勝利の人間学 31〜50

池田名誉会長が贈る 勝利の人間学

第31回 創価の全権大使たれ     (2013.6.5付 創価新報)

勇気こそ青年の特権
 青年の魂は勇気である。鋭敏さも、大胆さも、快活さも、すべて青春の特権だ。
 戸田先生は、26歳の青年の私を、学会の初代の渉外部長に任命された。重要な人物との交渉も「大作、行ってこい」と託された。
 私は、恩師の名代として、多くの人と会い、信頼を広げた。
 先生や学会を誹謗・中傷する者に対しては、徹して言論で戦った。そして、堂々と、先生の正義、学会の真実を満天下に示しきった。
 これが、私の誇り高き歴史である。
 動いた分だけ、語った分だけ、全部、自分の力となる。福運となって、わが身を飾る。
 今、私が一切を託すのも、青年部である。「私が創価学会だ」との気概で歴史を創り、広布のフロンティアを開拓してもらいたい。

出会いは仏縁の拡大
 日蓮大聖人は「あなたの国の広宣流布は、あなたにお任せする」(御書1467㌻、通解)と仰せである。その地、その場所に根ざした人が、仏縁を結び、幸福の種を蒔くのである。
 仏の使いである私たちの声が、仏の仕事をするのだ。「立正安国」も対話が肝心である。
 さまざまな人間群の中に飛び込んで対話し、打ち合うからこそ、自分の小さな境涯からも脱皮していける。
 うまく話せないことがあっても、クヨクヨせず、朗らかに挑戦を重ねていけばよい。
 人と語ることが、人間革命の直道である。

第32回 青年の熱と力が時代を開く   (2013.6.19付 創価新報)

青年こそ変革の原動力
 いつの時代をみても、常に青年の熱と力とが、時代を動かし、新しい歴史を創ってきた。
 戸田先生は、戦後の荒廃の中、平和社会の建設を決意され、共に戦い、先駆を切ってくれる「旗持つ若人」を呼び出された。
 広宣流布は、地涌の青年が続々と躍り出て、成し遂げていくのだ。これほど価値ある青春の晴れ舞台はない。わが使命の天地で、「自分の時代にここまでやった」という後世に輝く歴史を、悔いなく楽しく残してもらいたい。
 不思議にも、全世界で、誓願の青年が立ち上がる時代が来た。わが青年部の出番だ!

諸天を動かす強情な信心
 信心とは、幸福へのエンジンである。
 強盛な信心があれば、生命力を強くし、何があっても崩れない幸福をつかめる。断固として人生の勝利を開くことができる。子々孫々、皆を幸福に導いていける。
 「湿れる木より火を出《いだ》し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に」(御書1132㌻)、祈り抜くのだ。
 「釈迦・多宝・十方の仏・来集して我が身に入《い》りかはり我を助け給へ」(同1451㌻)と祈り切っていくのである。
 わが生命に、仏菩薩も、梵天・帝釈も「入其身(其の身に入《い》る)」させ、仏の力、仏の智慧を発揮していく。これが信心の極意だ。

弟子の戦いで“時”を創れ
 芸術でも、学問でも、師弟は弟子の自覚で決まる。いずこにあろうと、弟子の自覚をもって、師匠の心をわが心として立ち上がる。そこに師弟不二の勇気が湧き起こってくる。
 全ては弟子で決まる。新たな広宣流布の拡大の“時”を創るのは、弟子の戦いである。
 今こそ、自らの最極の大使命を自覚し、若き正義の陣列を誇り高く広げてくれ給え!
 永遠に勝ち栄えゆく、常勝不敗の創価の大城を、君たち、貴女《あなた》たちの熱と力で築きゆくのだ。

第33回 師子王のごとく! 大鷲のごとく!    (2013.7.3付 創価新報)

青年の魂を打つ言論戦を
 「哲学なき時代」である。「信念なき世相」である。人生いかに生きるべきか、社会はどうあるべきか、真に正しい思想とは何か──確信をもって語れる人は、どこにいるのか。
 日蓮大聖人は、「此の経文(法華経)は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし」(御書1310㌻)と仰せである。
 この「思想界の王者」の誇りをもって、創価学会は生命尊厳の哲理の光を送ってきた。
 広宣流布は言論戦だ。わが青年部は、いかなる虚偽にも邪義にも、屈してはならない。平和と正義と幸福の対話を展開し、一人一人の青年の魂を打ち、呼び覚ましていくのだ。

信心は最極《さいごく》の勇気
 我らは「勇気」また「勇気」で進もう!
 御書には、「師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし」(957㌻)とある。
 「師子王の心」とは、何ものも恐れない最極の勇気である。
 人生は戦いだ。だからこそ、決然と題目を唱え、「自分はこうする」と断固たる勇気の一歩を踏み出すのだ。「師子王の心」が苦悩に負けるはずがない。必ず乗り越えられる。乗り越えるたびに、大きな自分になれる。
 戦いを避ければ、自分が小さくなってしまう。青年は大胆に快活に、苦しみをも楽しみに、困難をも成長の糧に転じていくのだ。

わが信念を正々堂々と語れ
 わが信念を、臆さず勇敢に叫べ! 正々堂々と語る青年の姿ほど清々しいものはない。粗削りでもいいではないか。真実は強いのだ。
 御義口伝には「師とは師匠授《さず》くる所の妙法 子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり」(御書748㌻)と説かれる。
 師と弟子が、共に心を合わせ、広宣流布の拡大へ、正義の声を上げていく──これが「師子吼」の真髄である。「師子吼」なればこそ、創価三代の師弟は全てに勝ってきた。
 さあ、青年の晴れ舞台だ。勇気凜々と叫び、勝利と栄光の旗を打ち立ててくれ給え!

