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中国・寧波大学「名誉教授」称号授与式 

中国・寧波大学「名誉教授」称号授与式               (2010.6.8 創価大学本部棟)

 中国浙江省の発展著しい総合学府「寧波大学」(聶秋華学長)から、創価大学創立者の池田名誉会長に「名誉教授」称号が、香峯子夫人に同大学女子学院の「名誉院長」称号が贈られた。名誉会長の世界平和と中日友好への傑出した尽力、及び女性を尊重し、早くから女性運動を支援してきた夫妻の功績を讃えるもの。授与式は8日、東京・八王子市の創大本部棟で挙行され、来日した寧波大学の馮志敏副学長から、代理の山本創大学長に証書が託された。これで名誉会長に授与された名誉学術称号は「290」となった。また、名誉会長から聶学長はじめ大学一行に友誼の漢詩が贈られた。

馮副学長の授与の辞

歴代の国家指導者と会見
中日関係の改善に尽力


 本学の学長である聶秋華《じょうしゅうか》教授の委託を受け、私は大学を代表し、池田大作先生を寧波大学の名誉教授として、香峯子夫人を寧波大学女子学院名誉院長として、真心を込めてご招聘申し上げるものであります(大拍手)。
 池田先生は、著名なる宗教活動家であり、思想家、世界平和活動家、中国人民の古き良き友人であります。
 先生は長きにわたり、中日両国人民の友好の増進に尽力し、中日国交正常化を提唱されました。中国の周恩来、小平、江沢民、胡錦濤ら国家指導者との関係が大変に深く、世界平和や中日関係の着実な発展をともに模索してこられました。そして中日関係の改善と発展、中日人民の友好のために大きく貢献してこられました。
 さらに世界平和の使者、中日友好の橋として、池田先生は、世界平和と人類の幸福の理念を叫び、実践し、世界各国の平和を愛する人々から尊敬と敬愛を受けておられます。
 また、池田先生は著名な教育者であり、作家、桂冠詩人、写真家、世界的な文化人であられます。これまで国際問題、文化、教育界の傑出した人物と対話を進め、アーノルド・トインビー博士、ブライアン・ウィルソン博士、金庸博士らとの対談集は、今日の世界に非常に大きな影響を与えています。
 先生はハーバード大学やモスクワ大学、北京大学等、世界で最も権威ある最高学府や研究機構で講演され、人類文化、教育、社会、生態、文明、持続可能な発展という重要な思想を論じられました。
 そして、世界の高等教育機関から、280以上もの名誉学術称号を受章されています。その中には北京大学、復旦大学、浙江大学、清華大学、中山大学などの中国の大学も名を連ねています。そしてわが寧波大学は、光栄にも290番目となる名誉学術称号を授与させていただくことになりました(大拍手)。
 先生は、アジアの文化、教育と文明の持続可能な発展に傑出した貢献をしてきた、希代の世界的な文化人であり、写真芸術の大家でもあります。
 また私たちは、心血を注いで女性と青年を育成される池田先生のお心に対しても、敬意を表しています。
 とりわけ「21世紀は女性の世紀」と訴えておられますが、先生は会長就任の時から、早くも女性の存在を重視し、女性運動を理念と行動の上から、ご支援されたのであります。
 また今回、香峯子夫人に本学女子学院の名誉院長の称号を授与するのは、夫人が妻として、母として、女性の生き方の範を示しつつ、池田先生の平和・文化・教育の活動をともに推進し、その優しいほほ笑みをもって、友好の懸け橋となってこられたからです。
 さらに、香峯子夫人を代表とする創価学会婦人部の皆様は、明るく、朗らかで、躍動的な草の根の平和運動に取り組み、「女性の世紀」の先駆を切っておられます。
 そして6月10日は、世界一の創価学会婦人部が結成された日だと伺っております。この場をお借りし、心からお祝い申し上げます(大拍手)。
 本学は1986年。世界の海運王である包玉剛《ほうぎょくこう》先生の支援によって創立され、小平副総理によって大学名の題字が認められた浙江省の重点建設大学であります。
 これまでに8万人以上の卒業生を輩出し、地域で働く21万人の人材を育成してきました。現在、大学には2万9千人以上の学生が学んでおり、19の学部を備え、3つの博士号と56の修士号の学位記授与権、72の本科専門コースがあります。
 国家重点実験室、教育部重点実験室、教育部工程技術センター、国家体育総局重点研究基地などの高度な科学研究の基盤を擁しており、本学は、まさに「頂天立地」(毅然と大地に立つように、何ものも恐れない)の戦略を推進し、国内一流の地方総合大学として発展を続けています。
 池田先生と香峯子夫人に、中国東岸にある本学にお越しいただき、ご指導、ご教示をいただきたく、心からご来臨を願うものであります。また、本学と創価大学との交流と協力が、より一層強まることを念願するものであります。
 私たちは、中日両国の青年や女性が、ともに手を携えて、池田先生の平和理念と思想を模範とし、この21世紀に美しき未来を創造しゆくことを、心から希望するものです。
 結びに、この盛大にして特別な式典において、寧波大学の聶秋華学長に代わり、池田大作先生に寧波大学名誉教授の証書を授与させていただきます。先生の人類文化、教育事業への傑出したご貢献を賞讃申し上げます。
 また池田香峯子夫人に対して、寧波大学女子学院名誉院長の証書を贈呈させていただき、先生ご夫妻の女性運動への支持と推進を讃えさせていただきたく存じます(大拍手)。

