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名誉会長と共に 今日も広布へ 第2部 21〜40

第21回  きめこまやかに心を配れ (2013.5.26付 聖教新聞)

 永遠の歴史に輝きわたる、尊き日々の前進、本当にありがとう!
 皆の奮闘のお陰で、学会は大きくなった。広布のリーダーは、その分、細かいことに気を使うことである。
 気を使うということは、機械に油をさすのと同じで、組織の動きがよくなるのだ。
 御聖訓に「人がものを教えるというのは、車が重かったとしても油を塗ることによって回り、船を水に浮かべて行きやすくするように教えるのである」(御書1574㌻、通解)と仰せである。
 皆が元気になり、明るくなり、心が軽くなるように、できることは、何でもやる。直ちにやる。それが大事だ。
 大河の流れるがごとく、同志を大切にし、青年を立派に育てながら、いかなる戦いも勝っていくのだ。
 皆で、日本一、世界一の学会にしよう! 我らの力で広宣流布を実現し、仏国土をつくったという歴史を残そうではないか!
 これはどの生き甲斐、戦い甲斐のある人生はない。子孫末代までの功徳と福運となることを、晴れ晴れと確信していただきたい。
      ◇ ◆ ◇
 これまで、よくやってくださった功労の人を、よく励ましていただきたい。一人を励ませば、その関係者が立ち上がる。人間関係は、微妙につながっているものだ。
 激励する時は、きめこまやかに、心を込め、魂を込め、真心を尽くして励ましていくのだ。
 一言が、その人の人生、運命を変えていく。その重みを考えていくことだ。真心の励ましで、学会は発展した。強くなった。リーダーは、それを決して忘れてはいけない。

第22回  臆するな! 真実を語れ
 (2013.6.2付 聖教新聞)

 戸田先生は師子吼された。
 「強く生き抜け! 学会は強気で行け! それが正義のためだ」と。
 我らの人間主義の行進を、世界が期待し、絶讃している。すごいことである。
 広布に生きる皆様は、いかなる権威の人よりも尊い。魂の王者なのである。
 何があろうと、臆してはならない。相手が誰であれ、堂々と真実を語るのだ。そこから新たなドラマが始まる。
      ◇ ◆ ◇
 広布のリーダーは、一人一人が一騎当千の勇者であっていただきたい。
 今こそ、壁を破る信心の力をつける時である。
 心を奮い立たせる指導力、突破口を開く行動力、あらゆる人を生かす包容力を持って、尊き同志を励ましていくのだ。
 協議やさまざまな集いも、大切である。皆が「元気が出た!」「よし、やろう!」と思えるように、声をかけ、讃え合っていくことだ。
 体験を語る。信心の確信を語る。師弟の魂を語る。そこに勇気がほとばしるのだ。
 何事であれ、師弟の道が分からなければ、人の道も分からない。そして、人の道こそが、勝利の道につながる。そこから、次の世代も育つ。
      ◇ ◆ ◇
 リーダーは、題目をあげ抜き、広布のため、同志のために全身全霊で戦うことだ。
 御書に「教主釈尊をうごかし奉れば・ゆるがぬ草木やあるべき・さわがぬ水やあるべき」(1187㌻)と仰せの通り、御本尊への必死の祈りは、一切を動かしていく。
 一人でも多くの友の心を、希望へ、幸福へ、平和へと揺り動かしてまいりたい。

第23回  「師子王の心」で前進! (2013.6.8付 聖教新聞)

 社会の繁栄も、世界の平和も、根本は人で決まる。
 戸田先生は、広布の未来を展望して厳然と叫ばれた。
 「学会は、人材をもって城となすのだ。断じて、人材の城を築くのだ!」
 皆、大きな使命のある自分であることを、決して忘れてはならない。全てが、仏になるための修行なのだ。
 今、優秀なリーダーが、真剣に同志に尽くし、広布の最前線に飛び込んで、新たな道を切り開いてくれている。
 本当にうれしい。同志の幸福こそ、私の幸福だ。同志の勝利こそ、私の勝利だ。
 大切な人切なわが同志が、皆、人間革命の勝利の喜びに包まれるよう、リーダーは、明るく力強く、勇気と希望の光を送っていただきたい。
      ◇ ◆ ◇
 正義の人材を育てるのは、今だ。壮大な師子の大城を築くのは今である。
 今、人材城をつくったところが永遠に勝ち栄えていくのである。
 大難の渦中で、目蓮大聖人は門下を励まされた。
 「各各《おのおの》師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし」(御書1190㌻)
 我らは師子である。師子は百獣を恐れない。師子は吼える。師子は走る。師子は最後に絶対に勝つ。
 我らの声は、師子の声だ。勇気をもって正義を詰れば、歴史は動く。善が広がる。
 きょうも、一人と信頼を結ぶ。きょうも、人と友情を通わせる。その行動が時代を変えていくのである。
 広布後継の友よ、全員が師子奮迅の指導者となりゆけ!と、私は祈り待っている。

