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中国・集美大学「名誉教授」称号授与式へのメッセージ

中国・集美大学「名誉教授」称号授与式へのメッセージ
          (2011.9.9 創価大学本部棟)

 中国・福建省の名門である集美大学から、創価大学創立者の池田名誉会長に「名誉教授」称号が授与された。日中友好と世界平和、教育事業への卓越した貢献を讃えたもの。授与式は9日、東京・八王子市の創価大学で行われ、蘇文金学長一行が出席。山本創大学長に証書が託された。その際、名誉会長が詠んだ友誼の漢詩が蘇学長に贈られた。

蘇学長の授与の辞

生命尊厳の信念の人生を世界が尊敬

 池田大作先生は、創価学会名誉会長、創価学会インタナショナル会長を務められ、世界的に著名な仏教思想家、哲学者、教育者、社会活動家、そして文学者であられます。
 また、多くの人々に影響を与え続けている仏教指導者であり、平和思想家でもいらっしやいます。
 池田先生と香峯子夫人は、中国と日本の教育と文化、学術交流の発展のために力を尽くしてこられました。
 さらに、世界平和の促進のために、辛労を惜しまず奔走し、人々に広く呼びかけてこられました。
 その献身的な正義の勇気と生命尊厳の信念に基づき、対話による平和建設と、民衆の幸福実現のために行動を続けておられる姿は、中国人民と世界の平和を愛する民衆の尊敬と賞讃を集めています。
 池田先生のお言葉は、いずれも深い意義を含み、極めて大きな影響力を持っています。
 “信用は得がたく、失いやすい”
 “最も美しい人生の道とは、価値創造である”
 “幸福は彼方の山にあるのではなく、人間自身の中にある”
 “険しき峰へと幾多の障害を乗り越え、一歩一歩と登りゆく、戦う人になれ”
 これらの箴言は、本学の創立者である陳嘉庚《ちんかこう》先生が私たちに残してくださった「誠毅《せいき》」の校訓と相通ずるところがあります。
 「誠毅」の「誠」とは、誠実に学問に取り組み、無私の精神で民衆に忠誠を尽くすこと。
 「毅」は、事にあたって、不撓不屈の精神で、努力し、奮闘し続けることです。
 集美大学は、福建省の重点大学の一つです。陳嘉庚先生が1918年に創立された集美師範学校に始まり、93年の歴史を有しています。
 現在、20の学部を擁し、56の修士コースと、工学・農学・経済学・経営学・教育学・理学・文学・法学の8分野を網羅する63の学科があります。大学院生教育・上級職業教育・海外教育・成人教育など、多様な修養形態を包括的に備えております。
 本学には、1500人の専任教員と、2万5000人の学生が在籍しています。
 「嘉庚精神で大学を建設し、誠毅の品格で人を育てる」との建学理念を堅持し、長期にわたる大学運営をしてまいりました。
 特に際立つのは、航海と水産分野における人材育成です。創立以来、20万人を超える卒業生を社会に送り出してきました。
 このたび、集美大学が授与させていただく「名誉教授」称号は、池田先生にとって、世界各地の大学・学術機関からの318番目の名誉学術称号になると伺っております。
 これは、池田先生の思想と実践の、平和・文化・教育の発展に対する多大なご貢献が、世界から高く賞讃され、重視されている証左であります。
 私は、ここにあらためて、池田先生の崇高な人格と卓越した実績に、深い敬意を捧げるものです。そして、本学の名誉教授に就任してくださることに、心から感謝申し上げます。
 私たちは今後、人材育成と学術研究などの分野において、創価大学と共に研鑽を深め、両大学間のさらなる教育交流と協力を推進したい。
 そして、世界の平和と人類の幸福のために、共々に努力を重ねていきたいと願っております。

池田名誉会長の謝辞(代読)

