スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

イギリス・バッキンガム大学「名誉文学博士号」授与式への謝辞

イギリス・バッキンガム大学「名誉文学博士号」授与式への謝辞          
        (2011.10.25 創価大学本部棟)

 イギリスの名門大学であるバッキンガム大学から、創価大学創立者の池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉文学博士号」が贈られた。
 これは人間主義の教育を促進し、世界平和を推進した功績を讃えたもの。授与式は25日、東京・八王子市の創価大学本部棟で行われ、テレンス・キーリー副総長(学長)、リチャード・ラングホーン教授、ピーター・ソログッド元バッキンガム州長官夫妻、ジェリー・ロフタス英語学科長、アン・マツオカ行事運営・同窓会課長、カズヒロ・トビサワ国際関係室長らが出席。SGI会長の子息である池田博正氏に学位記が託された。
 また、バッキンガム大学総長のサイモン・タンロー卿から祝福のメッセージが寄せられた。


タンロー卿(総長)のメッセージ

人類の精神的進化を目指す池田博士
「青年の成長こそ最大の喜び」と


 池田大作博士の平和・文化・教育へのご貢献を讃えて、世界の高等教育機関から実に多くの名誉博士号、名誉教授の称号、そして国連平和賞が既に授与されていることは、よく存じ上げております。
 この50年、池田博士は、政治、教育、学術、科学、平和活動、経済界、芸術など、多岐にわたる分野の要人と、出会いを刻んでこられました。
 その中には、私どもの名誉総長であるサッチャー元英首相(女男爵)もいらっしゃいます。
 著作も数多く、教育におけるご功績も多大でいらっしゃいます。
 1981年には、世界芸術文化アカデミーから「桂冠詩人」の称号を、95年には世界詩歌協会から「世界桂冠詩人」賞を、同協会からは2007年に「世界民衆詩人」の称号も贈られています。
 池田博士はその幅広いご活動の中でも、リベラルで人間主義を基調とした教育の促進を「人生最後の事業」と述べてこられました。
 そしてこのことは、池田博士が常に青年を励まし、青年の成長を最大の喜びとされていることからも、明らかであります。
 池田博士の大学講演を収めた『21世紀文明と大乗仏教』にも書かれておりましたが、この不安定な時代にあって、人間主義という真の到達点を目指し、さらなる進化を遂げるための運動が必要不可欠です。
 おそらく、インドの哲学者で政治活動家であるオーロビンド・ゴーシュの著作を学ばれた折に既にお気づきになっていることかと思いますが、彼も池田博士と同様に、そのような運動を自ら展開していました。
 オーロビンドの著書『人間のサイクル』において、このように書かれていることを、池田博士は想起されるかもしれません。
 ──精神の時代の到来の前には、もはや通常の知識上や、生命維持の側面や、物質的な切り口での人間の存在に飽き足らない者の数が増えるに違いない。
 だが、より大きな進化が人類の真の目標であることに気づき、自分たちでそれを実行し、他の者を導くという試みを行って、それが人類の目標として認められるようにしなければならないのだ──
 池田博士は実に素晴らしい人物であります。それゆえに、教育を通し、世界平和に多大なご貢献をなされた池田博士にこの名誉学位を授与できますことは、バッキンガム大学総長である私にとりまして格別な喜びであります。
 この誠に池田博士にふさわしい名誉学位の授与にあたり、心からの祝意を申し述べさせていただきますとともに、池田博士のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

キーリー副総長の授与の辞

創価大学に脈打つ「学生第一」の信念
教育で「より良き世界」を


 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」(池田大作博士執筆の小説『人間革命』の「はじめに」より)
 この一節は、今日までの50年にわたる池田大作博士の人生、ご功績、哲学をもっとも明快にあらわすものであり、これらによって、世界がより良き場所として次代に継承されることを切に願っております。

文化の保護と平和のために
 池田大作博士は、高度な文化の保護と、教育の推進のため、高等教育・研究機関、世界的美術館、音楽協会(芸術を通して文化間の交流を促進する)を設立され、またさらに、ご自身の執筆活動を通し、世界平和のための精力的なご行動を重ねてこられました。
 そして、ハーバード大学をはじめ、世界第一級の学術機関において、ヒューマニズム、平和、哲学、文化、文学、教育、芸術についての数多くの講演をされております。

世界との対話
 また池田博士は、世界平和のため、世界的指導者や為政者と活発な対話を進めてこられました。
 バッキンガム大学の定礎式で石を据え付け、後にバッキンガム大学総長を務められ、現在、本大学の名誉総長であられるサッチャー女史もその一人です。

