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ペルー工科大学「名誉博士号」「名誉教授称号」授与式への謝辞

ペルー工科大学「名誉博士号」「名誉教授称号」授与式への謝辞    (2012.5.6 創価大学本部棟)

 南米・ペルー共和国のペルー工科大学から創価大学創立者の池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」と「名誉教授称号」が贈られた。世界の平和と平等を推進し、市民を社会貢献へリードしてきた功績を讃えたもの。
 授与式は6日、東京・八王子市の創価大学本部棟で挙行され、大学創立者のロジェル・アムルス理事長夫妻、オスカル・マウルツァ国際関係外交大学院専攻長(元外務大臣)、フリオ・サラサール諮問委員会委員長夫妻、ペルー大使館のエラルド・エスカラ大使夫妻、同国の在東京総領事館のフリオ・カルデナス総領事夫妻、ペルーSGIのホセ・ファーレス理事長らが出席した。



アムルス理事長の授与の辞

池田博士への授章はわが大学の栄誉
深き知恵と精神を吸収したい


 本日、私どもは、池田大作博士という傑出した人物を顕彰するため、日本にまいりました。
 池田博士の教育理念は、世界の人々が研究・分析し、広く知らしめていくにふさわしいものです。
 あらゆる事業は、それがいかに驚嘆するような偉業であったとしても、必ず人間の手によって成し遂げられます。まさに、池田博士という偉大な人物によって成し遂げられた一つの偉業の形こそ創価大学なのです(大拍手)。
 私どもが、ペルーの未来に思いを馳せればこそ、池田博士の深い知恵を、たとえ数%であったとしても吸収したいと思わずにはいられません。博士の知恵によって、意欲的なペルーの青年が自尊心を高め、ペルー国民が強い精神を培い、より良く変化していくように願うからです。
 池田博士は今日までに、世界中の何百もの大学から名誉学術称号を受章しておられますので、わが大学が顕彰するまでもなく、博士の栄誉は無上のものです。ゆえに、池田博士に、わが大学の「名誉博士号」「名誉教授称号」をお受けいただく意義は、授与する私どもが栄誉を賜るということにほかなりません。
 さらに、池田博士に受章いただくことによって私どもは、博士の思想を、より熱意をもって吸収することになりますし、博士が民衆の発展のために甘受された苦悩、人生の経験、精神性、生き方につながっていくことができるのです。
 私どもは30年以上前に、まずは一つの予備校を創設しました。そして、「IDAT高等教育工科学院」を創立し、その後、学生の要望に応えて、15年前に「ペルー工科大学」を開学しました。
 池田博士が40年以上前から創価大学などで展開されてきた教育事業のように、わが大学は学生に対し、単なる情報としての知識を与えるだけではなく、学生の心に、平和の理念、対話の文化、民衆間の相互理解、深遠な哲学を育むことを目標としています。
 本日は、池田博士に本学の最高位の顕彰である名誉博士号を授与させていただきますことに、深い感動と感謝の念を覚えます。わが大学内の特別室では名誉博士号授章者を顕彰しておりますが、そこに池田博士に加わっていただくことにより、大学の学生・教職員一同が啓発を受けることでしょう。
 私どもが創立した教育機関は、30年以上にわたる努力の末、数万人の学生を擁するに至りました。この全ての青年が、池田博士を敬愛しております。本日の顕彰は、この青年たちを代表して授与させていただくものです。
 池田博士の胸元で輝くことになる名誉博士号と名誉教授称号の二つのメダルは、これらペルーの青年の連帯の心を象徴する証しなのです。
 最後に、本日の式典を通して、ペルーと日本がますます強い団結で結ばれますことを念願し、授与の辞とさせていただきます。

SGI会長の謝辞(代読)

