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中国・中央財経大学「名誉教授」称号授与式への謝辞

中国・中央財経大学「名誉教授」称号授与式への謝辞
            (2012.1.12 北京市内)

日中国交正常化40周年を慶祝! 中国の名門「中央財経大学」(王広謙学長)から、池田名誉会長に「名誉教授」称号が贈られた。いち早く日中国交正常化を提言し、両国の友好を促進してきた功績を賞讃するものである。授与式は12日午前、北京市内の同大学「学術ホール」で挙行され、胡樹祥校務委員会主任、李俊生副学長をはじめ、創価学会訪中団の池田博正副理事長一行が列席した。

名誉会長の謝辞(代読)

万代の友好を 後継の若き世代へ!


大中国の前進を牽引する学府の精神

民衆の救済へ勇敢に進め
未来の発展へ責任を担え

 一、21世紀の世界経済を牽引しゆく大中国の知性と人材の大城・中央財経大学より、名誉教授の称号を賜りましたことは、私の最大の光栄とするところであります。
 先生方のご厚情に、心から感謝申し上げます(大拍手)。
 私の胸に、貴大学の李予昂《りよこう》初代学長の一詩が蘇ります。それは、先人たちが命懸けで開いてきた、中日両国の悠久の友誼の歴史に思いを馳せながら、日本の友に贈られた詩であります。
 「扶桑(日本)の旭日は海の東にて
 滄溟《そうめい》(海)浩《こうびょう》(広大)なりて路《みち》早くより通じたり」
 「佳話《かわ》千秋《せんしゅう》に史冊《しさつ》(歴史記録)を光《かがや》かせ
 歳寒《さいかん》の三友(松・竹・梅)、深き情を寄す。
 友誼の中日代々に伝え、
 手を携え、心を同じくする弟と兄」と。
 本年は、文化の大恩深き兄たる貴国と日本の国交正常化より40周年の佳節であります。
 その開幕の時に、貴大学から賜りました栄誉を、私は、万代の友好を後継の若き世代に託しゆく決意を込めて、謹んで拝受させていただきます。
 誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

混迷する世界に活路を切り開く
 一、今、混迷の度を増しゆく世界経済のなかで、確かな安定と共生、新たな創造と発展への活路を、いかにして切り開いていくか。そのための活力とビジョンが深く要請されております。
 私は、新中国における最初にして最高の財経の学府である貴大学の歴史と理念のなかに、その大いなる指標を見いだす一人であります。
 貴大学は、1949年に、新中国と共に誕生し、人民と共に試練を乗り越え、未来のために改革開放をリードし、今日の経済大国を築き上げてこられました。
 60星霜を超える貴大学の闘争、そして勝利に、私は満腔の敬意を表するものであります。
 貴大学の草創期、声高らかに歌われた歌には──
 「偉大なりしは人民の力、誰をか敢えて阻まんとせむ。
 新しき中国、万丈の光芒を放ち、経済建設の大業、我らの肩にかかれり。
 我らには鋼鉄の意志ありて、財政の重任を引き受けん」と。
 何と誇り高い「使命感」の鼓動であり、何と断固たる「決心」の響きでありましょうか。
 貴大学の精神として、「担当責任 勇往直前」(責任を担い立ち、勇敢にまっしぐらに前進する)と、力強く謳われていると伺いました。
 それは、自分さえよければいいという「無責任」とも、他者の犠牲の上に自らの利益を図る「利己主義」とも、決然と対峙しゆく精神であります。
 人民のため、社会のため、世界のため、そして未来のために、あえて労苦の多い、大きな使命と責任を担い立って、勇猛果敢に前進を続けていく。
 この人間指導者の真髄ともいうべき、崇高なる信念が、貴大学が堂々と冠する「中央」の2文字から、私は感じられてならないのであります(大拍手)。

