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随筆 我らの勝利の大道 No.53

随筆 我らの勝利の大道 No.53
             (2011.7.27付)
未来部・躍進の夏

育ちゆけ 天まで高く! 王子王女よ


若き生命に創価家族の励ましを
明日へ! 全員が希望の太陽と輝け


 育ちゆけ
  天まで高く
   若竹は
  正義の国の
    王子王女と

 若さとは無限の可能性である。若き心で進むのだ。若き人材を伸ばすのだ。
 後継の宝を励まし、育成する、未来部の「躍進月間」が開幕した。
 壮年・婦人の未来部育成部長、男女青年部の21世紀使命会、学生部の進学推進の担当者と共に、大成功させていただきたい。
        ◇
 未来! それは、法華経の最重要のテーマである。
 釈迦仏や多宝仏、さらに十方分身の仏が、法華経の会座に集われたのは、一体、何のためであったか?
 ひとえに、未来の仏子たちの成仏のためである。
 「開目抄」には、こう記されている。
 「この三仏(釈迦・多宝・十方分身の仏)が未来に法華経を弘めて、未来の仏子たる一切衆生に与えようとする心の中を推しはかると、大きな苦しみにあっている一人子《ひとりご》を見て、救おうとする父母の心よりも、はるかに強いことがうかがえる」(御書236㌻、通解)と。
 何としても、未来に生きゆく友に大仏法を伝え、一人ももれなく幸福に──。これが、法華経に脈打つ仏の心である。その烈々たる一念に連なって祈り抜き、億劫の辛労を尽くしてきたのが、わが学会の未来部育成であるといってよい。
 「あの子を広布の大人材に育てずにおくものか!」
 「この子も創価の庭で大成長させてみせる!」
 見返りなど何も求めない。ただ、ひたぶるに友の偉大な使命と栄光の人生を願い、励ましを贈る。
 ここに法華経の魂の真髄がある。だからこそ、若き地涌の菩薩が澎湃と呼び出され、躍り出てくるのだ。
        ◇
 この7月17日、宮城県の塩釜文化会館で行われた未来部総会の席上、大歓声が沸き起こった。
 南米アルゼンチンのサッカー協会から「被災地の若き友の励みになれば」と届けられた、白と空色のユニホームなどが、未来部の友に授与されたのである。
 これは、社会で信頼を広げるアルゼンチンSGI(創価学会インタナショナル)の青年部が、協会の方々から託していただいたものだ。深く感謝に堪えない。
 アルゼンチンでも、この7月末、華陽の姉妹が各地で颯爽と大勝利大会を行う。その先頭に立つ女子部長は、名門ブエノスアイレス大学で教壇に立つ、最優秀の教育者である。
 18年前、私がアルゼンチンを初訪問した折には、鼓笛隊の一員として迎えてくれたことも、懐かしい。
 未来部の時に受けた励ましを原点として、今、多くの友が世界のいずこでも、誓いの青春を走り抜いてくれている。
        ◇
 全世界
  広宣流布を
   成し遂げる
  指導者つくらむ
   使命の会かな

 名作『木を植えた人』の末尾に、フランスの作家ジャン・ジオノは記した。
 「人間に与えられている力は大したものだ。しかしその力は、つねに魂を高貴に保ち、ひたすら無私に与えつづける寛い心をもちつづけて、初めて完全に発揮されるものである」
 地道な努力が、すぐに実を結ぶこともあれば、そうでない時もある。壮大であるがゆえに、わが身一代で成し遂げられぬ夢もある。
 だが私たちは、30年、50年先の広宣流布の大勝利を確信して、「今」を力強く戦うことができる。
 なぜか──。
 私たちには、後継の未来部がいるからだ。人間主義の平和の世界の大建設を受け継いでくれる、君たちがいるからだ。
 それは、昭和44年(1969年)の夏8月。
 躍進しゆく学会に、「悪口罵詈」「猶多怨嫉・況滅度後」の難が競い起こらんとする時であった。
 私自身、「弥はげむべし・はげむべし」(御書1194㌻)との御文を胸に、夏季講習会に臨み、一夏で10万人に及ぶリーダーの育成に死力を尽くしていた。
 その渦中、第2回の高等部総会に集った俊英たちに、私は「西暦2000年に、もう一度、集おう」と呼びかけた。
 これから社会に雄飛し、人生の荒波に挑んでゆく鳳雛たちに、眼前の毀誉褒貶を越えて、目指すべき指標を贈りたかったのである。宿縁深き一人ひとりの成長と勝利の軌跡を一生涯、厳然と祈り、見守り続けることを、私は固く決心した。
 この「2000年会」の友とは31年後の約束の年、再び集い合った。
 学会のリーダーはもちろん、医師、教育者、弁護士、会計士、税理士など、広布と社会の各分野で活躍する21世紀の大切な指導者に育ってくれていた。
 学会は勝った! 私は心から嬉しかった。
 そこには、「2000年会」のメンバーのお子さんの世代にあたる未来部の代表も参加していた。
 次なる大目標である学会創立100周年の2030年へ、共々に勇躍の出発をした彼らは、今、青年学会を築く学生部、男女青年部の年代である。