希望の未来の創造へ青年の育成を

貴大学の卒業生
嵐を越えて極地へ航海
今が新たなスタートだ
学ぶとは命に「英知の美」を集めること


謝冰心先生
厦門《アモイ》の人民は偉大
徹して人間性を磨け


 一、大中国の繁栄の門を開く国際都市・厦門《アモイ》市にひときわ輝く、希望の学園都市・集美区より、人間教育の模範の先生方をお迎えすることができました。
 「海上の花園」と讃えられる麗しき天地より、紅葉深まりゆく秋の八王子へお越しいただいた先生方を、私たちは熱烈に歓迎申し上げます(大拍手)。
 一、「集美」──なんと詩情豊かな、なんと気品あふれる名前でしょうか。
 学ぶことは、たゆみなき真理の探究を通じて、若き命に「英知の美を集める」ことであります。
 育むことは、真剣なる人格の切磋琢磨を通し、社会に「人間性の美を集める」ことであります。
 「名は必ず体にいたる徳あり」と説かれる如く、無限の美の光彩を集め、放ちゆかれる最高学府こそ、貴・集美大学であられます。
 本日、私は、何よりも尊き先生方の真心光る「名誉教授」称号を賜りました。これに勝る光栄はございません。
 わが「創価」の二文字にも、「美の価値の創造」という意義が込められています。
 私は、この栄誉を、すべての創価同窓の友と分かち合わせていただきたいと願っております。誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。
 一、貴大学の創立者で、華僑社会の大指導者であられた陳嘉庚先生は、1874年、集美の天地に誕生されました。奇しくも、1871年生まれの創価教育の創始者・牧口常三郎先生とほぼ同時代になります。
 「教育は立国の本《もと》にして、興学(教育事業を興すこと)は、すなわち国民の天職なり」
 この信念のままに、陳先生は、愛する郷土と祖国の発展のために教育で立ち上がられました。
 心血を注いで築いた私財を惜しみなく教育に捧げ、集美の地に、幼稚園や小中学校、貴大学の前身である集美師範学校などを次々と設立していかれたのであります。これが、世界に名高い「集美学村」の1世紀に及ぶ源流であります。

平和を創る力

 一、わが子にもまして学生や児童を慈しむ教育者の大情熱こそ、生命の尊厳を守り抜く熱となり、永遠の平和を創り広げる力となります。
 1923年、あの辛亥革命の大英傑・孫文先生によって、集美学村が「永久和平学村」として宣揚されたことも、忘れ得ぬ歴史であります。
 1937年、残虐な日本軍の侵攻が厦門に忍び寄るなか、集美学村は、愛する故郷を離れ、各地を転々とすることを余儀なくされました。
 しかし、学びの炎は決して消えなかった。
 疎開先の民家等を校舎とし、学校は一度たりとも授業を止めることはなかったのであります。
 その原動力は、どこにあったのか。
 それは、創立者・陳嘉庚先生の「誠毅」の大精神を掲げ、この苦難の時代を理事として奮闘し抜いた弟子・陳村牧《ちんそんぼく》先生の存在でありました。
 師の陳嘉庚先生は、弟子である陳村牧先生に、力強く語っております。
 「尋常ならざる事業を成功させるには、尋常ならざる労苦を味わわねばならない。
 もしも、それ相応の意志の力に欠けるならば、少々不本意であるというだけで、嫌気がさしてしまうであろう。それでは、どうして事を達成することなど出来得ようか」と。
 創立者は、いつの日か、集美学村の学舎《まびや》を統合し「集美大学」に大発展させることを夢見ておられました。愛弟子は、65年もの長きにわたって誠実に毅然と死力を尽くし、その構想を完璧に実現したのであります。壮絶なる師弟の闘争に、私は感涙しました。
 偉大な師弟の魂を脈々と受け継がれて、貴大学は、今まさに揺るぎない“永久和平大学”として、堂々とそびえ立っておられるのであります(大拍手)。

