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ボリビア科学アカデミー「在外会員証」授与式への謝辞

ボリビア科学アカデミー「在外会員証」授与式への謝辞
        (2012.10.6 創価大学記念講堂)

 池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長が、南米「ボリビア科学アカデミー」の「在外会員」に就任した。
 これは長きにわたる世界平和への貢献を讃えたもの。
 「在外会員証」の授与式は6日、東京・八王子市の創価大学で挙行され、同アカデミーのゴンサロ・タボアダ会長、アントニオ・サアベドラ元会長、ボリビア多民族国大使館のルイス・マサハル・ヒガ・トミタ駐日大使夫妻らが列席。創大の山本学長に証書が託された。
 式典に先立ち第42回創大祭、第28回白鳥祭を記念する「創価栄光の集い」が開催された。


サアベドラ元会長の推挙の辞

手を携え紛争と貧困をなくしたい
 ボリビア科学アカデミーのゴンサロ・タボアダ会長のもと、このように荘厳な「在外会員証」授与の式典を挙行でき、私は今、喜びに包まれております。一言、ごあいさつをさていただきます。
 私は、ボリビア最大の国立大学であるサン・アンドレス大学の総長を務めていた折、学内で開催された展示をきっかけに、SGIの活動を知りました。その展示は、世界平和の実現を求めるSGIの諸活動と業績を紹介しておりました。
 SGIの平和行動に大きな衝撃を受けた私は、それ以来、SGIの活動に、絶えず注目し続けてきました。
 それゆえ、2009年、私が総長を務めるボリビア・アキーノ大学から池田大作博士に「名誉博士号」を授与することに何の迷いもなく賛同したのです。
 授与式で、初めて池田博士にお会いし、その人格に深い感銘を受けました。以来、卓越した哲学者・池田博上がリーダーシップを発揮される創価学会が、日本のみならず国際的に展開する偉大な活動に、より一層の関心を抱いてきました。
 池田博士は深く平和を愛し、断固として戦争に反対してこられました。現代の世界は紛争が絶えず、紛争から生まれる貧困がさらに紛争を増幅させています。池田博士の思想・哲学こそ、現代世界が必要とするものです。
 ゆえに、池田博士と手を携えて、博士が自らの哲学に基づき提唱し実践される平和活動に貢献しゆくために、私は博士の経歴を踏まえ、ボリビア科学アカデミーの理事会に、池田博士を「在外会員」として推薦しました。ボリビア科学アカデミーの理事会は、満場一致の決議書をもって、池田大作博士を本アカデミーの「在外会員」に任命するものです(大拍手)。

