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カナダ・ラバル大学名誉教育学博士号授与式

創価教育同窓の集い /カナダ・ラバル大学名誉教育学博士号授与式
               (2010.5.4 創価大学記念講堂)

 世界の学術界をリードするカナダの名門「ラバル大学」から4日、創価大学・創価学園創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉教育学博士号」が授与された。ラバル大学の創立は1663年にさかのぼり、フランス語系で北米最古の歴史を有する。学位授与式は東京・八王子市の創大記念講堂での「創価教育同窓の集い」に続いて行われ、来日したラバル大学のドゥニ・ブリエール学長一行が出席した。また、来賓の台湾・中国文化大学の張鏡湖理事長、英・クイーンズ大学ベルファストのケネス・ブラウン前副総長補夫妻、米・ピッツバーグ大学のクラーク・チルソン准教授らが祝福。カナダのアラン・トンクス国会議員から祝賀のメッセージが届けられた。

ブリエール学長の授章の辞

創価教育から人道の賢者
ガンジー・キングの非暴力の哲学と共鳴


 池田大作博士の卓越した多才なご活躍を、そして奥深い人間的な魅力をご紹介申し上げながら、いかにこの授与が正当であるかを試みに述べさせていただきます。
 与えられた時間も限られておりますし、これは決して容易な務めではありません。
 まずはじめに、本年は、そして、ことにこの5月3日は、池田博士が会長ご就任50周年を寿がれる佳節であることを申し上げたいと思います(大拍手)。
 このことは誠に喜ばしいことであり、従って本日の式典は、池田博士にとって特別なものとなったのであります。   
 池田博士は、仏法哲理の哲学者・思想家であられ、平和の建設者であられ、著述家、詩人、また写真家であられます。
 池田博士は、「価値創造の哲学」と名づけられた牧口常三郎初代会長の教育哲学に基づき、幼児教育から大学教育までの一貫教育のシステムを確立されました。
 この実現は、教育こそ人類にとって最も重要な事業であるとのご自身の信念の具体的な表現であられます。
 博士は、ご自身の教育理念の本質を次のように語っておられます。
 「教育は、人間のみが為し得られる特権であります。人間が、人間らしく、真の人間として、善なる使命を悠々と、また堂々と達成しゆく原動力であります」
 「知識というものを、すべて、人間の幸福のほうへ、平和のほうへもっていく本源が、実は、教育であらねばならないでしょう。ゆえに、教育は、永遠なる人道主義の推進力になっていかねばならないと思うのであります。私は、教育を、人生の最終にして最重要の事業と決めてまいりました」
 創価教育は、人間の尊厳を第一義とすることに基礎を置いておられます。そして創価教育が目指すものは、平和な世界構築に資する、賢明にして、真に人間的な人材の育成であります。
 これらの理念は、マハトマ・ガンジーやマーチン・ルーサー・キングの非暴力の哲学に相通じるものであります。
 さらに、創価教育は、こうした人材の意識の中に、世界へと開かれた視点を、社会へと向けられた視点を、そして自身を取り巻く環境にも開かれた視点を涵養することをも目指しておられます。
 池田博士は、40年以上も前から、弛むことなく、地球市民を育成する教育を推進してこられました(大拍手)。
 博士は、世界の意識の変革は、教育を通してのみ可能となるとの確信を抱いておられるのです。
 博士が創立された創価大学とアメリカ創価大学(SUA)の二つの大学は、異なる価値観や、異文化の受容と理解を掲げておられます。
 さらに“私は人間であるゆえに、人間に関することで私に無関係な事柄はない”という池田博士が大切にされる先駆的思想を、この二つの大学が、伝え広めておられます。
 池田大作博士自身も、地球市民の模範であられます。
 対話という形を通して、人と人との出会いを復権してこられた池田博士のこの取り組みは、博士自身に、技術的な障壁や政治的、宗教的、文化的な差異の壁を超越して、多彩な大学人や芸術家、教育者との共同制作をもたらしました。
 ことに、アーノルド・J・トインビー、ライナス・ポーリング、ジョン・ケネス・ガルブレイス、ミハイル・ゴルバチョフ、そして、ヘイゼル・ヘンダーソンといった方々との対談集を出版されておられます。
 池田博士にとっては、相手の個性や、その人の特徴といったあらゆる差異は、対話を通して初めて理解し合い、通じ合えるものなのです。
 また、紛争をより良く解決し、平和な世界を築くために、人と人が、また民族と民族が、共に貢献を分かち合うためには、対話を通して行われるほかないのです。
 ラバル大学教育学部は現在、学問としての「地球市民学」における学位の設置に向けて取り組んでおります。
 この取り組みの中で、創価教育システムの根幹を成す数多くの基本理念から私たちは大いに啓発を受けました。
 その意味で、東京の創価大学、カリフォルニアのSUAと私どもラバル大学教育学部の間で、学生交流、そして教授陣同士の交流の検討を開始することは、とても興味深いことと考えております(大拍手)。
 教育分野における博士のご行動は、200を超える名誉学術称号の受章をもたらし、その多くがさまざまな国の大学から贈られた名誉博士号であります。
 のみならず、これまで博士には数々の名高い学術機関から多くの講演要請が寄せられております。その中には、ハーバード大学、フランス学士院などが挙げられます。
 さらに池田博士は、創価教育学による教育諸機関に加え、東京富士美術館、東洋哲学研究所、戸田記念国際平和研究所、池田国際対話センター、さらにヴィクトル・ユゴー文学記念館といった、さまざまな機関もまた創設しておられます。国連平和賞も受賞されています。
 池田博士のこうした多方面にわたる多大なご功績のすべてに対し、そしてとりわけ教育の分野における卓越したご貢献に対し、池田大作博士に対し、ここに謹んで「ラバル大学名誉教育学博士号」を授与させていただきます(大拍手)。

