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フィリピン 国立ヌエバ・ビスカヤ大学「名誉人文学博士号」授与式への謝辞

フィリピン 国立ヌエバ・ビスカヤ大学「名誉人文学博士号」授与式への謝辞
         (2013.3.15 創価大学本部棟)

 フィリピンの国立ヌエバ・ビスカヤ大学から、創価大学創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉人文学博士号」が贈られた。世界に人間主義の連帯を築いた偉業を讃えるもの。授与式は15日、東京・八王子市の創大本部棟で挙行され、国立ヌエバ・ビスカヤ大学のフロレンティーナ・ドゥムラオ学長、アラセリ・ドマガス学務部長らが出席した。
 「ここで会えてうれしい。私たちの誇りなんです」──創大本部棟に設置されていたホセ・リサールの胸像を見て、ドゥムラオ学長は、ほほ笑んだ。
 リサールは19世紀後半、平和を願い、民衆の世紀を願って、ペンの力で権力の横暴と戦ったフィリピン独立の英雄である。
 「教育の目的には、『平和』が掲げられなければなりません」と語る学長。その信念は幼少期に築かれた。
 貧しい家で生まれ育った学長。学業を断念して働いてきた母は、その苦い経験があるからこそ、生活をやりくりし、学長を学校に送り出してくれた。
 「学んだ分だけ、可能性は広がる。だからあなたには立派に学校を卒業してほしいの」
 母の言葉に学長は誓った。“真面目に生きる人が幸せになれる、安心して暮らせる社会を築こう。それが母への恩返しだ”と。
 ドゥムラオ学長は昨年4月、国立ヌエバ・ビスカヤ大学の学長に就いた。その後、“大学建設の5年計画”を作成。「“平和の文化”の創造」との大学のビジョンのもと、さらなる発展のために心血を注ぎ始めた。
 池田SGI会長のことを知ったのは、この頃である。


ドゥムラオ学長のあいさつ

池田博士は社会正義実現に無私の献身
全学生が仰ぐべき模範の人物


 フィリピン国立ヌエバ・ビスカヤ大学は、社会正義の実現のため、その人生を無私の心で献身的に捧げてこられた池田大作博士に、名誉学位記を授与させていただくことを大変光栄に思います。
 社会変革のために一つの団体をリードしてこられた池田博士の深き慈悲の精神は、本学が社会・教育・精神の開拓を成し遂げた人物に贈る最高の栄誉である名誉学位記を授与させていただくのに余りあるものです。
 池田博士は、その輝かしいご経歴、ご業績においても、本学の全ての学生が手本とすべき模範の人物であります。
 人は、自国の人々に奉仕するだけではなく、人から人へ広がる善、幸福、安寧を育み、万人の奉仕者となるべきでありましょう。
 本学は、“全ての人が他者と限りない調和をつくりだしていく力を持っている”との、教育者・池田博士の揺るぎなきご確信を高く評価し、賞讃申し上げるものです。本学の掲げる理念と深く共鳴する偉大な信念の人物に、しかるべき栄誉を授与させていただくという意味で、最もふさわしいことであります。
 本学は、世界中の異なる様々な信条の懸け橋となってこられた池田博士の勇気に最大の敬意を表します。本学にとりまして、池田大作博士に最高の称号を授与してこられだ幾百もの一流機関に名を連ねるということは、素晴らしい栄誉であります。
 国立ヌエバ・ビスカヤ大学一同、池田博士のご業績の世界的な広がりに感動しております。本学の関係者・学生を代表し、本日の式典開催に尽力いただいた全ての皆さまに心より感謝申し上げます。
 本学は、池田博士ならびに創価大学と、多くの価値ある活動を一緒にさせていただきますことを心から楽しなにしております。この世界をより良き場所へ変えゆく実り多き協力関係を、心より念願いたします。
 池田博士、博士はここに、国立ヌエバ・ビスカヤ大学の同窓の一員となられました。心より、お祝い申し上げます。
 本日は、大変にありがとうございました(大拍手)。

SGI会長の謝辞(代読)

平和を開く「青年の大河」を
フィリピン独立の英雄 ホセ・リサール博士
民衆の未来は学舎《まなびや》の中にある
試練と戦い 知性の光を放て

ヌエバ・ビスカヤ大学の校歌
“智慧こそ真実の宝”
知識と技術を生かすのは人間教育


 一、風光明媚な景勝の天地として名高いヌエバ・ビスカヤ州の州都バヨンボンの丘には、威風も堂々たる平和の大英雄の像が屹立しております。
 私たちが敬愛してやまない、ホセ・リサール博士であります。
 「民衆の未来は学舎の中にあり」との卓見を持たれていた博士の像が、無限の希望と栄光の未来を託すかのように、見守り続けてきたキャンパスこそ、貴・国立ヌエバ・ビスカヤ大学なのであります(大拍手)。
 一、貴大学は、多彩な分野において、社会貢献の卓越した人材を育成され、まさしく新たな未来を力強く創造されております。
 この偉大なる貴大学より、本日、私は光栄にも、「名誉人文学博士号」を賜りました。
 巡り来る3月16日は、私たちにとって「後継」の意義を持つ記念日であります。
 私は、この最高に栄誉ある称号を、貴国をはじめ、世界192カ国・地域のわが後継の創価の青年たちと共に、謹んで拝受させていただきます。
 誠に誠に、ありがとうございます(大拍手)。

