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アメリカ創価大学第6回卒業式へのメッセージ 

アメリカ創価大学第6回卒業式へのメッセージ                  (2010.5.28)

 平和連帯の世界市民を育成するアメリカ創価大学(SUA)の第6回卒業式が5月28日(現地時間)、カリフォルニア州オレンジ郡アリソビエホ市の同大学体育館で挙行された。これには、創立者・池田SGI(創価学会インタナショナル)会長が記念のメッセージを贈り、21世紀の大空へ飛翔しゆく84人の俊英たちを祝福した。式典では、来賓のバハマ国のポーレット・ベセル国連大使が記念講演。SUAのハブキ学長、ダナム理事長ら教職員、卒業生の家族、支援者、1期から5期の同窓生ら約1200人が出席した。

価値創造の青春に栄光あれ
ホイットマン
今日、この日から始めるのだ


 一、わが宝のアメリカ創価大学(SUA)の第6期生の皆さん!
 輝かしいご卒業、まことにおめでとう!
 この4年間、皆さんは、本当によく学び抜かれました! 立派に成長されました! 見事に勝利されました!
 今、私の胸には、21世紀の天空に、颯爽と飛翔しゆく、わが6期生の凛々しき英姿が、眩いばかりに迫ってまいります。これほど、うれしいことはありません。

不断の向上を
 一、はじめに、アメリカの誇る民衆詩人ウォルト・ホイットマンが、150年前(1860年)に発表した「一弟子に與う」と題する詩の一節を、皆さんに贈りたい。
 「今日この日から始めるのだ。君自らを剛毅と、現実と、矜持と、確固不動の精神と不断の向上を身につけて、
 君自身の『人格』を身をもって確立し、これを世に示すまで安んじてはならない」(長沼重隆訳『草の葉』三笠書房、現代表記に改めた)
 本日の卒業式は、4年間の努力の輝かしい到達点であると同時に、「今日この日から始める」新たな精神闘争の門出であります。
 常日ごろより、アメリカ創価大学を支えてくださっているご来賓の先生方には、本日も温かく見守っていただき、まことに、まことに、ありがとうございます。
 ご家族、ご友人の皆様方にも、心よりお喜び申し上げます。
 わが6期生の向学の青春を、懸命に護り励ましてくださった教員の先生方、職員の方々、深く御礼申し上げます。
 そして、卒業生の皆さん、在校生の皆さん、本当にありがとう!(大拍手)

勇気で語れば心は変わる!

 一、本日は、光栄にも、“カリブ海の楽園”と謳われるバハマ国のポーレット・ベセル国連大使がご多忙のなか、祝福に駆けつけてくださいました。
 ベセル大使は国連などを舞台に、多国間の協力を力強く推進してこられた、平和創出の卓越したリーダーであられます。
 私がニューヨークの国連本部を初めて訪問したのは、50年前(1960年)の10月でありました。国連総会の本会議等を傍聴しながら、独立まもないアフリカ諸国の若き代表たちが、はつらつと活躍している姿を目の当たりにして、「21世紀はアフリカの世紀」と展望したのも、この時のことであります。
 この折、私は、国連本部でも、世界各地の大舞台でも、やがて創価の平和哲学を抱いた青年たちが、威風も堂々と貢献する日が必ず来るであろうと、未来に思いを馳せました。
 今まさに、SUAの大いなる発展とともに、いよいよ、その本格的な時代が到来したのであります。
 先日も、日本の創価の青年の代表が、国連本部で開催の「核拡散防止条約(NPT)」の再検討会議にあわせて、「核兵器禁止条約」の制定を求める227万6167人の署名目録を届けました。
 核兵器による人類の破滅を防ぐためには、どうすればよいか──アインシュタイン博士は明晰に結論されました。
 それは「われわれ自身が心を入れ替え、勇気をもって語れば、人の心を変えられるだろう」と。そして「若者たちと行動するんだ。人の心を変えるという目標をあきらめてはいけない」と訴えたのであります。〈ウィリアム・ヘルマンス著、雑賀紀彦訳『アインシュタイン、神を語る』工作舎〉
 わがSUAで、学び、鍛え上げた若き英才の皆さんが、平和を願う全世界の青年の先頭に立って、人類に貢献しゆく大連帯を幾重にも広げゆかれんことを、心から願ってやみません。

