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ロシア連邦・ロシア国立貿易経済大学「名誉博士号」授与式へのメッセージ

ロシア連邦・ロシア国立貿易経済大学「名誉博士号」授与式へのメッセージ
        (2011.11.18 創価大学本部棟)

 200年の伝統を誇る名門「ロシア国立貿易経済大学」から、人文科学の発展への優れた貢献を讃え、創価大学創立者の池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」が贈られた。
 授与式は18日、東京・八王子市の創価大学本部棟で挙行され、来日した同大学のセルゲイ・バブーリン総長、ゲオルギー・レズゴ副総長、国際慈善団体「ブラゴベスト」のセルゲイ・フィル副会長が出席した。
 授章の辞でバブーリン総長は、“池田博士は世界最高峰の哲学で全人類の心に精神の糧を与えている”等と述べた。


バブーリン総長の授賞の辞

最大の尊敬と誇りを込めて青年の精神的指導者に贈る

 尊敬する創価大学の教員の皆様、学生の皆様、ご列席の皆様。
 卓越した仏教思想家で学者、作家、教育者の池田大作博士のことは、皆さんが誰よりもよくご存じと思います。しかし、池田博士は皆様だけの存在ではありません。
 博士の思想は、人類が到達しうる最高峰となっています。さまざまな20世紀のすぐれた人物と池田博士の対談集なしには、現代の文化や哲学や倫理も、20世紀の精神の教訓も語ることはできません。
 ロシア国立貿易経済大学は池田大作博士を高く評価し、尊敬しています。わが大学は、1804年にアレクサンドル1世の承認のもと、創立されたモスクワ商業学校からその歴史が始まります。この200年あまりで、本学はロシアが誇りとする人材を数多く輩出してきました。
 そのうち、2人だけ卒業生の名前を挙げると、たとえば、20世紀の偉大な遺伝学者ニコライ・ヴァヴィロフや、その弟、物理学者でソ連科学アカデミー総裁であったセルゲイ・ヴァヴィロフなどがいます。
 優秀な学生は、優秀な教員によって育てられます。本学では、有名な学者や実務の専門家、教育者が教壇に立っております。
 本学の名誉博士号、名誉教授称号の授与には特別の規定があります。ただ単にすぐれた政治家や学者に名誉学術称号を贈るのではなく、私たちが尊敬し、誇りとできる人物で、ロシアの若い世代が模範とできるような人物にのみ、授与しています。
 そのような観点から、本学が近年、名誉学術称号を贈った人々の中には、たとえば(キューバの)偉大な革命家ですぐれた国家指導者のフィデル・カストロや、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツなどがいます。
 2010年7月1日付の本学教授会決定により、著名な社会活動家で、作家の池田大作SGI会長に、このたび名誉博士号を授与する運びとなりました。これは、哲学の発展への貢献、人間主義と慈悲の思想の確立、そして偉大な教育の業績に対して贈られるものです。
 池田博士の著作は世界の道徳規範となり、思索する人間の心にみずみずしい糧を与えるものであり、博士の著作なくしては20世紀、21世紀を考えることはできません。
 本日、11月18日は創価学会の創立記念日という、意義ある日であると伺いました。このような日に、ロシア国立貿易経済大学の名誉学位記を授与させていただくために、創価大学を訪問できたことで、私どもの喜びは倍加しました。
 これまで、創価学会なかんずく三代会長は身を挺して、日本および世界に人間主義と真の文化、人間愛を広め、民族友好のために多大なご貢献をなしてこられました。
 このことは世界秩序が崩壊の危機にあり、国際社会で無法地帯が広がりつつある今日、特に重要であります。
 私たちは共に努力を結集して、そうした危機を乗り越えていかなくてはなりません。
 創価学会の崇高な活動と弛まぬ努力に感謝いたします。そして、創立記念日を迎えられたことをお祝い申し上げます。
 最後に、池田博士が本学の名誉博士号の受章を快諾してくださったことに感謝いたします。そして、博士は今後も日本のみならず、ロシアの若い世代の精神的指導者であられることを、再確認させていただきたいと思います(大拍手)。