第34回 走り抜け! 師子奮迅の青春を
   (2013.7.17付 創価新報)

題目に勝る力なし
 仏意仏勅の我ら学会には、無敵の「信心の宝剣」がある。いかなる戦いも、一切の勝利は、強き誓願の題目から開かれる。御本尊に祈るほどに勇気が湧き、元気になる。
 その満々たる生命力で、随縁真如の智慧を縦横無尽に発揮し、具体的な行動に打って出るのだ。
 日蓮大聖人は「よき師」と「よき弟子」と「よき法」の三つが合致すれば、必ず祈りを成就し、立正安国を実現できると仰せである。師弟不二、異体同心の祈りに勝るものはない。
 絶対に何ものにも負けない大勝利の人生を、一緒に生き抜いていこうではないか!

今日も一歩前へ 挑戦を!
 大事は小事の積み重ねである。
 一日一日、目の前の課題に真剣勝負で挑み、一つ一つ、断固として勝っていくことだ。
 それが「師子奮迅」の勢いである。
 御書には「水のごとくと申すは・いっも・たい(退)せず信ずるなり」(1544㌻)と仰せである。
 たゆまぬ努力と持続こそ、力だ。「二の手」「三の手」を打ち続けていくことである。
 苦しい時も、我らには共戦の同志がいる。険しい坂道であればあるほど、“もうひと踏ん張り”と声を掛けあっていくのだ。皆で励ましあい、決勝点へ走り切っていこう!

労苦の中で自身をつくれ
 わが師・戸田城聖先生は、確信を込めて教えてくださった。
 「広宣流布のための苦労は、必ず生きてくる。何ひとつ、塵も残さず、無駄はない」と。
 思うようにいかないからこそ、偉大な自分自身を建設できる。無量の福徳と輝いていく。生命を貫く「因果の理法」は間違いない。
 真心こめて対話をしても、相手が反発する場合もあろう。しかし、それもまた深い仏縁となって、いつか花開く時がくる。
 ゆえに、何があっても勇敢に誠実に、また明るく朗らかに信念を語りゆくことである。あとになれば、深い強い信頼が結ばれるのだ。

第35回 “未来の宝”と成長を    (2013.8.7付 創価新報)

「一人」を徹して大切にする
 みんなで、わが未来部を大きく育てよう!
 恩師も「子どもは未来の宝だ。未来からの使者として大事にしなさい」と言われた。
 学会の将来も、世界の広宣流布も、すべて未来部に託す以外にない。どれほど、偉大な宿縁と使命を持つ方々であるか。ゆえに、徹して一人一人に光を当てていくのだ。
 どう励まし、伸ばしていくか。まず祈り、子どもたちの笑顔を思い浮かべて題目を送っていくことから、すべては始まる。
 大きな温かな心で、未来部の友を弟や妹のように、かわいがっていくことだ。
 “あの子を、この子を守っていこう!”
 “悔いのない青春を共に前進しよう!”
 その一念は、若き生命に必ず通ずる。

「偉大な指導者を育てる」気概で
 私は「本物の人間をつくりたい」「正義の師子を鍛えたい」「偉大な指導者を育てたい」と祈り、未来部を育んできた。みんなと交わした約束は、一つ一つ果たしてきた。
 本気で人を育てようと思えば、悩みも多い。
 しかし、悩むからこそ、自身も成長できる。
 「ここまでしてくれるのか」と言われるくらい心を砕く」──その真心に応えて、人は育つ。学会精神は受け継がれる。
 ともあれ、人材育成は、真剣勝負である。魂を注いで、「法華経の命を継ぐ人」(御書169㌻)を育てていこうではないか!

親孝行の心を伝えよう
 自分を生み育んでくれた親の労苦を知り、心から感謝できる人が偉い人である。
 「親孝行しよう」という心があるかぎり、いかなる苦難にも負けない。まっすぐに生きることができる。未来を担う子どもたちの心に、この親孝行の心を示していくことだ。
 青年部の皆さんは、まず自分から親孝行に挑戦していただきたい。自分白身が立派に成長して、親を安心させ、喜んでもらう──その体験を未来部のみんなに伝えてほしい。
 創価学会は、親孝行をする団体である。

第36回 「世界平和」貢献の人材たれ    (2013.8.21付 創価新報)

