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台湾 高雄大学「名誉教授」称号授与式

台湾 高雄大学「名誉教授」称号授与式
         (2010.7.29 創価大学本部棟)

 台湾の高雄大学から、創価大学創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に同大学初の「名誉教授」称号が授与された。SGI会長の文化・教育への貢献を讃えるもの。授与式は29日、東京・八王子市の創大本部棟で行われ、黄英忠学長から山本創大学長に証書が託された。SGI会長の漢詩が黄学長に贈られた。

黄英忠《こうえいちゅう》学長の授与の辞

人類が直面する諸問題の解決へ世界の識者と対談

 本日は、池田大作先生の世界平和、文化および教育へのご貢献を顕彰し、本学の「名誉教授」称号を授与するため、高雄大学を代表し、訪問させていただきました。
 高雄大学は、2000年に建学された、高雄市民が長きにわたり待望していた「高雄」の名を冠した大学であります。
 高雄市北部の楠梓《なんし》区──高雄の未来の発展を担う要衝の地にあります。
 時代の趨勢に沿った教育カリキュラムを組み、台湾の高等教育および研究の発展に資するのみならず、科学技術に通じた人材と尚文《しょうぶん》(文化を尊ぶ)の精神にあふれた学生を輩出してきた、21世紀の高雄の発展を牽引する大学であります。
 本学の敷地面積は約82㌶に及び、キャンパスは非常に開放的であり、一見すると植物園や森林と見まがうような、緑にあふれた大学であります。
 また、ウオーターフロント(水辺地区)を設け、生態環境にも配慮しています。
 台湾の大学で初めて「タロワール宣言」(環境の持続性に取り組むアクションプラン)に署名した大学であります。
 本学は、国際的な規格に沿ったキャンパスの発展を推し進めています。昨年、台湾教育部が認定した13の環境大学のうちの一つであることからも分かるように、正真正銘の環境大学であります(大拍手)。
 本学は、開学から10年間で五つの学部を開設し、学生人数は5600人にのぼります。活力にあふれた高等教育機関であります。
 池田先生は、現代日本の思想家、教育者であり、平和を愛し、生命を尊重し、世界平和および文化、教育に貢献してこられました。
 また、遠くを見通す眼力と開かれた心で、50数カ国を歴訪され、各国の指導者をはじめ多くの識者や文化人との対話を通し、人類が直面しているさまざまな問題の解決の方途を示してこられました。
 さらに、「生命の絶対的尊厳の哲学」「異なる文化の尊重」「民衆のために、民衆と同苦をすること」などの信念を、人類の共存共栄の礎としてこられました。
 そして、この精神を宣揚し、社会と人類のために貢献することが大学の使命であると訴えておられます。
 池田先生は、“自然との対話”写真展を通じて、生命の美と尊厳を表現し、人々に生命の脈動と永遠性を呼びかけてこられました。
 私はここで、生命を愛し、文化と教育にたゆまぬ貢献をしてこられた池田先生に、この上ない喜びと尊敬の念をもって、本学の「名誉教授」称号を授与させていただきたいと存じます(大拍手)。
 結びに、池田先生のご健康と、ご列席の皆様方のご健勝をお祈り申し上げます。
 本日は、誠にありがとうございました(大拍手)。

池田名誉会長の謝辞(代読)

勇気と負けじ魂を燃やせ
永遠に新しき創造を
孫文先生
わが志の向かうところ敵なし


 一、本日、私は、光輝満つる貴・高雄大学の名誉教授の称号を賜りました。
 貴大学の躍動する校章には、「湧き立つ浪のごとき行動力で、夢と理想を実現し、智慧の種子を伝承して、希望の苗を育む」との高き志が象徴されております。
 この志の旗を、わが胸にも高々と掲げつ
つ、私は、栄えある貴大学の一員とさせていただきます。
 誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