タボアダ会長の授章の辞


池田博士が訴える人間革命の思想こそ盤石な未来を築く力!
 本日はアントニオ・サアベドラ元会長のご臨席のもと、創価栄光の集いの席上、池田大作博士への最大の敬意の念を込め、「在外会員証」の授与式を挙行させていただき、ボリビア科学アカデミー理事会および会員一同を代表し、謹んでごあいさつを申し上げます。
 初めに、わがアカデミーの歴史を紹介します。1860年5月8日、ホセ・マリア・リナレス大統領により、著名な学者のアグスティン・アスピアス博士を初代会長に迎え、数理科学と自然科学の推進・普及を目的としたボリビア初の科学アカデミーがラパスに創設されました。
 同アカデミーは4つの機能別委員会で構成。役割は、第1委員会は市町村の経度と緯度の測定。第2委員会は市町村の標高の測定、最も標高の高い町の測定、国内の白雪に覆われたアンデス山脈の山頂の測定。第3委員会は気温測定、各地域の偏角の測定。第4委員会は液体比重・気圧・雨量の測定、天体の動きと星座の位置の測定。しかし、このアカデミーは政治的理由で短命に終わりました。
 1960年9月23日、ビクトル・パス・エステンソロ大統領令により現在のアカデミーが設立されました。大統領令の第1条に「政府活動の主要機関として研究を推進し、科学者の活動を重要視し、その業績を普及させるためにボリビア科学アカデミーを創設せよ」と記され、第3条には、10人の純粋科学分野の会員、12人の自然科学分野の会員、10人の文化分野の会員、合計32人の終身会員で構成されるものと定められました。1960年に創設されたボリビア科学アカデミーこそ、科学分野で実質的に活動を継続してきた唯一のアカデミーなのです。
 わがアカデミーが継承する精神は、政府組織として科学活動を取りまとめ、研究を推進し、ボリビアの学者の活動を認め、その業績を普及させることです。その精神に立脚し、本日の授与が行われたのであります。
 このたびは池田博士をボリビア科学アカデミーの一員として、在外会員の立場でお迎えすることができ、心より歓迎申し上げます。
 わがアカデミーを、いついつまでもご自身の家と思っていただければ幸いです。丹精込めて手作りで積み上げたレンガ造りの家のように、池田博士も、わがアカデミーの建設に加わっておられます。
 “青年の成長、人類の最大の幸福、そして世界平和の道を切り開くため”という計り知れない大義のために、人生を捧げてこられた偉大な人格をもつ学者──それが池田博士に対する私どもの偽らざる気持ちです。
 池田博士は不断の行動を貫く人間主義者、仏法思想家、文学者、教育者です。現在、博士は文化・教育・非暴力の運動を通し、世界平和と社会の幸福を目指す、192カ国・地域に1200万人の会員を有するSGIの会長を務めています。
 池田博士の人生には、消えることのない戦争の苦しみの記憶が刻まれています。
 4人のお兄さまが兵役に服し、長兄が戦死されました。仏法を信仰された池田博士は、こうした実体験の上に、戦後日本の苦しみを憂え、人間の対立と紛争の要因を根絶するために戦ってこられました。
 1947年、のちに人生の師匠と仰ぐ戸田城聖氏との出会いの直後、池田博士は19歳で価値創造の団体・創価学会に入会されます。
 池田博士の偉大さは、師の人間主義の思想を継承し、人類のより良い未来のために熱意を持って尽力されてきたことにあります。
 大いなる理想のために戦っておられる池田博士を顕彰しラテンアメリカに紹介することで、わが地域にも、人類の未来のために、ひたむきに行動し、連帯を広げる多くの人々が現れることでしょう。
 池田博士は、恒久平和と人類の幸福を確立する上で、社会の構造的な変革だけでなく、人間の内面の変革が不可欠であるという信念をお持ちです。
 現代社会の混沌を乗り越え、人類の未来を盤石にするためには、人間の成長を啓発する価値観を伝える必要がある──その思いから世界各国の顕彰と同じく、ボリビア科学アカデミーの理事会も池田博士を顕彰することを決定したのです。
 50年の歴史を持つ、わがアカデミーにとって、池田博士を「在外会員」に迎えることは大変な光栄です。
 恒久平和と人間の幸福には、社会の構造的改革のみならず、人間革命が必要であるという池田博士の博愛と連帯の人間主義の思想に敬意を表したい。博士の小説『人間革命』の「はじめに」に、その考えが綴られています。
 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」と。
 また、池田博士の世界市民としての生き方は、模範とすべきものです。まさに池田博士は、エマソンが言う「夜のない一日」のように、ボリビアの人々に希望を与える模範の存在なのであります。
 現在、ボリビアでは、国における実態とニーズの溝を埋めるべく、高原地帯や渓谷地域での有機多品種栽培の技術の研究が求められています。本日より、わがアカデミーの在外会員になられた池田博士は、わが国の科学者の目指すべき指標となることでしょう。
 ボリビア科学アカデミーは、池田博士の学術分野における多大な実績、そして、人間のため、青年のために、忍耐強くリーダーシップを執られてきたことを存じ上げています。
 本日は、ボリビア科学アカデミー理事会を代表し、傑出した業績と思想を持つ池田博士を正式に「在外会員」にお迎えし、わがアカデミーとして、新たな希望の前進を開始したいのです(大拍手)。

創立者の謝辞
(代読)