青年よ 創造的生命を鍛えよ

ペルーの詩人

苦しみは大きいほど、それを乗り越えた者に力を与える

ペルー工科大学の建学の魂
教育を万人の手に
民衆に奉仕する人間指導者を


「いつか」でなく「今」ベストを尽くせ

プラトン
自分に勝つことが全ての勝利の根本

 一、恩師から一対一の個人授業で薫陶を受けた「戸田大学」。そこで私が学んだ中国の友情の詩に「海内《かいだい》に知己《ちき》を存せば、天涯も比隣のごとし」(この世界に真の友がいることを思えば、天の涯《はて》ほどの遠い距離も、隣のようなものである)と謳われております。
 私にとりまして、敬愛してやまぬ、多くの真の友がいる貴国ペルーは、まさしく、いつも心に光る「太平洋の隣人」の国なのであります。
 きょうは、大好きな大好きなペルーの先生方を、わが創価大学にお迎えすることができ、これほどの喜びはございません(大拍手)。
 一、思えば、1873年、中南米諸国の中で、初めて日本と国交を結ばれたのは、貴国ペルーであります。以来、両国は深い友情の絆で結ばれ、地震などの自然災害にも、共に手を携えて、立ち向かってきました。
 とりわけ、昨年の東日本大震災に際して、ペルーの皆さま方は、いちはやく温かな支援の手を差し延べてくださり、1週間後の3月18日を「全国追悼の日」と定めてくださいました。
 一つ一つの真心が、どれほど大きな励ましとなり、希望となってきたことか。
 この場をお借りして、ペルーの皆さま方の深き友情とご厚情に、あらためて心から御礼を申し上げます(大拍手)。

兄弟愛を失うな
 一、1984年3月、3度目の貴国訪問の折、私は、ベラウンデ大統領ご夫妻と忘れ得ぬ出会いを刻ませていただきました。
 当時、官房長官として厳然と大統領府を担い支えておられた柱の存在こそ、マウルツァ博士であられます。
 この時、大統領が「人類は、人間らしい温かみのある兄弟愛を失ってはならない」と力を込めて語っておられた言葉は、私の胸から今も離れることはありません。
 一、本日、私は、貴国の最先端にして最高峰の科学と教育の殿堂より、何よりも栄えある名誉博士、ならびに名誉教授の称号を賜りました。
 この誇り高き栄誉を、まず私は、貴国の良き市民として貢献するペルーSGI(創価学会インタナショナル)の友と分かち合わせていただきたいと思っております。
 そして、世界192カ国・地域の愛する青年たちと共に、貴大学、そして貴国との強く麗しき「兄弟愛」を永遠に継承していく決心を込めて、謹んで拝受させていただきます。
 誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。
 一、偉大なる「大陸の詩人」と讃えられる、貴国のチョカーノは叫びました。
 「大きな苦しみは、苦しければ苦しいほど
 それを乗り越えたものに、力を与える」
 「真の勝利は、苦しみに支えられている。
 暗き闇からも、善は生まれる。
 苦しみからは、光が生まれる」
 この詩さながらに、幾多の困難を乗り越えて、光り輝く「勝利の城」を堂々と築き上げてこられたのが、貴・ペルー工科大学の建設の歩みであります。
 私は、アムルス理事長が、若き日より、烈々たる大情熱を燃やして、教育の偉業に取り組まれ、道なき道を切り開いてこられた黄金の歴史に、心からの感動を禁じ得ません。
 「教育は、万人の手に届くものでなくてはならない」──理事長は、この崇高なる信念のもと、私財をなげうって貴大学を創立されました。
 そして、「不可能を可能にする」との揺るぎない一念で、新時代をりードしゆく多彩な人材群を育成してこられたのであります(大拍手)。
 なかんずく、貴大学は、民衆に開かれた、民衆のために尽くしゆく大学として、ペルー社会の発展に絶大なる貢献を果たされております。
 わが創価大学も、「民衆立」の大学として、大学に行けなかった方々の味方となって、泥まみれになり、汗まみれになって戦い抜く、真実の人間指導者を送り出してきました。
 貴大学と創価大学が、その根本の理念を深く共有していることを、私たちは心から誇り高く思うのであります。

