創価大学入学式

創価大学入学式/アルメニア 「エレバン国立芸術アカデミー」名誉博士号称号/アルメニア芸術家同盟  名誉会員証授与式               (2010.4.2 創価大学記念講堂)

 アジア、欧州、中東と交流し、コーカサス地方の南に広がる長き歴史の国――アルメニア共和国の芸術家育成の大殿堂「エレバン国立芸術アカデミー」から、創価大学創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉博士号」が授与された。また、同国の文化推進の原動力と光る「アルメニア芸術家同盟」から「名誉会員証」が贈られた。これらは、SGI会長の世界平和の建設と、文化の発展に対する多大な貢献を讃えたものである。授与式は2日、創価大学の第40回入学式、創価女子短期大学の第26回入学式に続き、東京・八王子市の創大記念講堂で行われた。式典には、同アカデミーのアラム・イサベキャン総長、芸術家同盟のカレン・アガミャン総裁が、マレーシア全国作家協会連盟のタン・スリ・イスマイル・フセイン会長夫妻ら多数の来賓と出席した。

エレバン国立芸術アカデミー
イサベキャン総長の授章の辞


人間主義の熱き闘士
素晴らしい教育・文化活動


 深く尊敬する池田大作SGI会長。ご列席の皆様、尊敬する学生の皆様。
 私たちは、山に囲まれた太陽の国アルメニアから、海に囲まれた素晴らしい日出ずる国・日本にやってまいりました。
 このたびは、エレバン国立芸術アカデミーの名誉博士号を池田会長に授与させていただくという名誉にあずかることができました。
 会長の芸術・学術・哲学・政治の分野に及ぶ多角的なご活動は、会長が、高い理想を希求する熱き闘士であられることを物語っております。
 そのような生き方は、5000年の歴史を持つアルメニア国民の精神と共鳴するものであります。その歴史は、アララト山に漂着したとされるノアと結びついており、その山はまた、貴国の富士山とよく似ております。
 わが国は、世界のキリスト教国家の中でも、キリスト教を国教として受け入れた最初の国であります。その教えは、仏教の教えと同様に、精神性と人間主義に基づいております。
 わが国の古代文化の高い精神性は、歴史上、悲劇的な運命の打撃を受けるたびに、私たちに乗り越える力を与えてくれました。
 わが芸術アカデミーは、全人類的な文化の価値によって磨かれた伝統芸術を守ることを目指しております。
 会長のご著書を読ませていただき、また、会長のとどまることのない創作活動とご行動を知り、私たちは、その規模の大きさと会長の学識の深さに心から感嘆いたしました。
 そこで、私たちは会長を、わがアカデミーの名誉博士にお迎えしたいとの思いに至りました。会長は、矛盾に満ちた世界の未来のために人間主義を打ち立てるべく、全力を尽くしておられます(大拍手)。
 特に、会長の素晴らしい教育・文化活動に共感しております。
 さらに、会長の現代の著名な識者との対談集のテーマや、哲学書、エッセーや詩集は、信仰心や思いやりの心が薄れている現代社会に会長が深く心を痛めておられることを物語っています。
 会長がエレバン国立芸術アカデミーの名誉博士にご就任いただくことは、わがアカデミーの青年教育に大きな触発となります。
 今後、アルメニアの若き芸術家たちは、会長の人生を模範とし、困難な現代にあっても、会長が妙《たえ》なる宝と名づける人間生命を守るためには、会長のごとく毅然と闘うべきであると決意を新たにすることができるのであります(大拍手)。
 本日は、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。晴れやかな式典にお迎えいただき、心から感謝します(大拍手)。