両大学に共通の私学教育の理念
 バッキンガム大学と創価大学は、独立した私学教育の理念と、学生が自ら選択した道において活躍しゆく、優秀な人材を育成する重要性について、共通の価値観をもっています。
 池田博士は1971年に創価大学を創立されました。博士は、人間主義に基づいた、学生第一の教育こそ、生命尊厳の平和な社会構築の基盤であるとの信念のもと、創価一貫教育を創立されました。
 創価一貫教育は、幼稚園から大学院までを擁し、日本、マレーシア、シンガポール、香港、韓国の幼稚園、ブラジルでは幼稚園、小学校、中学校、さらには、日本の東京・関西の男女共学の小学校、中学校、高校と、創価大学、創価女子短期大学、そしてアメリカ創価大学の陣容となっています。

2大学の学位の取得制度を開始
 2010年より、バッキンガム大学の「文学と文化を通して学ぶ英語」(EFL)の夏期コースに創大生の皆様が参加をされており、またさらに、大変にうれしいことに、来年度よりバッキンガム大学と創価大学は「デュアル・ディグリーコース」(2大学の学士号を取得できる制度)を開始いたします。
 本日、本学を代表して出席しております、英語の夏期コースの責任者であるジェリー・ロフタス氏、リチャード・ラングホーン教授(グローバル・スタディーズ研究センター所長)、ピーター・ソログッドご夫妻(大学の校友)、アン・マツオカ氏(行事運営・同窓会課長)、カズヒロ・トビサワ氏(国際関係室長)を代表し、「デュアル・ディグリーコース」の締結、ならびに、池田博士がバッキンガム大学の一員となられることを祝賀する本日の式典の準備に携わってくださった全ての創価大学関係者の方々に御礼申し上げます。

佳節を喜び合う
 本年、バッキンガム大学は創立35周年の佳節を迎えました。
 池田博士にとりましても2011年は、(1961年10月の)ヨーロッパとイギリスへの初訪問より50周年、創価大学の創立40周年、アメリカ創価大学の開学10周年を迎える佳節となります。
 本日、池田博士を顕彰させていただくことは、他でもないバッキンガム大学にとっての栄誉でもあります。
 なぜなら、世界的な偉人であられる池田博士に本学の名誉学位記をお受けいただくことは、教育を通して世界をより良き場所にしていく、との博士と本学が共有する取り組みを、池田博士に認めていただくことを意味するからであります(大拍手)。

SGI会長の謝辞(代読)

未来へ! 不屈の世界市民の連帯を

英国随一の私大・バッキンガム大学のモットー
自らの翼で羽ばたけ
青年は知性と人格を鍛えよ


 一、「自らの翼で羽ばたけ」──。
 これは、貴バッキンガム大学が掲げておられる、深く強く、美しいモットーであります。教育の根幹の魂が、何と雄渾に、そして何と詩的に表現されていることでありましょうか。
 わが創価大学も、校章に、世界の大空へ羽ばたく鳳凰の翼をデザインしております。
 教育とは、青年が「知性」と「人格」の翼を鍛え、いかなる烈風にも怯まず、善なる使命の飛翔を堂々と果たしゆく推進力でありましょう。
 その伝統豊かにして、しかも最先端の人材育成のモデルを、人類に力強く示されている英知の大城こそ、貴バッキンガム大学であります(大拍手)。
 貴大学からの何よりも意義深き名誉文学博士の学位を、私は最大の誇りと責任を噛みしめつつ、謹んで拝受させていただきます。
 誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

大学建設の闘争
 一、新しい大学を建設することは、新しい未来を創造することであります。
 ゆえに、反動の圧迫も当然ある。開拓の試練も待ち構えています。
 貴大学の創立に尽力なされた、サッチャー元首相の述懐が思い起こされます。
 すなわち「バッキンガム大学の先駆者たちは、自由に伴う責任を恐れませんでした。そして、その姿を通して、我々に真のリーダー・シップの模範を示してくれました。
 信念に基づいて行動計画を立て、揺るがぬ決意をもって、その構想を実現するまで、堅実な前進を続けたのです」と──。
 まさしく貴大学は、総長のタンロー卿、キーリー副総長をはじめとする方々の、断固たる勇気と信念のリーダーシップによって、英国随一の私立大学として、先駆と革新の歴史を切り開いてこられました。
 私たちは、満腔の敬意を表し、讃嘆申し上げたい(大拍手)。
 一、なかんずく、私たちが深く学んでいきたいことは、貴大学が、英国の学生満足度の調査において6年連続で第1位に輝いておられることに象徴されるように、「学生第一」の教育の伝統を築き上げてこられた点であります。
 「オックスブリッジ方式」と呼ばれる、少人数による指導方法など、一人一人の個性を尊重し、その学才を最大限に開花させゆく薫陶は、各界に光り輝く逸材を送り出してきました。
 キーリー副総長が、毎週、率先して、愛する学生たちの中に飛び込んで、社会の喫緊の課題について活発な討論を交わし、共に学び合われていることも、自由と進取の気性に富んだ校風を雄弁に物語っております。

