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随筆 我らの勝利の大道 No.93

随筆 我らの勝利の大道 No.93   
               (2013.1.14付)
人間革命の暁光

「青年学会 勝利の年」を朗らかに

若き生命は希望の太陽
君よ「新しい自分自身」の劇を綴れ!


 「見よ 新しい年がめぐってきて 新しいわれらを 発見するのです」──と、大文豪ゲーテは歌った。
 さあ、希望の暁光とともに「青年学会 勝利の年」の幕は開けた。
 万年にわたる広宣流布の未来を開く重要な一年だ。その「新しい年」にふさわしい「新しい自分自身」の人間革命の劇が、いよいよ始まったのだ。
 「自分には、これほどの力があったのか!」と、自らも目を瞠るような、生まれ変わった瑞々しい息吹で戦おうではないか!

君の成長こそ喜び

 この年始から、私が最も期待する後継の男女青年たちが、平和と幸福と正義のスクラムを朗らかに広げてくれている。
 男子部の創価班・牙城会大学校生、女子部の白蓮グループ、華陽リーダー、学生部のビクトリー・リーダー……次代を担いゆく門下が生き生きと躍動する姿こそ、私の何よりの喜びである。その奮闘の様子を聞くたびに、私の五体には活力がみなぎってくる。
 君たちの成長こそ、私の願いである。青年たち一人ひとりの勝利こそが、私の人生の総仕上げの勝利そのものなのだ。
        ◇
 新春を飾る本部幹部会では、九州と東京の新成人の代表が爽やかに抱負を語ってくれた。
 「未来を創りゆく新成人の皆さん、おめでとう!」と、あらためて祝福申し上げたい。
 19世紀イギリスの偉大な科学者であるファラデーは、講演を行う際、若き友に親しく語りかけながら話し始めたという。
 「若い皆さんに、私もまだ若いつもりでお話しすることをお許しください」
 私も、常に、青年に語りかける思いである。
 このファラデーについては、ロシア・モスクワ大学の前総長で著名な物理学者のログノフ博士との対話でも、話題になった。
 ファラデーは電磁気学の基礎を確立したことで有名だ。その偉大な業績の意義は、力学におけるガリレオやニュートンにも匹敵するといわれている。
 だが、彼は、読み書きができる程度の教育しか受けられなかったという。父の体が弱かったので、生活を支えるために、13歳の時から製本工の見習いとして働き始めねばならなかったゆえである。
 科学者を志したものの、その道は閉ざされ、不可能にさえ思われた。それでも若きファラデーは、決して諦めなかった。
 仕事の合間、職場にある本を貪り読み、知識を吸収していった。誠実な振る舞いで周りの人たちも味方に変えながら、地道に実験を積み重ねて、着実に力をつけていったのである。
 そして1813年、彼は21歳にして、遂に王立研究所の実験助手として採用された。今から200年前のことである。
 10代から20代前半にかけて、圧倒的な努力で前途を切り開いた、一人の青年の挑戦物語である。

信心に無駄はない
 今、わが青年部の諸君も、思うようにいかないことが多いかもしれない。それが青春の実像ともいえる。
 しかし、若い時の苦労は一生涯の宝となる。だからこそ、真剣勝負で目の前の課題に、一つ一つ挑んでいただきたい。日々の努力を止めないでいただきたい。
 妙法の信仰に、一切、無駄はない。勇敢に祈って動いて勝負すれば、努力したことが後になって必ず生きてくる。絶対に間違いない。
 「すべての行動において、人類に対する皆さんの義務の遂行において、皆さんの行動を正しく、有益なものにすることによって、ロウソクのように世界を照らしてください」
 ファラデーが青少年に呼びかけた、この言葉の如く、若人の使命の行動が、光となって社会の闇を破る。
 妙法を抱いて人間革命に立ち上がった青年の正義の連帯こそ、人類の未来を明々と照らし出す希望の太陽となるのだ。
 本年2013年は、十干《じっかん》十二支の干支《えと》では、「癸巳《みずのとみ》」という年となる。
 この「癸巳《みずのとみ》の年」は60年ごとに訪れる。
 遠くは、日蓮大聖人の御在世でいえば、780年前の1233年(天福元年)に当たる。ちょうど大聖人が数え12歳で安房国(現・千葉県)の清澄寺に登り、修学を始められた年である。
 「日本第一の智者となし給へ」(御書893ページ)と誓願を立て、民衆救済のために、誰よりも深く学問を修め、仏法の真髄を究めようと、決然と仏門に入られたのである。
 今、この大聖人の正法正義を持《たも》った麗しき青年の行進は、大いなる英知の光を放ちながら、社会に希望を広げている。

未来部に励ましを
 今月は「未来部勝利月間」──大切な大切な未来の宝を、創立100周年の主役たちを、創価ファミリーで励まし育んでいく有意義な月間となり、そして一年となるよう念願している。
 ともあれ、世界の平和・安定と、民衆の幸福・安穏のために力を発揮しゆく人材の育成こそ、我ら創価の21世紀の大使命である。
        ◇
 「癸巳《みずのとみ》の年」の近くは、60年前の1953年(昭和28年)──。
 学会本部が東京・千代田区の西神田から、現在の新宿区の信濃町に移転したのは、この年の11月であった。
 そして今再びの「癸巳《みずのとみ》の年」の11月に、信濃町の天地に総本部が完成する。
 不思議な時のリズムを感じつつ、あらためて「須弥山に近づく鳥は金色となるなり」(同1536ページ)との御聖訓が思われる。
 私は、世界広布の本陣たる総本部の完成を目指し、激闘を続ける同志の生命は金剛不壊であり、必ず燦然と輝きわたっていくと、確信してやまない。