「生命尊厳」を時代精神に
 日蓮大聖人は、「一日の命は三千界の財《たから》にもすぎて候なり」(御書986㌻)と仰せである。
 全宇宙で生命より尊い宝はない。ゆえに、いかなる理由があろうと、他人の命も、自分の命も、断じて傷つけてはならない。最大に尊重していかねばならない──仏法の説く「生命尊厳の哲学」を、万人が共有する時代精神として、我らは打ち立てていくのだ。
 人類は、戦争と暴力の流転に、どれほど苦しんできたことか。この宿命の大転換に挑戦していくのが、現代における「立正安国」の対話であり、創価の平和運動である。
 世界の識者の期待も、いよいよ大きい。今こそ、わが青年部が誇り高く躍り出る時だ。

地球規模で考え、地域で行動する
 どんな高邁な観念論よりも、具体的な実践が大事である。
 平和は、どこか遠くにあるのではない。身近な地域に根差して、「一人」の人を大切に励ましていくことから始まる。今いる場所で、心を開いて、仲良く賢く、人間と人間の心の絆を結ぶことが、確実な平和の創造となる。
 現代は、地球一体化の時代である。青年のスクラムで、わが地域に「人間共和」の希望のモデルを創り上げれば、そこから世界へ、千波万波を起こしていくこともできるのだ。

「人間革命」の大連帯を
 戦争が、いかに残酷に青年を犠牲にし、青春を蹂躙するか。この悲劇だけは、絶対に次の世代に味わわせてはならないと決めて、私は戸田先生の弟子として戦ってきた。
 戦争の魔性を打ち破るためには、一人一人が「人間革命」をして、心に揺るぎない“平和の砦”を築く以外にない。そして、青年の熱と力を結集して、平和と文化と教育の大連帯を広げていくことだ。
 人間の生命には、核兵器にも屈しない、偉大な正義の力が秘められている。若き生命を自他共に輝かせ合い、足元から友情と信頼のネットワークを拡大してもらいたい。

第37回 世界一の生命哲学で幸福と勝利の人生を    (2013.9.4付 創価新報)

勝つために学び抜け
 日蓮大聖人は、「行学たへなば仏法はあるべからず」(御書1361㌻)と仰せである。
 「行動」と「教学」なくして、仏法はない。なかんずく青年時代に、あらゆる工夫をして「行学の二道」に励むことが、学会の伝統だ。
 御書を学べば、無量の智慧が湧き、不屈の勇気が漲る。生命の活力が満々と蘇る。
 大聖人の教学は、自分に勝ち、宿命に勝ち、人生に勝ち、社会で勝つための力である。
 日々、一節でも、一文でもいい。御書を心肝に染め、実践していくことだ。

教学の明鏡を磨こう
 戸田先生から「よく拝しておきなさい」と言われた「種種御振舞御書」には、竜の口の法難に際して、大聖人が放たれた烈々たる師子吼が認められている。
 「なんと面白いことか、平左衛門尉がものに狂った姿を見よ。おのおのがた、ただ今、日本国の柱を倒すのであるぞ」(同912㌻、通解)
 何ものにも負けない、この「師子王の心」を生命に燃え立たせて、広宣流布に戦い進んでいくのが、創価の師弟の教学である。
 真実の教学を身につければ、いざという時に紛動されない。競い起こる障魔も、仏法の明鏡に照らして、全て明快に見破っていける。教学で生涯不退転の骨格をつくるのだ。

学会こそ世界の希望
 人間の本当の偉さは、どこにあるのか。
 それは、地位でも名声でもない。いかなる思想・哲学を持ち、実践しているかどうかだ。
 御聖訓には、「持たるる法だに第一ならば持つ人随って第一なるべし」(同465㌻)とある。
 万人の生命の尊厳を明かし、人類の永遠の幸福と平和の道を示した仏法こそ、最高峰の思想であり、「第一の哲学」である。そして、それを学び広めゆく青年こそ、最高峰の宝冠を頭上にいただく「第一の人」である。
 時代は哲学を求めている。創価の君たちが、偉大な幸福と勝利の賢者となって、友の心に希望の哲理の光を赫々と送ってくれ給え!

第38回 大法弘通こそ永遠の学会魂    (2013.9.18付 創価新報)

「地涌の使命」の自覚
 御聖訓には「かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり」(御書903㌻)と仰せである。
 我らは、共に広宣流布に戦うことを願って、今この時に生まれてきた地涌の菩薩である。この使命と宿縁を自覚して題目を唱えれば、わが生命から無限の力と智慧が湧いてくる。
 折伏は、最高の仏の行動である。
 ゆえに、明るく楽しく挑戦していくことだ。

下種に無量無辺の生命の宝が
 折伏とは、どこまでも一人を大切にし、誠実に励ましを送る尊極の振る舞いである。
 相手を思って一生懸命に話しても、通じない時もある。悔しい思いをすることもある。しかし、その苦労は全部、生命の宝に変わる。
 日蓮仏法は下種仏法である。
 一言でも語れば、その人の生命の大地に、仏の種が植えられる。種を植えれば、必ず、いつか芽が出て、花が咲き、実る時が来る。
 創価の友が、あの地この地で、何回も何回も、たゆまず種を植え続けてきたからこそ、広宣流布の大森林が世界に広がったのだ。
 今、社会は深く仏法を求めている。青年の信念の対話を、勇気凜々と進めてもらいたい。

宿命転換の劇を綴ろう
 信心は「生きる力」「幸福の源泉」である。自行化他の実践である学会活動に励む人は、生き生きとしている。不幸になるわけがない。
 折伏は大変だけれども、これ以上の成長の因はない。煩悩即菩提である。悩んで挑戦した分だけ、幸福になる。そもそも、折伏で悩むこと、それ自体が仏の悩みである。折伏する人は、すでに仏の境涯の人なのである。
 戸田先生の小説『人間革命』は、法難の獄中での「この尊い法華経を流布して、生涯を終わるのだ!」という断固たる決意で結ばれていた。これが、学会精神の真髄である。
 後継の君たちよ、「わが生命が仏なり」「わが生命が妙法の当体なり」との大確信をもって、声も惜しまず、大仏法を語りゆけ!