カナダの国会議員 アラン・トンクス氏からの祝賀メッセージ

 ラバル大学からの名誉学術称号のご受章という素晴らしい栄誉に対し、池田大作SGI会長に、心からのお祝いとこあいさつを申し上げます。大変におめでとうございます。
 創価大学をはじめとする創価教育機関の創立は、池田会長の青年への献身と、潜在的な可能性を引き出したいと願うすべての人々に教育の機会を提供されんとする意思の証左であります。
 会長ご自身は青年時代に高等教育を受けることができませんでした。しかし、会長は師匠から教わり、託された理想を掲げ、この高潔な道へとご自身を導いた教育を実践する機関を創立されました。
 私自身、池田会長が受章された名誉学術称号と数多くの栄誉に圧倒されています。これは会長の卓越した市民の見識を高める献身への賞讃の証しであり、その行動は、公人として仕事に携わる私たちにとって、尊敬すべき模範であります。
 会長は、秀逸さや忍耐、勤勉さ、慈愛において模範的な存在であります。私たちは全員、その献身をお手本にするべきです。
 最後に、池田SGI会長の創価学会第3代会長就任50周年の佳節を、心からお祝い申し上げます。大変におめでとうございます。さらなるご成功を心からお祈り申し上げます。

創立者の祝辞

勇気で光れ 忍耐で勝て

教育こそ平和創造の原動力
ラバル大学の哲学者
物事は黙っていては実現しない
声を上げよ!変革の根本は対話


 一、創価教育同窓の皆さん、しばらくぶりです。全国、全世界から、本当に、よく来てくれました。お元気そうで、うれしい!(大拍手)
 人生の目的は、幸せになることです。
 どんなことがあっても、断じて、負けない。最後は勝って、幸せをつかむのです。
 頼むよ!〈「ハイ!」と会場から元気いっぱいの返事が〉

母の恩は大地 大海の如し
親孝行を!報恩から真の幸福が


信念に立って!
 一、私の大好きなカナダの天地に、お元気で、まもなく99歳になられる偉大なお母さまがおられます。
 その尊き母上は、信頼するわが子に語ってこられました。
 「人生には、なすべきことがある。それを、義務感からではなくて、自らの信念に立って勇んで行いなさい」と。
 この母上の心に応えて、積極果敢な社会貢献の人生を戦い抜いてこられた信念の教育者こそ、ここにお迎えしたドゥニ・ブリエール学長なのであります(大拍手)。
 仏法では、“母の恩は大地の如し。大海の如し”と説かれております。
 親孝行をしてください。とくに、お母さんを大切にしてほしい。
 どんなに貧しくとも、学問がなくとも、お母さんは、お母さんです。
 お母さんを亡くした人もいるでしょうが、きっと、どこかで見守ってくれています。
 そのお母さんに、「私は勝ちました!
幸福になりました!」と報告できる自分になってください。

