創価学園「栄光の日」記念の集いへのメッセージ

創価学園「栄光の日」記念の集いへのメッセージ
       (2013.7.17 東京・関西創価学園)

 (創価学園の7・17「栄光の日」記念の集いが17日、東京と関西の各キャンパスを映像と音声でつないで行われた。これには創立者の池田名誉会長がメッセージを贈り、「不屈の勇気に燃えて、平和と正義の旗を高らかに掲げながら、未来の大勝利へ舞いゆく青春を」と祝福し、記念の和歌を詠み贈った。創立者の人権闘争の精神を刻む学園の伝統行事。学園生は、一人一人が21世紀の平和のリーダーへと成長しゆくことを誓い合った。最後に学園愛唱歌「負けじ魂ここにあり」を大合唱した)

飛躍の力は君の中に
何があっても へこたれるな 焦らず自分自身をつくれ!

 一、東京も、大阪も、暑い日が続くなか、皆、本当にご苦労さまです。
 この一学期も、よく学び、よく鍛え、よく成長してくれました。
 わが学園生が伸びている。わが学園生が育っている。私にとって、これほどの喜び、これほどの誇り、これほどの生き甲斐はありません。
 毎朝、早起きをして、長い道のりを勇んで通学してくる友もいます。
 親元を離れて、寮や下宿で、たくましく前進している友もいます。クラブ活動で、皆と力を合わせて目覚ましい活躍をする友もいます。
 家族の病気や経済的に大変ななか、歯を食いしばって奮闘する友もいます。
 今の皆さんの勉学も、努力も、苦労も、充実も、さらに失敗さえも、すべてが青春の偉大な劇です。
 何一つとして無駄なことはない。
 皆で互いの健闘に拍手を送り、共に新たな決意で、明るく、にぎやかに、「21世紀の太陽」の大行進を開始しようではありませんか!

試練をバネに伸びてゆけ!
 一、きょうは、一点、「じっくりと自分自身をつくれ! そして、未来の大勝利へ勇敢に舞いゆけ!」と申し上げたい。
 現在、私は、「人類の頭脳」と讃えられるローマクラブの共同会長で、地球環境を守るために行動する、ドイツのヴァイツゼッカー博士と対談を重ねております。
 世界的な環境学者であるヴァイツゼッカー博士は、幼い頃から、森に入って、カブトムシなど生きものたちと楽しく触れ合いながら、生命の探究を生き生きと広げてきました。
 なかでも、博士が好きな生物はチョウです。それは、なぜか。幼虫の段階から、時とともに見違えるように姿を変え、美しいチョウとなって舞いゆく劇的な成長に、心をひかれるからだといいます。
 私も、小学生の時、チョウやセミやトンボなどの脱皮を観察して、同じように驚きと感動を覚えたことを思い出します。
 生命は、目を見張るほど、大いなる飛躍を遂げる力を秘めています。なかんずく人間の若き生命には、いかなる試練にあっても、それをバネにして伸びていく力、強くなる力、賢くなる力が漲っているのです。
 ヴァイツゼッカー博士ご自身も、13歳の時に小児まひを患って、足が不自由になりました。しかし、朗らかに勝ち越えてこられました。病気で苦労したことも、人を思いやる深い慈愛に変えて、英知を磨いてこられたのです。
 この現実の社会を、よりよく変化させていくため、世界を駆け巡って信念の活動を繰り広げておられます。
 一、私が青春時代、心に刻んだドイツの大文豪ゲーテの言葉に、「大事なのは意欲と熱意です」「いま大事なのは、ほめられるとか、けなされるとかいうことではなく、学ぶことなのだ」(登張正實訳 『ゲーテ全集8』 潮出版社)とありました。
 どんなに苦しいことや悔しいことがあっても、へこたれてはならない。あきらめてはならない。人と比べて焦る必要も、全くありません。
 「負けじ魂」で学び抜き、じっくりと自分自身をつくり上げていけば、最後は必ず勝つ。社会や世界も大きく変える力を発揮できるからです。
 学園の先生方が、何よりの誉れとして、私に報告してくださることは、卒業生たちが立派に成長して大活躍する、仰ぎ見るような晴れ姿です。

学園生と共に永遠の師弟旅
 一、イギリスの有名な作家であるブロンテ三姉妹の一人、シャーロットは、友へ呼び掛けました。
 「よき勇気をおもち下さい」「すべてよき決意を貫いて下さい」(中岡洋・芦澤久江編訳 『シャーロット・ブロンテ書簡全集/註解』 彩流社)と。大事なのは「勇気」です。たとえ、何度くじけようとも、また立ち上がって挑戦する「決意」です。
 どうか、英明な君たち、秀麗な貴女《あなた》たちは、不屈の勇気に燃えて、平和と正義の旗を高らかに掲げながら、未来の大勝利へ舞いゆく青春を進んでいってください。
 いつもいつも、私は、皆さんの金の汗光る前進を見守っています。一日また一日、私の心は学園生と共にあります。未来永遠に「師弟の旅」は一緒だからです。
 皆、健康第一、無事故第一で!

 親孝行を忘れずに、お願いします。
 終わりに、わが最優秀の学園生に、記念の一首を贈り、メッセージといたします。

 挑戦の
  坂の彼方に
   栄光山
 今日も登れや
  勇気の一歩を
2013-07-24 : スピーチ・メッセージ等 :
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