第39回 「変毒為薬」の信心    (2013.10.2付 創価新報)

試練を境涯開く好機《チャンス》に
 人生の道は平坦ではない。深い悲しみの日もある。大きな苦しみの時もある。いわんや偉大な使命に挑む青年に、難は必然である。
 しかし、悲しみが深ければ深いほど、苦しみが大きければ大きいほど、それを勝ち越えた時の喜びは、何ものにも勝る。
 私たちには、「変毒為薬(毒を変じて薬と為す)」の信心があるではないか。
 日蓮大聖人は、「わざはひ(禍)も転じて幸《さいわい》となるべし」(御書1124㌻)と仰せである。
 悩んだこと、苦労したことも、全部、いい方向へ転じることができる。必ず必ず幸福の方向へ、人間革命の方向へ、成仏の方向へと、もっていけるのだ。あとになれば、分かる。
 仏法には、何一つ無駄はない。試練の時こそ、境涯を開き、功徳を積むチャンスなのだ。

困難な時こそ題目第一で
 困難な時こそ、強き楽観主義で進むのだ。嘆いていても何も変わらない。後ろを振り返っても何も進まない。まず題目だ。題目の中に一切が含まれている。
 人生は、どこまでいっても戦いである。
 ゆえに「絶対に勝つ」と決めて祈るのだ。
 信心は限りない希望であり、自信である。たとえ地獄のような苦悩の渦中にあっても、寂光土へ変えていけるのが題目の力である。何があっても信心で立ち上がっていくのだ。

総本部と共に人材の城を
 今の苦闘は、君たち自身の生命を、金剛不壊の城と鍛え上げる盤石な土台となる。
 策や要領ではなく、すべてを御本尊に任せ、勇敢に粘り強く戦い抜いていただきたい。
 世界の同志が待ちに待っていた総本部が、今秋、威風堂々と完成する。
 一閻浮提広宣流布の未来のために、わが青年部に贈りゆく宝城である。世界の青年学会の新時代が、いよいよ始まった。
 わが学会は、永遠に人材を育て、人材で勝ち、人材で平和と幸福の道を開くのだ。
 君たちが一切の主役である。それぞれの誓願の天地に、堂々たる「人材の城」を築いてくれ給え!

第40回 かつてない 新しい道を開け     (2013.10.16付 創価新報)

信心光るリーダーたれ
 広宣流布のために戦っている人が、一番偉い人である。役職の上下ではない。一番大変な中で、一番苦労して、頑張っている人が、一番尊い人であることを忘れまい。
 御書にも、法華経にも、その人への讃嘆が満ち溢れているではないか。リーダーは、戦う人を大事にし、最敬礼していくのだ。その誠実な振る舞いに、信心は光る。
 学歴でもなければ、肩書でもない。リーダーに信心があれば、広宣流布の組織は必ず栄えさせていける。自らが懸命に戦う姿を見て、皆がついてくる。

自らの成長が前進の力
 リーダーの成長こそが組織の前進となる。
 ゆえにリーダーは、どこまでもがも率先垂範の行動の人であっていただきたい。
 行動の中に、喜びがある。
 戦いの中に、人間革命がある。
 勇んで勤行・唱題に励み、一つ一つ課題に挑んで、一歩一歩、自身を革命していくのだ。
 「月月・日日につよ(強)り給ヘ」(御書1190㌻)との御聖訓を拝し、かつてない新しい道を、張り切って、切り開いてもらいたい。

わが地域から新時代を
 わが地域の広宣流布をどうするか、どう発展させるか──これ以上に尊い悩みはない。そこを離れては、空論である。観念である。
 結論から言えば、祈って工夫することだ。自分が責任をもち、皆と力を合わせながら、執念をもって戦い続けることだ。
 「自分の戦場で勝ってみせる」と決めて、題目を唱え、悩み、苦しみながらも、わが地域の広宣流布を前進させていく──その人が英雄である。その人を諸天は厳然と守る。
 全世界で青年が生き生きと前進している。すごい時代が来た。青年部は、皆、明るく朗らかに、地域を、社会を照らしていくのだ。
 栄光の創立記念日、そして「世界広布新時代 開幕の年」へ、わが地域から「希望の旭日」を、勝ち昇らせよ!

