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フィリピン 国立アクラン大学 名誉人文学博士号授与への謝辞

フィリピン 国立アクラン大学 名誉人文学博士号授与への謝辞   (2013.10.4 創価大学 本部棟)

 フィリピンの国立アクラン大学から、創価大学創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に、「名誉人文学博士号」が贈られた。「他者に貢献する教育」を通して平和を創造し、持続可能な未来建設に寄与したことを讃えるも の。授与式は4日、アクラン大学のダニロ・アバヨン学長、アナ・メイ・レリンゴ副学長、ミシェル・タン秘書長らが出席し、東京・八王子市の創大本部棟で挙行された。

アバヨン学長の授章の辞

私たちは「平和の人」を讃えたい
池田思想は永遠に人類を啓発


 わが国立アクラン大学は、人類の持続的発展と向上のために献身する学府として、その確固たる使命と責任を担っております。
 また、人類にとって重要な教育・経済・社会、そして精神性における課題に挑む必要性を深く認識しております。
 多様化した現代にあって、世界は貧困をはじめ、平和・調和・団結の欠如、そして精神性やモラルの低下といった問題を、慢性的に抱えているといってもよいでしょう。
 ゆえに、この地球という一つの村、つまりグローバル・ビレッジに住む私たち人類の、真に永続的な変革に取り組むことが重要なのです。
 しかし、困難を極める諸課題に対し、自分たちの快楽や幸せを犠牲にすることを厭わず、自らの信念に基づいて進んで立ち向かっている人は、ほんのわずかです。
 だからこそ、アクラン大学は、グローバル化した社会の真理を探究しつつ、本学が有する教育的機能を発揮し、世界が待望する変革を起こすための学識を、人々に与えていきたい。
 そのために、より平和的かつ調和的で、持続可能な未来を築くことを自らの責任とする、模範の人物を輩出するよう全力を注いでいるのです。
 これこそまさに、池田博士ご自身が実践し続けている「他者に貢献する教育」を最高の理想とするあり方ではないでしょうか。ゆえに、本学がお贈りできる最高の栄誉と顕彰をもって、博士を讃えたいのであります。
 博士の揺るぎない献身、無私の奉仕、並びにそのご功績を明らかにすることは、賞賛されるべき適切な行為であると確信します。
 「教育」はクローバル・ビレッジに生きる人類の平和と繁栄を築く上で、最も重要な役割を担っています。
 この点について池田博士は、歴史学者のトインビー博士との対談集『二十一世紀への対話』の中で、次のように述べられています。
 「人間は環境である自然と融和して初めて、ともに生を営み、享受できるのであって、それ以外に自己の生を創造的に発揮させる方途はない」と。
 さらに、農学者のスワミナサン博士との対談集『「緑の革命」と「心の革命」』では「教育は、人間を幸福にしゆく智慧の光であり、社会を繁栄させゆく創造の力です。そしてまた、世界を平和にしゆく統合の力です」と語られています。
 これらの博士の提唱は、永遠に人類を啓発するものであり、いわば「生きた精神の遺産」といえるのではないでしょうか。
 ゆえに「平和の人」であり、平和構築の基盤としての「対話」を力強く推進される博士は、最高の栄誉を受けるにふさわしい人物であります。
 博士は、価値創造の偉大な哲学を掲げるSGI(創価学会インタナショナル)を設立し、192カ国・地域の1200万人以上のメンバーの連帯を築かれました。
 また、各地に文化機関、教育機関、平和研究機関を設立され、世界の人々の幸福のために大きく寄与してこられたのであります。
 したがって、博士のこうした模範的な人生とご功績を讃え、わが国立アクラン大学は、誇りと栄誉をもって、池田博士に対し、本学の最高栄誉である「名誉人文学博士号」を、ここに授与するものであります。
 最後に、本日の式典の成功のためにご尽力くださったすべての方々に、衷心より感謝申し上げます。大変に有難うございました。

SGI会長の謝辞(代読)

若き生命の大地に希望の種を!