アルメニア芸術家同盟
アガミャン総裁の授章の辞


両国の発展・友好の道を
池田博士の哲学に学びたい


 深く尊敬する創価大学創立者・池田大作SGI会長。尊敬する教職員の皆様。尊敬する学生の皆様。
 それぞれの人生に、生涯深く心に刻まれ、これまでの人生観をいっぺんに変えてしまうような出来事に直面することがあります。
 私にとって、まさにそうした出来事が、現代の偉大な行動者である深く尊敬する池田会長と、哲学と芸術を通して出会えたことでありました。
 そして、このたび、日本という遠く離れた、素晴らしい国を訪問することができ、これほどの喜びはございません。古い歴史を保ちながら、近代的な発展を遂げる貴国は、人類の文明にさまざまな分野で大きな役割を果たしてこられました。
 そして、本日は、私にとり、また、アルメニア芸術家同盟にとり、この非凡な方、天才的な思想家、芸術家である池田会長に、アルメニア芸術家同盟の名誉会員証を授与させていただくという、大いなる名誉にあずかることができました。
 わが同盟の理事会一同、このたびの授章を大歓喜のなか決定いたしました。この偉大な方がアルメニア芸術家同盟の名誉会員になっていただけることは、私たちにとり、この上ない名誉であります。
 アルメニアと日本の国民は、それぞれ古い歴史を持つ民族ですが、これまでお互いの接点は多くありませんでした。今回、敬愛する池田会長のような世界的に著名な思想家をわが同盟にお迎えすることができ、両国は素晴らしい絆で結ばれました。今後、両国民がお互いを知り、友好を築く道が開かれたと確信いたします(大拍手)。
 近年、アルメニアは再び独立を勝ち取りましたが、現在は地政学的に複雑な状況に置かれており、領土は、かつてのわずか10分の1に縮小されてしまいました。
 国民の多くが世界各地に散っておりますが、遠い幾千もの歴史に根を張り、独自の古代文化を礎としながら、多種多様な世界文明の中で、また、すべてを飲み込むようなグローバル化の中で、自己を見失わないよう、努力しております。
 私たちにとりまして、日本の歴史は、民族の維持のみならず、あらゆる分野で見事な発展を遂げるための輝かしい手本となります。
 また、日本の発展の陰には、池田会長のような偉大な人物の存在が大きかったと確信いたします。
 私たちアルメニア人にとって、貴国から学ぶべきことは、もちろん多々あると思いますが、特に、偉大な思想家・池田会長の哲学に学び、耳を傾け、吸収していくべきであると思っております。そうすることによって、両国の交流を幅広く拡大しながら、双方の文化をさらに高め合い、友好を深めることができるのであります(大拍手)。
 重ねて、偉大なる思想家・池田大作会長にアルメニア芸術家同盟「名誉会員証」を授与させていただくという栄えある機会を頂戴いたしましたことを、深く感謝申し上げます。
 大変にありがとうございました(大拍手)。

創立者のスピーチ

世界一誇り高き青春を飾れ!
わが黄金の歴史を今日から!


君よ英知の太陽と輝け

 一、新入生の皆さん、入学、おめでとう!(大拍手)
 新入生の諸君は、手を挙げてくれますか.〈「ハイ!」と元気のよい返事とともに新入生が挙手〉
 皆さん、親孝行を頼みます! 勉学を頼みます!
 またご来賓の諸先生方、遠方より、大変にありがとうございます(大拍手)

真心に感謝!
 一、昨日(4月1日)は、マレーシア全国作家協会連盟から、「世界の偉大な詩人賞」を拝受いたしました。
 本日、ここにお迎え申し上げたイスマイル会長が授与してくださったのです。
 謹んで感謝申し上げます。ありがとうございました(大拍手)。
 〈創立者・池田SGI会長の詩歌をはじめとする文化・芸術の功績に対して、これまで、世界芸術文化アカデミーから「桂冠詩人」称号(1981年)、世界詩歌協会から「世界桂冠詩人」賞(1995年)、同じく世界詩歌協会から「世界民衆詩人」称号(2007年)の栄誉が贈られている〉

