激務の合間を縫って、芸術に携わる友を徹して励まし、希望の火を灯していかれたことは、有名な史実です。
 1966年、大連での文芸公演を観劇した周総理は、熱演に笑顔で喝采を送り、舞台へと歩み登りました。
 そして、子役の俳優の手を取り、「とても良い演技でしたよ。とっても」と褒め讃えられました。
 頭を撫でながら、「何歳になったの? どこの出身かな?」等と親しみ深く問いかけながら、稽古の環境などにも心を砕かれております。
 さらに、その後、愛する大連の芸術家たちと食事を共にしつつ、民衆芸術の未来を託していかれたのであります。
 周総理は、芸術においても、「法則の掌握」「基本の訓練」「技術の錬磨」という地道な努力を重視していました。
 周総理が体現されていた「芸術を愛する心」「芸術家を育む大情熱」、そして「真の芸術を創造する魂」を脈々と受け継いでいるのが、ここにお迎えした王理事長であられます。
 王理事長は、芸術学院の創立の高邁にして遠大な理想を掲げ、岩盤に爪を立てるが如く血の滲む死闘を重ねてこられました。そして、寂寥たる荒れ野を、絢爛たる芸術教育の花園へと大転換なされたのであります。その建学の歴史を、私は同じ道を歩んできた創立者として、感涙して伺いました。

学生が率先して社会貢献の行動
 理事長は力強く獅子吼されております。
 「傑出を創造しようと欲するならば、そのために経るであろう試練と苦難を受ける準備をせねばならぬ」「苦難は常に傑出したものを創り出す」と。
 正義のために難に遭い、それでも勇敢に耐え抜いて戦い切った生命のみが到達できる自在の境地があります。
 使命の労苦に徹し抜いてこそ、汲めども尽きない創造性の源泉を掘り当てることができるのではないでしょうか。
 貴学院では、学生の皆さんが、数多くのコンテストなどの実践で活躍し、技量を磨く一方、地域のために無料で自分たちの劇を披露するなど、社会貢献の行動も光っておられると聞きました。
 余学長は、学生たちに呼びかけておられます。「精励して学問を良く修め」「大連芸術学院の夢と私たち一人一人の夢を実現するために努力しよう」と。
 貴学院は、高い就職率を誇り、芸術性あふれる人材を、社会に世界に送り出されています。あらためて私は、教育こそ、青春の生命を輝かせゆく芸術である、と確信するものです。
 一、じつは、きょう「10月8日」には、忘れ得ぬ思い出があります。それは、東西冷戦が激しかった1961年のこの日、私は築かれて間もない「ベルリンの壁」の前に立ちました。人間を分断する冷酷な壁に怒りが噴き上げました。その時、私は同行の友に語りました。「30年後には、この壁は取り払われているだろう」と。
 願望ではなく、「人間によってもたらされた困難は、人間によって乗り越えられないはずがない」との信念からでありました。
 そして、人類の平和と共生を願う一人の民間人、一人の青年として、「教育」と「文化」の連帯を創り広げゆく行動を、一段と強めてきたのであります。
 私が民主音楽協会を創立したのは、「ベルリンの壁」の前に立って2年後のことでありました。
 今年で50年。貴国の文化・芸術団体を招いての来日公演は、水の流れるように継続され1800回を超えました。世界との交流は105カ国・地域に及びます。じつに1億1000万人を超える方々に感動の舞台を広げてきたのであります。
 私の胸には、戦争と対立と分断の時代にあって、「美育」つまり「芸術教育」の必要性を強く訴えた大教育者・蔡元培先生の主張が響いて離れません。すなわち、芸術教育は、「自分と他人は別だという観念、己を利して人を損なう観念を徐々になくす手助けとなります」(蔡元培・徐特立著、石川啓二・大塚豊著訳『中国の近代と教育』明治図書)と言われております。
 美という普遍的な次元には、生命を高めて、他人の不幸の上に自分の幸福を築くという自己中心性を打ち破る力があります。そして、いかなる差異も超えて、共に「生きる喜び」をもって、人類を結び合わずにはおかない不思議な力があるのであります。
 貴学院の素晴らしき校歌には、謳われております。
 「我らは大海に憧れ、大海の百川を納むるを憧る。
 我らは高山を仰望し、高山の巍峨たる向上を仰望す。
 ・・・・・・ ・・・・・・
 自強《じきょう》し(自ら強め)、壮美なる交響楽を歌い上げ給え」と。
 本日より、私も、この歌の如く、大海と高山を友とする心で、貴学院の皆さま方と一緒に、教育と文化のソフトパワーをいやまして強めながら、壮美なる平和と友情と創造の交響楽を高らかに響かせる決心であります。
 終わりに、尊敬する諸先生方のご健康とご多幸、貴学院の千秋万歳《せんしゅうばんぜい》のご隆昌を心からお祈り申し上げ、私の御礼のあいさっとさせていただきます。謝謝!(大拍手)

名誉会長が漢詩を贈る

大千世界和為貴
連理長開友好花
賢者自賢樂教育
俊英桃李遍中華


〈大意〉
この大千世界は調和こそが貴いのであり
中国と日本という連理《れんり》の枝には
 長く友好の花が咲いています。
芸術の王道を征く賢者は
 自らが賢くして教育を楽しんでおられ
貴・学院が育まれた俊英の人材群が
 中国全土で活躍しておられます。

※学院名の「大連」と王理事長の名前「賢俊」が織り込まれている。
2013-10-10 : スピーチ・メッセージ等 :
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