不屈の獄中闘争
 一、貴大学の校章に描かれた松明《たいまつ》は、「教育・芸術・科学・技術、そして農業における卓越性」を示し、そこに燃える炎は、「最高峰の大学を目指す探究の心」を表しているとうかがいました。
 また、内側に刻まれた同心円は、大学に貢献する団結を表しています。
 さらに、外側の同心円は、広く民衆に奉仕するための団結であり、さらに世界まで広がりゆく、強く持続可能な連携を表されています。
 私も本日より、平和への探究の炎を一段と燃え上がらせながら、この貴大学の誇り高き民衆貢献の同心円に勇んで連ならせていただきます(大拍手)。
 一、貴大学の淵源の一つは、1916年に設立された農業学校にさかのぼります。
 農業を中心に、何よりも尊い生命を慈しみ、支え、守り、育み、輝かせてこられたこの尊い学舎は、1941年の日本軍の侵攻によって閉鎖を余儀なくされました。
 戦争は、青年を犠牲にし、学びの光を奪い、生命を蹂躙する魔性の権化です。
 教育は、青年を尊敬し、学びの光を贈り、生命を尊厳ならしめる人間性の究極です。
 残酷な戦争のさなか、貴大学を擁する州都バヨンボン出身の言論人であるロイ・ベネット先生も、正義のペンで勇敢に立ち上がられました。
 マニラブリティン紙の編集者であったベネット先生は、戦争に断固反対の論陣を張り、さらには日本軍への協力を拒否したことで、長きにわたって投獄され、非道な拷問を受けております。
 しかし、断じて怯まずに戦い抜き、多くの若き生命に不屈の勇気を広げていかれたのであります。
 同時代の1943年、私たち「創価教育」の創始者である牧口常三郎先生と戸田城聖先生は、日本の軍国主義と対峙して弾圧され、投獄されました。その後、牧口先生は獄死し、後継の戸田先生は、2年間、獄中闘争を貫き通しました。
 そして戦後、戸田先生は、「生命尊厳」の哲理を根底にして、「人間革命」また「地球民族主義」の理念を示し、校舎なき民衆の大学で、私たち青年を薫陶してくださったのであります。
 戸田先生は、貴国をはじめアジアの民衆・青年との深き連帯を、終生、願われておりました。
 私は、貴国の皆さま方と結ばせていただいた、このかけがえのない友情と信頼を、わが師に報恩の心で捧げたいと思っております。
 きょうの式典も、必ずや会心の笑顔で見守ってくださっていると信ずるものであります(大拍手)。

徹して学生第一
 一、貴国の先駆の女性教育者であられた、貴大学の初代学長アボン博士は、「科学の中に芸術を見出し、芸術の中に科学を見出す」との哲学を提唱され、推進されました。
 科学と芸術──この両者を結び合わせていく根源の力とは、いったい何か。
 それこそ、貴大学の校歌に高らかに謳い上げられているのではないでしょうか。
 「芸術と科学の分野で 私たちは真実の宝である智慧を輝かす」──と。
 すなわち「智慧」であります。
 高度な「知識」や最先端の「技術」、さらに膨大な「情報」を、「民衆の幸福と繁栄」のため、そして「地球社会の共生と平和」のため、正しく生かし切り、使いこなしていく源泉は、智慧でありましょう。
 そして、青年の生命が抱ける、この智慧の宝を最大に輝かせておられる大教育者こそ、初代学長アボン博士の精神をそのまま受け継ぎ、貴大学の大発展をリードしてこられたドゥムラオ学長なのであります(大拍手)。
 学長のもと、貴大学は「“卓越した文化”と“平和の文化”を育む最高峰の大学」というビジョンを明確に掲げてこられました。
 わが創価大学の建学の精神とも強く深く響きあっております。
 またドゥムラオ学長の信条も、創大と同じく、徹して「学生第一」であります。
 「学生の皆さんこそが、フィリピンの希望であり、最も大切な存在なのです」と慈母のように励まされながら、一人一人の成長と向上を見守っておられるのであります。
 さらに学長は、常々、愛する学生に、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「生涯教育」の理念である4つの柱を語りかけておられます。つまり──
 第1に、「知ることを学ぶ」。
 第2に、「為すことを学ぶ」。
 第3に、「共に生きることを学ぶ」。
 そして第4に、「人間として生きることを学ぶ」であります。
 一つ一つが、人間教育にとって永遠の指針であり、常に立ち返るべき学びの原点であります。
 現実の悪戦苦闘の中で苦労を重ねながら、使命と向学の日々を重ねている通信教育部の皆さんや、これから社会に打って出て、労学一体の道を歩んでいく卒業生の皆さん方にも、エールを込めて伝えていきたいと思うのであります。
 一、貴国の文豪ウィルフレッド・ヴィルトゥシオ先生は、自身の小説に登場する若者にこう語らせています。
 「民衆の為に働いているんだということ、これが僕にとっていや我々にとってできる最も尊い仕事なんです」(寺見元恵編訳「マリア」、『フィリピン短編小説珠玉選(1)』所収、井村文化事業社)と。
 私たちは、教育の真髄の理想を分かち合う貴大学の皆さま方と手を携えて、民衆の中で学び、民衆のために働き、民衆と共に勝利の未来を創り開いていこうではありませんか!
 大英雄ホセ・リサール博士は、青年たちに贈った詩の中で、敢然と叫びました。
 「君は、その激しい戦いによって
 君の理性に生命を与えて目覚めさせる。
 そして、非凡なる知性の光を放つ
 輝かしき君の姿は
 強く不滅のものとなる」と。
 この魂の獅子吼を、私は、試練の戦いの中で鍛えゆく、わが愛する後継の青年たちに贈ります。
 終わりに、フィリピンの豊饒なる大地を潤す「人材の大河」「青年の大河」ヌエバ・ビスカヤ大学に、無窮の発展と栄光と勝利あれ! と、心からお祈り申し上げ、私の御礼とさせていただきます。
 マラミン・サラマッポ!(フィリピン語で「誠にありがとうございました」)(大拍手)
2013-03-21 : スピーチ・メッセージ等 :
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