池田SGI会長の謝辞(代読)

「人間の復興」で「希望の時代」を

「創造」こそ人間の特権
11月18日=創価原点の日の栄誉を先師《牧口初代会長》に


プーシキン
友情を握りしめ、今、我は奮い立つ

 一、はじめに、本年3月の東日本大震災に際して、即座に真心あふれるお見舞いを寄せてくださったバブーリン総長のご厚情に、私は改めて、心より御礼を申し上げます。
 震災後、貴国から、直ちに大規模な救助隊を派遣していただいたご恩も決して忘れることはできません。
 私の心には、いつも先生方をはじめ、信義に篤きロシアの皆様方との変わらざる友情が光っております。
 貴国の大詩人プーシキンは謳いました。
 「友情のみを握りしめ
 今、我は奮い立つ
 わが友よ、我は幸福者なり」
 この誇り高き宝の友情を、今、先生方とご一緒に、若き世代へ厳然と譲り託していけることは、私のこのうえない喜びであります。
 一、“創造する人間は、小宇宙なり!”
 これは、バブーリン総長が深く探究してこられた貴国の大哲学者ベルジャーエフの宣言であります。
 私も青春時代から愛読してきた、この哲人は、人間は、「創造的エネルギーを放射してすべてのものに光と力をもたらす任務を帯びたすぐれた存在である」(野口啓祐訳『ベルジャーエフ著作集3』白水社)と明快に論じておりました。
 この「我即宇宙」「宇宙即我」という荘厳なる人間生命から、無窮の創造的エネルギーを引き出して、民衆の幸福のため、社会の繁栄のため、世界の平和のために、リードしていく聖業が、教育ではないでしょうか。
 この教育の真髄を貫かれ、全ロシアに、そして世界に、綺羅星の如く創造的逸材を送り出してこられた「教育と知性の大殿堂」こそ、貴・ロシア国立貿易経済大学なのであります(大拍手)。
 本日、私は、200年の伝統を誇る貴大学より、最高に栄えある「名誉博士号」を賜りました。
 誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

民衆の連帯を
 一、きょう11月18日は、1930年、「価値創造」すなわち「創価」を標榜した、私たち人間主義の平和・文化・教育の民衆運動が創始された記念の日であります。
 そしてまた、創立者の牧口常三郎先生が、日本の軍国主義と対峙して、一歩も退かずに信念の獄死を遂げた日でもあります。
 この創立の魂を脈々と受け継ぐ、勇気ある民衆の連帯は、今や、貴国をはじめ世界192カ国・地域にまで広がりました。
 原点の日に、先生方がお持ちくださった最高に意義深き栄誉を、私は込み上げる感慨をもって、殉教の先師に謹んで捧げさせていただくとともに、偉大なる世界の同志と分かち合わせていただきたいのであります。
 先生方に、重ねて感謝を申し上げます(大拍手)。
 一、かのベルジャーエフは「創造するとき、われわれはそれをさまたげるさまざまな困難を克服しなければならない」(前掲書)とも達観しておりました。
 まさしく、貴・ロシア国立貿易経済大学は、ありとあらゆる困難を克服されながら、崇高なる教育の価値を創造し続けてこられた、世界の模範の名門であります。
 第2次世界大戦中は、疎開先でも、教育の炎を厳として守り抜かれ、15人の卒業生を誇り高く送り出されました。
 さらにソ連邦崩壊後の大動乱においても、巌の如く揺るぎなく、新たな高等経済教育の最先端を雄々しく切り開いてこられたのであります。
 そして現在、バブーリン総長の傑出したリーダーシップのもと、「誠《まこと》」と「利」という明確なるビジョンを掲げ、青年に教育の門戸を大きく開かれ、美事なる大発展を威風も堂々と遂げておられるのであります(大拍手)。
 一、総長は、新しき国家の建設に伴う試練の時代を、あえて「大いなる希望の時代」と呼ばれました。
 そして「この時代には、人間性の復興、民衆の復興、そして国家の復興という大事な目的がある。精神性と文化の復興なくして、経済的な成功もない。それは、相互に関連し合っている」と訴えられたのであります。
 なんと雄渾なる魂であり、なんと透徹した眼《まなこ》でありましょうか。
 まさに一切の復興の根本は、「人間の復興」であります。
 「精神の復興」であり、「心の復興」であります。
 そして、その原動力は「教育」のルネサンスといってよいでありましょう。