第24回  試練を越えて強くなれ! (2013.6.16付 聖教新聞)

 人生は戦いだ。戦いは、自分でつくるものだ。それを乗り越えていくのも、ほかならぬ自分である。困難を避ける人間には何もできない。
 大変な時ほど燃え上がる。これが学会精神である。正義の師弟の精神である。
      ◇ ◆ ◇
 人は、さまざまな試練を経て、鍛えられ、強くなる。
 大きな試練の渦中にある人を、全力で励まし、温かく包んでいくことだ。これが、仏法の精神であり、慈悲の戦いであるからだ。
 戸田先生は友に語られた。
 「あなたが信心に立ち上がれば、必ず、全てが軌道に乗ります。信心が強ければ、周囲が、あなたの幸福の力となる。本当に不思議なものだ」
 法華経には、「魔及び魔民有りと雖も、皆《み》な仏法を護らん」とさえ説かれている。
 大事なのは、自分自身の信心を強くすることだ。周りの人が信心をしていなくとも、善のため、平和のために、驚くほど働いてくれるのである。
      ◇ ◆ ◇
 何のための人生か。その原点を忘れない人は強い。何があっても揺るがない。
 張り切って広布へ進むのだ。壁を破る原動力は、生命変革の祈りである。
 自身の生命に「梵天、帝釈、日天、月天よ、入《はい》りたまえ!」「わが地域の全ての同志の方々の生命に、梵天、帝釈、日天、月天よ、入りたまえ!」──こう祈れば、計り知れない力が出る。御聖訓に説かれる法理の通りである。
 私は毎日、全同志の皆様の健康と幸福と勝利を、祈りに祈っている。いよいよ、信力・行力を奮い起こし、仏力・法力を湧き出《いだ》しながら、一人も残らず、一歩前進の栄光の劇を飾ってまいりたい。

第25回  尊い労苦は偉大な福運に (2013.6.22付 聖教新聞)

わが創価の友は、広宣流布ひとすじに、元気に奮闘されている。私は、「ご苦労さま!」「ありがとう!」と、一人ひとりを心から讃え、ねぎらって差し上げたい気持ちでいっぱいである。
 世のため、人のために尊い汗を流し、地味で苦労が多い分、偉大な福運を積み、生々世々、所願満足の大境涯を開いていける。子孫末代まで勝ち誇って、皆が仏になるための修行である。
 日蓮大聖人がすべて御照覧であることを、晴れ晴れと確信していただきたい。
 我らの信心に勝る力は、絶対にない。強く、朗らかに、団結して、痛快なる歴史を飾ってまいりたい。
      ◇ ◆ ◇
私は、日本中、世界中を回って、妙法という平和の種を蒔いてきた。大地に題目を染み込ませる思いで、真剣に祈り抜いてきた。
 今、どの地でも、後継の陣列が躍り出ている。これほどうれしいことはない。
 花が咲く日は必ず来る。大事なのは、諦めずに種を蒔き続けることだ。

 御聖訓には、「人は善根を積めば、必ず栄える」(御書1562㌻・通解)と断言されている。妙法の同志が活躍するところ、必ず繁栄の社会を築いていけるのだ。
      ◇ ◆ ◇
戸田先生は語られた。
 「御本尊に題目をあげて、自分の境涯で、自分の立場で生ききって行け!」
 たとえ絶体絶命に思える壁であっても、題目で立ち向かえば、必ず人間革命、そして宿命転換の突破口となる。全部、深い意味がある。