池田名誉会長の謝辞(代読)

教育こそ「人類の平和の大船」
創造と開拓の大航海を


創立に尽くした包先生
人材の育成を真っ先に手掛けよ


 一、壮大な「海のシルクロード」の起点である寧波の天地は、「書は古今を蔵し、港は天下に通ずる」と謳われております。
 悠久の歴史を誇り、世界に開かれた港・寧波は、人間を照らす「文化の港」であります。
 民衆を結ぶ「平和の港」であります。
 未来を開く「繁栄の港」であります。
 青年を高める「教育の港」であります。
 その寧波より、人間教育の鑑と光る馮志敏《ふうしびん》副学長ならびに諸先生方がご来学くださいました。
 私たちは、この上ない喜びをもって、熱烈に歓迎申し上げます。本当にようこそ、お越しくださいました(大拍手)。
 さらに本日は、中国からお迎えしている交換教員の先生方、また留学生の英才の代表も出席してくださっております。誠にありがとうございます(大拍手)。

学術の大城
 一、グローバルな大交流の時代にあって、貴・寧波は貨物取扱量で世界第一の港湾都市として、隆々たる大発展を続けておられます。その大前進を牽引する知性を澎湃と送り出されている「学術の大城」こそ貴大学なのであります。
 ゆえに貴大学から賜った英知の宝冠ほど、うれしいものはありません。尊貴なものはありません。
 妻とともに、心より厚く厚く感謝申し上げます(大拍手)。
 私も妻も、貴大学の精神である、「兼容並包《けんようへいほう》」(多くの事柄を包括・包容する)、「自強不息《じきょうふそく》」(自分を向上させる事を怠らない)、「務実創新《むじつそうしん》」(実務に励んで新たに創造する)、「与時偕行《よじかいこう》」(時代と共に歩む)を胸に深く刻んで、本日の栄誉を拝受させていただきます(大拍手)。
 一、寧波は、古来、遣隋使や遣唐使をはじめ、多くの日本人を迎え入れてくださった「文化大恩の都」でもあります。
 「法華経」の生命尊厳の哲理を、貴国の天台大師の正統として受け継いだ日本の伝教大師も、寧波(当時は明州)に足跡を留めております。天台山へ向かったのも、寧波からであります。
 この「大恩の港」に対し、日本の軍国主義がもたらした背恩の暴虐は、絶対に忘れてはならない歴史であります。
 創価教育の創始者である牧口常三郎先生は、日本の野蛮な軍部政府と戦い、獄死しました。私の妻は、幼き日に、この牧口先生との出会いを刻んだ一人であります。
 牧口先生は青年時代、貴国からの留学生への地理教育に情熱を燃やすとともに、先駆的な女性教育にも取り組んでおりました。
 その意味から、本日の栄誉を、私と妻は、この先師に万感の思いを込めて捧げさせていただきたいと思っております。
 先生方、誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

副総理と会見
 一、貴大学の校章に輝く「寧波大学」の文字は、あの改革開放の指導者・小平副総理が揮毫されたとうかがっております。副総理とは、私も、忘れ得ぬ出会いを重ねさせていただきました。
 最初の会談は1974年12月。私は、当時のソ連のコスイギン首相から引き出した、貴国との関係改善への意向を携えて、副総理との会見に臨みました。
 翌75年4月の再会では、貴国と日本の「平和友好条約」の早期締結へ、副総理から、日本の三木首相への伝言も託されたのであります。
 胸襟を開いた2度の対話では、両国の青年交流・女性交流の具体的な推進も語り合いました。とともに、国家も、団体も、永続的な発展のためには、後継の信念の人材の育成が不可欠であることにも、話題は及んだのであります。
 教育に大いなる力を注がれた副総理は、「人材が絶えず涌き出でてこそ、我々の事業は初めて希望が持てる」と言われておりました。
 まさしく、教育こそ「社会の黄金の柱」であり「人類の平和の大船」であります。
 そして、副総理の深い期待と尽力のもとで建設された大学こそ、貴・寧波大学であることに、私は深い感慨を禁じ得ないのであります。