「生命尊厳」こそ人類統合の原点


知性と人格の大人《たいじん》と聳え立て

ボリビアの女性詩人
「善悪を見極めるだけでは足りぬ。 正義を守るために立ち上がれ!」

 一、あの第2次世界大戦中に、平和の信念に殉じて獄死した創価教育の父・牧口常三郎先生は、独創の地理学者であられました。その牧口先生を偲びながら、まず、わが最優秀の創大生・短大生に地理の質問をしたい。
 第1問──この地球上で、最も高い場所にある首都は、どこでしょうか?
 〈会場の学生から「ボリビアの首都ラパスです」との声が〉
 「世界一高い首都」ラパスの標高は、約3650メートル。日本一の富士山と、ほぼ同じ高さにあります。
 第2問──万人の悲願である「平和」という、素晴らしい名前を持つ首都は、どこでしょうか?
 〈会場から再び「ラパスです」との声〉
 「ラパス」とは「平和」の意義であります。そして、この世界最高峰の「平和の都」ラパスに聳え立って、人類の平和な未来を展望されゆく最高峰の「知性の殿堂」こそ、貴・ボリビア科学アカデミーなのであります(大拍手)。
 一、光栄にも、貴アカデミーより、私は、誉れ高き在外会員の称号を賜りました。
 半世紀にわたり、民衆の生活のため、社会の発展のために貢献されてきた、貴アカデミーの高邁なる歴史を胸に刻みつつ、わが命であり、わが宝である創大生・短大生と共に、謹んで拝受させていただきます。誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

生命豊かな大地

 一、私の心には、ラパスが生んだ貴国の大詩人タマーヨの叫びが響いてまいります。
 「教義は、唯一つ。それは、人間であれ、国家であれ、生命を最大に拡大することにある。生命以外に目を向ける必要はない」と。
 至言であります。
 「生命」──ここにこそ、人類が一切の中心としていくべき原点があると、私は、かねてより提唱し、世界のリーダーとも語り合ってまいりました。
 大歴史学者のトインビー博士との対談でも、深く一致を見たのは、「生命の尊厳こそ、普遍的かつ絶対的な基準なり」という一点であります。
 思えば、トインビー博士は、貴国ボリビアの大自然の美しさと、古代からの文明に脈打つ偉大な創造力を敬愛されておりました。
 この式典も、きっと微笑み、見守ってくださっているに違いありません。
 一、ともあれ、「生命の尊厳」という根本の次元に立てば、人類は、いかなる現実の差異や葛藤も超えて、大同団結することができるはずであります。ここにお迎え申し上げた、タボアダ会長の足跡が、そのことを雄弁に実証されております。
 会長は、最愛のご両親から「責任を持って誠実に努力をすれば、人生で達成できないことはない」との強靭なる信条を学ばれたと伺っております。
 そして、「重い病の治療を可能にする道を開いてみせる」との断固たる使命感を抱いて、遺伝子学のパイオニアとして、世界の大舞台で、「生命」の探究を進めゆかれるとともに、「生命」の価値創造のため、たゆまぬ啓発を広げておられます。
 私たちは、心からの尊敬と連帯の大拍手をお送りしようではありませんか!(大拍手)
 一、会長が敬愛されている大科学者のアインシュタイン博士も、「すべての生命に対する尊敬を主張しない、いかなる社会も、必然的に衰退するほかない」(金子敏男訳、オットー・ネーサン、ハインツ・ノーデン編『アインシュタイン平和書簡Ⅰ』みすず書房)と喝破しておりました。
 貴国の大地は、大自然の生命に培われた豊富な鉱物資源と、多様性あふれる生物圏に恵まれております。
 貴アカデミーが環境保全に尽力され、自然と共生してきたアンデスの多彩な先住民の知恵に光を当てておられることも、有名であります。
 今、21世紀の理想の食料として注目を集めているのが、アンデス高地で古くから栽培されてきた「キヌア」という穀物です。その栄養価の高さから、NASA(アメリカ航空宇宙局)も宇宙食の候補として高く評価し、また世界の食糧危機を救う可能性もあると期待されております。
 「生命に対する尊敬」を堅持して、英知を結集するならば、いやまして人類の新たな創造力を薫発していけることを、私は確信してやみません。
 一、アインシュタイン博士は、「われわれは人々の心の中に、これまでのように国境のところで停止することのない連帯感を徐々に目覚めさせるべく努力しなければならぬ」(井上健、中村誠太郎編訳『アインシュタイン選集3』共立出版)とも強調しておりました。
 わが創価大学も、語学とコミュニケーション力という翼を自在に広げながら、遠大な人類の交流を結びゆく「平和のフォートレス(要塞)」であります。
 この創大祭・白鳥祭でも、「太陽の笑顔」の留学生の皆さんが、元気はつらつと活躍してくれております。皆、朗らかに学び、たくましく鍛えてくれています。
 うれしいことに、このたび、創価大学は、文部科学省のプログラム「グローバル人材育成推進事業」にも採択されました(大拍手)。
 21世紀の大陸アフリカからも、ケニアの名門ナイロビ大学の先生方が、お越しくださっております。熱烈に歓迎申し上げます(大拍手)。
 一、ご存じの通り、私は、21世紀を「平和の世紀」「生命の世紀」「教育の世紀」に、また「アフリカの世紀」に、そして「女性の世紀」にと呼びかけてまいりました。
 この点、ボリビアでは、すでに大学生の60%が女性であると伺っております。
 貴アカデミーは、女性の科学者たちを支援するとともに、教育と学習や、地域社会への女性の参画も力強く推進されています。
 一、来る10月11日は、「ボリビア女性の日」です。
 その淵源は、貴国の気高き女性詩人にして教育者であるサムディオが、1854年のこの日、誕生したことであります。
 彼女は高らかに謳い上げました。
 「何が善で、何が悪か? それを見きわめる力だけでは十分ではありません。それに加えて、正義を愛し、正義を守る決意に燃えて、立ち上がることが必要なのです!」
 この言葉は、ボリビアの天地で、いかなる苦難にも屈することなく、勇敢に行動し、人々への献身を続けてこられた尊き母たちからのメッセージとして、我らの胸に迫ってくるのであります。