 信心強き人こそが、幸福者であり、勝利者なのだ。

第26回  心勇んで栄光の峰へ   (2013.6.30付 聖教新聞)

 にぎやかに広布へ進む皆様の一日一日は、歴史に輝きわたる偉大なる金字塔である。
 今、そびえゆく総本部と共に、わが地域に、幸福の城が築かれ、人材の大城が建設されている。
 これも全て、皆が真剣に、力を合わせて、祈り抜き、戦い切ってくださっているおかげである。
 先師・牧口先生は「人を救い、世を救ってこそ宗教だ」と叫ばれ、恩師・戸田先生は「地球上から悲惨の二字をなくしたい」と願われた。
 法難より70年。牧口先生、戸田先生も、見事なる広宣流布の伸展を、どれほど喜んでおられることか。
 我らの勝利は、信心の勝利であり、団結の勝利である。功徳は大きい。
 私は、尊い尊いわが同志が、無量無辺の大功徳を受け切っていかれるように、題目を送っています。
 暑い日が続くので、皆、体調を崩さずに、上手に疲れをとるよう、どうか聡明に工夫してください。
      ◇ ◆ ◇
 平和な社会を築かんと、正義の言論戦に進む友に、日蓮大聖人は「軍《いくさ》やむ事なし」(御書502㌻)と仰せである。
 この御本仏の闘魂に直結して戦う我らに、仏の力が出ないわけがない。広宣流布のため、そして自身と眷属の一生成仏のため、栄光の峰へ、心勇んで前進したい。
 来る7月3日は人権闘争の原点の日。今再び、我らの「鉄の団結」を固めて、楽しく仲良く勝ち進んでいこう!

第27回  さあ前進!皆が主役だ   (2013.7.7付 聖教新聞)

 前進する生命は、みずみずしい。これこそ、わが勇敢なる同志の姿である。
 皆様は、万代にわたる広宣流布の基盤を築く歴史的な時に戦ってくださっている。私は、握手を交わし、肩を抱いて、最大の感謝を捧げ、讃えたい気持ちである。
 戸田先生は語られた。
 「どんな悩みも祈りに変え、信心を深めていくんだよ。全てが必ず大功徳に変わる」と。
 思いもよらぬ苦難があっても、妙法に照らし、永遠から見たならば、より幸福になるための現証なのである。
 嘆いてはいけない。希望と勇気を失ってはいけない。
 宿命転換のカギは、第一に題目、第二にも題目、第三にも題目だ。題目をあげれば、仏の大生命が涌現する。
 今こそ、揺るぎない幸福と勝利の土台を築いていただきたい。
      ◇ ◆ ◇
 人を育て、仏縁を広げ、皆が最高に価値ある人生を飾りゆくための我らの戦いだ。
 御聖訓には、劇的な逆転勝利を収めた中国古代の戦《いくさ》に触れられ、「異体同心なればか(勝)ちぬ」「百人・千人なれども一つ心なれば必ず事を成ず」(御書1463㌻)と教えられている。
 心一つに進むのだ。一人も残らず、全員が主役である。
 新しい人が躍り出てこそ、新しい時代の扉が開かれる。
 心こそ大切だ。忙しい時はど、こまやかな気配りを忘れてはいけない。思いやりのある言葉、祈りを込めた言葉は、友の胸に響く。心通う出会いは、人生の宝となる。
 さあ、自ら友のもとへ! あの友、この友に、大誠実の対話を!──そこに人間革命のドラマが生まれるからだ。

第28回  大勝利の人生を一緒に!   (2013.7.14付 聖教新聞)

