創価学園(東京校=第42回 関西校=第37回)卒業式へのメッセージ

創価学園(東京校=第42回 関西校=第37回)卒業式へのメッセージ        (2012.3.16)

 「希望の大城」創価学園の卒業式が16日、東京・関西の各キャンパスで行われた。
 創立者の池田大作名誉会長はメッセージを贈り、晴れの門出を祝福。「英知の光」を磨きゆけ! 「友情の光」を広げよ! 「創造の光」を放ちゆけ! と新時代を開きゆく太陽の学園生に万感の期待を寄せた。


創立者のメッセージ

英知と平和の開拓者たれ

胸を張れ! 自分らしく輝け 不屈の君こそ新時代の太陽

逆境に挑め! 負けじ魂で

牢獄の中で学び抜いたマンデラ元大統領
「どんな困難にも くじけるな! 諦めるな」

教育の絆は不滅 友情の光を世界へ

 一、晴れの卒業、誠におめでとう!
 私の創立した学園で、皆、本当によく学び、よく頑張り抜いてくれました。
 勉学でも、クラブ活動でも、素晴らしい伝統を立派に築き上げてくれました。
 私はうれしい。本当にありがとう!

大切な家族に感謝の拍手を
 一、私は、卒業生全員の頭《こうべ》に、尊き努力を讃える冠をかぶせ、そして、皆さん方一人一人と未来の勝利を誓う握手を交わす思いで、一切を間近で見つめております。
 きょうまで育んでくださった先生方、職員の方々、また常日頃より学園を支えてくださっているご来賓の皆様方、いつもいつも、ありがとうございます!
 そして、世界的な不況、さらに、昨年の東日本大震災と、厳しい社会情勢の中で、保護者の皆様方が、どれほどのご苦労を重ねながら、最愛のお子さま方を、わが学園に送り出してくださっていることか。
 その有り難さは、学園生の皆さんも自分が親の年代になった時に、身に染みてわかるでしょう。
 卒業式とは、何にもまして、ご家族への尽きせぬ感謝を捧げる儀式であります。
 皆で、親孝行への決意を込め、真心の限りを響かせて、お父さん方、お母さん方に、万雷の大拍手をお送りしようではありませんか!(大拍手)

試練を勝ち越え
 一、きょうは、新時代を照らす希望の太陽と輝く皆さんへ、はなむけとして、第1に「負けじ魂で『英知の光』を磨きゆけ」と申し上げたい。
 先日、南アフリカのマンデラ元大統領から真心あふれるメッセージをいただきました。
 元大統領は、人間の尊厳を踏みにじる非道な人種隔離の撤廃に立ち上がり、27年半もの投獄にも屈しなかった正義の大英雄です。
 牢獄にあっても学び続け、通信教育の大学も誇り高く卒業しています。
 その学び抜いた「英知の光」で、肌の色など問わず、人間が人間として皆で手を携え、共に平和に生きゆく、新たな人類の進路を、明確に示されてきたのです。
 試練があればあるほど、いよいよ輝きを増すのが、真実の「英知の光」です。
 私は、マンデラ元大統領が、ご一家の最もつらい逆境の中でわが子を励ました言葉を、わが負けじ魂の学園生たちに、そのまま贈らせていただきたい。
 それは、「今まで以上に勉学に励み、困難や挫折にくじけず、絶望的なときでも闘うのを諦めてはならない」(長田雅子訳『ネルソン・マンデラ 私自身との対話』明石書店)との叫びであります。
 うれしいことに、学問の探究を貫き通して、見事に博士号を勝ち取った学園出身の英才も、今や300人を優に超えました。
 きょうは、その博士の代表の先輩も、皆さんの祝福に、東西の両校へ勇んで駆けつけてくれています(大拍手)。

語学の翼広げよ
 一、次に、「朗らかに『友情の光』を広げよ」と申し上げたい。
 私は、創価学園を開校した1968年の秋に、日中国交正常化の提言をしました。
 幾多の悪口も圧迫もありましたが、世界の青年たちの平和な未来のためには、お隣の中国とも絶対に友情を結び合わなければならないとの信念からであります。国交正常化が実現して、今年で40周年になります。
 きょう、皆さんの代表が、現代中国の「文学の母」謝冰心《しゃひょうしん》先生のお名前を冠した「冰心青少年文学賞」を受賞されました。
 私と妻の大切な友人であった、この冰心先生は言われております。
 「友誼は大海の燈臺であり、沙漠のオアシスです」(倉石武四郎訳『お冬さん』河出書房)と。
 皆さんも、学園で結んできた世界一の連帯を宝としながら、新しい生活の舞台でも、朗らかに誠実に、そして聡明に、良き友人をつくり、友情の光を広げていってください。
 学園時代に磨いてきた語学の翼を一段と鍛えて、私が開いてきた世界との対話の道を、さらに大きく開いていってもらいたいと思うが、皆さん、どうだろうか(大拍手)。

これからを問え
 一、第3に申し上げたいのは、「たくましく『創造の光』を放ちゆけ」ということであります。
 東西の創価学園に来校された、アメリカのデューイ協会の会長を務めたヒックマン博士が、味わい深い逸話を語ってくださったことがあります。
 アメリカのフロンティア──開拓の最前線の町に、旅人がたどり着くと、最初に聞かれる質問がありました。
 それは「どこから来たか?」ではありません。「これからどこへ行くのか? 何をするつもりなのか?」という一点だったというのです。
 大事なのは、「これからどうするのか」ということです。
 失敗しても、くよくよしない。思うようにいかなくとも、へこたれない。たくましく、辛抱強く、努力し、工夫し、苦労し、挑戦を続けることです。
 そこに、必ず必ず、これまでにはなかった新しい価値を創造していくことができるからです。
 わが学園生には汲めども尽きない創造力があり、開拓力があります。ヒックマン博士も、学園生の発する「創造の光」を誉め讃えてくださった一人であります。
 どうか、皆さんは胸を張って、自分にしか発揮できない、偉大な「創造の光」を、自分らしく思う存分に輝かせていってください。
 そして、苦しみ悩んでいる人々のために尽くし、この世界をより明るく前進させていっていただきたいのであります。
 一、ともあれ、教育で結ばれた人間の絆は、不滅です。
 なかんずく、創立者と学園生との絆は、いついかなる時も一体であり、未来永遠に不二であります。
 私は妻と共に、毎日毎日、大事な大事な学園生の皆さんが、健康で楽しく、幸福と栄光の凱歌をあげゆく人生であれと、真剣に祈り抜いています。
 ますます元気で、私の命であり、分身である学園生を、陰に陽に守り支えながら、一人一人の最高の大勝利のために、力の限り、エールを送り続けていく決心です。
 学園生は、勝つために躍り出てきました。私と共に、母校と共に、何ものも恐れず、断固として生き抜き、学び抜き、そして勝ち抜いていこうではありませんか!
 わが愛する誉れの学園生、万歳!
 心はいつも一緒の学園生、万歳!
 大切な大切なお父さん、お母さん、万歳!
 そして、偉大なる勝利の歴史を創りゆく卒業生、万歳!(大拍手)
2012-03-19 : スピーチ・メッセージ等 :
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