忍耐と智慧で勝て

10年を目標に
 一、私は、これからの地球社会の若き指導者たる6期生の皆さんの出発にあたり、「忍耐と智慧で勝て!」と申し上げたい。
 大乗仏教の精髄である法華経には、生命の究極の力として、「忍辱(忍耐)の大力《だいりき》」「智慧の宝蔵」が挙げられております。
 今、私は、創価教育の創始者である牧口常三郎先生も敬愛した大哲学者デューイ博士の思想をめぐって、研究の泰斗であるピックマン博士、ガリソン博士と、てい談を重ねております。〈「人間教育への新しき潮流──デューイと創価教育」と題し、月刊誌「灯台」で連載中〉
 デューイ博士は、自らの人生を振り返って、こう語りました。
 「私の人生哲学は本質的には単純な言葉だが辛抱強く頑張るところにある」(G・ダイキューゼン著、三浦典郎・石田理訳『ジョン・デューイの生涯と思想』清水弘文堂)
 至言であります。
 大歴史学者のトインビー博士に青年に贈る指針を尋ねた時も、答えは「忍耐強くあれ」でありました。
 困難のない人生などない。いわんや、使命が大きければ大きいほど、困難も大きい。
 その困難の連続のなかで、それでも、辛抱強く、忍耐強く、一歩また一歩、前進し抜いていけるか、どうか。ここに大きな分岐点がある。
 どんな試練に直面しても、絶対に窮しない。あきらめない。いな試練があるほど、それを上回る智慧をたくましく発揮しながら、断固として乗り切っていく。この「忍耐」そして「智慧」にこそ、偉大な指導者としての勝利の翼があるのであります。
 特に卒業生の皆さんは、まず10年を目標に進んでいただきたい。
 私が対談集を発刊した「アメリカの良心」ノーマン・カズンズ氏が、20代の初めから30代半ばにかけての年代に「頭のなかに何を入れるか」が、人生の意義を大きく決定すると強調されていました。〈松田銃訳『ある編集者のオデッセイ サタデー・レビューとわたし』早川書房〉
 改めて申し上げるまでもなく、「創価」とは「価値創造」の意義であります。
 うれしいことに各界の識者の方々から、わがSUAの英才には「創造性」「独創性」が光っていると、高い評価を受けております。
 それぞれの使命の道で粘り強く努力を積み重ね、この創価の創造的生命を一段と磨き上げながら、新しい発展を創り開いていってください。

SUAの君達は未来の最大の宝
 一、晩年のホイットマンを支えたトローベルという青年がいます。彼は師の生誕100周年に歌いました。
 「ウォルト(ホイットマン)よ、どこにあなたがおられようと、確かにここにあなたはおられます」
 「そうです、大切なウォルトよ、あなたと一緒に、私は今も種を蒔いています。蒔いて、蒔いて、蒔き続けています」
 創価教育の創始者・牧口先生、そして戸田城聖先生が「創価教育」の正義の大旗を高く掲げて、今年で80年。
 民衆を幸福に! 世界を平和に!──との先師・恩師の熱願を受け継ぎ、私は弟子として、ありとあらゆる艱難を乗り越え、勝ち越えてきました。
 師弟に生き抜く人生は強い。何があろうと動じない。私は今も、心の師と対話しながら、一緒に「人材の種」「平和の種」を蒔き続けています。
 そして、私が未来へ残しゆく最大の宝は、君たちです。アメリカ創価大学生です。
 皆さんこそ「創価教育の勝利の大樹」であり、「生命輝く地球平和の大樹」なのであります。
 その大樹の林立を世界へ未来へと広げゆく崇高な労作業を、共々に、世界一麗しきSUAの学友との絆を、さらに強めながら、スクラムも固く、はつらつと開始していこう!
 一、終わりに、バハマ国の美しき海を愛してやまなかった、文豪ヘミングウェイの名作『老人と海』に、私の大好きな一節があります。
 それは「人間は負けるように造られてはいないんだ」(福田恆存訳『ヘミングウェイ全集7』三笠書房)という言葉であります。
 この叫びを、万感の思いを込めて、愛する君たちに贈り、私の祝福のメッセージといたします。
 使命深き「学びの青春」に勝利あれ! 栄光あれ!
 本日は、本当におめでとう! また、元気でお会いしよう!(大拍手)
2010-06-02 : スピーチ・メッセージ等 :
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