第41回 会合は信心錬磨の集い   (2013.11.6付 創価新報)

参加者の喜びが勝利
 学会の会合は、法華経の会座に等しい集いである。広宣流布を遂行しゆく、最も尊貴な異体同心の世界である。
 私たちが朝晩、読誦している方便品には「言辞《ごんじ》は柔軟《にゅうなん》にして、衆《しゅ》の心を悦可《えっか》せしめ(言葉柔らかに人々の心を喜ばせる)」とある。
 リーダーは、会合に参加される方々を最大の誠実で迎え、皆を真心の言葉で労い、疲れを癒やし、安心と喜びを贈りゆくことである。共々に、勇気と希望を湧き立たせていくのだ。
 それには題目である。事前に題目を唱え、満々たる生命力で臨んでいく。生まれ変わったような命で、元気いっぱい友を迎えるのだ。

新しい息吹を送ろう
 会合は、新鮮さがポイントだ。集った人に、新しい前進の息吹を広げていくのである。
 令法久住のために、後輩を育てよう!
 広宣流布のために、波動を起こそう!
 こう一念を定めて、祈り、打ち合わせをし、創意工夫をしていくことだ。学会精神をたぎらせながら、楽しく、賢く、良識豊かに、皆が勝利する方向にもっていくことだ。
 皆が「今日は来てよかった!」と清々しく決意できる会合を開けば、その分、広宣流布の威光勢力は倍増する。
 ゆえに、終了時間は厳守し、絶対無事故の運営をお願いしたい。一回一回の会合から、新たな成長と団結の行進を開始しよう!

御書根本に励ましを
 日蓮大聖人は、「此文を心ざしあらん人人は寄合て御覧じ料簡候て心なぐさませ給へ」(御書961㌻)と仰せになられた。この仰せ通り、御書を根本に、学び合い、励まし合う切磋琢磨の集まりは、わが学会の会合にしかない。
 私も若き日より、折々の会合や一対一の対話の場で、常に御書を拝し、語り合ってきた。同世代の友と、世界第一の生命哲理を探究し、実践することは、青春の無上の喜びである。
 共に御書を開き、共に御書の中から、不撓不屈の勝利の進路を見出していくのだ。

第42回 わが青春の新たな船出を  (2013.11.20付 創価新報)

大聖人直結の自覚で
 日蓮大聖人に直結して、広宣流布の誓願に生き抜く仏意仏勅の団体が、創価学会である。
 「自行化他」の題目を唱えゆく私たちには、大聖人の御生命が脈々と湧現してくる。
 日寛上人が、「我等、妙法の力用に依って即蓮祖大聖人と顕るるなり」(当体義抄文段)と断言なされている通りだ。
 すなわち、皆が大聖人の直弟子なのである。自他共に幸福になるための究極の法を持っている。一人ももれなく尊貴な使命がある。
 ゆえに、我らこそ、全人類の最高峰の青年なりと、胸を張ってもらいたい。

日々向上! 日々前進!
 妙法とは、「蘇生」つまり生命を蘇らせていく本源の力である。
 したがって、妙法とともに生きる私たちは、毎日が久遠元初である。毎日が「いよいよ、これから」なのだ。日々向上、日々前進、日々価値創造の青春を生き切っていくのだ。
 わが師・戸田城聖先生は語られた。
 「行き詰まりを感じたならば、大信力を奮い起こして、自分の弱い心に挑み、それを乗り越え、境涯を開いていくことだ。それが我々の月々日々の『発迹顕本』である」と。
 たとえ、すぐに結果が出なくとも、思うようにいかないことが続いても、くじけてはいけない。我慢強く、朗らかに今日も船出するのだ。そこに真の希望がある。充実がある。

弟子よ立て、力をつけよ
 私は、戸田先生から、すべてを教わった。
 恩師が言われたことを全部、実現しよう!
 師匠からお預かりした大切な大切な組織を厳然と守り抜き、断固と発展させてみせる!
 これが、私の青年時代であった。
 若き君たちよ、断じて偉くなれ! 久遠の誓いの同志と、明るく励まし合って進め! そして黄金の新時代を開いてくれ給え!

第43回 善縁の拡大が新時代を開く  (2013.12.4付 創価新報)

新しい友情を広げよう
 正しい人生を歩むためには、「善き友」の存在が何より大切である。「善き友」と一緒に進むところに成長も充実もあるからだ。
 それには、まず自分が相手にとって「善き友」になることである。
 誠実第一に、一人の友を大切に、そして、二人、三人、十人と、新しい友情を楽しく築いていただきたい。
 わが恩師は言われた。
 「青年が青年を呼ぶのだ。そうすれば広宣流布はできる!」と。
 心を大きく開いて、人間の中へ飛び込み、未来を照らす青年の連帯を創っていこう!

信心のよき先輩は宝
 身近に一人でもよい、何でも語り合える善き友人、また何かあった時に相談できる善き先輩をつくっておくことだ。
 善き友人、善き先輩をもてば、必ず幸福の方向へ、平和の方向へと進んでいける。
 御聖訓には、「悪知識を捨てて善友に親近《しんごん》せよ」(御書1244㌻)と記されている。
 悪人に近づいてはならない。近づけてもいけない。悪い時代だから、悪知識に紛動されたり、利用されたりしてはならない。
 信頼し合える善友と共に、勝利また勝利の道を、真っ直ぐ朗らかに歩んでくれ給え!