友の力を引き出せ
 60年前の「癸巳《みずのとみ》の年」は、学会の折伏が大きく進展した年であった。
 「学会の目的遂行は一《いつ》に諸君にかかっている」──恩師・戸田先生は年頭、聖教新聞に挨拶を寄せ、第一線のリーダーに励まされた。
 そして地区部長は支部長の自覚、支部長は総支部長の自覚に立って行動するように望まれたのだ。
 焦点は、リーダー自身の「人間革命」であり、「ニュー・パワーの育成と台頭」であった。
 その「時」に当たって、私は、戸田先生から直々に男子部の第1部隊長を拝命したのである。
 任を受けた1月2日は、25歳の誕生日。今でいえば、“ヤング男子部”の中核の年代である。
 恩師の構想を実現するために、どう手を打つか。私の心には、それしかなかった。真剣に祈り抜き、一つ一つ実行に移していった。
 日蓮大聖人は、「法華経の剣《つるぎ》は信心のけなげ(勇)なる人こそ用る事なれ」(同1124ページ)と仰せになられた。
 信心とは「勇気」の異名である。そして、その勇気とは「私がやる!」という自発能動の決意である。
 だからこそ私は、メンバーに強く訴えた。
 「広宣流布は必ずできる。今日集まった我らの手で断じて達成するのです」
 共に立ち上がってくれた若き同志は、皆、貧しかった。皆、仕事や人生の悩みを抱えていた。病弱に苦しむ友もいた。
 誰もが青春の激流の中で格闘していた。この無名無冠の若者たちこそ、一人も残らず、尊き広布の使命を担う地涌の菩薩なのだ。
 私は、一人ひとりが可愛くてならなかった。
 「仏の如く互に敬うべし」(同1383ページ)──これが大聖人の御指南である。
 健気に進む友がいてこそ大法は弘がる。その力闘を尊敬し讃えることだ。
 私は若き友に語った。
 「桜梅桃李の生命だから、自分自身の持ち味を存分に生かしていこうよ! 広宣流布の使命を果たさせてくださいと心に決め、題目を唱え切っていくんだ」

まず「一人」から
 私たち第1部隊では、青年が青年を折伏することはもちろん、様々な事情で個人指導が行き届かないでいた新入会者や、積極的に活動に参加できていない青年部員に会うことに、粘り強く全力で取り組んだ。
 壮年部・婦人部の折伏で信心を始めた家庭に青年がいると聞けば、まず挨拶することから始め、同世代の友として、同志として、成長を誓い合っていった。
 当時、よく語り合った。
 「対話で大事なことは、話が上手いかどうかではない。相手の心を動かすのは、こちらの確信だ。青年らしく、自信満々と語っていこうではないか!」と。
 徹して、一人ひとりの成長と幸福を祈り、具体的に励ましを送り続けた。組織を実質的に動かすのは、「一人」を大切にする真心と努力であるからだ。
 「内」の拡充と、「外」への拡大──この両輪で、若き陣列は構築されていった。
 この年の11月、わが第1部隊は、当初の部員数の3倍増となる1000人への拡大を達成したのである。
 あの時のあの友も、この友も、立派に成長し、自身の使命の舞台で活躍し、堂々たる広布と人生の歴史を刻んでいった。
 それから60年──。
 「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ 未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(同231ページ)
 私には、今この時、懸命に奔走してくれている青年たちの無限の栄光に満ちた、これからの60年が思い描かれてならないのだ。
 若き生命と生命が触れ合い、熱き心と心が燃え上がるならば、必ず偉大な仏の力が湧き起こる。
 各人が自らの課題に挑戦することも、信心で苦難を乗り越えることも、仕事で実証を示すことも、就職を勝ち取ることも、尊き人間革命の戦いであり、広宣流布の一歩前進なのである。

師弟に生きる気概
 思えば、マハトマ・ガンジーの直弟子であったパンディ博士は、私が最初にお会いした1992年の当時、ご自身を「85歳の青年」と呼ばれていた。
 師弟に生き抜く人生は、永遠に青年なのだ。
 私も、宿縁深き多宝会、宝寿会(東京)、錦宝会(関西)の盟友たちと、どこまでも青年の気概で、不老不死の妙法の大功力を輝かせながら、創価の永遠勝利の道を開いていく決心である。
 アメリカのウォルト・ディズニーは宣言した。
 「今、我々は夢が叶えられる世界に生きている」
 さあ、我らは、広宣流布という偉大なる平和の夢へ、朗らかに船出しよう!
 いよいよ信心強盛に、わが人生に崩れざる「勝利の城」を築こう!
 異体同心の団結も固く、わが地区、わが支部に盤石なる「人材の城」を築き、共々に総本部の完成を晴れ晴れと荘厳していこうではないか!

 この一年
  師子奮迅の
     共戦譜


 ゲーテの言葉は『ゲーテ詩集』星野慎一訳(潮出版社)。ファラデーは『ロウソクの科学』竹内敬人訳(岩波書店)。また小山慶太著『ファラデー』(講談社)等を参照。ディズニーは『ウォルト・ディズニーがくれた夢と勇気の言葉160』高橋康子訳(ぴあ株式会社)。
2013-01-16 : 随筆 我らの勝利の大道 :
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