人間教育に通じる農業の営み
人材の大森林を広げよ


 一、今、日本は黄金の実りの秋を迎えております。
 この季節に、フィリピンを代表する農業教育の名門であり、アジアそして世界の「持続可能な発展」に、多大な寄与を果たされてきた貴アクラン大学の先生方にご来学いただき、私は感無量であります。
 ダニロ・アバヨン学長をはじめ先生方、本当にようこそお越しくださいました。
 貴国からお迎えしている最優秀の留学生の皆さんをはじめ、わが創価大学生、わが創価女子短大生と共に、熱烈に歓迎させていただきます(大拍手)。
 本日、私は、常に民衆と苦楽を分かち合い、栄光の創立100周年へ向かって前進されゆく貴大学から、最高に意義深き「名誉人文学博士号」を授与していただきました。これほどの光栄はございません。誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。
 貴大学の輝く校章には、「勤労こそ誉れである」と刻まれております。
 わが創価教育の父であり、平和のための殉難から70星霜を迎える牧口常三郎先生は、“命を育む農業こそ国家の基”と洞察し、秋の収穫は、農家の方々の勤労の“汗の結晶”であり“努力の賜物”であると讃えてやみませんでした。
 私は、本日の栄誉を、貴国と日本、そして世界の各地で、尊き尊き農業・漁業に励まれている、わが誉れの友人たちと、深く分かち合いたいと願っております(大拍手)。

「師匠は大地 弟子は草木」
 一、さて、私たちの命を支えてくれている稲は、春の田植えから秋の収穫までに、一粒の籾が、一説には千粒にも、二千粒にも増えるといわれます。
 小さな命に秘められた大いなる潜在力を発見し、発揮せしめていく偉大な農業の営みは、そのまま人間教育にも通ずるといってよいでありましょう。
 教育もまた、まさしく人間の生命という「心田」に種を植え、水を注ぎ、滋養を送り、大切に育て上げていく、地道にして忍耐強い労作業であるからであります。
 苦労が大きい分だけ、実りの喜びがひときわ大きいのも、農業と教育の一致点なのであります。
 仏法では、人間教育の真髄ともいうべき師弟について、「師匠」は「大地」であり、「弟子」は「草木」であると譬えております。
 そして、師弟の薫陶と報恩について──
 「稲は、花を咲かせ、果を実らせても、米の精は必ず大地にかえる。
 ゆえに一度、刈り取った後の株から、また芽が伸び出て、再び花や果を結ぶのである」という譬喩で表現されているのであります。
 敷衍して申し上げれば、それは、母校という大地から生い育った卒業生たちが、母校に尽くして、後に続く後輩の道を開いていく教育の究極の絆であり、
ロマンでもあると、私は思ってきました。
 きょう、ここにお迎えしたアバヨン学長も、また、レリンゴ副学長も、タン秘書長も、名誉ある貴大学の卒業生であり、学生時代から一貫して、母校に貢献されてきた方であります(大拍手)。
 学長は、地域社会の献身のリーダーであられた、崇高な父上を、若くして亡くされました。その父上の遺志を厳然と継がれ、逆境を乗り越え、苦学を重ね、不屈の青春を歩み抜いてこられたのであります。
 学長が学生リーダーとして奮闘された際、心に刻まれていた、学生自治会のモットーを伺い、私は感動しました。
 それは、「行動するために学ぶ」「奉仕するために生きる」などの指針であります。
 この若き英才たちの揺るぎない労学一体の信念、そしてあふれんばかりの母校愛が、貴大学の今日の目覚ましい大発展を創り上げてこられました。
 とりわけ、貴大学は、地域に奉仕し、地域から学ぶ、最先端の取り組みを切り聞き開かれております。
 地域社会の“現場”に飛び込み、知識や技術を伝えながら、繁栄と向上の可能性を、地域社会の人々と一緒になって模索していく──
 こうした「教室と社会との往還作業」の中でこそ、強靭なる創造的知性は磨かれ、鍛えられるといっても過言ではないでしょう。
 事実、貴大学からは、農林業はもとより、水産業、工学、海洋科学、環境科学、獣医学、経営学、地域資源管理、教育、芸術など多彩な分野に、幾多の逸材が躍り出ているのであります(大拍手)。
 わが創価大学も1期生である馬場善久学長や田代康則理事長を中心に、地域に、社会に、世界に広がる創価同窓の大連帯が、愛する母校をリードしてくれる時代に入りました。
 きょうは、真剣に学問への挑戦を貫きながら、大学の建設に、地域社会への貢献にと、全力で奔走してくれている学生の代表も出席しています。
 どうか、アクラン大学をはじめ世界の最高学府との英知の交流を深めながら、教育の大地に尽きることのない「人材の大森林」を広げていってください。これこそが、人類の平和の希望であり、地球の共生の力であるからであります。