古い友人を大切にしよう
 年末年始は、日頃、なかなか会えない古い友人と再会するチャンスである。年賀状でも心の交流ができる。
 「人間」が先である。人間として爽やかな好感を広げていくことだ。そこから、対話がはずみ、友情が生まれ、仏縁が結ばれる。
 御本尊に「皆と仲良くできる自分、信頼される自分に成長させてください」と祈るのだ。
 祈りを根本に、人間対人間の温かな交流を深め、味方を増やしていくのだ。
 広宣流布は善縁を拡大する戦いである。
 どこまでも賢く聡明に、また、どこまでも勇敢かつ大胆に、青年部は日本中、世界中で友情の劇を繰り広げていっていただきたい。

第44回 新時代の2月闘争へ 座談会から出発  (2014.1.4付 創価新報)

皆で前進、共に新たな時代を

 「世界広宣流布」の新時代が到来した。
 我らは、学会伝統の座談会から船出だ!
 1952年(昭和27年)、蒲田支部の2月闘争も、座談会で戦い、座談会で勝った。
 そして、その勝利の推進力は青年であった。
 座談会は「皆で!」 「共に!」という心が大事だ。この心が広がった分、勢いを増す。
 会合の成功を、一回一回、真剣に祈り、準備に当たろう。幹部率先で、どんどん会って参加を呼びかけるのだ。終了後も、来られた友をねぎらい讃え、見送っていくのだ。
 会場を提供してくださる御家族には、最大の礼儀と感謝を忘れまい。

会合は“一人”の成長のために

 誠実な振る舞いこそ、一切の勝利の源泉だ。
 ゆえに会合にあっても、どこまでも一人を大切にする心で、集ってくる友を迎えるのだ。たとえ、参加者が少なくとも、落胆する必要などない。むしろ、顔が見える少人数の会座で、一人一人と心を通わせ、じっくり語り合っていけばよいのだ。
 法華経には、たとえ一人のために一句を説くだけでも、その人は「如来(仏)の使」として仏の仕事をしているのだと記されている。
 一人を励まし、一人を立ち上がらせていく。
 この草創からの執念の学会精神を、今こそ後継の青年部が継承していってもらいたい。

自身の壁を破り最高峰へ
 日蓮大聖人は、命に及ぶ佐渡流罪の只中で、「大願を立てん」(御書232㌻)と厳然と仰せになられた。
 創価の青年ならば、大願を立てて「日本一、世界一の戦いを」と奮起することだ。
 心の壁を破るから成長がある。大変だから祈りが深まる。その勇気が友の生命に響かないはずがない。諸天が動かないわけがない。
 どうか、「今のわが戦いが世界の広宣流布を開いていくのだ」と確信してもらいたい。誇り高く一日一日を祈り、動き、勝つのだ。
 さあ、新時代の2月闘争へ、君の新たな歴史を創れ! 貴女の青春の光跡を残しゆけ!

第45回 さあ、新たな会合革命を
  (2014.2.5付 創価新報)

司会の「声」で決まる
 会合の雰囲気は、司会の「声」で決まる。
 はつらつとした声、すがすがしい声──その響きが参加者の心を打つ。会場の空気を明るく一変させられる。
 学会の会合は“法華経の会座”といえる。集われた方々が、生き生きと異体同心で勝ち戦に出発できるよう、祈りを込めて臨むのだ。
 “絶対に成功させてみせる!”との一念は、必ず通ずる。私も、小樽問答や「3・16」の式典など、勇んで司会を担い立ってきた。
 信念に生きる青年の「声」に勝る力はない。歓喜あふれる前進の息吹を起こそう!

納得が挑戦の活力に
 御書に、「信心の志のある人たちは一つの場所に集まって」(951㌻、通解)と仰せである。
 皆で集えば、元気になる。前進のエンジンが点火され、生命のリズムが躍動する。
 一方通行ではなく、聞きたいことや分からない点を、気軽に質問し、相談できる語らいを大切にしてもらいたい。
 戸田先生は、皆が聞きたいと思っている的確な質問や、深い法理を語る契機となる質問が出ると、「よく聞いてくれた。ありがとう!」と讃えられた。
 求道の座談は納得をもたらす。その納得が信仰の活力となり、新たな挑戦を生む。

会合の価値創造を!

 「創価」とは価値創造である。会合も価値的に開催していこう! 中心者が知恵を絞り、効果的に開き、皆が広布の拡大へ打って出ていけるようにするのだ。
 仕事の形態も多様化し、全員が一度に集うことも難しい時代である。無理をして集めて、疲れさせてはいけない。
 皆を守り、幸福に導くためのリーダーである。自らが、絶えず一人一人のもとへ足を運ぶことだ。家庭訪問、個人指導が根本である。そして率先して、仏法対話に走るのだ。
 さあ今日も、張り切って友のもとへ!