他者との交流に新しい創造が
 一、私たちが敬愛してやまない「人民の父」周恩来総理が、貴大学に絶大なる信頼と期待を寄せておられたことも、よく存じ上げております。
 1974年12月、周総理は、30歳若い私に、21世紀を展望されながら、こう言われました。
 「すべての国が平等な立場で助け合わなければなりません」
 簡潔な一言のなかに、実に明快に、国際社会、また世界経済が絶対に見失ってはならない、根本の指針が示されております。
 そもそも、「経済」の本義も、貴国の先人たちが大切にされてきた「経世済民」すなわち「世の中を治め、民衆を救う」という魂であります。
 「行き詰まったら原点に戻れ」と言うごとく、人類は、今再び、この「経世済民」の心に立ち返って、衆知を結集し、力を合わせていくべきではないでしょうか。
 一、貴大学は、建学の理念として「求真《きゅうしん》求是《きゅうぜ》 追求卓越」(真・是〈道理〉を求め、卓越性を追求する)を掲げ、校歌にも毅然と歌い上げておられます。
 「卓越を求めし美徳、海の百川をも容《い》るるが如き度量。
 心を同じくして再び創らん。輝ける、偉大なるに相応《ふさわ》しき時代を」
 こうした「開かれた気風」と「進取の気性」を湛えつつ、貴大学は、グローバルな視野に立って、多元的文化を融合させ、人類の進歩に貢献しゆく、創造的な財経の人材を育成してこられました。
 しかも、貴大学におかれては、他者への思いやりと共生のエートス(道徳的気風)を育む人間教育を、現実に根差して具体的に推進されております。
 胡樹祥《こじゅしょう》校務委員会主任が「互いに助け合おうとする友愛は、身の回りから始めることが可能である」と明晰に論じておられる通りであります。
 私は心からの感嘆と賛同を禁じ得ないのであります。
 『荘子』には「両者交〻《こもごも》通じて和を成し、而して物生ず」(金谷治訳注『荘子』第三冊、岩波文庫)と説かれております。
 生命は孤立しては、その本来の輝きも発揮できません。
 さまざまな差異を超えて、語り合い、学び合い、支え合っていくなかにこそ、新しい創造の力が尽きることなく湧きいずる。
 このことを、私は、貴国の皆様方をはじめ世界との文化・教育次元における交流を通して、強く実感してまいりました。

小平副総理
「改革の鍵は人間にある」
教育で「人間の力」の開発を


困難があるほど智慧を発揮せよ
 一、改革開放を断行された小平副総理が、貴大学を大切にされた歴史も、学ばせていただいております。
 私自身、副総理とは、2度にわたって、忘れ得ぬ対話を重ねさせていただきました。
 副総理は、経済建設においても「鍵は人間にある」と強調されております。
 私も、まったく同感であります。
 経済を動かすのも、人間。平和を創出するのも、人間。すべては人間をつくることから始まります。
 一、わが創価教育の創始者である牧口常三郎先生も、1930年、あの世界大恐慌の渦中に、教育をもって「社会各方面の行詰りを打開する方策の根底を培わん」と宣言いたしました。
 そして、日本の国家主義の教育に対して、若き命の幸福のための教育を標榜し、勇気の精神闘争を貫いていったのであります。
 青年教育者の時代。貴国からの留学生とも交友を深め、貴国への侵略に憤怒する平和の闘士でありました。軍部政府に投獄され、最後は獄死を遂げております。私が、貴国との国交正常化をいち早く提唱した一つの源流も、ここにあります。
 「革命をやるにも、建設をやるにも、勇敢に思考し、勇敢に探索し、勇敢に創造する一群の闘将が必要なのだ」とは小平副総理の至言でありました(竹内実・吉田富夫監訳、中国研究会訳『小平は語る』上巻、風媒社)
 まさしく、貴大学が模範を示されているように、永続的な経済発展も、困難があればあるほど、無限の智慧と創造力を発揮して応戦していく、人間それ自身の力の開発にありましょう。
 一、貴大学のシンボルは「乾坤《けんこん》を担ぐ龍馬《りゅうめ》」です。
 本日より、名誉ある貴大学の一員とさせていただき、天を舞う昇龍、地を疾駆する駿馬のごとく、地球文明の未来を担い立つ力ある人材を、さらに育成していくことを、お約束申し上げ、私の御礼とさせていただきます。
 諸先生方のますますのご健勝、貴大学の無窮の発展と栄光、そして、敬愛してやまない貴国のさらなる大繁栄を心からお祈り申し上げます。
 謝謝!(中国語で「ありがとうございました」) (大拍手)
2012-01-15 : スピーチ・メッセージ等 :
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