母を悲しませた戦争は許さない
 一、大きく深い「母の恩」を知り、それに報いていく心から、確かな「平和」の心が生まれるのです。
 母に親孝行するところから、「幸福」が生まれるのです。「勝利」が生まれるのです。
 そしてまた、母を大事にし、喜んでもらおうとする心から、本当の豊かな「文化」が生まれます。「歓喜」が生まれます。「自信」が生まれます。
 きょうは、未来部の若き友も出席してくれています。
 皆で、親孝行の前進を約束し合おう!〈「ハイ!」と大きな返事が〉
 未来部の友は、いい声をしている。本当にうれしい!
 親への言葉遣いに気をつけるとか、いい返事をするとか、小さなことでいいのです。
 親を安心させてあげるのです。心配をかけないことです。嘘をつかないことです。それが親孝行です。それができない人は、偉くなっても、本当に偉くはない。にせものです。
 私も親孝行をしました。戦争(第2次世界大戦)中、私は肺病を患っていましたが、4人の兄が次々と戦争にとられ、その兄たちに代わって、私は家を護りました。
 長兄はビルマ(現・ミャンマー)で戦死しました。それを知らされたときの母の嘆きの姿を決して忘れません。私は本当に悔しかった。
 だから、戦争には絶対に反対です。権力悪とは厳しく戦います。
 皆さんも、本当に力をつけ、いい仲間をつくって、戦争などない、平和で幸福に生きていける世界を築いていってください。
 いい人生を飾ろう。それが「創価」です。よろしく頼みます!〈「ハイ!」と大きな返事が〉

青年への励まし
 一、ただ今、私は、カナダ最古の歴史を誇る、貴・ラバル大学より、無上の教育の栄誉を賜りました。
 これはどの喜びはございません。誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。
 約350年にわたる貴校の荘厳な伝統を胸に刻みつつ、私の命である卒業生たちと共に、厳粛に拝受させていただきます。
 ここに、参加者の盛大な拍手をもって御礼を申し上げたい(大拍手)。
 ご来賓の先生方にも、心より厚く厚く御礼を申し上げます。
 1668年、貴校の創立者であられるフランソワ・ド・ラバル卿は、困難に満ちた使命の天地へ、勇敢に旅立っていく青年たちを、こう励まされました。
 「忍耐があれば、人間は最後まで勇気をなくさない。そして志を諦めることはない」
 私も、尊き職場で、また大事な地域で、創価同窓の旗を掲げて奮闘している卒業生の皆さん方に、「勇気と忍耐で勝て! 断じて負けるな!」と申し上げたいのです。

三代の師弟の絆
 一、貴校は、気高き創立者の精神を受け継いで、19世紀に飛躍的な大発展を成し遂げられました。
 それは、なぜでしょうか?
 そこには、「カナダの最も崇高な精神」と讃えられる、ジェローム・ドゥメール先生、ジョン・ホームズ先生、ルイ=ジャック・カゾー初代学長の三代にわたる師弟の大闘争があったからであります。
 大学の建設をはじめ、不滅の大事業は、一代で完成するものではない。
 世代から世代へと継承されて、ついに実現ずる。これが方程式です。その究極の力こそが、師弟の結合なのであります。
 この貴校の師弟を代表する、大教育者のホームズ先生は叫ばれました。
 「教育こそ絶対に不可欠であり、最大の原動力であり、活力を与えるものだ!
 教育という魂なくしては、全てが沈滞し、全てが滅び、全てが堕落する」
 その通りです。教育が人間を人間たらしめるのです。
 この最極の「教育の魂」を光らせ、世界を照らしてこられた知性の太陽こそ、貴大学であります。私たちは、心からの尊敬を捧げたい(大拍手)。
 わが創価教育も誕生より80年。創価大学は明年、開学40年という大事な時を迎えます。
 創価教育は、日本の軍国主義と対決した初代・牧口先生と、2代・戸田先生を源流として、三代の師弟の大河となりました。
 教育の連帯を世界に広げ、正義と英知の人材を続々と育てる。ここにこそ平和の創造があります。これが教育の根本です。
 貴大学の校歌にも、「心楽しく連帯せよ」「大いなる世界を舞台に、一人一人が素晴らしき使命を果たすのだ」と歌われている通りであります。