第46回 学びゆく人が勝ち抜く人  (2014.2.19付 創価新報)

学は人間完成の土台なり!
 人生は、学び続けた人が勝つ。「学ぼう」「知ろう」という心があれば、常に進歩できるからだ。その人間完成の土台を、青春時代に築いてもらいたい。
 恩師・戸田先生は、私に万般の学問を授けてくださりながら、ご自身も一緒に学んでおられた。「今度は、君が私に教えてくれ! 若い生命に、いろんなものを吸収しているのだから」ともおっしやられた。
 勉強は力、努力は力である。環境や立場がどうあれ、心一つで、今いる場所を“学びの場”にできる。御書の拝読や良書への挑戦など、自分で決めて探求を貫いていくことだ。

確たる人生航路の羅針盤を
 哲学は、人生航路の羅針盤である。私たちには、妙法という最高に正確な羅針盤がある。だから、いかなる嵐にも、信念と朗らかさを持って、勝利の針路を進んでいけるのだ。
 学会の機関紙誌には、珠玉の体験や希望の指針が詰まっている。毎日毎日、最新の幸福への海図を手にしているようなものである。地道に研鑽を重ねていけば、5年、10年と経った時に、必ず大境涯が開かれている。
 私も、皆と共に学び、青年に語り残していく思いで筆を執る日々である。世界の知性と友情を結び、対談も重ねている。師弟一体の「向学の道」「対話の道」が、ここにある。

青年は“学び即行動”が生命
 仏道修行の根本は、「行学の二道」──「学ぶこと」そして「行動すること」である。
 御書には「法華経の法門をきくにっけて・なをなを信心をはげ(励)むを・まこと(真)の道心者とは申すなり」(1505㌻)と仰せだ。
 学び深めた感動を胸に、率直に仏法を語り、大きく友情を広げ、友に励ましを送るのだ。
 実践の中で壁にぶつかり、悩み、苦しむ。そこでまた、不屈の求道心を燃え立たせる。
 学びながら行動し、行動しながら学ぶ──。「行学」の持続こそ、人生勝利の根幹である。

第47回 学会歌を高らかに  (2014.3.5付 創価新報)

朗らかに共戦の歌声を
 歌は希望である。歌を歌えば元気になる。勢いが出る。嬉しい時も、辛い時も、我らは学会歌を歌いながら進んでいくのだ。
 歌は力である。皆で歌えば心が一つになる。
 戸田城聖先生も、歌がお好きだった。私たちは、師の前で、師と共に、何度も歌を歌ってきた。そして歩調を合わせて、一切の戦いに勝ち、師弟の黄金の共戦譜を綴ってきた。
 この響き合う師弟の魂をもって、同志に励ましを贈りたいと、私も学会歌を作ってきた。
 青年部の皆さんが、あの地この地で、学会歌を歌い、創価の心を受け継いでくれている。力強い師子の歌声、清々《すがすが》しい華陽の歌声を、ますます朗らかに響かせていただきたい。

指揮で友に勇気を送れ
 御聖訓には「ま(舞)いをも・まいぬべし」「立ってをど(踊)りぬべし」(御書1300㌻)と仰せである。
 学会歌の指揮も、地涌の菩薩の歓喜の舞である。決意の舞である。団結の舞である。
 気取ることはない。自分らしく伸び伸びと皆を勇気づけられるように、元気に張り切って指揮を執ることだ。私も、少しでも友の励ましになればと、折々に学会歌の指揮を執ってきた。
 わが後継の君たちよ、躍動する若き生命で、青春の勝利の舞を、楽しく、はつらつと舞ってくれ給え!

新しい時代を歌と共に
 古今東西、民衆の興隆には必ず歌があった。
 あのアメリカ公民権運動も、「ウィ・シャル・オーバーカム(私たちは勝利する)」と若人が歌を歌って行進し、歴史を回転させた。
 青年の歌声は、悩みも悲哀も、吹き飛ばしながら、社会へ希望と活力を広げゆくのだ。
 学会歌を歌えば、新しい力が湧く。新しい息吹がみなぎる。新しい人材が立ち上がる。
 我ら青年学会は、学会歌を高らかに歌いながら、広宣流布へ大行進するのだ。
 世界広布新時代を、明るく、にぎやかに、喜びあふれる歌声で、勝ち開こう!

第48回 「一対一」が学会発展の生命線  (2014.3.19付 創価新報)

率先して訪問・激励へ
 対話は、生命と生命の触発である。
 こちらの生命が躍動すれば、相手の生命も躍動していく。対話に臨む、こちらの祈りと息吹で決まる。題目を朗々と唱え、弾む心で元気に飛び出すのだ。
 創価の父・牧口先生も、大きい会合で話すだけでは駄目だと教えられ、ただ一人の同志のためにも遠路をいとわず、足を運ばれた。
 戦時中、法難に遭われたのも、伊豆の下田で同志を激励し、折伏を進める只中であった。
 広宣流布のために、一軒一軒、歩き、会って語ることは何よりも尊い仏道修行である。
 一日に一人でも、一年では365人を励ませる。歩いた分だけ功徳は広がる。リーダーが率先して、目標を決めて挑むのだ。

新入会の友を大人材に
 今、全国各地で新入会の友が誕生している。
 一人ももれなく大人材に育つよう、「信心してよかった」「こんなに幸せになった」と言えるよう、皆で心を砕いていただきたい。
 それにはまず、共に語り、共に祈ることだ。そして、共に動き、共に戦っていくことだ。
 日蓮大聖人は、門下の悩みを「我身一身《わがみいっしん》」のこととされ、試練に打ち勝つ励ましを贈ってくださった。 “ここまでやってくださるのか” と、こまやかに具体的に手を打たれた。
 この仏法の真髄の人間主義を、そのまま受け継いでいるのが、創価の世界である。
 どうか先輩は、後輩が「よし、やろう!」と立ち上がるまで、面倒をみていただきたい。

