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ジョージ・メイソン大学「名誉人文学博士号」称号授与式

ジョージ・メイソン大学「名誉人文学博士号」称号授与式                        (2010.6.28 創価大学本部棟)

 アメリカ・バージニア州に立つ名門学府ジョージ・メイソン大学から、創価大学創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉人文学博士号」が授与された。平和の世界の建設と、青年の可能性を開く教育、文化事業への貢献を讃えるものである。授与式は28日、東京・八王子市の創大本部棟で挙行され、ピーター・スターンズ首席副学長、視覚・舞台芸術学部のウィリアム・リーダー学部長、紛争解析解決研究所のアンドレア・バルトリ所長が出席。席上、池田博正創大理事に名誉博士の学位記が託された。

ピーター・スターンズ首席副学長の授与の辞

正義の情熱燃やし 一級の識者と対話

 「何もしなければ、何も変わらない」「一歩を踏み出して、行動を起こしていくところから、すべてが始まる。智慧が生まれ、状況も好転していく」
 これは、池田大作博士が「人生の一瞬たりとも無駄にすまい」との確固たる決意をもって書きつづった言葉ですが、博士ご自身は、すでに青年のころに、この言葉を体現されていました。
 池田博士は、日本が第2次世界大戦へと突き進んでいった時代に東京で育ち、戦争への激しい憤りを覚え、戦争に絶対反対の立場をとりました。
 17歳で終戦を迎えた博士と同様、当時の青年の多くは安堵ではなく、混乱と苦悩の中にいました。しかし、幸運にも博士は、戸田城聖氏という師匠に巡り会い、約10年にわたって薫陶を受けました。
 今日の博士の見識の多くは、戸田氏に帰するものであります。
 軍部政府に声を上げて反対し、2年間、弾圧・投獄された戸田氏は「自身が終生、燃やし続け、投獄にあっても怯まなかった平和への断固たる情熱」を池田博士に教えられました。そして博士は「対話こそ平和の根本」との揺るぎない信念を掲げ、愛する日本および世界のために長年、粘り強い努力を重ね、戦ってこられたのです。
 池田博士は、自身の功績はすべて師匠のおかげと謙遜していますが、博士ご自身も、数限りない青年の師匠であられます。
 博士は価値創造を意味する「創価」の学舎《まなびや》の創立者として、平和と尊敬の心、社会貢献の精神、グローバルな意識を育てる環境の中で一人一人の生徒や学生がもつ創造的な可能性を開いてこられました。
 また、数多くの著作をもつ作家でもある博士は、政治・文化・教育・学術など、各界を代表する世界の識者と対談を推進。さらに、多岐にわたる問題群について、異文化間の学際的協力を進める幾つかの機関も創立されました。
 本日、平和を愛する皆様とご一緒させていただき、池田大作博士に名誉博士号を授与させていただけることは、ジョージ・メイソン大学にとって最大の栄誉であります。
 長年にわたり、文化交流への多大な貢献をされ、教育と平和を促進され、平和のために世界中に研究機関をつくられた池田博士は、本学の名誉学位のみならず、これまで博士に贈られたすべての栄誉と賞讃に最もふさわしい受章者であることを、改めて申し上げたいと思います(大拍手)。

池田名誉会長の謝辞(代読)

自由と平等の声高らかに
信頼と友情の大連帯を!


