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未来対話  君と歩む勝利の道 第2回

第2回 みんな素晴らしい!      (2012.6.1付 未来ジャーナル)

「性格」は全部生かしていける

日本の作家 吉川英治

あれになろう、
これに成ろうと焦心《あせ》るより、
富士のように、黙って、
自分を動かないものに作りあげろ


 ──「未来対話」に、全国の中等部、高等部の皆さんから、たくさんのお便りが寄せられています。

名誉会長 うれしいね! 本当にありがとう!
 この「未来対話」は、新聞を読んでくれる皆さんとの共同作業です。みんなが、私の一番大事な「対話」のパートナーです。しかも、テーマが「未来」だから、主役は、あくまでも若い皆さんです。さあ、今回も始めよう! 何でも語り合おうよ!

 ──ありがとうございます。
 メンバーからは、「性格」についての悩みが記された便りが多くありました。「暗い性格で、なかなか友だちができない」「自分のことを好きになれません」「どうすれば性格を変えられますか」等々です。

名誉会長 悩むということは、成長している証拠です。前に進むから、壁にもぶつかる。率直な思いをつづってくれてありがとう。
 青春時代は、自分が欠点だらけの人間のように思えることもある。私も、青年時代、ずいぶん自分の性格のことで、悩みもし、反省もしました。多感な皆さんの年代なら、なおさらでしょう。
 でも無理して「違う自分を見せよう」と背伸びをすれば、苦しいだけです。間違ってはいけないのは、性格とは「特徴の違い」であっても、「人間の価値の違い」ではないということです。これだけは覚えておいてください。
 そもそも「良い性格」「悪い性格」なんて、あるのだろうか。
 気が弱いのは、どっちだろう。気の強い人間ばかりだと、あっちもこっちもケンカだらけだ(笑い)。
 口べたは、どうでしょう。みんなが“おしゃべり”ばっかりだと、収拾がつかない(笑い)。にぎやかに話す人、じっくり話を聞いてくれる人、口数は少ないけど値千金の発言をする人……いろんな人がいるから、いいんじゃないかな。それに、誰だって人前で話すのは苦手です。初対面の人には緊張だってします。それを勇気で乗り越える人が偉いんだ。
 手紙をくれた君が、自分で「暗い」と思っている性格も、見方を変えれば、「思慮深い」「落ち着きがある」「冷静で沈着」です。そういう君を信頼してくれ、君もまた信頼できる良き友だちが、必ずできます。
 誠実であれば、短所も、全部、長所にできます。また大きな目的に向かって前進していく中で、どんな性格も自分らしく生かしていけるのです。
        □■□
 ──「周囲の友だちに合わせて、自分の性格が変わってしまう」とか、「クラスの中で、どういう“キャラ(性格・役割)”でいればいいか、分からず、一人、浮いている」という悩みもありました。

名誉会長 ありのままでいいんだよ。仏法では、人間の個性を「桜梅桃李」と花に譬えて、桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李のまま、たとえ、どんな“キャラ”だったとしても、みんな違って、みんな素晴らしいと説いているんだ。
 「周囲の友だちに合わせて」ということは、周りに人一倍の気を配れる「こまやかな心」の持ち主だからでしょう。その思いやりを強く賢く伸ばしていけばいい。
 また、「一人、浮いている」ということは、「わが道をゆく」ことでもある。今は「KY(空気を読めない)」というんだっけ? だけど、空気ばかり読んでいては、誰だって疲れちゃうよ。
 場の雰囲気や状況に合わせて、コミュニケーションを取る力は、うんと人生の経験を重ねながら、楽しく学んでいけばいいんです。
 「人は人。自分は自分」という、きっぱりした誇りを持つことだ。
 現代社会は、携帯電話やインターネットで、昔とは比べものにならないほど、多くの人とつながりを持てるようになった。中高生の皆さんも、日常的に多くの情報や、いろいろな人の考えに触れる機会があるでしょう。
 でも、自分の性格は、周囲に決めてもらうものじゃない。
 答えは、君の、あなたの中にある。悩みながら、もまれながら、君だけが持つ素晴らしさを、自分の心の大地から遠慮なく掘り出してほしい。良いところをどんどん伸ばせば、悪いと思うようなところも必ず生かされていくものだ。
 だから、今回は、みんなに、私が少年時代から大好きな小説『宮本武蔵』の言葉を贈りたい。
 「あれになろう、これに成ろうと焦心《あせ》るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作りあげろ」(『吉川英治全集・19 宮本武蔵(三)』講談社)です。
        □■□
 ──『宮本武蔵』は、吉川英治の名作です。この言葉は、はるかな富士を仰いで、主人公の武蔵が若き後継者に言ったものですね。

