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南米・ボリビア パンド・アマソニカ大学 名誉博士号授与式への謝辞

南米・ボリビア パンド・アマソニカ大学 名誉博士号授与式への謝辞
 (2013.2.20 サンタクルス市ボリビア文化会館)

南米・ボリビア多民族国の最高学府「パンド・アマソニカ大学」から、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」が贈られた。平和・文化・教育運動を通じた人類への奉仕を讃えたもの。同大学として初の名誉博士号の授章となる。授与式は20日午前10時(現地時間)、サンタクルス市のボリビア文化会館で挙行され、ルドゥイン・アルシエーネガ総長から、代理の大場SGI理事長に学位記が手渡された。

 「アマゾンの持続可能な発展の道を開くことは、人類の共生を開き、平和の文化の活路を開き、青年の未来を開くことであります」──SGI会長の謝辞に何度も頷くアルシエーネガ総長。式典終了後、力強く語った。
 「池田博士の謝辞の一言一言を、深く心に刻みます。大学に戻りましたら、すぐさま教職員・学生に、博士の万感の思いを伝えていきたい」
 「わが大学は、博士の世界平和への闘争に続く思いで、アマゾン地域の発展に力を尽くします!」
 世界最大の流域面積を誇るアマゾン川。日本の国土の約18倍に当たる。
 この大河の上流域に位置するパンド県は、首都ラパスから北へ600㌔、ブラジルやペルーとの国境に接するボリビア最北の県である。
 県都コビハ市に立つ「パンド・アマソニカ大学」は、アマゾン地域の持続可能な発展を支えるリーダーの育成を目指し、1984年に創立された。情報工学や農業・畜産、自然科学、看護など16学部に、3800人の学生が学ぶ。


アルシエーネガ総長の授与の辞

よりよき未来の建設へ 信念に生きる池田博士に学びたい!

 遠い日本から、はるばるわが国を訪問していただき、SGIの代表団の方々を心から歓迎いたします。
 パンド県コビハ市に位置するパンド・アマソニカ大学は、第6回ならびに第7回全国大学会議の決議に従って、1984年10月18日施行の法律563号および1984年9月21日施行の法令20511号に基づき、創立されました。
 開学当初の学部数は2学部で、初めて授与された3つの学位は看護学部の卒業生に対するものでした。
 大学とは、文化的遺産を守ることを目的とし、職員によって支えられながら、教育者および学生によって民主的に組織された教育共同体です。
 学問的活動を広げ、人権に対する尊敬を通じて平和の文化を推進する人間主義の専門家を育成し、寛容を旨とする連帯を発展させることにより、ボリビア国民に奉仕するという社会的使命を果たすのが大学です。
 パンド・アマソニカ大学は現在、単に専門家を育成するのみならず、社会における使命の舞台を広げ、学術・学問のレベルを上げ、民主国家の輪郭を描くことを、その目的に掲げています。
 私どもの使命は、持続的発展と国民の生活レベルの向上に応じた教育を創造し、変革することのできる教育者、力ある専門家を育成することです。そして社会的なさまざまな出来事の学問的研究において地域のよりどころとなる機関となり、国の文化的アイデンティティーと主権を強化することです。
 本学は、その学術・運営・経営組織に関する規約を定め、農村地域に広がる3つのキャンパスで5つの学術分野にわたって教育活動を行うにあたり、自治権が認められています。
 以上の背景を踏まえた上で、このたび、本学として第1号の名誉博士号を授与する運びとなりました。
 一流の大学を目指す本学にとって、「名誉博士号」授与の選定にあたって慎重になるのは必然であります。
 このたび大学審議会の全会一致により、池田SGI会長に対する名誉博士号の授与が決定しましたことは、私どもにとって、格別の喜びであります。なぜなら、池田会長は本学が推進するあらゆる人間教育の理念と一致するからであります。
 会長が名誉博士号の受章を受諾してくださったことは私どもの最高の栄誉であります。
 この博士号は世界平和の指導者に対して授与するものであり、自らの専門の領域を超えて、自身のもつ力を発揮することに成功された方への授与でもあります。
 パンド・アマソニカ大学の総長である私にとりまして、これほどまでに傑出した人物に本学の名誉博士号を授与できることは最も光栄なことです。
 名誉博士号と共に贈呈するメダルに象徴される大学の理念は、私どもに、他者への尊敬、寛容、対話、非暴力、平和への探求を義務付けております。
 池田会長は自身の行動が多大な責任を伴うものであることを自覚された方であります。そして積極的に対話を広げ、社会的責任を果たしています。
 その著作は、戦争への反対をはじめ人間と直接関わりのある問題を包括しています。この社会的責任感が、池田会長をして、決して無関心であることのない人間にしたのです。
 親愛なる池田会長。会長が一員となった大学、すなわち本学は、報恩感謝の文化を広げる貴殿の使命を賞讃いたします。
 どうかこれからも、人権の擁護に力を尽くしてくださいますことを念願します。
 類いまれな社会的貢献の模範を示してくださる池田会長に感謝申し上げます。
 この式典は永続的、かつ実りある関係の始まりであります。本学を質の高い教育のための場、かつ奉仕の精神と個人および集団の道徳、利他の文化と知識の場とする道を、ともどもに歩んでまいりたいと思います。
 なぜなら、大学は第一に学問の場でなくてはならず、そしてまた、より責任感・連帯感がある人間を育成する良心の場でなくてはならないからです。
 であるが故に、このたび本学初の名誉博士となられた池田会長のように、自らの安寧を求めることなく、よりよき未来を追求し、信念のために命を賭す覚悟のある人物こそが重要なのであります。
 (日本語で)大変にありがとうございました!(大拍手)

