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ブラジル ドン・ボスコ大学 名誉博士号授与式への謝辞

ブラジル ドン・ボスコ大学 名誉博士号授与式への謝辞
        (2012.9.22 創価大学記念講堂)

 ブラジル連邦共和国の「ドン・ボスコ大学」から同大学第1号となる「名誉博士号」が、創価大学創立者の池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に贈られた。授与式は22日午後、東京・八王子市の創大記念講堂で行われ、ドン・ボスコ大学のドリバウ・アウメイダ理事長夫妻らが列席。名誉博士の学位記とローブが創大の池田博正理事に託された。式典は「創価教育同窓の集い」に続いて挙行され、創立者への栄誉を同窓生が祝賀した。


アウメイダ理事長の授章の辞

師の平和の精神を継いだ尊き人生 善の行動広げる池田博士に続け!


 今から55年前、創価学会の戸田第2代会長は、核兵器廃絶を叫ばれ、地球上の生命を脅かす全ての悪と不正を根絶するという使命を青年に託されました。
 その「原水爆禁止宣言」から55周年という意義ある月に、この顕彰を授与させていただきます(大拍手)。
 世界が認める、平和の擁護者であられる池田大作博士の行動を讃え、ドン・ボスコ大学からの第1号となる名誉博士号を授与させていただくことは、私にとって、大変な栄誉であります(大拍手)。
 今この時に、私たちの行動において、平和という理念がどれほど大切なのかということを考えさせられます。
 また池田博士は、かつて次のように綴られました。
 「人間が生命的存在であるという認識に立つことであります。人間が生命的存在であるということは、いかなる社会、国家、民族をも超えて普遍的であり、かつ絶対的な事実であります」
 一つの国を変える方法は数多くあります。制度によって、市民革命によって、政治的または軍事的クーデターによって、国家間の対立によって、さらには自然災害によって、国の形は変わります。
 これらの行動のどれもが、一国を良い方向にも、悪い方向にも変えることができます。
 しかし、一国を常により良い方向に変えることができる方法とは、教育によるものであり、人間を重視した方法であります(大拍手)。
 私たちは、規律正しさ、強い連帯、そして何よりも困難の克服という点で、模範の国である日本を訪問することができ、大変にうれしく思っています。
 世界、特に私たちの国・ブラジルでは、日本といえば、世界に対し、ポジティブで大きな影響力を持つ大国であり、何が起きても、国民をより良い方向に導き、最悪の状況にあっても、調和して暮らすことができることを示している国というイメージが常に頭に浮かびます。
 ご列席の皆様に、私の家族と日本人移住者の方々とのつながりについて、少し、お話しさせていただきたいと思います。
 私の両親は1940年に、パラナ州北部のロンドリーナの近くにあるセルタネージャという土地に移り住み、勇気とパイオニアの精神で、この地域の開拓にあたりました。
 濃く生い茂った森で覆われたこの地域には、ほとんど同時期に、自分たちの土地を求めて、多くの日系人家族が入植していました。それが、この地域に多く住む日系移住者の始まりでした。
 日系人は、商業や農業を営んだり、地方政治に携わったりしていました。私の両親は、そのような日系人の家族と仕事以外の面でも親交があり、結婚式の仲人を務めたり、卒業式に出席するなど、全ての日系人家族とつながりがあることが、私たち家族の誇りです。
 このような友情や良好な関係が原動力となり、私たちの大学は、高等教育の分野で卓越した教育機関として、知識の追求において、大変に重要な役割を果たしています。
 私たちの大学の、今後の計画は、創価大学のような総合大学としての地位を得ることであり、現在、教育省に対し、新しい学部の設置申請を行っております。
 パラナ州の有名な詩人、エレーナ・コロジーは、その詩の中で、こう詠いました。
 「私は、到着するのが、いつも遅すぎたり、早すぎたり。
 私は、幸福が訪れるのを見たことがない。
 私が摘みたいと夢見たバラの花は、私の春に、一度も咲くことはなかった。
 それでも、いつも、小鳥たちはさえずり、わが家の軒先に巣を作った」
 創価学会インタナショナルが、生命の尊厳という理念に基づき、人々と世界の平和のために、対話や行動を進めていることは、世界が認め、尊敬しています。私たちにとって、そのような組織と共に行動できることは、大きな喜びであります。
 池田大作博士は、師匠である戸田城聖先生の構想を実現するために、その全人生をかけてこられました。そして今日、創価大学があるのは、師匠の思いを、その弟子が実現したからであります。
 本日、平和、文化、教育、そして環境のために、不断の努力をしてこられた池田大作博士を顕彰できることは、私たちにとって、特権であり、かけがえのない瞬間であります。この瞬間を、永遠に心に刻んでまいります。
 そして今、私たちは、池田博士の理念を社会に広めていくための道を開くという重要な使命をいただきました。
 たった一人の人間が世界を変え、世界の人々に希望、勇気、情熱を与えることができるという模範を示してくださった池田博士に、心より感謝し、その使命を果たしてまいります(大拍手)。
 尊敬する師匠・池田大作博士。私たちは、悪に対する善の戦いを進める、博士のもう一人の弟子になりたいと思います。
 (日本語で)どうもありがとうございました(大拍手)。