一人の勇気が歴史を変える
バージニア権利章典の起草者ジョージ・メイソン
未来を決めるのは青年の英知と情熱


 一、教育の連帯は「国」を越え、広々と「世界」へ開かれていきます。
 教育の結合は「時」を超え、限りなく「未来」へ広がっていきます。
 きょうは、私たちが模範と学ぶ最高峰の名門ジョージ・メイソン大学の皆様方をお迎えできました。21世紀の地球社会の建設へ、「世界市民」の友情と信頼の大いなる一歩を、共々に踏み出すことができ、これほどの喜びはございません。私は、何よりも意義深き貴大学の「名誉人文学博士」の栄誉を、最大の感謝を込めて拝受きせていただきます。
 まことに、まことに、ありがとうございました(大拍手)。

信念に生きよ
 一、天座に輝く北極星の如く、人生においても、社会においても、不動の指標と仰ぐべき先哲の存在があります。
 貴大学が、その名に冠するジョージ・メイソンは、まきに人類が決して忘れてはならぬ大偉人であり、大恩人であります。
 貴大学の愛唱歌には、高らかに謳われております。
 「ジョージ・メイソン、ジョージ・メイソン/今日《きょう》 ここに君を讃える……/人類は皆が“等しく自由”と宣言した君よ/君の真実は 今日も生き続ける/我らが学府の 心と魂の中で生き続ける」
 本日、名誉ある貴大学の一員ときせていただいた私の胸にも、ジョージ・メイソンの偉大な獅子吼が響いてくるのであります。
 奇しくも、この6月29日は、1776年、ジョージ・メイソンたちが起草した、バージニア州の憲法が採択された記念の日であります。
 その「権利章典」には、「すべて人は生来ひとしく自由かつ独立しており、一定の生来の権利を有するものである」、そして「すべて権力は人民に存し、したがって人民に由来するものである」(ともに斎藤真訳『人権宣言集』岩波文庫)と、おごそかに宣言きれております。
 これこそ、ジョージ・メイソンの手によって、近代の基本的人権の思想が、世界で初めて成文化きれた画期的な「権利宣言」なのであります(大拍手)。
 一人の勇気ある叫びが、歴史を変えます。ジョージ・メイソンの基本的人権に対する断固たる信念が、どれほど深い波動を広げていったか。
 のちにアメリカ合衆国憲法に、「信教の自由」「言論・出版の自由」など、国民の基本的人権を保障する条項が、修正第一条から第十条として加えられたことも、このジョージ・メイソンたちの一貫した働きかけがあればこそでありました。
 彼は若き日からの親友であるワシントン初代大統領に対しても、この人権の条項については、決して妥協しなかったのであります。
 “たとえ、世界のすべての人から賞讃を受けようとも、わが心の賞讃を受けないようなことを私はしたくない”──ここに、ショージ・メイソンの誇り高き真情がありました。
 かくして「信教の自由」等を厳然と謳い上げた合衆国憲法が、以後、世界に広がりゆく成文憲法の規範となり、最重要の起点となったことは、不滅の歴史であります。

恩を忘れるな
 一、この貴国への恩義を、日本は絶対に忘れてはならない──これが、私の恩師・戸田城聖先生の教えでありました。
 わが師は、創価教育の父である牧口常三郎先生とともに、第2次世界大戦中、日本の軍部政府に弾圧され、投獄されました。牧口先生は獄死であります。
 狂った国家主義による人権の蹂躙に、正義の師子として、真っ向から立ち向かっていったのであります。
 それだけに戦後、アメリカの施策によって、希代の悪法であった治安維持法が撤廃され、「信教の自由」がもたらされた意義の重さを、恩師は深く噛みしめておりました。
 アメリカには、いつの日か、その恩返しを果たしたい」と、師は私によく語っていたのであります。
 崇高なる「人権」の理想を高く掲げるアメリカの天地に、人類の平和に貢献しゆく世界市民の大学を創立することは、この恩師の悲願を果たしゆく道でもありました。
 きょうは、うれしいことに、わがアメリカ創価大学の代表をはじめ世界の俊英も、 駆けつけてくれております。
 「人権の大功労者」ジョージ・メイソンの精神を、私たちはさらに強く広く継承していきたいと思うのであります。
 一、ジョージ・メイソンは訴えました。
 「アメリカの“自由”と“独立”は、“幸福”と“繁栄”を私たちの手の届くものとした。しかし、それを獲得し維持できるかどうかは、ひとえに、私たち自身の“英知”と“徳”に、かかっているのだ」と。
 まことに、その通りであります。人類の未来を決するのは「青年」であります。
 その青年たちの“英知”と“徳(人格)”を、時代の変化と要請に応えながら錬磨しゆく、優れた教育こそが、一切の根幹であります。
 一、貴大学は、地域に聞かれた知性の学城として、社会貢献の卓越した人材を陸続と輩出し、さらにはグローバル時代に先駆する大学として、目覚ましい大発展を遂げてこられました。
 その見事な大前進を担い立ってこられたのが、本日、ここにお迎えした、スターンズ首席副学長はじめ貴大学の先生方なのであります(大拍手)。
 高名な歴史学者であられるスターンズ首席副学長は、近著の中で、世界市民としての重要な資質の一つは、グローバルな“視野”と“思考性”──すなわち“自身のいる地域と世界を比較し、結びつけることのできる能力である”と、鋭く洞察されております。
 そして、その「世界市民教育」の壮大なネツトワークを積極果敢に築き広げてくださっていることに、私たちは心からの敬意を表したいのであります(大拍手)。