人間革命の道を
 一、1960年(昭和35年)、私は憧れのカナダを初めて訪問させていただきました。
 きょうは、懐かしい貴国の友も駆けつけてくださった。本当にうれしい。ありがとう!
 50年前の初訪問の時、貴国のケベック州では、非暴力の社会変革「静かな革命」が始まっておりました。
 この大勝利の歴史の誇り高き推進力となられたのも、まさしく貴大学なのであります(大拍手)。
 貴大学には、いや増して、社会貢献の息吹が漲っております。
 貴大学の哲学者であり、社会学者のフェルナン・デュモン博士は、強調された。
 「人間であるならば、単に自分のいる環境のなかで生きるだけで満足してはならない。その環境を、理想的な社会へと作り上げていくことだ」
 全くその通りであります。
 そしてまた「人間は、他の人間と共に、この世界を築き上げようと努力するがゆえに、人間なのである」と。
 自らを人間革命し、社会のため、民衆のために、行動することこそ、生命の正しき道であるという結論です。
 私たち創価の前進が間違っていないという証拠であります。

正義を語り抜け
 一、人間と社会を変える根本の力は何か。
 それは「対話」であります。
 暴力や戦争、利害や打算ではありません。
 貴大学の哲人デュモン博士は語った。
 「(人間にとって)話すことは重要だ。物事は、黙っていては実現しない。声を上げなければならない。人間は語ることによって、自分を完成させるのだ」
 しゃべるのです。
 向上のために。
 平和のために。
 友のために。
 自分自身のために。
 世界のために。
 ただの“おしゃべり”ではいけない。
 「あの人は立派だ。正しいことを言うな」──こう思われる、道理の上からも大事な話をするのです。
 人生は、恐れなく正義を語り抜いた人が、すべて勝っています。
 ゆえに、いかなる迫害にあおうとも、正義の言論を放っていくのです。
 創価の人間主義の連帯も、対話によって世界中に広がりました。
 沈黙は悪です。
 しゃべろう! 勝つために! 人生の勝利と建設のために!〈「ハイ!」と力強い返事が〉

中国文化大学・張博士の父君の教え
不撓不屈の人生たれ
苦しい時こそ大事業の基礎ができる


勝利の門を開け
 一、ここに集った同窓生は、ちょうど今、働き盛りです。卒業した時は、もっと若々しかった(笑い)。
 私も、皆さんと同じくらいの年代に、それはそれは戦いに戦い、働きに働きました。
 20世紀最大の歴史学者であるトインビー博士と対談したのも、40代でした。
 〈1972年と73年の5月。のべ40時間に及ぶ語らいを終えると、博士は、SGI会長に最優等の「A」の評価を贈った。両者の対談集『21世紀への対話』は、今や28言語で出版され、世界の指導者、識者に愛読されている〉
 ともあれ、使命を感じる人、使命を自覚する人は強い。
 「ただ平凡に生きればいい」「人生、何とかなるだろう」──そうではなくして、使命が大きいからこそ、試練も大きい。伸びていける。こう確信して進んでいただきたい。
 私は、きょう、お越しくださった台湾・中国文化大学の張鏡湖博士との対談集で語り合いました。
 それは、高邁な博士の父君の断固たる教えであります。
 いわく、最も苦しい時こそ、大事業の基礎を築くことができる。
 ゆえに、「不遇を嘆いてはならない。元気はつらつと、不撓不屈であれ! 挫折はやがて成功へと変わるのだ」と。
 最も苦しい時が、勝ち戦への道です。勝利の門を開くチャンスです。決して卑屈になってはいけません。
 この明るく朗らかな人生哲学を、諸君に贈ります。私もこの通りやってきました。

激動の時代の勝利者に
学び続ける人に栄冠!


学は社会の王者

 一、変化を続ける激動の時代に、勝ち抜くための鍵は、一体、何か。
 ここにおられるラバル大学のブリエール学長の明快なる結論は「学び続けること」であります。
 その通りです。牧口先生、戸田先生も、そうおっしゃっていました。
 「学は正義」「学は勝利」「学は社会の王者」であります。
 学ぶのです。努力するのです。そして勝つのです。
 皆さんが力をつけ、偉くなれば、自分だけでなく、お母さん、お父さんも勝利です。
 結びに、敬愛するカナダの栄光、そしてご臨席の皆様方の幸福とご健康と大勝利をお祈りし、私の謝辞とさせていただきます。
 ありがとうございました! 皆、お元気で!(大拍手)
2010-05-05 : スピーチ・メッセージ等 :
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