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未来対話  君と歩む勝利の道 第8回

第8回 秀才とは親孝行の人なり  (2012.12.1付 未来ジャーナル)

報恩は究極の幸福の軌道

フィリピンの大英雄 ホセ・リサール
子供が両親に表せる最高の敬意とは、誠実な人となり、社会から尊敬される人になることである

 ──1年の締めくくりの12月、未来部のメンバーは、各自の目標に向けて元気に前進しています。

名誉会長 この1年の全員の奮闘を、私は心から讃えたい。
 とともに、何かと気ぜわしい年末です。交通事故や火災に注意をお願いします。
 受験生のメンバーをはじめ、みんなの健康・無事故と大勝利を、毎日、祈っています。
 日本では12月を「師走」と呼んでいます。私の恩師・戸田城聖先生は、ユーモアをまじえて、皆に語られていました。
 「師走といって、文字通り、“師も走って”いるのだよ。皆さんも多忙だと思うが、私も走っている。広宣流布のために、ひとつ頑張ってくれ」
 皆さんのお父さん、お母さんは、地域に幸せを広げるため、世界を平和にするために、一生懸命、走り回ってくださっている。誰よりも尊い“仏の使い”であり、誰よりも立派な”国の宝”です。どんなに感謝してもしきれません。
 皆さんは、この偉大なる父母を大切にし、親孝行を頼みます。
      □■□
 ──池田先生から、いつも「親孝行」の大切さを教えていただいています。
 ですから、忙しい親の手伝いを心掛けたり、家族で過ごす正月には「親孝行」をしようと決意したりしているメンバーもいます。

名誉会長 その気持ちをお父さん、お母さんが知ったら、涙を流すほど喜ぶよ。疲れや悩みも吹き飛び、お年玉だって余計にあげたいと思う(笑い)。親というのは、そういうものです。
 私は、高等部の皆さんに「秀才と 親孝行は 一致かな」と詠んで贈ったことがあります。
 親孝行は、人間性の芸術です。
 親孝行は、究極の幸福の道です。
 親孝行は、世界平和の礎です。
      □■□
 ──メンバーから、「親孝行をしたいと思っているのですが、何をすればいいのか分かりません」という質問も寄せられています。

名誉会長 仏法では、親孝行に三つの段階があると説きます。
 第1に、親に衣食などをプレゼントすること。
 第2に、親の思いに従うこと。それぞれ、大事な親孝行です。
 そのうえで、第3の最高の親孝行とは、妙法の力で、親の生命を永遠に救っていくことであると、教えています。
 つまり、皆さんが大宇宙の法則である題目を唱え、信心を根本に立派な人に育つことが、何よりの親孝行になるのです。
 ですから、今は大いに学び鍛え、やがて多くの友を幸福へとリードし、社会に世界に貢献していくことです。
 わが子が「あなたのお子さんのおかげで」と皆から感謝されるような人になってくれる。それは親にとって、何ものにも代え難い喜びであり、誇りです。子育ての苦労が報われたと感じるものです。
 君自身の成長が、あなた自身の栄光が、一番の親孝行なんです。
 親子の関係というのは、ずっと続く。いつまでたっても、親は親、子は子です。たとえ亡くなっても、生命はつながっている。
 ゆえに、親孝行とは、一生涯の目標といってよい。じっくり焦らずに、自分自身を磨いていくことです。
 その意味から、今回は、フィリピンの若き大英雄ホセ・リサールの言葉を皆さんに贈りたい。
 「子どもが両親に表せる最高の敬意とは、誠実な人となり、社会から尊敬される人になることである」と。
      □■□
 ──リサールは、19世紀の後半、植民地として支配されていたフィリピンを独立に導いた英雄です。35歳の若さで革命に殉じました。言語学者や詩人、小説家、医師、美術家、農学者、教育者としても活躍した、「アジアのルネサンス人」と言うべき万能の偉人です。

名誉会長 そうだね。彼の才能の原点は、両親、特に母親の愛情あふれる教育でした。
 お母さんは、リサールが幼いころから読書を勧め、時には読み聞かせもしてあげました。その時、聞いた物語が、生涯、彼を支えました。
 お母さんと共に「語学」を学び、世界市民の大きな心を養い、のちに22もの言語を使いこなせるようになっています。
 ところがある時、そのお母さんが、支配者たちの策略によって、2年半もの間、投獄されてしまう。もちろん、まったく無実の罪です。学問があったお母さんは、権力者の言いなりにはならず、ねたまれ、憎まれていたのです。
 理不尽な権力の魔性を目の当たりにしたリサール少年は、祖国の独立を誓います。母のため、国のため、立ち上がったのです。その勇者の精神は、今もフィリピンの大地に光り輝いています。
      □■□
 ──“親の恩に報いるんだ!”との思いが、リサールの精神を、迫害をも恐れぬ強い魂へと磨いていったのですね。