「悲しみを勝ち越える能力がある」
 一、英国の大歴史学者トインビー博士と、私が対談を開始して、この5月で40年になりました。
 博士も貴国を格別に敬愛されていたことを、私は感慨深く思い起こします。
 厳しい自然環境の「挑戦」に、敢然と「応戦」し、美事な古代文明を創り残したペルーの先人たちを、博士は心から賞讃されていたのであります。
 「国家と人間には、災害や悲しみを勝ち越えゆく生命力と勇気があり、それを発揮する能力がある」──これは、トインビー博士の歴史観とも響き合う、現代ペルーの歴史家ポンス・ムソの深い洞察であります。
 いかなる逆境にも断じて屈しない。いな、試練が襲いかかればかかるほど、いよいよ勇敢に奮い立ち、民衆の幸福のために価値を創造し、断固として希望の活路を開拓してみせる。
 そうした創造的生命を啓発し、青年の力と智慧を生き生きと引き出し、磨き上げていくことこそ、人間教育の真髄ではないでしょうか。
 その崇高な模範を、貴大学は示されているのであります(大拍手)。

師弟の道を貫け
 一、ペルーの大知性ホルヘ・バサドレは、「本物の教育とは、人間に総合的成長をもたらすものでなくてはならない」と鋭く論じました。
 貴大学には、最新鋭の充実した学習・研究施設とともに、人間性豊かな人格の総合的成長を促す教育環境が整備されています。
 貴大学のキャンパスに、古代ギリシャの哲人ソクラテスとプラトンの「師弟」の銅像が屹立していることも有名であります。
 古今東西を問わず、「師弟」という魂の絆の中にこそ人間生命の究極の触発があり、無窮の可能性の開花があるといっても、決して過言ではありません。
 理事長ご自身が、その尊く美しき師弟の道を貫き通してこられました。
 貴大学のホールには、理事長が尊敬し、報恩の誠を尽くしてこられた恩師の名前が冠されていることを、私は胸を熱くして伺いました。
 学園アカデメイアを創立したプラトンの至言に、「自分に打ち勝つことが、すべての勝利の根本」(森進一訳、『法律(上)』岩波文庫)とあります。
 新たな「南米のアカデメイア」を建設されゆく理事長は、愛する学生たちの勝利の人生を願い、渾身の激励を送り続けておられます。
 理事長が、学生たちを励ましておられる勝利の哲学の一つに、こうあります。
 「過去や未来ではなく、現在に目を向けるのです。“いつか”ではない。今、努力し、今、目の前の課題についてしっかりと考える。そうしてこそ、初めて盤石な将来があるのです」と。
 私も、全く同感であります。
 東洋の仏典にも──「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ 未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」と説かれております。
 未来の勝利は今にある。ゆえに、過去を振り向いて嘆く必要もない。いたずらに未来に心をとらわれて、焦りや不安を覚える必要もない。
 師匠の示した道に続いて、今この時に、若き生命を完全燃焼させて、賢く朗らかに、そして、粘り強く、一歩また一歩、ベストを尽くしていけばよいのであります。
 そこに、必ず未来の勝利は洋々と開かれていくことを、私は、わが創大生、短大生をはじめ、後継の青年たちに伝えたいと思うのであります。

「未来を信ずる」
 一、ペルーの民衆詩人ニコーメデス・サンタクルスは高らかに宣言しました。
 「私は、未来を信ずる。それは、今、暗雲が立ちこめていようとも、明日の人間が、きっと健全なる人生を築き上げるからだ。そして、きっと確かなる足取りで、麗しき友情のために前進するからだ」と。
 「青年を信ずる」ことが、「未来を信ずる」ことです。
 「青年を育てる」ことが、「希望を創る」ことです。
 「青年を結ぶ」ことが、「平和を広げる」ことです。
 本日より、私は、貴大学の名誉ある一員とさせていただき、尊敬する先生方と共々に、人間教育の聖業に、いやまして全生命を捧げゆく決心であります。
 まもなく完成する素晴らしき「テクノロジー棟」をはじめ、隆々と大発展を続けゆかれる貴・ペルー工科大学の限りなき栄光を、私たちは念願してやみません。
 そして、「美しき太陽の国」ペルー共和国の永遠の平和とご繁栄を心よりお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 ムーチャス・グラシアス!(スペイン語で「大変にありがとうございました!」)
 誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。
2012-05-11 : スピーチ・メッセージ等 :
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