SGI会長の謝辞(代読)

「生命の宝庫」アマゾンの天地から知性の人材 青年 連帯の森を世界へ

平和と共生の地球社会を

文豪の叫び
ボリビアは粘り強さの奇跡!
苦難に打ち勝つ人生こそ偉大


 一、本日、私は、「平和」と「共生」の未来を力強く開拓されゆく貴パンド・アマソニカ大学より、最高に意義深き名誉学位記を賜りました。
 アルシエーネガ総長をはじめ先生方におかれましては、遠路、ボリビア文化会館にまでお越しくださり、御礼の申し上げようもございません。
 この尊い英知の宝冠を、私は何よりも、これまで半世紀にわたり、貴国の良き市民として、たゆまず誠実に社会貢献の努力を貫き通してこられた、わが敬愛するボリビアSGI(創価学会インタナショナル)の同志と分かち合わせていただきます。
 これほどの光栄も、また、これほどの喜びもございません。誠に誠に、ありがとうございます!(大拍手)
 一、私の憧れの貴パンド県は、地上最大の生命の宝庫であるアマゾンにあって、まさしく「心臓」とうたわれる天地であります。
 このかけがえのない地球上の生命力の源を厳然と保全し、そして、たゆまぬ前進へ創造力を脈動させておられる学府こそ、貴パンド・アマソニカ大学なのであります。
 アマゾンの生態系を守ることは、生物の多様性を守り、地球環境を守り、世界の気候を守ることであります。アマゾンの持続可能な発展の道を開くことは、人類の共生を開き、平和の文化の活路を開き、青年の未来を開くことであります。
 日本で開催している「わたしと地球の環境展」でも、アマゾンのコーナーを設けて、アマゾンの生態系の多彩にして豊かな魅力に学び、環境保護の重要性を確認し合っております。
 壮大なる使命と栄光を担い立たれる「教育の大城」であり、「知性の殿堂」である貴大学に、私たちは心からの尊敬と感謝をささげたいのであります。

人間力・文化力・精神力の向上を

 一、貴大学の校章は、実に素晴らしい。
 そこには、知性の象徴である開かれた書物とともに、パンド県の豊かな生態系を表す、緑鮮やかな森林と動物の鋭い爪が描かれております。
 また、仕事を成し遂げる協調を示す歯車とすべての建物を支える柱、さらに、鉄鎖を勇敢に断ち切り、目覚め立つ青年の逞しい姿が刻まれているのであります。
 なんと奥深き建学の理想でありましょうか。そして、この崇高な精神を見事に体現され、貴大学の躍進をけん引してこられた大教育者こそ、アルシエーネガ総長なのであります(大拍手)。
 一、総長は、こよなく愛される学生たちに、身近な地域社会への貢献と同時に、他の文化圏と交流し、誠実な対話を行うことを呼びかけておられます。
 「人間力」「文化力」「精神力」の向上を!
 未来の多様な変化にも、毅然と立ち向かい、新たな道を開く前進を!
 これは、総長が常々、学生に示されている指標であります。まさに、真の世界市民を育む人間教育の真髄であり、新たな地球社会を建設しゆく王道であるといえましょう。
 それは、私の人生の師である戸田威聖先生が提唱し、今、わがボリビアSGIの同志が世界の模範となって展開している「人間革命」の運動とも、深く響き合っているのであります。
 一、仏法では、小宇宙である人間と大宇宙との連関が明かされ、「山も海も、太陽も月も星々も、森羅万象の一切が、私たちの心にある」と説かれております。
 人間一人一人の生命の中に、宇宙大の力も智慧も具わっています。その生命の力と智慧を、どれだけ思う存分に発揮していくことができるか。そこに、青春と人生の大いなる挑戦があるといってよいでしょう。