名誉会長 その通りです。
 私の大好きな沖縄の民謡(「てぃんさぐぬ花」)には、“天の星は数えようと思えば数えられるけれど、親の教えは数え切れない”という歌詞があります。親は、子どもが見えないところで、想像できない苦労を重ねて、君たちを育ててくれています。そうした親の恩を知り、恩に報いていく時、大いなる力が湧きます。
 日蓮大聖人は、12歳の時、父母の恩に報いようと、「日本第一の智者となし給へ」(御書888ページ等)との誓願を立てられました。
 心こそ、一切の根本です。
 「親孝行」という心があれば、人間は、どこまでも成長していけるんです。
 そのうえで、具体的な“親孝行の方法”があります。
 大聖人は、青年門下の南条時光に、「親に良い物をあげようと思っても、何もできない時は、せめて日に二度、三度、笑顔を見せてあげなさい」(御書1527㌻、通解)と、実に分かりやすく教えてくださっています。
 みんなは、まだ働いていないんだから、無理して高価な物をプレゼントしたら、かえって心配をかけてしまうでしょう。
 でも、笑顔は“タダ”です。自分の“心の銀行”から、いくらでも引き出すことができる。しかも、親が一番、喜んでくれる。
 わが子が笑顔であれば、親は無条件で幸せなのです。

 ──「素直に笑顔になれない」「いまさら照れくさい」というメンバーもいるかもしれません……。

名誉会長 まあ、思春期だもの。しょうがない一面もある。笑顔が苦手であれば、元気よく声を出すことです。
 特に、返事が大事だ。「はい!」の一言は、親を安心させる“魔法の言葉”なんだよ。
 「いってらっしゃい。気をつけるのよ」「はい! いってきます」
 「ちょっと、宿題がまだでしょう」「はい!今やります」(笑い)
 「いいかげん、テレビ消して!」「はい! すぐ消します」(爆笑)
 何でもいいんだよ。とにかく元気に「はい!」と返事をすることです。そうすれば、親はまず安心するんです。
 「宿題したの?」
 「うるさい」
 「早く寝なさい」 「やだ」
 「歯を磨きなさい」 「ウザい」
 これでは、親がかわいそうだ。親は、いつだってうるさいものです。“ああ、うちの親は、エネルギーが有り余っていて、いいな”ととらえていくことです(笑い)。
 明るい返事一つで、親も自分も、驚くほど心が明るくなる。家庭の雰囲気が温かくなる。みんなの返事には、それほど大きな力がある。
      □■□
 ──仏法でも「声仏事を為す」と、声や言葉の重要性が強調されています。

名誉会長 先日、創価学園を訪問してくださったモンゴルの大詩人メンドオーヨ先生(モンゴル文化詩歌アカデミー総裁)も言われていました。
 「言葉ほど力強いものはありません。言葉は使い方によって、『光の言葉』として人々を輝かすことができます」と。
 真心を言葉にすることです。
 「お母さん、いつもありがとうございます」
 「お父さん、肩でももみましょうか」
 「毎日、健康を祈っています」
 「必ず立派になって、将来は海外旅行に連れて行きます」
 たまには、これくらいのことを言ってあげようよ。「熱でもあるのか?」と心配されるかもしれないが(笑い)、心ではうれしいよ。
 ともあれ、何か特別なことをするのが親孝行とは限らない。
 毎朝、早く起きて、きちんと朝食を食べて学校に行く。勉強を頑張る。友達と仲良くする──そうした行動一つ一つが親孝行につながります。

 ──お父さんやお母さんがいなくて、人知れず、寂しい思いをしているメンバーも、少なくありません。

名誉会長 よく、分かります。でも、みんなは師子の子です。強く明るく朗らかに、胸を張って生きていくんです。
 お母さん一人ならば、お父さんの分まで2倍、大事にしてあげていただきたい。お父さん一人ならば、お母さんの代わりになって支えてあげてください。
 親を亡くした友もいるでしょう。しかし、あなたの胸の中で生きておられる。御本尊を拝すれば、御本尊の中におられます。題目で結ばれています。いつも成長を見守ってくれている。みんなの努力に必ず大拍手を送ってくれているのです。
 日蓮大聖人は、母を亡くした門下に、仰せになられた。
 「我が頭《こうべ》は父母の頭・我が足は父母の足・我が十指は父母の十指・我が口は父母の口なり」(同977㌻)
 ゆえに、父母から授かった我が身を使って広宣流布に励む功徳は、そのまま、すべて父母の生命に伝わっていきます。
 君の勝利の姿が、父母の勝利の姿なのです。

 ──「どうしても親を尊敬できない」と言うメンバーもいます。

名誉会長 今はそれでもいい。親がどうあれ、自分は自分です。一人の人間として、思う存分、伸びていこうよ。かけがえのない、わが青春なのだから。
 自分だけでは抱えきれない、難しい問題があったら、信頼できる学会の先輩に相談してください。
 そのうえで忘れてはならないのは、「生んでくれたこと自体に大恩がある」ということです。親も人間です。決して完璧ではない。
 聡明な皆さんは、どうか、親の悩みや苦労も察してあげられる「大人」になってください。
 戸田先生は「親をも愛せない者には、広宣流布はできない!」と、あえて厳しく言われました。
 親子の縁は不思議であり、深い意味がある。みんな、偉大な使命を果たさんがために、自分の親を選んで生まれてきたんだ。
 だからこそ、親を大切にすることは、生まれてきたこと、生きることへの感謝の表れです。親孝行しようという心は、自身の生命を大きく開くことになるのです。
 ともあれ、皆さんには、共に悩み、共に祈ってくれる創価家族もついています。私も一緒です。
 大きな明るい心で、楽しく賑やかに希望の新年を迎えようよ!
2012-12-08 : 未来対話 :
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