「10年が勝負だ」
 一、西暦2000年、貴大学は、躍進しゆく台湾の誇る港湾都市・高雄市に創立され、威風も堂々と、人類の知性の大交流時代の大海原へ船出されました。
 わがアメリカ創価大学の創立は翌年の2001年。貴大学と共々に、「教育の世紀」の新たな人材の航路を切り開かんとする希望に燃えております。
 私の人生の師である大教育者の戸田城聖先生は、よく「まず最初の10年が勝負だ」と言われました。
 建学から10年の貴大学が、人的資源管理の大家でもあられる黄英忠学長のリーダーシップのもと、時代の荒波を断固として勝ち越え、どれほど力強い大発展を遂げられたか。
 昨年には、アメリカで博士号を取得された1期生が勇んで母校に舞い戻り、教壇に立たれているともうかがいました。
 貴大学の勝利と栄光の創立10周年を、私たちは心から祝福し、讃嘆申し上げたいのであります(大拍手)。

憧れの天地
 一、広大な緑に包まれた貴大学が、「永続的共生」の明確なる理念のもと、世界の環境教育の最先端を邁進されていることも、よく存じ上げております。
 やせた土壌を計画的に改善し、「生態工法」など最新の技術を採用して、豊かな自然を取り戻してこられた実績も、素晴らしいモデルと光っております。
 さらにまた「開放的で壁をつくらないキャンパス」として、「学校の地域化、地域の学校化」という最高の社会貢献を、麗しき高雄市の天地で果たしておられるのであります。
 秀麗な寿山に抱かれ、水清き愛河が流れる貴・高雄市は、かねてより私の憧れの天地でした。光栄にも8年前、名誉市民とさせていただきました。
 日本の大阪にも例えられる、街も人も心温かな人間の都には、私も古くからの幾多の友がおります。47年前に急遽、台北の松山空港に降り立った折は、わざわざ夜行列車で駆けつけてくれた高雄の友と、忘れ得ぬ出会いがありました。
 本日は、台湾SGI(創価学会インタナショナル)の代表の友も、また台湾からの留学生の英才たちも出席してくれております。
 貴大学からの最上の栄誉を、私は親愛なる台湾の友人だちと分かち合わせていただきたいと思っております(大拍手)。

八王子市と交流
 一、とともに、高雄市は、創価大学が立つ緑の学園都市・八王子市と「友好交流協定」を結んでおります。
 その交流のきっかけは、貴大学が冠する「高雄」と名前の相通ずる名山「高尾山」を八王子市が擁するからであります。
 創価大学も、開学の当初から、地元・八王子市の方々に支えていただきながら、郷土と一体の心で前進してまいりました。地域に根差しつつ、環境問題にも真剣に取り組んでおります。環境共生工学科における諸研究は、連続して、文部科学省の支援事業に選定されました。
 今後も、「高等教育機関がキャンパスを環境永続の活性剤へと転化させることが、世界を変える重要な第一歩である」と標榜される貴大学の開拓に学びながら、一段と地域に貢献してまいりたい。
 貴大学のキャンパスを彩る「公共芸術」の一つ、「対話」のモニュメントは、すべての大学人が、学問や文化などにおける一切の差異を超えて、共に学び合い、共に社会に貢献できるという理想を広々と示されております。
 貴大学と創価大学との交流が、共に環境都市であり、教育都市、文化都市である、高雄市と八王子市の友好を、いやまして未来へ促進することを、私は強く願ってやみません。

