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フィリピン・リサール協会国際総会へのメッセージ

フィリピン・リサール協会国際総会へのメッセージ
        (2013.2.22 リサール協会本部)

 フィリピン・リサール協会の国際総会が2月22日から25日にかけて行われ、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長が祝福のメッセージを贈った。
 フィリピン独立の英雄「ホセ・リサール」の魂を受け継ぐ同協会。青年に焦点をあてた今回の総会は、「リサールは私たちの心に生きている」をテーマに開催され、世界各地から約200人が集った。
 総会に先立ち22日朝には、マニラ市のリサール公園で献花式を厳粛に。その後、市内の同協会本部で総会の開幕式が行われ、同協会のロメロ会長、キアンバオ長老会議議長、エスグェラ元会長、トリラーナ前会長、今野SGI理事、フィリピンSGIの代表が出席。マニラ市のリム市長が来賓として参加した。



SGI会長のメッセージ

永遠の青年として生きよ
リサール博士と牧口初代会長
共通する平和と正義の信念

胸中に「戦う心」を!
青春の理想を手放すな


 一、人類へ若々しき「平和の大光」を贈りゆかれる、貴リサール協会の意義深き国際総会の開催、誠に誠に、おめでとうございます。
 「世界の大英雄」ホセ・リサール博士の直系であられる貴協会の諸先生方に、私は、世界192カ国・地域のSGI(創価学会インタナショナル)を代表して、最大の祝意と敬意を表するものであります。
 一、私の命の奥から、いつも離れない黄金の光景があります。
 それは、15年前、貴協会の先生方にご案内をいただき、マニラのリサール公園で仰ぎ見た、聳え立つホセ・リサール博士の像であります。晴れわたる真っ青な空のもと、博士の崇高なる35年の生涯を偲び、謹んで献花させていただきました。
 近くには博士が殉難した地があり、そこには、あの有名な詩「最後の訣別」(加瀬正治郎訳、木村毅編『ホセ・リサールと日本』アポロン社)が刻まれております。

 暁の光をのぞみみて、
 私はいま死んでゆくのだ
 ほのぐらい夜をつきぬけ、
 昼の光へ導くために。
 ・・・・・・・・・
 私は夢みた、
 はじめて生命のひらかれたとき、
 私は夢みた、
 若き日の希望に胸の高鳴ったとき、
 おお、
 東の海の宝石よ、
 きみの晴れやかな顔をみる日を。
 憂愁と悲しみよりとき放たれて
 きみの顔にかげはなく、
 きみの眼に涙のない日を。