アキノ元大統領が贈った言葉
果たすべき目的に生き抜け 誰人にも「ベストの使命」が

学んだ知識は人々のために
 一、貴国の偉大なピープル・パワー革命──民衆による非暴力革命を成し遂げられた、コラソン・アキノ元大統領も、貴大学の見事な前進を賞讃し、見守っておられた指導者の一人であります。
 1991年にお会いした際、アキノ大統領は、現実社会で苦闘する若きリーダーたちへのアドバイスを、このように語ってくださいました。
 「私たちは、誰しも果たすべき目的をもって生まれてきています」「必ず、自分でなければならない『ベスト(無上)の使命』があるのです。その役割、人生の目的を、自分を見つめ、発見してほしいのです」と。
 先日、私も視察した創価大学の中央教育棟の大ホールは「ディスカバリー(発見)ホール」と命名されております。
 若き探究者の皆さんは、この母校で、どうか、自分自身の「ポテンシャル(潜在力)」、そして、偉大なる人生の目的」と「ベストの使命」を発見し、勇敢なるチャレンジを開始していってください。
 アバヨン学長は、常々、学生たちに、こう呼びかけておられると伺いました。
 「仕事を求める者」ではなく、「仕事を創りゆく者」であれ!
 緑が生い茂る牧草地を探すのではなく、自分の手で牧草地を切り開け!
 そして、大学で学んだ知識を人々のために提供せよ!と。
 わが創価の価値創造の心、開拓精神、そして、民衆奉仕の一念と響き合う魂であると、共鳴と賛同の拍手をお送りしたいのであります(大拍手)。

民衆の心を耕すペンと人格の力
 一、思えば、「アジアのルネサンス人」と一して名高いホセ・リサール博士も、民衆と共に汗を流し、民衆の教育に尽くした先駆者でありました。
 博士は、流刑先のダピタンの地でも、教育活動や農業指導を行い、「ペンと人格の力」で、民衆の心を耕していったのであります。
 リサール博士は叫びました。
 「私たちは、平和の諸原理、精神の勝利、普遍的調和の法について、より深く知るようになった。その調和は、全ての人が、生を求め、自由を求めれば、最も速く、世界に広がる」と。
 本日、私も貴アクラン大学の誉れある一員とさせていただきました。
 リサール博士が夢に見た、この人間共和の世界を目指して、尊敬するアバヨン学長をはじめ、貴国の皆さま方と一緒に、人間教育の“希望の種”を、若き生命の大地に、一段と植えゆくことを、ここに固くお約束申し上げます。
 最後に、栄光輝く貴大学の無窮の発展と勝利、そして、ご列席の全ての皆さま方のご健勝と、ご一家のますますのご繁栄をお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 マラミン・サラマッポ(フィリピン語で「誠にありがとうございました」)(大拍手)。
2013-10-05 : スピーチ・メッセージ等 :
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