啓発と学びの場
 一、「大学とは、“啓発”と“自由”と“学び”の場であらねばならない」と論じたのは、バッキンガム州にゆかりのディズレーリ宰相でありました。多くの先人たちが思い描いた理想の学舎《まなびや》が、貴大学に実現されているのであります。
 これは、貴大学で充実した黄金の研修を受けさせていただいた、わが創価大学生たちも、異口同音に感嘆しているところであります。
 私は、教育の世界でお受けする栄誉は、自らの大恩ある師匠に捧げる感謝の宝冠であるとともに、後継の世代へ託しゆく希望の松明であると思い定めてきた一人であります。
 創価教育の創始者である牧口常三郎先生と戸田城聖先生の師弟は、第2次世界大戦中、日本の狂った軍国主義と命を賭して戦い抜きました。
 国家権力の魔性によって、教育という聖業が踏みにじられる時、どれほどの悲劇が引き起こされるか。それを痛切に知悉するがゆえに、両先生は、いわゆる官立ではなくして私立、すなわち絶対の生命尊厳の思想に立脚した民衆立の大学の誕生を悲願としたのであります。
 一、今回、光栄にも、バッキンガムの繁栄に尽くされてきた大指導者であり、深き人間愛の社会実業家であられるソログッド元州長官ご夫妻もお迎え申し上げることができました。
 長官のご両親は、1942年のシンガポール陥落の際、日本軍によってチャンギ収容所に抑留され、大変なご苦労をされたことを、私は紅涙したたる思いで伺いました。
 わが創価大学は、残酷な戦争の歴史に断じて逆行させないとの烈々たる誓いを込めて、創立された「平和のフォートレス(要塞)」であります。
 貴大学の先生方から寄せていただいた信頼と友誼にお応えする意味からも、いやまして人類の共生と共栄のために、貢献してまいる決心であります(大拍手)。

「民衆立」の誇り胸に

州の紋章
我々は決して後退しない

「教育こそが人類連帯の源」
 一、教育こそ「人類の連帯性の意識と、国際協力の重要性についての感覚を生み出す」(鈴木祥蔵訳『世界教育学選集8 教育と社会体制』明治図書)ものであり、「新しい世界を開く鍵である」(安藤貞雄訳『教育諭』岩波文庫)──これは、偉大な哲学者であり、平和の闘士であったバートランド・ラッセル卿の洞察であります。
 このたび、貴大学と創価大学の間に、新たな学術交流および、「デュアル・ディグリーコース」(留学を通じて、2大学の学士号の取得が可能な制度)の協定が結ばれたことを、創立者として、何にもましてうれしく思い、感謝しております。
 きょうは、貴国をはじめ世界からお迎えしている留学生の代表も出席してくれております。
 貴大学の先生方、また英才たちと心を通わせながら、何ものにも崩れぬ世界市民の平和と文化と教育の連帯が、さらに強靭に広がりゆくことを、私は心から念願してやみません。
 一、バッキンガム州の象徴は、美しき白鳥であると伺いました。私も、テムズ川のほとりに優雅に舞う白鳥を見つめながら、青年たちと未来を展望したことが、懐かしく思い出されます。わが創価女子短大のシンボルも、白鳥であります。
 仏典には、白鳥が舞い来ったことは、リーダーが無限の活力と智慧を発揮して、社会を蘇生させゆく瑞相であると説かれております。
 今年、晴れの創立35周年を飾られた貴大学のいよいよの羽ばたきは、世界の希望と輝きわたることでありましょう。

新たな決意で

 一、バッキンガム州の紋章には「我々は決して後退しない」とのラテン語が刻まれております。
 本日よりは、私も名誉ある貴大学の一員として、世界の青年と共に、一歩も退くことなく、「教育の勝利の世紀」へ向かい、新たな決意で前進しゆくことを、固くお誓い申し上げます。
 貴バッキンガム大学の永遠の栄光、そして、ご出席くださった諸先生方、また学生の皆様方の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます(大拍手)。
2011-10-26 : スピーチ・メッセージ等 :
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

fmiokun

Author:fmiokun
FC2ブログへようこそ!

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。