 本因妙の仏法である。
 常に、「これから」が人生の本舞台だ。「今から」が勝負の天王山であるとの決意で前へ前へと進んだ人が、栄光のゴールに到達できる。最後に「私は勝った!」と叫べる勝利劇を飾ってまいりたい。
 思うようにいかなくとも、壁にぶつかっても、御本尊に一切をお願いすればよい。決して弱気にならず、断固として祈り抜くのだ。
 どこまでも信心第一で、価値創造の日々を生き抜いていくことである。
      ◇ ◆ ◇
 学会本部が信濃町に移転して、今年で60年。嵐を越え、かつてない上げ潮の中、わが同志は「民衆の柱」「日本の柱」「平和の柱」として信頼を人きく広げている。これほど誇り高いことはない。
 新時代を開く、わが誉れの全同志の奮闘に心から感謝申し上げたい。。
 日蓮人聖人は、十界のいかなる衆生も妙法によって即身成仏できると述べられ、「百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯を入れれば明るくなる」(御書1403㌻、通解)と仰せである。
 あの友を立ち上がらせずにはおくものか! この友に何としても正義と真実の声を!──祈りは必ず花開く。自分が太陽となって、希望の光を広げていただきたい。
 共に広布に戦う一日一日が後世に輝く歴史だ。一人一人が栄光の人である。絶対に何ものにも負けない大勝利の人生を、一緒に生き抜こう!

第29回  未来を開く夏が来た!   (2013.7.28付 聖教新聞)

 人材育成の夏が来た。未来を開く、鍛えの夏だ。
 今、青年部が勇んで弘教に挑んでいる。信・行・学に錬磨の汗を流している。
 その心意気がうれしい。
 日蓮大聖人は叫ばれた。
 「願くは我が弟子等・大願ををこせ」(御書1561㌻)
 我らの目的は広宣流布である。平和と文化のスクラムを全世界に広げゆくのだ。ここに人類の希望がある。
 同じ生きるならば、大いなるロマンに生き抜きたい。
 青年を呼ぶのは、青年である。
 青年の心を揺さぶるものは、青年の叫びである。
 戸田先生は、どこまでも青年に期待された。
 「ちっぽけな限界や枠など打ち破れ! 縦横無尽に活躍せよ!」と。
 伸び伸びと語るのだ。大胆に進むのだ。中途半端では何も生まれない。
 立派な勝利の人生を悠々と歩んでいける、自分自身を築いていただきたい。
      ◇ ◆ ◇
 先輩が後輩を全力で応援する。人間をつくる。青年を大事にする。これこそ正義の道であり、勝利の道である。
 使命のない人はいない。
 リーダーは、若き友に、慈愛と励ましの風を送っていただきたい。
 今、新しい人材が躍り出ている。すごい学会になった。
 広布の責任感に立った深き祈りがあれば、智慧は限りなく湧いてくる。皆のためになる建設的な意見が大事だ。
 体を大切にして、英気を養い、友を包容しながら、嵐にも微動だにせぬ創価の大城を完璧に築いてもらいたい。
 私は、若き諸君に、「現在ならびに将来の学会をよろしく頼む」と託したいのだ。

第30回  白馬が駆けるような勤行を  (2013.8.3付 聖教新聞)

 人生は幸福のためにある。
 幸福の究極と永遠性を説いたのが仏法である。
 毎日、勤行で読誦する寿量品には「衆生所遊楽(衆生の遊楽する所)」と仰せだ。
 信心を貫けば、生きていること自体が楽しいという人生になる。何があっても、生命の根底は安心しきって勝ち越えられる。この仏界を涌現させるのが勤行・唱題である。
 御聖訓には「口に妙法を呼びたてまつれば、わが身の仏性も呼ばれて、必ず、あらわれられる」(御書557㌻、通解)と断言されている。
 妙法の音声《おんじょう》は、全宇宙の仏性を呼び覚ます。勤行は、小宇宙である自分自身を、大宇宙の根本のリズムに合致させゆく崇高な儀式である。
 白馬が大草原を駆けるように、朗々たる勤行をしていきたい。日本中、世界中に響くような強い一念で、我らを護る諸天を動かすのだ。
 抜苦与楽の仏法である。妙法の大良薬を服することによって、心中の苦しみの毒を除き、豊かな生命力を漲らせていける。真剣に祈り抜けば、必ず元気になっていく。
 きょうも力強い勤行で、わか胸に希望の太陽を昇らせながら、絶対勝利の人生を晴れ晴れと生き抜きたい。
      ◇ ◆ ◇
 信心とは──
  「智慧の宝蔵」である。
  「最極《さいごく》の正義」である。
  「金剛の勇気」である。
  「和楽の光源」である。
  「平和の大道」である。
 いかなる波浪にも負けない将軍学の極意は、信心である。
 いよいよ、創価の黄金時代の幕開けだ。目の覚めるような、自身の人間革命を成し遂げるのだ。我らの燃え上がる信心で、世界広布の大誓願を実現してまいりたい。