革命とは運命を自ら決めること
 一、ボリビアの哲人プラダ・オロペサは、厳然と語りました。
 「革命とは、人間自身の人生を切り開くことであり、人間自らが運命を決めることである」と。
 人々のため、社会のため、未来のため、大いなる願いを立て、大自然の息吹を呼吸し、大宇宙の運行の律動にのっとりながら、大情熱を燃え上がらせ行動していく。ここにこそ、わが生命を最高に充実させ、荘厳しゆく軌道があるとは、いえないでしょうか。

わが胸中に宇宙大の力が
「異体同心」で価値を創造


 一、私たちは、アルシエーネガ総長が成功と勝利へのチームワークを大切にされていることにも、心からの共鳴を禁じ得ません。
 ボリビアをはじめ、わが世界のSGIの合言葉も「異体同心」であります。
 皆で心を一つにして、智慧を出し合い、力を出し合っていけば創造されます。
 一、人気の高い「カスターニャ(ブラジル・ナッツ)」のアマゾン地域最大の生産地としても名高い貴パンド県にあって、近年、そのナッツの皮を利用した国内初の発電所が設置されました。
 パンドの知性が「自然エネルギー」の導入に先駆的な使命を果たされていることにも、私は衆知の結集による貴重な成果を見る思いがするのであります(大拍手)。

わが胸に強き誓いの炎を!
 一、貴国の不屈の前進に思いをはせるたびに、胸に迫ってくる文豪ディエス・デ・メディナの言葉があります。
 「直面した困難の大きさで、一国の偉大さをはかるのであれば、歴史の中において、ボリビアは粘り強さの奇跡である」
 幾多の困難に粘り強く立ち向かう、「平和」と「共生」の地球社会の創造においても、貴大学を擁するボリビア・アマゾン地域が黄金の柱と輝きゆくことを、私は強く念願してやみません。
 人生も社会も、試練は絶え間なく襲いかかってきます。
 しかし、総長と私が共に敬愛してやまない、南アフリカの人権の大英雄マンデラ元大統領は叫ばれました。
 「決然とした革命家は個人的な災難が洪水のように押し寄せても決して溺れることはないし、悲劇に伴う悲嘆が積み重なっても窒息することはない」(長田雅子訳『ネルソン・マンデラ 私自身との対話』明石書店)
 わが胸に、断固たる誓いの炎をともした人間は、いかなる苦難にも屈しません。人間の真の偉大さは、あらゆる迫害に打ち勝ち、勝利する中にこそ、不滅の輝きを放つのであります。
 一、マンデラ氏と私が、教育をめぐって語り合ったことがあります。
 それは、「一本の高い樹だけではジャングルはできない。他の多くの木々が同じような高さまで伸びて、大きな森の茂みができあがる」と。
 アルシエーネガ総長をはじめ、貴パンド・アマソニカ大学の先生方、また、わがボリビアSGIの同志と一緒に、私は「生命尊厳」の理念を高らかに掲げながら、若々しき知性の“人材の森”“青年の森”“連帯の森”を、アマゾンの大地から世界へ、いやまして力強く広げていきたいと決意しております。
 一、私は、この深き感謝の思いを、貴大学の素晴らしき校歌に託させていただきます。
 「崇高なる大地の砦となり/貴方(大学)は、知性の旗を高く掲げる!/広げられた、その腕には夢が宿り/我らは、自らの願いの開花を、貴方に託す!」と。
 本日、ご列席を賜りました、すべての参加者の皆様方のますますのご健勝とご一家の繁栄、そして、貴国の永遠無窮の発展と栄光を心よりお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 本日は、誠に誠にありがとうございました。ムーチャス・グラシアス!(スペイン語で「大変にありがとうございました!」)(大拍手)
2013-02-24 : スピーチ・メッセージ等 :
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