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バーレーン 「核兵器廃絶への挑戦」展へのメッセージ

バーレーン 「核兵器廃絶への挑戦」展へのメッセージ
  (2013.3.12 バーレーン・マナマ バーレーン国立博物館)

 中東・バーレーンの首都マナマで12日、SGI(創価学会インタナショナル)制作の「核兵器廃絶への挑戦」展が開幕した。これは核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)、バーレーン戦略国際エネルギー研究センター(DERASAT)、国連広報センター湾岸諸国事務所、インタープレスサービス(IPS)との共催によるもの。開幕式は同日、マナマ市内のバーレーン国立博物館で行われ、シェイク・ハーリド・ビン・アハマド・ビン・ムハンマド・アル・ハリーファ外務大臣、ムハンマド・アブドゥルガッファール国王外務担当顧問、在バーレーン日本大使館の角茂樹特命全権大使をはじめ、18カ国・地域の大使館関係者、国連関係者らが出席。池田大作SGI会長がメッセージを寄せた。

 開幕式の当日、美しい青空が広がったマナマ。まばゆく輝く海に臨む式典会場では、各国の大使や国連関係者が、池田SGI会長のメッセージに真剣に耳を傾けていた。
 ──「対話」を通じて広がる理解と共感こそ、「核兵器のない世界」、そしてさらには「恒久的な世界平和」の構築に向けて、迂遠なようであって、最も着実な道のりであると確信します──。
 紹介が終わると同時に万雷の拍手が会場を包んだ。
 展示を見たチュニジアのジネ・アル・アビディン・アル・テラス大使は力を込めた。「素晴らしい内容です。皆が学ぶべき視点があり、説得力があります。このような展示を中東全域で開催していただきたい」
 世界平和に対する深刻な脅威である核兵器の廃絶へ、人類の挑戦は今なお続いている。
 特に中東地域は、2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議において、非核兵器地帯化に向けた国際会議の開催が合意されたものの、まだ実現にはいたっていない。「核兵器のない世界」の実現を目指す国際社会が今日、最も関心を寄せている地域の一つである。
 地域内の社会情勢が依然として予断を許さない中、こうした非核兵器地帯化への議論に貢献するために、今回の展示は開催された。
 各パネルは、「人間の安全保障」の観点から、核兵器が持つ問題点を指摘。平和を願う民衆の声を結集し、国際社会に変革を起こしていくことを強く促している。
 これまでSGIではSGI会長のリーダーシップのもと、世界29カ国・地域、230都市以上で同展を開催。各言語に翻訳して巡回しており、アラビア語で9言語目となる。
 中東では今回が初の開催。開幕前から地元メディアが相次いで報道するなど、注目と期待が高まっていた。
 式典参加者の一人は語っていた。「仏教という言葉を聞いたことはあっても、その教えを知る人は多くありません。そうした中で行われた今回の展示会は、人々に仏教団体について良い印象を与えるでしょう。SGIが、その象徴です」
 バーレーン外務省のダーフェル・アル・オムラーン2国間局長は力説する。「この展示のメッセージこそ、今の中東地域に必要とされているものです」
 開幕式では、ハーリド外務大臣がスピーチ。続いて在バーレーン日本大使館の角特命全権大使が、グローバル化が進む現代にあって従来の安全保障概念は時代遅れになっており、人間の安全保障へとシフトすべきであると強調。「暴力の文化」から「平和の文化」への変革という観点から、宗教は大きな役割を果たし得ると述べた。創価学会平和委員会の寺崎議長があいさつした。
 同展はマナマ市内のシーフモールで23日まで行われる。


ハーリド外務大臣のあいさつ


“中東の非核地帯化”の議論に貢献

 バーレーン王国といたしまして、「核兵器廃絶への挑戦」展のオ―プニングにご来場の皆さまをお迎えできることは、大きな喜びであります。
 同展はこれまで世界各国・各地で開催されており、中東地域での初開催をマナマで迎えられることを、誇りに思います。
 バーレーン王国は自国の政策に基づき、核兵器の軍縮・不拡散のための取り組みを支持します。
 日本政府が毎年、国連総会に提出してきた核兵器廃絶を求める決議案も全面的に支持し、賛成票を投じてきました。
 わが国は、核兵器を拡散させようとするいかなる企てにも、懸念の声を上げ続けるものです。
 極東地域における、2月の朝鮮民主主義人民共和国による核実験を、わが国は容認できません。バーレーン王国は2月12日に声明を発表し、同国が完全かつ直ちに国連安保理決議における責任を果たし、朝鮮半島とその周辺における平和と安定の維持に貢献し、国際社会に協力するよう呼び掛けました。
 中東に関しては、わが国はイランの核問題の状況に深刻な懸念を有し、関連する国連安保理決議と国際原子力機関理事会の決議を同国が遵守し、協力することを強く求めています。
 また、イランが平和的で外交的な核問題の解決をめざし、責任ある決定をすることを強く求めています。
 バーレーン王国は、核兵器の問題を人間の安全保障の観点から取り上げ、その廃絶という作業を「平和の文化」の建設の中核に据え、中東の非核地帯化やその他の非大量破壊兵器地帯化を目指す議論に貢献することを目的とした展示の開催に感謝するものです。
 日本の角《すみ》茂樹大使、創価学会平和委員会の寺崎広嗣議長、バーレーン戦略国際エネルギー国際センター(DERASAT)、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)、国連広報センター(UNIC)、インタープレスサービス(IPS)をはじめ、その他の団体の皆さまが、本展をバーレーンの地で開催する機会を提供されたことに、心から感謝いたします。
 多くのバーレーン国民、隣国の皆さまが直接、展示に触れ、この課題の重要性を深く理解し、平和と安定へ共に努力する必要があると理解されることを、強く望むものです。