創立者の謝辞(代読)

教育の絆は永遠に不滅 友情と信義の大道を進め

常に今から!ここから! 君よ負けじ魂の勇者たれ


アウメイダ理事長

「どんな立場であれ使命を果たす人に」

ドン・ボスコ大学の崇高なモットー
知ることを学ぶ 価値を創造する 共に生きる 自身の存在を生かす

 一、今、私の胸によみがえる、信念の人間教育者の振る舞いがあります。
 それは、貴大学が、その誉れの名を冠する、19世紀イタリアの哲人ドン・ボスコ先生であります。
 ある時、父を亡くして悲しむ少年を励ましたドン・ボスコ先生は、「はい、君に半分あげるよ」と言って、手を差し伸べました。
 ところが、その手には何も入っておりません。少年が不思議に思って、顔をあげると、ドン・ボスコ先生は温かく微笑みながら、こう語ったのです。
 「これからは、ぼくたち二人ですべて半分ずつ分け合うんだよ」と(テレジオ・ボスコ著、サレジオ会訳『完訳ドン・ボスコ伝』ドン・ボスコ社)
 それから、ドン・ボスコ先生と、その少年は、人生の師匠と弟子として、実に40年以上にわたって、苦楽を分かち合いながら、尊い使命の道を歩み抜いていったという歴史があります。
 教育で結ばれた人間と人間の絆ほど、美しく、強いものはありません。
 この教育の魂の真髄を、時代を超え、国を超えて受け継いで、ブラジルの大地に築き上げられた、偉大なる人間主義の人材城こそ、貴ドン・ボスコ大学であられます。
 一、尊敬申し上げるアウメイダ理事長ご夫妻!
 本日、光栄にも、貴大学から、最高の栄誉を授与賜りました。
 私は、わが命そのものである創価同窓の友と一緒に手を携えて、ここに謹んで拝受させていただきたいのであります。
 誠に誠に、ありがとうございました!(大拍手)
 私の大好きな、貴国の大詩人カルロス・ドルモン・デ・アンドラーデは、国境を超えた友情を讃えながら、こう詠いました。
 「我らの人生は、共に一つのダイヤモンドを創り出していくのだ」と。
 私たちにとって、何ものにも替え難いダイヤモンドとは、人間の生命に他なりません。なかんずく、未来を照らしゆく若人たちの生命です。
 この生命というダイヤモンドを、最高に磨き上げ、光り輝かせていく真剣勝負の営みこそ、教育であります。
 ダイヤはダイヤによってしか、錬磨できない。
 生命もまた同じでありましょう。

生命を賭けた大学建設の闘争
 一、アウメイダ理事長は、誇り高き開拓者であられる父上、母上の心を心として、あらゆる労苦も耐え抜きながら、教育の大聖業に挑んでこられました。
 大学の創立、建設は、まさに命を賭す決心がなければ、成し遂げることはできません。
 共に「人間教育の世紀」そして「生命尊厳の世紀」を開拓しゆく同志として、私たちは尊敬と連帯の大拍手をお送りしたいのであります(大拍手)。
 一、貴大学は、4つのモットーを掲げております。
 その第1は、「知ることを学ぶ」です。
 人間は一生涯、勉強です。探究です。研鑽です。「知は力なり」「学は光なり」であります。
 貴国の大文豪アシスは語りました。
 「薔薇に棘があるからと泣く人間もいれば、棘には薔薇が咲くと微笑む人間もいる」と。
 人生も社会も、どんなに行き詰まった局面があろうと、英知の明鏡を研ぎ澄ませば、必ず、希望の活路を見出せるのであります。