不屈の巌窟王 マンデラ氏との対話から20年
団結こそ偉大! 多様性の調和を


桜梅桃李の輝き
 一、スターンズ首席副学長も敬愛される
 「アフリカの人権の闘士」ネルソン・マンデラ氏と私は、20年前、熱く語り合いました。
 その中で、「多様な人々のチームワークが創造性を生み、団結が柔軟な知恵を生む。多様な個性の総合による創造的な運動こそ、多くの民衆の心をとらえ、大きな波を起こしていくことができる。ゆえに、自由ほど尊いものもなく、団結ほど偉大なものもない」との信念を確認し合いました。
 そして、教育を根幹として、創造と平和の多彩な「人華」を、人類の大地に咲き薫らせていこうと、マンデラ氏と私は約し合ったのであります。
 東洋の哲理では「桜梅桃李の己己の当体を改めずして」と説き、多様性に富む創造的な調和の世界を、百花繚乱の花園に譬えております。
 私たちは、活発な教育交流を積み重ねながら、新たな地球文明をリードしゆく若き世界市民たちの生命を一段と啓発し、爛漫と開花させていきたいと思うのであります(大拍手)。

民衆詩人ホイットマン
前へ! そして前へ‼


最も幸福な人
 一、貴大学の聳えるバージニア州の天地を讃えてやまなかった民衆詩人ホイットマンは語っておりました。
 「より大きな改革を必要とするなら、その達成のためには、より偉大なる“人格”を築合あげねばならない」
 「人類の偉大な行動原理は、前進することにある。前へ! そして前へ!」と。
 光栄にも、貴大学から差し伸べていただいた、人類のために働き続ける雄々しき手を、今、私は尽きせぬ深謝を込めて、握り返しております。
 昨日(27日)も、スターンズ首席副学長ご一行が、わが創価学園生に「世界市民の要件」を明快に示してくださり、皆、心からの感銘を語っておりました。
 先生方のご厚情にお応えするためにも、ジョージ・メイソンが目指した人類の真の“自由”と“平等”の理想を、これからの若い世代に深く伝えながら、貴大学の皆様方とご一緒に前進しゆくことを、固くお誓い申し上げます(大拍手)。
 この私の決心を、スターンズ首席副学長の尊敬される、アメリカの女性人権運動の先駆者エリザベス・スタントンの言葉に託させていただきます。
 「私の知る最も幸福な人とは、自己の魂の救済など気にもかけず、他の人の苦しみを和らげることに、全力を尽くす人である」
 貴大学の無窮の栄光を、心よりお祈り申し上げます。
 サンキュー・ベリー・マッチ!(大拍手)
2010-07-01 : スピーチ・メッセージ等 :
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