第31回  永遠に常楽我浄の大道を  (2013.8.11付 聖教新聞)

 お盆に当たり、各地の墓地公園・主要会館で諸精霊追善勤行法要が厳粛に営まれている。
 夏空に緑が美しい墓園には、今年も多くの皆様が訪れている。すがすがしい「三世永遠の安穏の園」で亡き人を偲び、妙法の祈りを捧げる。その真心を、故人も喜んでおられるに違いない。
 私も、全国、全世界の亡くなられた学会員、また、ご家族、先祖代々の追善回向を懇《ねんご》ろに行わせていただいている。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「目連尊者が法華経を信じられた大善は、目連尊者自身が仏になっただけでなく、目連尊者の父母も仏になられたのです。また上七代、下七代、上無量生《むりょうしょう》、下《しも》無量生の父母たちまでも思いがけなく成仏されたのです」(御書1430㌻、通解)
 何があろうと、強い信心で立ち上がれば、一家も、一族も、先祖も、皆、必ず救い切っていける。題目の光は、全宇宙に届くのである。
      ◇ ◆ ◇
 仏とは、どこか遠くにいるのではない。戸田先生は大難の獄中で「仏とは生命なり」「われ地涌の菩薩なり」と覚知なされた。広布に戦う皆様ほど尊貴な人はいない。
 大聖人は亡き門下について「生きておられた時は生の仏、今は死の仏。生死ともに仏です」(同1504㌻、通解)と断言されている。
 生命は永遠であり、生死は不二である。ゆえに、亡くなった家族も、わが胸に一体である。常に一緒である。またすぐに広布の庭に舞い戻る。妙法で結ばれた絆は永遠に切れない。
 私たちは、生の時も死の時も、常楽我浄の生命の大道を共に前進していけるのだ。

第32回  世界一の哲学を学び抜け  (2013.8.18付 聖教新聞)

 今、ヨーロッパでも、アジアでも、北中南米、アフリ力、オセアニアの友も、真剣に教学を学んでいる。人間主義の大仏法を求めている。本当にすごいことであり、うれしいことだ。
 日本では猛暑の中、青年部の研鑽、本当にご苦労さま!
 世界一の生命哲学を学ぶ、女子部の心意気も爽やかだ。
 どうか、体に気をつけて、聡明に充実の日々であっていただきたい。教学を学べば、何があっても負けない幸福の太陽を、わが生命に輝かせていける。永遠の勝利の軌道を進んでいけるのだ。
      ◇ ◆ ◇
 私が初めて恩師・戸田先生とお会いしたのは、終戦から2年目の8月であった。
 その座談会で先生が講義されていたのが「立正安国論」である。先生は叫ばれた。
 「一国のことを、さらに、この動乱の世界を考えた時、私は、この世から一切の不幸と悲惨をなくしたいのです!」
 私は感動した。そして、仏法と平和と人間革命の大道を歩み始めたのである。
      ◇ ◆ ◇
 日蓮大聖人は仰せである。
 「行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」(御書1361㌻)
 御書を開けば、苦しむ民衆を救わんとされる、大聖人の大慈大悲に感涙する。権力の魔性を打ち破っていかれた、師子王の御振舞に、無限の勇気が湧いてくる。
 実践、行動が大事だ。どんなにいいことでも、観念論だけでは、現実は変わらない。我らもまた朗らかに、友情と対話の風を大きく広げたい。

第33回  信心は温かな人間性の世界
 (2013.8.25付 聖教新聞)