「発奮向上せよ」
 一、副総理と心を通わせながら、故郷・寧波のために、貴大学の創立に尽くされたのが「世界の海運王」と謳われた大実業家・包玉剛《ほうぎょくこう》先生であられました。
 包先生は強調されております。
 「人材の育成には、一刻の猶予も許されない。教育こそ真っ先に手掛けるべき基本作業である」
 「寧波大学創立にかかわる機会を得て、とてもうれしい。それは文化・教育、そして故郷の発展という二つを共にやり遂げることになるからだ」と。
 郷土を思う包先生の心が、どれほど強かったか。大学を創立した私の胸には、その熱誠が伝わってくるのであります。
 郷土のためには、他の誰かではない。自分自身が走り回るのだと、包先生は決意されておりました。
 名声などいらない。ただ愛する故郷のため、未来を担う青年のために、尽くせればよい──何と崇高な無私の行動でありましょうか。
 また包先生と同じく、誠実、勤勉、創造に富み、愛郷心の絆で結ばれた寧波出身の同胞のネットワークが貴大学を力強く支えた功績も、決して忘れることはできません。
 包先生は、貴大学の学生たちに訴えておられました。
 「骨身を惜しまず、勉学に励み、発奮向上してもらいたい。祖国を愛し、郷土を愛し、能力を身につけ、将来、より立派に国家の建設のために、力を発揮してもらいたい。これが私の願いである」
 この悲願に、貴大学の英才たちは見事に応えられました。包先生が示された、地域に貢献する精神も脈々と受け継がれております。
 今、貴・寧波は、副総理、また包先生の希望にかなった「中国商業都市」として、さらに「環境優良都市」として、そして「中国で最も幸福感を有する都市」として仰がれております。
 世界最長の海上橋である「杭州湾海上大橋」も完成し、いやまして、21世紀に輝く経済の要衝として大興隆を遂げておられるのであります。

「誠信」で光れ
 一、貴大学の女子学院は、寧波市の婦女連合会と協力して、寧波のため、浙江省のため、模範の女性教育を展開されております。
 そもそも寧波は、貴国初の近代的女子学校が創設された女性教育の最先端の天地でもありました。
 また貴・浙江省に誕生した革命詩人・秋瑾《しゅうきん》女史も、学問の錬磨を通し、女性こそが文明の先導として光り輝く新時代を見つめて、命を賭して戦われたのであります。
 そして今、中国を代表する名門の貴・女子学院は、出産や育児の支援など、生命を育み守る、最も身近で最も重要な事業にも、生き生きと取り組まれております。生命を大切にする社会こそ、平和と調和の社会でありましょう。それを創る力は女性です。
 “未来の理想社会の建設者は女性なり”と、私たちの先師・牧口先生も、80年前に宣言しておりました。
 一、尊敬申し上げる聶秋華学長が喝破された通り、大学の価値は、卒業生が社会で何を成し遂げているかで決まります。
 貴大学からは、「頂天立地」(毅然と大地に立つように、何ものも恐れない)の屹立した勇気ある人材が社会へ打って出ておられます。
 わが創価の誉れの同窓生も、厳しい経済不況が続く中、それぞれの職場や地域で、勇敢に社会貢献の使命と勝利の道を切り開いております。
 わが創価同窓生に、世界で活躍される貴・寧波グループの方々の信条である「誠信(誠実と信用を重んじる心)」を伝えたい。
 さらにまた聶学長が学生を励まされた指針──「主体的に学び続ける態度は一生の宝である」「チームワークと協力を通して、はじめて新たな創造が成し遂げられる」を贈りたいのであります。

烈火から鋼が
 一、貴大学の校歌は、じつに素晴らしい。「時代の呼びかけに応え 知識の武装を強化せよ 我らは風雨に磨かれ玉となり 烈火に鍛えられて鋼となる」
 本日、私も妻も、貴大学の名誉ある一員とさせていただきました。
 馮志敏副学長はじめ先生方とご一緒に、この歌を高らかに胸に響かせながら、両国の青年の栄光の未来のために、「創造と開拓の凱歌」の航路を、さらに勇んで邁進していくことをお約束申し上げ、御礼のごあいさつといたします。
 巍々堂々たる貴大学の限りなきご隆盛を、私と妻は、心よりお祈り申し上げます。謝謝!(大拍手)

名誉会長 漢詩を贈る

大師燈傳自寧波
千年不熄照娑婆
巍巍學府燃火矩
創新開拓唱凱歌

 〈大意〉

伝教大師の明燈は寧波の地より日本に伝わり、
千年に亙って消える事無く娑婆世界を照らした。
巍巍たる学府は理想の松明を燃やして、
創新と開拓の凱歌を歌い上げている。

※文中に、校歌の一節「巍巍学府」「高挙理想火矩」「創新開拓凱歌瞭亮」が織り込まれている。
2010-06-12 : スピーチ・メッセージ等 :
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