受け身になるな 積極果敢であれ
 一、モットーの第2は、「創ることを学ぶ」です。
 すなわち、価値創造であります。
 人間は、とくに青年は、万事において受け身になってはならない。生き生きと積極果敢に、新しい価値を創造していくことであります。
 この「不撓不屈の創造力」を、いかに、みずみずしく湧き立たせていくか。
 ここに、勝負があります。
 貴国の大詩人カルロス・ドルモンも、こう励ましの言葉を残しております。
 「人生の途上で、あなたが『どの地点で』足を止めたか。それは、たいしたことではない。
 『どの時に』疲れ果てたか。それも関係ない。大事なことは、そして不可欠なことは、何か。それはいつも『再びやり直す』ことである」と。
 その通りであります。
 真実の勝利者とは、たとえ打ちのめされても、へこたれない。
 常に「今から」「ここから」再び立ち上がり、朗らかにたくましく、価値を創造していく勇者のことでありましょう。

自分のいる場所で交流する力を
 一、さらに、モットーの第3は、「共に生きることを学ぶ」です。
 持続可能な地球社会の未来を開いていくためには、この「共に生きる」智慧と力が、何にもまして要請されています。
 貴大学は、「より人間的で、自分のいる場所で、人々と相互交流する能力をもった卒業生」を送り出している模範の最高学府であります。
 わが創価大学も、平和のフォートレス(要塞)として若き世界市民の結合を、広々と築いてきました。学術交流協定を結ぶ大学も、46カ国・地域の140大学を数えるに至りました。
 きょうは日本全国、また、お隣の韓国、中国、そして、世界中で活躍し、貢献する創価同窓の英才たちが母校に帰ってきてくれております。
 人類を結びゆく我ら創価の「平和」と「文化」と「教育」の大連帯は、いかに激動する時代にあっても、絶対に揺るぎません。
 まさしく、ダイヤモンドの如く、金剛不壊であります。
 人間と人間、民衆と民衆、青年と青年の心を高め合いながら、未来永遠に尊貴なる「友情」と「信義」の大道を勝ち開いていくことを、私は愛する皆さんと共に、声高らかに宣言したいのであります。
 一、さらに、貴大学のモットーの第4は、「自身の存在を生かすことを学ぶ」であります。
 幾多の苦難を雄々しく乗り越え、勝ち越えてこられたアウメイダ理事長の人生哲学は、素晴らしい。
 それは、「いかなる立場、状態に置かれたとしても、自分のできることを最大限に見つけ、使命を果たしていく」という負けじ魂であります。
 人生には、断崖絶壁に立たされるような試練が何度もあります。
 しかし、その時こそ、自分自身がいまだかつてない底力を発揮できる。
 ゆえに、何があっても、嘆かず、あきらめず、腐らず、今できることを、一つまた一つ、勇敢に誠実に忍耐強く、全身全霊でやり切っていく。
 そこから、必ずや反転攻勢して、信頼と勝利の上げ潮を起こしていけるのであります。
 波瀾万丈の私の人生も、そうでありました。いわんや、「従藍而青(青は藍より出でて藍より青し)」という、わが後継の誉れの皆さんが断じて勝てないわけがありません。
 創価同窓の君たちは、全員がダイヤモンドです。
 暗闇にあろうと、泥沼にあろうと、ダイヤはダイヤである。何ものにも負けない、何ものにも朽ちない、黄金の光を赫々と放ってみせるのであります。
 どうか、一人ももれなく、父母も、学友も、そして世界の友も誇りと仰ぎ見る、わが人生の「栄光の旗」を、断固として打ち立てていってください。
 一、結びに、アウメイダ理事長の信念の指針を、皆さん方に贈りたい。
 「信じよ! 執念を持て! 努力を貫くのだ!」と。
 わが母校となったドン・ボスコ大学の無窮の大前進、そして、敬愛する理事長ご夫妻をはじめ、全参加者のますますのご健勝を心よりお祈り申し上げ、私の謝辞といたします。
 ムイト・オブリガード!(ポルトガル語で「大変にありがとうございました!」)(大拍手)
2012-10-05 : スピーチ・メッセージ等 :
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