「2030年」には

 「友よ、兄弟よ、私の心は諸君に対する無限の信頼に高鳴っている」
 スイスの大教育者ペスタロッチは、自らが創立した学園の生徒たちに語った。
 愛する未来部よ!
 わが宝の生命よ!
 栄光の創立100周年の誇り高き主役は、まぎれもなく君たちである。
 2030年のその時──今の未来部の友は、それぞれ、何歳になっているだろうか。
 少年少女部の君たちは、25歳から31歳の立派な若人に成長している。その年代は、私が、恩師・戸田城聖先生の分身となって一心不乱に全国を駆け、勝利勝利の旗を打ち立てていった、誉れの青春時代と重なっている。
 さらに、現在の中等部の君たちは、恩師の後を継いだ私が、世界に飛翔し、平和の大闘争を開始した年齢を迎える。
 そして、高等部の君たちは、まさに社会の中核の「正義の走者」として舞い踊っていると信ずる。
 思えば、永遠不滅の創価の大城を築きゆくため、私が未来部を結成したのは、36歳の時であった。
 わが未来部の君たちが、その年代になった時、どれほど遠大な未来の扉を開いてくれるであろうか。そこから創立200周年(2130年)への晴れやかな大行進が始まるに違いない。
 戸田先生は、悠然と語られていた。
 「百年後、二百年後のために、今、戦うのだ。二百年先には、創価の道の正しさを歴史が証明する。後世の人類が必ず証明するよ」

青春は「鍛え」の時

 日蓮大聖人は仰せになられた。
 「鍛えられていない鉄は燃えさかる火に入れれば、すぐに溶けてしまう。それは氷を湯に入れたようなものである。剣などは大火に入れてもしばらくは溶けない。これは鍛えられているからである」(同1169㌻、通解)
 青春時代は鍛えの時だ。ゆえに、今は大いに悩み、進んで苦労するのだ。それで、友の悩みが分かる人になる。もがき、努力した分だけ、周りを包み込む大きな心の持ち主になれる。
 青春ゆえの葛藤もあるだろう。言い尽くせない悲しみや悔しさを、経験しなければならない時もある。だが、それは必ず、勇気と希望の虹となって、君たちの人生を鮮烈に彩るのだ。
 私の10代は、戦争によって踏みにじられた。4人の兄は徴兵され、長兄は戦死した。母が震え悲しむ姿は、今もって心に焼きついて離れない。
 だから、私は平和の若獅子となって立った。仏法に出逢い、世界一の師に導かれ、最高に強き正義の人生の生き方を知った。
 この無上の生命の大道のすべてを、私は後継の未来部に伝え残したい。
        ◇
 君たちの
  勉学 見つめむ
     富士の山

 大聖人は「幼少の時より学文《がくもん》に心をかけし」(同1292㌻)と記されている。
 わが未来部の友に、「学びの道」を広々と示してくださっている御聖訓でもあると、私は拝してきた。
 人間が人間として、真に人間らしく、善の生命を開花し、尊き使命を果たしゆく推進力は、「学ぶ」ことである。
 ゆえに、君よ! 自身の勝利のため、民衆の幸福のため、世界の平和のため、徹して学ぶのだ。苦しい時ほど、前を向き、不屈の負けじ魂を燃えあがらせて、学びに学ぶのだ。
 若くして働き始めた先師・牧口常三郎先生も、わずかな時間を見つけて本を開いた。周囲からは「勉強給仕」と呼ばれた。
 「学ばずは卑し」「学は光なり」との信念は、軍国主義と戦い獄死されるまで、一貫して変わらなかった。これが、私たちの創立の父である。
 後に続く未来部の友は、断じて「勉学第一」の挑戦王であってもらいたい。

夜は必ず明ける!

 私が深く交流を結ぶ、イタリアの名門パレルモ大学は、地中海の最大の島シチリア島にある。
 1908年、シチリア島は大地震に襲われた。7歳の時に、その惨禍に直面した少年がいる。しかも彼は、震災直後、壊滅的な被害を受けた都市メッシーナに、父親の仕事の関係で、同じ島内から移り住む。
 大きな苦難の淵から、懸命に復興へ立ち上がるメッシーナの人びとのなかで、少年は、一生涯の友情を結び、英知を磨き抜きながら、自らの使命に目覚めていったという。
 そして少年は、20世紀イタリアを代表する世界的な詩人へ成長したのだ。
 「わたしは唱う 民衆の歌を」と──。
 故郷の島の大震災から半世紀を経た1959年、ノーベル文学賞に輝いたクアジーモドである。
 この人間主義の大詩人が大切に抱きしめていた言葉がある。
 それは、「どんなに長い夜も必ず明ける」という劇作家シェークスピアの含蓄深い一節であった。
 わが未来部の友よ!
 君たちこそ、一家にあっても、地域社会にあっても、世界にあっても、希望と輝く太陽である。
 どんな深い暗闇に覆われても、君たちの笑顔があれば、一切は明るく変わる。
 愛する君たちよ!
 題目を朗々と唱えながら、わが生命の勇気と勝利の太陽を、赫々と昇らせてくれ給え!

 使命ある
  尊き君の
    人生は
  希望に あふれて
     不滅なるかな

 ジオノは『木を植えた人』原みち子訳(こぐま社)。ペスタロッチは『ペスタロッチ全集3』所収「学園講演集」四本忠俊訳(玉川大学出版部)=現代表記に改めた。クアジーモドは『クァジーモド全詩集』河島英昭訳(筑摩書房)。シェークスピア『マクベス』からの箴言も同書の訳文によった。他に『クワジーモド詩集』井手正隆訳(思潮社)参照。
2011-07-27 : 随筆 我らの勝利の大道 :
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