 信心の世界は、どこまでも温かく、思いやりのある、真剣で、真面目な世界である。
 悩んでいる人を温かく励まし、希望を送る。真面目な人を、決して裏切らない、純粋な心の世界である。
 純真こそ、信心の基本である。真剣こそ、力である。大誠実こそ、信頼の絆となる。
 リーダーは決して、要領やごまかしがあってはいけない。心して、信心を強く、深くしていかねばならない。
 日蓮大聖人は、門下の四条金吾に「あなたが地獄に入られたら、私も同じく地獄に行きましょう」とまで言われた(御書1173㌻、趣意)。そうすれば、地獄も即、寂光土となる、と。どれほど深いお心であろうか。「共に苦しみ」「共に喜ぶ」──ここに仏法がある。「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞」(同1174㌻)であるからだ。
 人生の苦難と戦い、理想に生き抜く友のために、一生懸命に尽くしていく。人の苦労の痛みが分かる、温かで人情味のある世界が、創価学会である。この一点を、リーダーは忘れてはならない。人は、組織や立場についてくるのではない。人柄、人格、人間性についてくるのである。
      ◇ ◆ ◇
 本因妙の仏法は、常に「きょうから出発」である。きょうから明日へ、地道に、着実に、新たなる世界広布の大叙事詩を綴っていくのだ。
 戸田先生は叫ばれた。
 「たゆまず流れ出ずる水の信心であれ! 溜まり水は、動かないから腐ってしまう。人間も同じだ。進まざるは退転である」
 我らの友情は五大州に広がっている。平和と幸福を築くため、強き祈りで勝ちまくろう! 全世界の同志と共に!

第34回  新しい黎明を同志と共に (2013.9.1付 聖教新聞)

 いよいよ、待ちに待った総本部完成の秋だ。自身の大福徳の城を築く時である。
 対話の秋、教学の秋、拡大の秋へ、勇んで前進したい。
 今、広布の歴史に名を残せることは、三世永遠の誉れである。後継のリーダーも、新しい決意で立ち上がった。
 戸田先生は青年に「君たちは、本当に信頼できる人間の絆で、どこまでも前へ進みゆくことだ」と語られた。
 どんな時代になろうとも、麗しき同志愛こそ永遠の学会精神といえよう。

 ♪君が愁いに 我は泣き
  我が喜びに 君は舞う

 幾たびとなく、私たちが口ずさんできた「嗚呼黎明は近づけり」(大阪高等学校全寮歌、作詞=沼間昌教)の一節である。喜びも悲しみも共にしながら、新たな黎明へ、心一つに進むのだ。
      ◇ ◆ ◇
 日蓮大聖人は「凡夫は、志という文字を心得て仏になる」(御書1596㌻、通解)と教えられ、門下に「この功徳は、あなたの父母・祖父母、さらに無辺の衆生にも及んでいくでしょう」(同1231㌻、通解)と明言されている。広布に尽くす一念と行動に無量の功徳の花が咲く。
 一段と素晴らしい学会をつくろう! そのために、リーダーは誰よりも祈ることだ。
 青年の心で挑戦することだ。勉強し、行動し、自分白身を革命することである。
 どうしたら、皆が功徳を受け、広布の道を開き、盤石な未来を築けるか。これが大事だ。私も心を砕いてきた。
 悩んで祈って思索して、智慧を湧かせる。それてこそ、崩れない基盤ができる。永遠の勝利の上台ができるのだ。

第35回  広宣流布の人材よ、出でよ (2013.9.15付 聖教新聞)

 海外の青年部が元気だ。団結と求道の心を讃えたい。
 日本も負けじと、若き俊英が伸びている。希望の光だ。
 本当にうれしい。
 平和の人材よ、出でよ!
 これが私の願いである。
 戸田先生は語られた。
 「永遠の勝利の道を確実に築きゆく、その最大の力こそ、青年である」
 全生命を注がなければ、広布の大人材は育たない。自分は表舞台に出なくとも、後輩の成長を陰で祈り、支えていく。その人が一番尊い。
 新しい人を育てる人が、真のリーダーなのである。
      ◇ ◆ ◇
 御聖訓にいわく、「妙とは蘇生の義なり」(御書947㌻)。広布へ戦う祈りがあれば、偉大な生命力が湧く。
 信心とは、祈りを原動力として、社会で勝ち、生活で勝つことだ。地域や職場でも、模範の存在になってもらいたい。現実の仕事は、智慧と努力と忍耐をもって、しっかり頑張り抜くことである。
 誠実さ、明るさが、信頼をつくる。あいさつの仕方、礼儀のあり方、言葉遣い──ここに人生勝利の源泉がある。
      ◇ ◆ ◇
 あらゆる壁を越え、私たちは世界に友情を広げてきた。
 広宣流布のため、「これほどまでに語ったことはない」というくらい、人と会い、人と語り、心と心を通い合わせていく。明るく、伸び伸びと対話を重ねていくのだ。
 誰よりも、自分が先頭に立って、語って語って語り抜いていくのだ。率先の行動なくして、勝利はない。戦う精神なくして、信心はない。
 何があっても臆するな! 勇気をもって前へ進むのだ。思い切り戦って、勝利、勝利の歴史を共に残していこう!