歓喜が友の心を動かす
 信心の歓喜は、百万言の理論に勝る。
 大聖人は、「随喜する声を聞いて随喜し」(御書1199㌻)と仰せである。
 経文にも、法華経を聞いて歓喜した人が次々と語り伝えて、50番目に聞いて喜ぶ人の功徳でさえ、無量無辺と説かれる。妙法を「語る功徳」も「聞く功徳」も絶大である。
 歓喜の連鎖こそ、広宣流布の実像なのだ。
 さあ、後継の友よ、「3・16」から「4・2」「5・3」へ、創価の勝利のリズムで欣喜雀躍と、希望の連帯を拡大してくれ給え!

第49回 社会で聡明に輝く人たれ
  (2014.4.5付 創価新報)

元気に朝を勝ちゆこう
 戸田先生は、新社会人を励まされた。
 「青年は、朝寝坊では負ける。朝が勝負だ。朝の生き生きとした息吹のなかで、活力を沸き立たせていけ! そこに成長がある」と。
 私も、先生の会社に勤め始めて、毎朝、始業の30分前には出勤し、職場を掃除して、元気いっぱいの挨拶で先輩たちを迎えた。
 もちろん、仕事によって一律には言えない。ただ夜は工夫して、なるべく早く休み、朗々たる朝の勤行・唱題でスタートすることだ。
 朝に勝て! そして生命力を満々と漲らせ、職場で光り、周囲を明るく照らしていこう。

職場は人間修行の道場
 御聖訓には「御みやづかい(仕官)を法華経とをぼしめせ」(御書1295㌻)と仰せである。
 信仰は観念ではない。人間が生き生きと働き、生活を豊かにし、職場を発展させていく。その営みのすべてが、仏法である。
 「信心」は即「生活」であり、「仏法」は即「社会」なのである。
 「信心は一人前、仕事は三人前」-皆さんの先輩方は、この心意気で仕事に挑み、歯を食いしばって、職場で実証を示してきた。だからこそ、今日の創価学会がある。
 職場は、自分自身を磨き鍛える人間修行の道場なりと決め、「三倍の努力」を心がけていただきたい。

信用を築け、青年ならば
 青年が勝ち取るべき第一のものは、信用だ。
 青春時代は、未完成が当然である。見栄を張ったり、取り繕ったりする必要はない。
 自分らしく眼前の仕事に全力で取り組む。約束をしたことは誠実に守る。失敗しても、そこから学び、また挑戦する。地道であっても、忍耐強く創意工夫を重ねていくことだ。
 そうした姿に、信用は必ず築かれる。
 仏法は「人の振舞」である。明るい挨拶、清々しい礼儀、賢い体調管理など、基本が大事だ。聡明にチームワークを創り広げながら、「さすが」と言われる一流の次元へ、日々、若き黄金の生命を高めていってくれ給え!

第50回 報恩こそ勝利の源泉  (2014.4.16付 創価新報)

親孝行は人間性の真髄
 今の自分があるのは、誰のおかげか。その恩を知り、恩に報いようと生きることこそ、正しき生命の道である。勝利の人生の道だ。
 知恩・報恩の根本は、「親孝行」である。
 御聖訓には、「先づ此の父と母との恩を報ずべし」 (御書1527㌻)と仰せである。
 戸田先生は、青年に訴えられた。
 「衆生を愛さなくてはならぬ戦いである。しかるに、青年は、親をも愛さぬような者も多いのに、どうして他人を愛せようか。その無慈悲の自分を乗り越えて、仏の慈悲の境地を会得する、人間革命の戦いである」
 ゆえに、先生は親不孝を許されなかった。
 難しいことではない。笑顔を見せるだけでもいい。親を喜ばせ、安心させてあげるのだ。その優しく温かな心を、友に広げ、全人類へと広げていく──この「人間革命」の振る舞いから、世界広宣流布の新時代も、大きく清々しく開かれゆくことを銘記されたい。

恩を知れば無限の力が
 わが恩師・戸田先生は「不知恩になるな」と言われ、厳しく戒められた。忘恩の人間の末路は、どんなに正当化しようが哀れである。恩師は、愛する弟子を、だれ一人も不幸な敗北者にはしたくなかったからだ。
 戸田先生は、戦時中、師匠である牧口先生とご一緒に、正義なるがゆえに、軍部政府の弾圧を受け投獄された。そのことを振り返り“牧口先生の慈悲の広大無辺は、牢獄まで連れていってくださった”と感謝されている。
 この崇高なる創価の師弟の真髄に、私は感動し、あとに続いた。
 いかなる苦難にも負けず、勇敢に大法を弘通することこそ、師恩に報いる究極である。
 報恩の一念に徹する時、人間は最も尊く、最も強くなる。最も偉大な力を発揮できる。
 「報恩に生き抜く」という学会精神を、諸君も厳然と受け継いでいってもらいたい。
2014-04-15 : 勝利の人間学 :
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