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「創価学会後継者の日」35周年記念勤行会へのメッセージ

「創価学会後継者の日」35周年記念勤行会へのメッセージ    
                   (2011.5.5 聖教新聞社・言論会館)

 5・5「創価学会後継者の日」35周年を記念する勤行会が5日、信濃町の本社・言論会館で開催され、首都圏の高等部・中等部・少年少女部の代表が参加した。
 これには、池田大作名誉会長がメッセージを贈り、「皆さんが学んだ分だけ、努力した分だけ、未来の地球を明るく正しく平和に照らしていける」と呼びかけた。



試練を越えてこそ人間は偉大に
平和と幸福の英雄たれ


 「後継者の日」は、創価学会にとって、5月3日と並んで一番大事な記念の日です。
 わが後継者である皆さんによって、広宣流布の未来の一切が決まるからです。
 私も、すべてを見守っております。ご父母の皆様方も、本当にありがとうございます。21世紀使命会のリーダーの尊き献身にも、心から感謝します。
 皆さんは、5月の青空を悠々と泳ぐ「鯉のぼり」の由来を知っていますか?
 それは、中国の竜門という激しい滝を登り切った魚は竜になるという伝説です。
 人間も厳しい試練を耐え抜いてこそ、偉大になれるという譬えなのです。
 日蓮大聖人は、この譬えを若き南条時光に示されました。そして、どんなに苦しいことがあっても、正しい信仰を貫き通すように励まされたのです。
 大聖人は時光に、「願くは我が弟子等・大願ををこせ」(御書1561㌻)と仰せであります。
 青年として、人間として、人生を賭けて悔いのない最も崇高な大願とは、いったい何か?
 それは世界の平和と人類の幸福を目指す「広宣流布」です。
 これこそが、皆さんのお父さんやお母さんたちが、私と一緒に、苦難を乗り越えて戦い抜いてくださっている正義の中の正義の大事業なのであります。
 今、世界の心ある知性から、その意義が深く讃えられております。
 有名な大英雄ナポレオンの子孫であるフランスのナポレオン公も、私に語っておられました。
 もし21世紀にナポレオンが出現したとすれば、女性や子どもたち、また苦労している庶民たちのために、世界的な連帯を築いて行動したに違いない。
 そして、その「21世紀のナポレオン」の前進は、まさしく創価の師弟の姿と重なり合う──と。
 皆さん方は、全員が新たな人類史の大英雄と輝く創価の後継者であります。
 この誉れも高く、堂々と胸を張って前進また前進をしていってください。
 ナポレオンも若き日、深い闇の時代のなかで、自分が太陽になると決めた。そして徹底して学び、本を読み、英知を磨いていったのです。
 皆さんも、今は勉学第一で、大いに力をつけていってください。皆さんが学んだ分だけ、努力した分だけ、未来の地球を明るく正しく平和に照らしていけるからです。
 終わりに、わが師・戸田先生も大好きであった、東北の大詩人・土井晩翠の言葉を、愛する皆さんに贈り、私のメッセージといたします。
 「日々向上の道すすめ のぞみの光ほがらかに」(『晩翠先生校歌集』)
 親孝行の道も、ここにあります。
 私は、いかなる時も、愛する君たちの健康と幸福と勝利を祈り抜いていきます。
 未来部、万歳! 君たち、万歳!
2011-05-09 : スピーチ・メッセージ等 :
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