 献花を終えて、私は率直な思いを、貴協会の方々に申し上げました。
 「ここは世界の『平和の英雄』の原点の地です。聖地です。英雄の偉大さを、私は大きく世界に宣揚してまいります」
 そして、心に「師」を持つ人生がいかに幸福であるか。偉大なる師匠とともに、偉大なる勝利を!──との真情をお伝えさせていただいたのであります。
 一、博士の熱き正義の魂が、生誕より150年を超えて、今も貴国ならびに世界の多くの人々の胸中に厳然と脈打っていることに、私は深い感動を禁じ得ません。
 リサール博士の精神を継承し、さらに未来の世界に広げていくことは、「平和」の大建設に大きく寄与することであると、私は確信しております。
 そして、この先頭に立たれている英雄の陣列こそが、貴協会の尊き先生方なのであります。
 仏典に、「過去の因知らんと欲せば其の現在の果を見よ 未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231ページ)という一節があります。
 偉大な先哲との魂の対話は、「現在」の勝利をもたらしてくれた「因」を確認することであります。そして「未来」の勝利に向かって新たな「因」を刻むことといえましょう。
 ゆえに、青年たちが先哲の大精神を原点として受け継いでいくことこそ、人生においても、社会においても、停滞なく前進しゆく源泉ではないでしょうか。
 一、リサール博士は、青年を「祖国のうるわしき希望」と呼び、心から期待されておりました。
 博士の忘れ得ぬ言葉があります。
 「私は自身の名声のために働いているわけではない。ただ祖国のためである。
 そして、私の最大の喜びは、私より2倍も3倍も価値がある、20人、30人の青年を見ることである」と。
 まさしく、青年こそ「宝」です。
 青年こそ「希望」です。
 青年こそ「未来」です。
 リサール博士は、自らが模範を示し、自らの心血を注いで青年を育てました。青年の先頭に躍り出て、既成権力の不当な支配に毅然と立ち向かい、「言論」そして「教育」に力を尽くして、人々の魂を覚醒し続けました。
 そして、35歳という、あまりにも若き殉
難は、300余年の植民地支配に終止符を打つ烽火《のろし》となり、世界的な「非暴力による民衆運動」の大潮流を広げていったのであります。
 一、私たちの「創価教育の父」牧口常三郎先生は、リサール博士の10年後に生まれました。日本の軍国主義に抗して投獄され、73歳で獄死を遂げた金剛の信念の闘士であります。
 牧口先生は、獄中にあっても、最後まで
真摯に学び続けるとともに、堂々と生命尊厳の主張を貫き通しました。
 この精神闘争が起点となって、今日の「平和」と「文化」と「教育」の世界市民の大連帯が築かれております。
 リサール博士も、牧口先生も、「正義の信念」に殉ずることによって、後継者たちの心に「正義の松明」を赤々と点したのであります。
 一、思えば、リサール博士は、流刑の地にあっても学校を創り、若い世代の大いなる可能性を開拓されました。どこまでも青年の大情熱をもって戦い続けるとともに、誰よりも青年を愛し、信じ、励まし、一切を託していかれたのであります。
 リサール博士は、人間が「年を重ねるにつれて、理想や夢は失なわれて」いくことを鋭く戒めておられました(カルロス・キリノ著『暁よ紅に』駐文館)
 そもそも、「青年」の証しとは何か。
 それは、年齢でないことはいうまでもありません。わが胸中に「戦う心」が燃えているかどうかで決まるといっても、過言ではないでしょう。
 この点、私どもの牧口先生は70代に入ってからも、青年を激励されながら、よく「われわれ青年は」と口にされ、率先して対話をされました。
 一生涯、青春時代の理想や夢を手放さない人は、青年です。
 傍観者にならず、常に主体者として行動しゆく人は、青年です。
 困難に挑みながら、一歩でも二歩でも、前進しようとする人は青年です。
 この「青年の心」がある限り、人は常に
大いなる飛翔ができる。輝かしい栄光を勝
ち取ることができるといってよいでありましょう。
 そして、私は声を大にして宣言したいのであります。
 ──リサール博士の精神に生きることは、まさに「永遠の青年」として生きることである。それは、若き生命の旭日を輝かせていくことであり、社会に青年の活力、すなわち飽くなき理想への探究力、そして不撓不屈の創造力を漲らせていくことに他ならない。そこにこそ人類を平和に導く「暁の光」が輝きわたる──と。
 一、博士が、覚悟の逝去のすでに4年前に準備して認《したた》めた2通の遺書に、不滅の金言が留められております。
 「私は、自分のしてきたことを後悔してはいません。もし、もう一度初めからやり直すとしても、同じ道を歩むのでしょう。なぜなら、それが私の使命なのですから」
 「人はその使命と信念のために命を捧げるべきなのです」
 「フィリピンには私の信念を受け継いでく
れる人々がいます」(前掲書)と。
 時を超え、国を超えて、こう言い切れる人生を、強く正しく賢く、頭を上げて胸を張り生き切っていく。その人の心の中にこそ、「リサール博士は生きている」と言えるのではないでしょうか。
 一、ともあれ、リサール博士は「永遠の青年」の鑑を示し、残してくださいました。それは、人類の未来の世代に贈られた「精神の至宝」であります。
 私自身、貴リサール協会の栄えある一員として、「永遠の青年」として戦い抜くとともに、貴協会の先生方とご一緒に、“新時代のリサール博士”を、更に澎湃と育てていく決意であります。
 大切な大切な貴リサール協会の先生方のいよいよのご健勝を、深くお祈り申し上げます。
 そして、私たちが永遠なる青年の国「リサーリア(リサールの国)」と仰ぎ見る、貴国フィリピン共和国の無窮の栄光を心からお祈り申し上げ、私のメッセージとさせていただきます。
 マラミン・サラマッポ(フィリピン語で「誠にありがとうございました」) (大拍手)。
2013-03-02 : スピーチ・メッセージ等 :
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