第36回  女性の祈りに勝るものなし (2013.9.21付 聖教新聞)

 晴れやかに、また、にぎやかに、伝統の婦人部総会が、各地で行われている。
 自在に創意を光らせ、希望の対話の花を、楽しく咲かせている。本当に素晴らしい。
 女子部も元気に友情のスクラムを広げている。心美しき世界の乙女が、友のため、社会のため、広宣流布のために生き生きと前進している。これほど尊い青春はない。
 戸田先生は語られた。
 「青春時代は、一生の幸福の土台を築く鍛錬の時代だ」
 「女性の幸福と勝利が決定されるのは、40代、50代からだ」と。
 自他共の平和と和楽を生みだし、正義の人生を歩み抜く中に、真の幸福は築かれる。
      ◇ ◆ ◇
 中秋の名月が美しく輝いていた。月見の宴《えん》のごとき一夜であった。
 月を愛で、友と語り合う。そうした心を忘れない日々でありたい。
 たとえ現実は闇のように思えても、心にロマンの月光があれば、負けることはない。
 御聖訓には「深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し」(御書1501㌻)と仰せである。
 祈りに勝る力はない。女性の強盛なる祈りで、広宣の勝利の道は開かれてきた。
      ◇ ◆ ◇
 思いがけない病もある。避けられない課題もある。襲いかかる苦難もある。
 いかなる宿命の嵐にも、「今こそ変毒為薬の時!」と、しっかり題目をあげていくことだ。題目の中に、全部、含まれている。
 太陽と共に頑張れ! 太陽は、いつも貴女《あなた》を見つめ光っている。
 人生は、最後の勝利が最高の幸福だ。朗らかに!

第37回  困難が自分を強く鍛える (2013.9.29付 聖教新聞)

 後継の宝であり、学会の未来を決する青年たちが、世界中で皆の先頭に立ち、折伏精神に燃えて戦ってくれている。これほど、うれしいことはありません。
 日蓮大聖人は「強敵《ごうてき》を伏して始て力士をしる」(御書957㌻)と仰せです。
 すなわち、“強敵を倒してこそ、はじめて、強い力を持つ勇者であることが証明される”と言われるのです。
 乱世であるがゆえに、皆さんの日々は、さまざまな障害が立ちはだかり、忍耐と闘争の連続かもしれない。
 しかし、強敵があればあるほど、自分自身を強く鍛えることができる。
 困難の中で、人のため、社会のため、広宣流布のために戦い抜くことは、最高の青春の道を歩んでいることだと、胸を張ってもらいたい。
 妙法と共に、同志と共に、私と共に、勇敢に正義のスクラムを広げながら、よき青年学会を創ろう!
 聡明に、健康で、無事故の前進を頼みます。
 勝ちまくれ!
      ◇ ◆ ◇
 大難と戦われた佐渡の地で、大聖人は未来を確信し、厳然と師子吼された。
 「皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり、日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや」(同1360㌻)
 それぞれの天地で、どこまでも一人を大切に、一人を励まし、一人を育て、自らの今世の眷属を、内外に呼び起こして、己が誓願の人生を堂々と歩んでいってください。
 力強く、共々に、世界広布の大行進を開始しよう!

第38回  縁した友に大誠実の対話を (2013.10.6付 聖教新聞)