青年を育て、人類の境涯を高めよ

ロシア国立経済大学の決議

「個人の才能の開花こそ社会全体の利益となる」

師の構想を実現
 一、貴大学が昨年3月に決議された「ロシア事業家の名誉規範」には提唱されております。
 「人間は最高の価値である」
 「人間の潜在能力と才能が完全に開花した個人は、社会全体に、また経済においては具体的な事業に最大限の利益をもたらす」と。
 私たちは、心から賛同と連帯の拍手を送りたいのであります(大拍手)。
 私の師である戸田城聖先生は、戦時中、2年間の過酷な獄中闘争を勝ち越えて、獄死した先師・牧口先生の構想を実現するために立ち上がりました。
 敗戦後の荒廃し切った日本社会をいかに立て直すか。世間では、さまざまに試行錯誤がなされておりましたが、わが師は思い定めておりました。
 「青年を育てることによって、人類の境涯を高めるのだ」と。
 そして、私たち青年を一人一人、信じ、鍛え、育て上げてくださいました。
 私は、この稀有の師匠に何としても喜んでいただきたい、師の信頼に断じてお応えしてみせるとの一念で、どんな艱難も突破して、何ものも恐れぬ青年の正義のスクラムを拡大してまいりました。その戦いは、今も変わりません。
 ともあれ、すべては、人間をつくり、青年を育てることから始まります。
 本日、お迎え申し上げたフィル先生も、青年を心から慈しみ、育まれる人間指導者であられます。先生の故郷であるシベリアのオムスクで、誠に光栄にも私の名を冠していただいた広大な庭園(「池田大作記念友好庭園」)で、毎年のように創大生を歓待していただいたことも、忘れ得ぬ金の歴史であります(大拍手)。
 厳冬には、マイナス50度にも達する過酷な自然環境にあって、農業アカデミーとも提携して、堅忍不抜の作付けに挑み抜いてこられたフィル先生は、獅子吼されています。
 「ここで成功すれば、シベリアの他の土地でも植えられるようになる」「嫉妬や批判があろうが、それでも私は断じて続ける!」と。
 フィル先生の庭園を訪れた創大生たちも、この不撓不屈の負けじ魂を胸に刻み、それぞれの使命の舞台で存分に活躍してくれております。
 本日の式典には、そのメンバーであり、現在、創価大学でロシア語を教える女性の教員たちが参加してくれております(大拍手)。

未来に輝く太陽
 一、総長は毅然と叫ばれました。
 ──危機の雷雲を突き抜けて、我らが美しき故郷の未来に、「青空」と「燦々と輝く太陽」を断じて見出すのだ、と。
 誉れある貴大学の一員とさせていただいた私も、絶対に信ずる日ロ、そして世界の青年たちと共に、いかなる雷雲も突き抜け、人類の未来を照らしゆく価値創造の太陽を、いよいよ燦然と光り輝かせていくことを、ここに固くお誓い申し上げます。
 一、貴大学の「校章」には、国章と同じく、翼を広げる「双頭の鷲」が描かれております。
 わが魂の母校である貴大学が、「勝利」と「栄光」の両翼を、ますます勇壮に広げ、教育の世紀の天空高く、無限に飛翔されゆくことを心から念願してやみません。
 大切な世界の宝であられるバブーリン総長、レズゴ副総長、フィル先生、そしてご列席の皆様方の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げ、謝辞といたします。
 スパシーバ!(ロシア語で「ありがとうございました!」)(大拍手)
2011-11-19 : スピーチ・メッセージ等 :
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