わが子以上に!
 一、新入生の皆さんが、どれほど深く、強い心で、わが創価大学、創価女子短期大学に入学してくれたことか。
 最優秀の英才の皆さん方が、勇んで、私の創立した大学に来てくれたことは、よく分かっております。
 他の大学に合格していながら、そのうえで、わが創大を選んでくれた友もいます。本当にうれしい。
 皆さんの心を、私は永遠に忘れません。また、お父さん、お母さんにも、よろしくお伝えください。
 また教員の皆さんは、学生たちをよろしくお願いします。
 創大、短大の教員は、学生を「わが子以上」に大切にし、面倒を見てもらいたい。
 教員は学生を「下」に見るのではない。学生を「上」に見るのです。
 それが「学生中心」ということです。それを実行した大学が伸びるのです。
 学生のために大学がある。世界で一番、学生を大事にした大学が、世界で一番の大学になる。それが方程式です。
 私も東洋商業(当時)や大世学院(同)の時代に、先生方から本当に大事にしていただいた。そういう思い出は、生涯、忘れないものす。
 勉強のことや家庭のことなど、学生たちは、さまざまな悩みを抱えています。
 それをよく聞いてあげて、たとえ成績が悪くても、「君には力があるのだから、心配しないでいいんだよ」と肩を叩いて、温かく激励してあげてほしい。
 根本は愛情です。
 学生・生徒に、わが子以上の愛情を注いでいくことが、先師・牧口初代会長の精神であり、恩師・戸田第2代会長の精神です。
 それが創価教育の伝統なのです。
 私自身、創立者として、仏法者として、創大生、短大生が、健康で、幸福で、立派になって、親孝行してもらいたい、勝利の人生を歩んでもらいたいと、毎朝毎晩、祈りに祈ってきました。今もまた祈っています。
 それが私の使命であり、宿命であると思っています。
 創大、短大の柱である教員の皆さん、どうか、よろしくお願いします。永遠に、この心で進んでいただきたい。皆さんから「教員革命」の模範を示していってください。
 一、きょうは、アメリカ創価大学に入学する皆さんの代表も出席してくれています。皆、おめでとう!
 遠く地方からも、創大、短大に多くの新入生を迎えることができました。本当にうれしい。感謝しています。はるか北海道の天売島から来てくれた友もいます。ありがとう!
 「学は光」の通教生の皆さんも、おめでとう! 皆、体を大切に!
 尊き留学生の皆さん、ありがとう!
 今年からインドの創価池田女子大学からも留学生をお迎えすることになりました。本当にうれしい!
 日本の学生の諸君は、留学生を温かく、また熱烈に歓迎してあげてください。よろしくお願いします。
 そして、ご家族の皆様方、心から感謝申し上げます。教員の皆さんも、ご家族に最大の感謝を捧げていっていただきたい。

親孝行であれ!
 一、新入生の皆さんは、親孝行をお願いします。
 まずお父さん、お母さんに心配をかけないことです。そしてまた、お父さん、お母さんを大切にしよう、喜ばせてあげようという心が大事です。
 そして、いつかは偉くなって、日本中、世界中に連れていってあげようというくらいの大きな心で、自分自身を磨きに磨いていってください。
 創大生の私がいれば、お父さんは安心してくれる。お母さんは満足してくれる──そういう麗しい親子関係の創大生になってください。
 一、きょう、お迎えしたイサベキャン総長とアガミャン総裁は、ともに貴・エレバン国立芸術アカデミーの卒業生であり、母校のために尽くしてこられた尊い方々です。
 卒業生が愛する母校を守り、支え、発展させ、後輩のために尽くしていく──これほど美しい、人間世界の流れはない。
 創価大学にも、創大出身の学部長が新しく誕生しました。
 経済学部の神立学部長、法学部の加賀学部長、文学部の大梶学部長です。さらに法科大学院の尹《いん》研究科長、通信教育部の花見部長が就任された。
 「学生のために」
 「後輩のために」
 この良き伝統をさらに輝かせていっていただきたい。

強くなれ!
 一、ともあれ皆さん、入学、本当におめでとう!(大拍手)。
 徹して学んで、必ず偉くなって、ご両親を安心させてあげてください。
 私も青春時代、そうしてきました。
 戦争のために、わが家は、住む家を追われ、4人の兄を兵隊にとられ、長兄は戦死した。私は、懸命に一家を支えました。大変な苦労を味わった。
 故に私は、国家悪とは戦います。戦争には絶対に反対です。
 日本は中国に申し訳ないことをした。日本は心から反省し、中国と友好を結んでいくべきだ──この信念を日大講堂で発表しました。〈1968年9月8日、学生部総会での日中国交正常化提言〉
 後に周恩来総理とお会いした時、総理は、提言のことを高く評価してくださった。
 一、私は世界中の指導者と対話し、友情を結んできました。
 マンデラ氏(南アフリカ元大統領)と初めてお会いしたのは20年前。氏が獄中闘争を勝ち越えた年です。〈1990年10月31日、聖教新聞本社で会見〉
 氏が、通信教育で学び抜いたことは有名です。
 獄中で、私の文章も読んでおられた。迫害を乗り切り、戦い勝ってこそ偉大であると、二人で固い握手を交わしました。
 その5年後、大統領として来日された氏と、再会しました。〈95年7月5日〉
 友情と信頼を確かめ合い、私はうれしかった。今も交流があります。
 きょうは、正義と人権のために闘ってきたマンデラ氏の叫びを、皆さんに伝えたい。
 「我々自身が、より強くならなければならない」
 学ぶことが、すなわち強くなることです。
 親孝行も、強い人間である証拠なのです。