 晴れやかな総本部の竣工、おめでとう! すごい学会になった。すごい人材が育った。私は本当にうれしい。布陣を整え、さらなる発展へのバトンタッチを頼みます。
 これまで頑張ってくれた友は、後継を自分以上に育て、守り支え、一緒に光っていくことを、無上の誇りとしていただきたい。戦う心は一歩も退いてはなりません。
 新たな使命に立つ友は、燃え上がる学会精神を受け継いで、生き生きと、伸び伸びと、わが誓願の国土で、広宣流布をこれだけ成し遂げたという歴史を残していただきたい。
 立場がどうあれ、皆、自信を持ち、勇気を持って、「三世永遠の勝利のために、これで良し」と言い切れる指揮を執っていくことだ。
      ◇ ◆ ◇
 御書に「仏になる法華経を耳に触れるならば、これを種として必ず仏になる」(552㌻)
 縁した人、身近な人に、大誠実で語るのだ。私も、徹して折伏をやりきってきた。
 戸田先生は、一対一の仏法対話を実践する友を、最大に褒め讃えられた。
 「折伏を行ずる学会員は、大聖人の御仕事をしているのだ。御本尊が、強靭な生命力と無量の大福運を下さらないわけがない」
 折伏の人は、御本仏の代理なのだから、あらゆる菩薩が友となり、梵天帝釈など無数の諸天善神が来り仕える。魔や鬼神は近寄れない。
 尊き折伏の座にあっては、決して臆してはならない。
 楽しく、自信満々と、そして忍耐強く、この大仏法を語り抜いていくことだ。
 偉大な使命を担う一人一人の活躍を、健康を、勝利を、私は祈り、見守っている。

第39回  自分が変われ 行動を起こせ
 (2013.10.14付 聖教新聞)

 いよいよ、教学の秋、人材育成の秋本番だ。
 今、新しい英知と情熱の若人が陸続と集い、生き生きと立ち上がってくれている。
 未来は明るい。見事な発展だ。これほどの喜びはない。
 これからも、この素晴らしい若き地涌のスクラムが、いよいよ広がっていくことが、私の何よりの希望です。
 草創の青年たちと一緒に拝した「百六箇抄」には、「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(御書856㌻)と仰せです。
 儚く移ろう世間の風潮など毅然と見おろし、皆さんは、世界第一の生命哲学を、真剣に学び、語り、実践していく世界第一の人生の道を歩んでいるのです。その誇りに胸を張ってもらいたい。
      ◇ ◆ ◇
 戸田先生は、「折伏すれば信用が残る」と言われた。
 友の幸福を祈り、妙法を語ることは、人間として最高の振る舞いである。
 私は、広布に走る一人一人と握手を交わし、最大に賞讃申し上げたい気持ちだ。
 人のために生きれば、大きな自分になっていける。
 新しい人を温かく応援しながら、功労の友を心から讃嘆していくことだ。
      ◇ ◆ ◇
 大事なことは、まず行動を起こすことだ。
 同志と励まし合いながら、自分らしく、一歩一歩と具体的に前進する。そこに自分を変え、人を変え、社会を変えていく智慧が生まれ、必ず新たな希望の活路が開かれていくものです。
 君たちよ、断じて、今いるところで勝ち、広宣流布で勝ち、一人ももれなく、人生の大勝利者となってくれたまえ!

第40回  題目は全てに勝利の原動力  (2013.10.20付 聖教新聞)

 希望あふれる未来部の皆さん!
 勇んで進みゆく挑戦の心が、私はうれしい。
 1960年の10月、私は、初めて世界へ旅立ちました。
 それは、師匠である戸田城聖先生から託された「広宣流布」すなわち「世界平和」を実現するための第一歩でした。
 そして半世紀がたち、今や、日蓮大聖人の太陽の仏法は、世界192カ国・地域にまで広がりました。
 今、この各国で活躍するリーダーたちの中に、皆さんと同じ未来部の時に決意して、信心を磨き、語学を学び、力をつけて、世界へ羽ばたいていった人たちが多くいるのです。
 未来部時代の決心と努力が、どれほど大きな力となるか。
 御書に仰せのように、たとえば鳥の卵は、はじめは本のようなものであるけれども、やがて、その中から、くちばしや目が出来上がってきて、ついには大空を飛べるようになる。それと同じように、題目を唱える人は、自分自身の中から、最も力強く、最も偉大な仏の生命を発揮して、使命の大空へ、自由自在に飛び立っていけるようになるのです。〈御書1443㌻〉
 毎日の生活の中で、少しずつでも題目を唱えていくことは、すべてに勝利する原動力です。
 皆さんは、一人一人が、人類の未来をになう宝の人です。
 どうか、希望に燃え、勇気に燃えて、たくましく祈り、学び、鍛えていってください。
2013-10-20 : 今日も広布へ 第2部 :
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