青年の連帯を
 一、ともあれ、地球の気候変動をはじめ、人類の前途には、ますます多くの難問が立ちはだかっております。その打開のためには、いよいよ冴え渡る英知と確固たる哲学、そして金剛不壊の信念を持った青年の連帯を構築していく以外にありません。
 私は、大歴史学者トインビー博士との語らいを思い起こすのであります。博士は力説されておりました。
 「教育は、人生の意味や目的を理解させ、正しい生き方を見いださせるための探求でなければならない」
 そして、「大学教育の役割は、学生に自己教育のやり方を教えるところにあります。私は、これを効果的に教えようとするなら、まず教授陣自らが自己教育を続けていかなければならないと考えます」と結論されました。
 トインビー博士ご自身も、いわれなき誹謗の標的とされ、また最愛のご子息に先立たれるなど、幾多の苦難の連続であられた。
 しかし、最愛のベロニカ夫人と共に、運命の挑戦に毅然と応戦されながら、正しい人生の道を探求し抜いてこられました。そして「自己教育」の偉大な手本を後世に示し残されたのであります。
 博士との対談では中国の妙楽大師の哲学も話題となりました。妙楽大師は「願兼於業《がんけんおごう》」という言葉を残しています。
 これは敷衍して申し上げるならば、大勢の人々を励まし、救っていくために、自ら願い求めて、あえて苦悩を引き受け、堂々と克服してみせるという生き方であります。
 本日、お迎えした黄学長も、波瀾万丈の艱難を、すべて雄々しく勝ち越えてこられました。そして、「鉄人学長」とも仰がれるご自身の不撓不屈の雄姿を通しながら、わが子のごとく愛する学生たちに「いかなる試練にも勇敢に立ち向かえ!」と、無限の勇気と希望を贈っておられます。
 ここにこそ人間教育の真髄があると、私は黄学長ご夫妻を心から讃嘆申し上げたいのであります(大拍手)。
 学長は昨日も、創価学園生の合唱に耳を傾けられながら、「負けじ魂」の誇りを語ってくださいました。

胸襟を開いて世界へ!
湧き立つ行動力で挑め


わが大志をなせ
 一、私が青春時代から大好きであった、孫文先生の師子吼に、次の言葉があります。
 「わが志の向うところ、ひとたび赴けば前に敵なく、挫ければ挫けるほど奮い立ち、事あれば事あるほど勇み立ち」(伊藤秀一訳「心理建設」、『孫文選集第2巻』所収、社会思想社)
 「世界の潮流と社会の必要とに適合するものごとで、先知先覚者が決然としてこれを実行するならば、成功しないものなど断じてない」(近藤秀樹訳「志あらばついに成る」、『世界の名著64』所収、中央公論社)
 わが創価の青年たちも、トインビー博士のごとく、孫文先生のごとく、そして黄学長のごとく、黄金の青春時代を学び抜き、鍛え抜いて、わが使命の大志を断固として成し遂げていっていただきたいのであります。
 本日より、わが誉れの母校となった貴大学の素晴らしき校歌の一節を、貴校の俊英たちと心一つに、私は声高らかに響かせたい。
 「胸襟を開きて 世界に向かうに
 君に タクトを振るう勇気さえあれば
 喝采は同様に 共に熱烈であろう
 永遠に新たなるものを創造し 終身卓越ならん
 将来の成就をもって
 高雄大学を輝かすことを約束しよう」
 建学の10年を堂々と勝たれた貴大学と共に、高雄市も今、さらに大きな飛躍の時を迎えようとされております。この3月には、高雄の優れた空港と港湾を活用した、経済貿易園区を中核とする「海空経貿城《かくうけいぼうじょう》」の建設が発表されました。
 新たな10年、そして100年の未来へ、いよいよ爽快に金波・銀波を広げながら前進を続けゆく貴大学、そして貴・高雄市の栄光勝利の未来を心からお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。謝謝!(大拍手)

SGI会長が漢詩を贈る

十年弘毅聳高雄
博學為民英俊忠
崇無牆惟有教
勃然新創新風


十年来、広大な志と堅忍不抜の精神漲る学舎は
 高雄の天地に聳え立つ。
学生たちは博学であるのみならず、
 民の為に忠誠を尽くす英才でもある。
徳行を尊ぶ貴・大学は壁をつくらず、
 有るのはただ教育で万人を育む精神のみである。
緑化の推進に努め、緑の大学の模範校として、
 新たな風格を創造されている。

※文中には、校訓と黄学長の名前(英忠)が織り込まれている。
2010-08-01 : スピーチ・メッセージ等 :
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