不屈の魂の国 アルメニア
人類の宝の芸術を創造


自分で決まる
 一、わが新入生の皆さんに、私の大好きなアルメニアの民衆詩人チャレンツ先生の詩をお贈りしたい。
 「君の春よ、勝利に輝け!
 君の道は、すでに花々に包まれている。
 これから、この道を黄金に輝かせていくのは君自身なのである」
 きょうから、一緒に黄金の歴史を刻んでいこう!(大拍手)。
 何があっても、落胆してはいけない。心こそ大切だ。
 人生は勝たなければ損である。その方向性は、青年時代に決まってしまう。だからこそ、この学生時代が重要なのです。
 本日、お越しくださったご来賓の先生方は皆、平和と人道のため、戦い抜いてこられた闘士であります。
 この最高峰の知性の先生方が、人類の未来の希望を創価の君たちに託してくださっているのです。
 牧口先生と同年代のアルメニアの大詩人、イサアキャン先生は歌いました。
 「何かあろうとも、人間よ、誇り高くあれ」と。
 君たちは世界一誇り高き青春を進んでいる。これからも、進んでいってもらいたい。
 私はかつて、20世紀最大の歴史学者であるトインビー博士と対談をしました。話の内容が難解で、通訳が苦心していました。語学の重要性を痛感したことを覚えています。
 このトインビー博士が、“苦難に負けない強さ”の象徴として注目していた民族が、貴アルメニアでした。
 ヨーロッパとアジアを結ぶ、美しき高原の国アルメニアは、文明の十字路にあって、数限りない侵略や迫害にさらされました。大変な苦しみを昧わってこられた。
 しかし、どんな災難にも、貴国は絶対に屈しない。常に世界へ人材を送り出し、人類の宝の芸術を見事に創造してこられたのです。
 この不屈の魂を烈々と受け継がれる先生方から、本日、私は何よりも尊い栄誉を賜りました。
 厚く厚く御礼を申し上げます。誠に誠に、ありがとうございました(大拍手)。

イサベキャン総長の信念
「父母に応えゆく人生を!」


ダ・ヴィンチ
地球は成長する精神を持っている
一日一日、成長! 一歩一歩、挑戦!


民衆こそ大切
 一、エレバン国立芸術アカデミーは、第2次世界大戦後の荒廃の中、民衆と芸術家の力によって創立されました。民衆こそ大切です。芸術家こそ大切です。
 その創立の功労者の一人が、世界的な画家であり、哲学者であられたイサベキャン総長の父君であります。
 総長は、ご両親の信念をわが信念として、「父母に応えられる人生を生き抜こう」と学びに学び、努力を貫かれました。
 勉学は親孝行です。努力は親孝行です。君たちも、ご両親が心から喜んでくださる学生生活を頼みます。
 総長と同じく、アルメニア芸術家同盟のアガミャン総裁も、崇高な使命光る大芸術家として、親孝行を果たしてこられました。
 総裁が最も尊敬される偉人は、創価大学にも像が立つ、レオナルド・ダ・ヴィンチであります。
 新入生の皆さんはダ・ヴィンチのことは知っているでしょうか。ぜひ、自分で研究してみてください。一つ一つ、何でも学んでいく。これが本当の勉強です。
 私も青年時代、師匠である戸田先生のもとで、毎朝のように勉強した。日曜日も、徹底して学びました。
 このダ・ヴィンチの有名な言葉に「地球は成長しようとする精神をもっている」(チャールズ・ニコル著、越川倫明ほか訳『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯』白水社)とあります。少し難しい言葉かもしれないが、よく思索してもらいたい。
 若き君たちの生命は、一日一日、毎日が成長である。一月一月、前進である。一年一年、創造なのです。
 全員が、勝利の人生を飾ってもらいたい。ご両親も、友人も、そして大学の先輩や後輩たちも喜ぶような、素晴らしい人生を送ってもらいたい。
 地味ではあっても、心が光る勉強と努力をし抜いてください。