名誉会長 そうです。私がこの本と出合ったのは、小学5・6年生の時の担任だった檜山浩平先生のおかげです。先生は、身ぶり手ぶりを交えて、朗読してくださった。あの楽しかった思い出は、今も生き生きとよみがえります。
 吉川氏は、剣の道で、自分自身の完成を目指す武蔵を描きました。困難な道を、悩みながらも、ひたむきに歩み続ける姿が、多くの人々の胸を打ったのです。
 私の人生の師である戸田城聖先生も、『宮本武蔵』がお好きでした。先生は、師匠の牧口常三郎先生と共に、戦前の軍国主義の時代に、正義の信念を貫きました。国家権力の迫害にも屈せず、敢然と戦い抜きました。その結果、不当に牢獄に囚われました。
 実は、戸田先生が、獄中から差し入れを要請した中に、この『宮本武蔵』があったのです。まさに先生は、地獄のような環境であっても、信念を曲げず、富士のような毅然とした心を持ち続けました。
 夏は灼熱、冬は極寒の牢獄で題目を唱え抜きました。そして獄中で亡くなった牧口先生の遺志を継いで、「民衆の幸福」と「世界の平和」のために闘争を開始されたのです。
 戸田先生の偉大さを一言で表現するなら、「大確信の人」と言えるでしょう。どんな苦しい状況でも、いつも堂々としておられました。だから、皆に安心と勇気を贈ることができた。偉大な指導者でした。何があっても揺るがない人間の王者でした。
 どんなに悪口を言われようと、どんなに苦しいことがあろうと、揺るがない富士のように「不動の自分」を築き上げることです。これが、人生を勝利しゆく根本です。その究極の信念が、信心なんです。
        □■□
 ──これまでも、池田先生に、「富士の如く」と激励していただき、多くの友が「自分らしく、堂々と生きよう!」と勇気を奮い起こして挑戦してきました。

名誉会長 みんなの成長が、私の一番の喜びです。
 若い時は、どうしても、「あの人はいいな」「この人がうらやましい」と思ってしまう。比べることは決して悪いことじゃない。理想の人物を見て、「あんな人になりたいな」と思うこともあるだろう。それで「よし、自分も頑張るぞ!」と発奮すれば、素晴らしい。ただ、焦ってはいけない。焦る必要もない。じっくり自分を鍛えて作りあげることです。簡単に作りあげたものは、簡単にダメになってしまう。「建設は死闘」なんです。
 戸田先生は、青年に言われた。
 「自分の性格を卑下(=人と比べて自分はダメだと思うこと)する必要はない。また、無理に直そうとする必要はない。信心を貫いていけば、それはやがて美点に変わっていく。自信をもって、自分らしく生き抜いていきなさい」と。
        □■□
 ──未来部員と接していて、「自分に自信が持てない」というメンバーが、以前に比べて多くなったと感じています。

名誉会長 性格の悩みも、結局そこに行き着くんだね。大丈夫、初めから自信がある人はいない。
 私も小さいころから体が病弱で、人生を生き抜けるのか、自信がありませんでした。その私が今、こうして84歳になっても元気です。いよいよ、これからです。
 自信は、積み上げていくものだ。どんな小さな体験でもいい。
 朝寝坊の人が、これまでより5分でも早起きできるようになったら、すごいことだ。「人間革命」です。自信を持とうよ。
 元気にあいさつできるようになった。勉強を、いつもより1ページ多く頑張れた。部活で、あきらめずに練習できた。何でもいい。
 誰がほめてくれなくても、自分で自分を「よくやった!」「頑張ってよかったね!」とほめていいんだよ。
 ただでさえ、世の中には、他人の悪口を平気で言う人間がいる。正しいことをすれば、ねたまれる。さかさまな世の中だ。だから、自分で自分の味方になって、大いに励ましていくんです。
 もちろん、甘えがあったり、力を出し惜しみしては、自信はできないよ。「悔いなくやり切った」という努力が自信を作るんです。一つずつ、ベストを尽くして、自信を積み上げていくんだ。そうすれば続けられる。どんなことも、やり遂げられる。それは、大きな自信になる。その自分を信じて、信じて、信じ抜いて、また努力し、挑戦していくんです。
 世間は、いつも、ざわざわとして落ち着かない。ちょっと風が吹けば、水面が波立つようにね。その中で、要領のいい、ずる賢い人間が、もてはやされる場合もある。しかし、そんな軽薄な次元は、どうでもいいことだ。
 『宮本武蔵』の結びにも、騒々しい時流の波なんかに惑わされるな、堂々と生きよと書かれていました。
 人が何と言おうが、大海のように深い志を持って、偉大な人生を生き抜いていけばいいんです。
 その人が真の勝利者です。また、そうすれば、必ず偉大な友情が広がります。
        □■□
 ──世界の冷戦終結の立役者であった、ロシアのゴルバチョフ元大統領も、池田先生が撮影された富士山の写真を宝として、自らの大事なお客様を迎える部屋に飾られています。元大統領は、「池田先生の平和・文化へのリーダーシップに、私もついていきたい」と言われていました。

名誉会長 「富士の如く」とは、ゴルバチョフ元大統領をはじめ、多くの世界の友人たちとの一つの合言葉でもあります。
 ともあれ、未来部の皆さんには、信心という人間として最高無上の信念がある。みんなは、私の直系の後継者です。
 その誇りと自信をもって、胸を張って、前進していってください。今日も、富士のように!

 青春を
  富士の如くに
    勝ちまくれ
2012-05-31 : 未来対話 :
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