報恩の青春を
 一、私の心の母校と仰ぐボリビア・アキーノ大学のサアベドラ総長も、お越しくださり、うれしい限りであります。
 総長もまた、師匠の恩、父母の恩を忘れずに、他者に幸福の光を贈るという信念を持って、大情熱の社会貢献を貫き通してこられました。
 それは、まさしく、貴国の文豪ディエス・デ・メディナが語った「最も崇高で大切なものは報恩である」との哲学を体現された人生であります。
 創大生・短大生の皆さんも、不屈の負けじ魂を燃え上がらせて、今は学びに学び、実力をつけて、大変な中、皆さんを大学に送り出してくださっているご家族に、必ずや立派な恩返しを乗たしていただきたいのであります。
 一、「今、あなたは前途に、極めて重要なやるべきことがある。それは、十分に成長し、知性と精神において人間として大きくなることである」とは、ボリビアの哲人プラダ・オロペサ博士の励ましであります。
 本日は、日本の各界のトップの先生方も、皆さんを温かく見守ってくださっています。世界経済の激流にも、大震災の試練にも、少子高齢社会の変動にも、厳然と立ち向かって、勝利の指揮を執っておられる指導者の方々であります。
 青年のため、未来のために、ご来学くださり、重ねて深く感謝申し上げます(大拍手)。
 一、大詩人タマーヨは「何があっても、最後に大事なのは勝利である」と結論しました。
 わが創大生よ!
 わが短大生よ!
 若き生命にみなぎる英知と勇気を、思う存分に発揮してくれたまえ! そして、かのアンデス山脈の如く大きく堂々と、かの黄金に輝く王者の鳥コンドルの如く強く悠然と、21世紀の天空高く、勝利の青春を飾りゆけ!──と私は申し上げたいのであります(大拍手)。
 偉大なる貴・ボリビア科学アカデミー、万歳! 敬愛してやまぬ貴国に、永遠の平和と繁栄あれ!──と心よりお祈り申し上げ、私の御礼とさせていただきます。
 ムーチャス・グラシアス!(スペイン語で「大変にありがとうございました」)(大拍手)
2012-10-08 : スピーチ・メッセージ等 :
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