SGI会長のメッセージ

核時代の転換へ 対話の力を信じよ
「千夜一夜物語」の言葉
剣よりも強いものは「人間の舌」

 古来、「アラビア海の真珠」と讃えられてきた美しき島国、ここバーレーンにおきまして、「核兵器廃絶への挑戦」展が開催されますことを、私はこの上ない喜びとするものです。
 この展示は、これまで世界29カ国・地域で行ってきましたが、中東では初の開催となります。
 同展にご理解を賜ったご関係の皆さまに、世界192カ国・地域のSGI(創価学会インタナショナル)メンバーを代表し、心からの感謝を申し上げます。
 豊かな海に囲まれたここバーレーンの地は、古くから何世紀にもわたって自由貿易の拠点として繁栄を続ける一方、さまざまな文明と活発な交流を広げてきた歴史を誇り、現在も、GCC(湾岸協力会議)諸国をつなぐ要の存在として重要な役割を果たしておられることは、つとに有名であります。
 地理学にも造詣が深く、20世紀初頭に『人生地理学』を著した私ども創価学会の牧口初代会長は、こうした海洋国が持つ精神的気風に着目し、海を他の国々との間を隔てる“壁”とみなすのではなく、他の国々との間をつなぐ“道”であると捉えて、世界に「友情の道」「調和の道」「平和の道」を開いていく気風を育むことが重専になる、と訴えておりました。
 グローバル化が進む現代にあって、世界の国々の間を隔て、分断化しているのは、それまでの時代で大きな意味を持っていた地理的な障壁ではなく、むしろ核兵器に代表されるような軍事の論理であるといえましょう。
 一方で、環境破壊の問題に象徴されるように、もはや一国の努力だけでは十分な解決が望めないような、地球的問題群が山積する時代を迎えております。
 その意味で、私たち人類は、脅威と脅威が角突き合わせ、互いの不安や恐怖をエスカレートさせていく核時代の袋小路から脱却して、環境破壊をはじめとする“共通の課題”を解決するために、一致協力して行動する「グローバルな連帯」を築くべき時を迎えているのであります。
 国連憲章の第26条では、「世界の人的及び経済的資源を軍備のために転用することを最も少くして国際の平和及び安全の確立及び維持を促進する」ことが謳われているにもかかわらず、核兵器に関する年間予算だけでも、世界全体で1050億ドルにも上る莫大な資金が費やされています。
 これらの資金が、環境や貧困をはじめとする地球的問題群を解決するために充当されていく流れをつくることができれば、どれだけ世界の多くの人々の生命と尊厳が守られることになるか、計り知れません。
 そうした取り組みに資源や資金を投入するのではなく、殺戮や破壊のために投入し続ける「非人道的」な事態を、転換しなくてはならないのです。
 今回の展示は、こうした核兵器にまつわる問題を今一度見つめ直し、核時代を乗り越えるための「グローバルな連帯」を築くことを目指したものです。
 そして、展示を見た人同士で、また展示を見た人が周囲の人々との間で、“核兵器と自分たちの生活がどのように関わっているのか”“なぜ核兵器を廃絶しなければならないのか”といったことについて、語り合ってもらうことを主眼に置いています。
 「対話」を通じて広がる理解と共感こそ、「核兵器のない世界」、そしてさらには「恒久的な世界平和」の構築に向けて、迂遠なようであって、最も着実な道のりであると確信しているからであります。
 昨年11月、ここバーレーン国立博物館の隣に、『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』をテーマにした国立劇場がオープンしたと伺いました。
 中東地域で最大規模を誇る劇場の誕生を心よりお喜び申し上げる次第ですが、この『干夜一夜物語』の中で、深く印象に残っている場面があります。
 それは、「剣よりも鋭いものは何か?」と問いかけた高慢な学者に対し、聡明な乙女が「人間の舌」と答えた場面です。
 対話の力で、道は必ず開けます。私自身、そのことを信念として、これまで世界中の指導者や識者の方々と対話を重ねてまいりました。
 このたび、バーレーンの地で展示会が開催できたことを、最大の喜びとしながら、これからも核兵器廃絶のために、志を同じくする世界の人々とさらに力を合わせて、対話を通じた「グローバルな連帯」の形成に全力で取り組んでいきたいと、決意を新たにするものであります。
 ご承知のように、2010年5月に行われた核拡散防止条約(NPT)再検討会議では、「中東非大量破壊兵器地帯化に関する国際会議」の開催が合意されました。
 今回の展示が、その実現に向けた環境づくりを進める上でも、何らかの一助になればと強く念願するものであります。
 結びに、ご臨席の皆さま方のご健勝とともに、関係諸団体、また貴国のますますの発屏を念願して、私のメッセージとさせていただきます。
2013-03-21 : スピーチ・メッセージ等 :
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