中日友好の橋
 一、わが創価大学も、「人類の平和を守るフォートレス(要塞)」たらんと決意しております。
 それは、戦時中の1944年11月18日、時の軍部政府に断固と対峙して獄死した、牧口先生の悲願だからであります。
 創価大学は、この平和の殉教者・牧口先生の生誕100周年の1971年に開学しました。
 それは、中国と日本の国交正常化の1年前でもありました。
 その意味において、文化の大恩ある貴国との平和友好は、わが創大の建学の魂と一体不二なのであります(大拍手)。
 一、私が妻とともに深き交友を結ばせていただいた、福建省出身の大作家・謝冰心《しゃひょうしん》先生は感嘆を込めて記されました。
 「厦門の建設は偉大であり、厦門の人民は勇敢です」
 「厦門の人民は、この地で絶え間なく奇跡を創造しています」と──。
 最も偉大な建設とは、青年の育成に他なりません。
 それは、地道でありながら、未完成の青年の学才を開花させ、希望の未来を価値創造する、奇跡の偉業だからであります。
 「感謝」と「責任」そして「確信」をモットーとして、人材育成の至高のリーダーシップを、絶え間なく、勇敢に発揮されてきた大教育者こそ、ここにお迎えした蘇文金学長であられます(大拍手)。
 一、学長は、新入生を心から励まされて、こう呼びかけられました。
 「勉学に勤《いそ》しみ、考える事を得意とし、勇気をもって探求し給え! 新しいものの創造に鋭敏に、知識欲と好奇心をわき立たせ給え! そして知識の土台を盤石に固めつつ、創造力を高め、不断に真理を認識し獲得し給え!」
 先日、わが創大でも、新入生と保護者の集いが盛大に行われました。
 保護者の皆様方の願いを託しつつ、私は、この学長の激励を、そのまま新入生の皆さんにお伝えしたいのであります。
 一、貴大学の卒業生で、現代中国の科学技術界をリードされる袁紹宏《えんしょうこう》先生は、極地観測船「雪竜号《せつりゅうごう》」の船長として活躍されました。
 「わが事業の起点は集美にあり」と定めた袁船長は、航路の途上、命に及ぶ嵐に襲われても、厳然と仲間を励ましながら、幾多の歴史的な航海を成し遂げていきました。
 そして、その闘争は、北極と南極の両方に、母校の校旗を高々と翻したのです。
 「すべては、ゼロから始まる」「毎回が新たな始まりなのだ」──この袁先生の信条は貴大学の魂でもありましょう。
 そして、わが創大の精神とも一致すると申し上げたいのであります(大拍手)。

学生のために
 一、私の恩師・戸田城聖先生も尊敬してやまなかったアメリカの教育哲学者ジョン・デューイ博士は、貴大学のキャンパスで語られました。
 「どんな最良の方法を用いれば、学生たちに最大の利益を得せしめる事ができるのか。この事を常に案出してくださるよう、切に願ってやみません」と。
 「学生のために、何かできるのか」──これを常に自身に問い続け、行動し続けることが、教育に携わる者の最高に名誉ある使命でありましょう。
 薫りも高き貴大学の校歌には──
 「人を育てるには百年を要す。
 美しき哉、教澤《きょうたく》(教育の恩恵)の長きこと。
 『誠毅』の二字を心に秘めることを、皆、忘るることなかれ。
 皆、忘るることなかれ!」と謳われております。
 本日、貴大学の栄えある一員とさせていただいた私は、万代の中日友好のため、永遠の人類の幸福のために、一段と人材の陣列を世界中に広げていくことをお誓い申し上げます(大拍手)。
 一、結びに、貴大学のますますのご発展を心から念願するとともに、貴大学の諸先生方のご健勝を深くお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 本日は、誠に誠にありがとうございました。謝謝!(大拍手)

名誉会長が漢詩を贈る

誠信剛毅集一身
美哉百年樹新人
文化立国先教育
金光普照楽歓騰

<大意>
集美大学は
 「誠毅」を校訓としている。
この百年
 誠実さと毅《つよ》き意志力という品格をもって
 新たな人材を育成してこられたのは
 じつに素晴らしいことである。
文化立国とは
 まずは教育の推進から始められる。
それを実現しゆく社会は
 必ずや普く平和の光に照らされ
 万民が歓喜に沸くでありましょう。

※文中に、大学名の「集美」、校訓の「誠毅」、蘇学長の名前「文金」が織り込まれている。
2011-11-13 : スピーチ・メッセージ等 :
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