学べ!平和と正義のために

挑戦の勇気を!
 一、アルメニアが生んだ大音楽家・ハチャトゥリヤン先生は、青年に訴えました。
 「怠惰は鉄がさびるように、人間の創造性をさびつかせてしまう」(寺原伸夫著『剣の舞 ハチャトゥリヤン──師の追憶と足跡──』東京音楽社)と。
 人生は怠けてはいけない。それでは人間は磨かれない。頑張ろう!
 残念ながら、今の時代は、安易な遊び半分の風潮が、蔓延しています。
 それに流されてしまえば、自分が後悔を残すだけであります。
 大事な君たちだ。思うようにいかない時も、一歩また一歩と、前へ踏み出す挑戦の勇気を燃やしていくことを、絶対に忘れないでいただきたい。
 風潮に流されて、遊び半分では、人生の最後に負けてしまう。本当の勝負は、最後の5年間がどうかである。
 私は、総長と総裁のお二人が大切にされるアルメニアの不滅の獅子吼を、君たちに伝えたい。
 それは、5世紀の貴国の哲人の叫びであります。
 「命を賭して戦う者こそが、永遠の生命を得る」
 まさに正義のため、恐れなく戦い抜く勇気です。
 勉強も正義です。そして勇気こそ、教育の根幹であります。
 創価教育の創始者である牧口先生と戸田先生も、また弟子の私も、平和と正義に命を捧げてきました。
 そのために私は勉強しました。
 『創価教育学体系』を発刊された牧口先生、『推理式指導算術』などを著した戸田先生という大教育者の英知を受け継いできました。
 この弟子のつながりがあったゆえに、私は勝ちました。
 平和と正義──そのための勉強です。そこに永遠の勝利がある。
 断固として、皆さん方も、正義と平和の道、そして親孝行の道に続いてください。
 頼みます!〈会場から「ハイ!」と元気な返事が〉

学ぶ時は今
良書を読め 語学を磨け


時を逃すな
 一、きょうは、偉大なマレー文学の父であられる、イスマイル会長ご夫妻と、再会を果たすことができました。
 本当にありがとうございます。うれしい!(大拍手)
 会長は人間のための芸術に尽力された。世界の民衆の心を結んでこられた。
 その原動力として、若き日、「学問探究のチャンスは今だ。時を逃すな」と決意して、学び抜かれたことは、あまりにも有名であります。
 君たちも、今が学ぶ時だ。
 本当に学んだ人間が偉くなる。中途半端では、乱世を勝ち抜くことはできません。
 語学も断じて習得してもらいたい。
 語学があれば、活躍の舞台が広がります。世界でさえ、狭く感じられる。
 人類の宝である良書も読破し抜いていただきたい。
 そして、お世話になった方々のためにも、成績優秀で卒業してください。

時代の要請は「コミュニケーションの力」
「他者との対話」が生命を開花


太陽の如くあれ 自身の道を貫け
 一、激動の社会で強く要請されている力は何か。
 それは、「コミュニケーション(他者との対話)の力」であります。
 この点については、先日、日本を代表する月刊誌「中央公論」に掲載された、私と、若き脳科学者・茂木健一郎博士との往復書簡でも、一つの焦点となりました。
 自分の中だけでは創造性は育たない。脳科学から見ても、異なる世界と触れ合うことで、脳は学習をすると指摘されております。
 要するに、他者と誠実な対話を重ねる人は、創造的な生命を常に光り輝かせることができるのです。
 君たちは、世界に開かれた、この創価の学舎から、大事な留学生の皆さんとともに、生き生きと朗らかに、平和と勝利の大連帯を広げ創っていってください。
 終わりに、太陽の国アルメニアの大文豪トゥマニャン先生の詩を、愛する大切な諸君に捧げたい。
 「太陽の如くあれ!
 自身の道を貫け!
 厚き暗雲を突き抜けて、常に威風堂々とあれ!
 君には、光明をもたらすために生き抜く使命があるのだ」
 貴国の永遠の栄光と平和を、心からお祈り申し上げます。
 ご来賓の先生方、また保護者の皆様方のご健勝をお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 ありがとうございました(大拍手)。
2010-04-04 : スピーチ・メッセージ等 :
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