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中国の程大使と会見

池田名誉会長 中国の程大使と会見
           (2010.3.9 聖教新聞本社)

 池田名誉会長は9日午後2時半、新任のあいさつに訪れた中国の程永華《ていえいか》駐日大使を東京・信濃町の聖教新聞本社に歓迎。民音や東京富士美術館を中心とした文化交流、青年部による青年交流の推進など日中両国のさらなる平和友好を展望し、約1時間半にわたり和やかに語り合った。会見には、駐日中国大使館の張成慶参事官、張向東1等書記官、張社平大使秘書官、学会の池田副理事長、谷川・萩本副会長、創価大学の山本学長、田代理事長が出席。民音の小林代表理事、東京富士美術館の原島理事長、青年部の代表らが歓迎した。

周総理
友情よ永遠に! 長江の如く 富士山の如く


名誉会長
歴史を開くのは誠実と勇気
程大使
名誉会長が築いた金の橋を青年が往来


大使のモットー
いつもベストを尽くす!
冷静に判断し迅速に行動


 程永華《ていえいか》大使が本社に到着すると、出迎えた約200人の青年部、海外のメンバーの代表から、「熱烈歓迎」の拍手がわき起こった。
 程大使は、満面に笑みを浮かべ、「4年ぶりに日本に戻ってきました。皆さんにお会いできて、本当にうれしいです!」と流暢な日本語で。親しみ深い、温厚な人柄が一言一言から伝わってくる。
 程大使は55歳。新中国から日本への国費留学生の1期生として、創価大学に学んだ。
 卒業後、中国外交部に勤務。アジア局副局長等を経て、2003年から日本で公使を務め、2006年にマレーシア大使、2008年に韓国大使に就任。先月末、第11代駐日大使として着任した。
 池田名誉会長は、新大使の誕生を心から祝福。多忙な中での来訪に深く感謝し、「今後も、さらなる貴国との平和友好を決意しております」と一層の尽力を約した。
 程大使の在日期間は創大留学時代を含め、約20年に。有数の知日派として知られ、日本の各界から幅広い期待が寄せられている。
 会見で程大使は、中国と日本が国交回復以前の不正常な状態にあった時から、名誉会長が両国の友好を主張し、国交回復後も中国の歴代指導者と友誼の語らいを深め、率先の行動を起こしてきたことに深く感動していると強調。
 自らも大使として責任の重大さを感じ、両国友好を一層堅固にするために尽くしていきたいと語った。
 また程大使は、自身のモットーを問われ、「いつもベストを尽くすことを目指しています。そして、何事に対しても、冷静に見て判断し、迅速に行動することを心がけています」と。また、趣味として、読書とスポーツをあげた。
 ここで話題は、「周桜」をめぐって。
 35年前、程大使が留学生時代、創価大学に植えた「周桜」は今、大きく育っている。
 名誉会長は、各界の来賓が讃嘆し、多くの後輩が仰ぎ見る周桜は、両国の友情の象徴となっていると紹介。
 大使も、「本当に中日友好のシンボルになっていますね」と喜びを込めて語った。
 桜といえば、日本の俳聖・松尾芭蕉は、桜の咲く春に再会した若き友に詠い捧げている。
 「命二ッの中に生《いき》たる桜哉」と(井本農一・堀信夫注解『松尾芭蕉集①』小学館)
 何と深い縁で結ばれた、あなたと私の二つの命であることよ。
 私たちの前には、心と心を結ぶ桜が、何と生き生きと、咲き薫っていることか──。
 名誉会長はこの句に触れつつ、「周桜は、今年も、“周総理と私たち”そして“中国と日本”という、二つの命を結び、まもなく咲き誇ります」と、程大使に語りかけた。
 そして、文化・青年交流の各分野で、新たな友好の歴史を築いていきたいと力説。
 今、民音の招へいによる「中国雑技団」の公演が各地で反響を広げている。中国文化を紹介する民音公演は、これまで250万人以上が鑑賞した。
 明年は、シルクロードの都・西安が誇る「陝西省歌舞劇院」を招く予定であることが話題になると、程大使は「国民の相互理解が友情の増進につながります」と述べた。
 また、東京富士美術館では、明年に向けて「女性たちの故宮」展(仮称)の企画も進んでいる。
 中国・明の時代から歴代の皇帝が居住した紫禁城(故宮)。同展は、その故宮に所蔵されている王朝ゆかりの絵画や工芸、宝飾などの名品を通し、中国の宮廷文化を展覧する。
 さらに名誉会長は、程大使を最初の留学生として迎えて35年になる本年、8月には、学会青年部の「日中友好青年交流団」が中国に派遣される計画であることを紹介。
 程大使は、名誉会長が築いた 「金の橋」を多くの青年たちが往来し、互いに友人となっていることに感謝を述べた。
 名誉会長は、同行の張参事官、張1等書記官、張大使秘書官にも声を。「日本語が上手ですね!」と讃える一幕に笑顔が広がった。

忘れ得ぬ出会い
 次いで名誉会長は、1974年12月5日の厳寒の夜、北京の305病院で、逝去約1年前の周恩来総理と会見した事実を「世界の指導者との数々の出会いの中でも、忘れがたい思い出です」と述懐。
 周総理が「どうしてもお会いしたいと思っていました」と固く手を握りつつ、本来は同年6月、初訪中の折に会見を望んだが、体調のため果たせなかったと述べたこと、1万数千人の学生を前に発表した「国交正常化提言」(68年)をはじめ、若き名誉会長の日中友好への努力を高く評価していたこと等、語らいの一端を紹介した。
 そして、次の周総理の言葉に言及。
 「世界で最も聡明な人間とは、最も誠実な人間のことである。なぜなら、最も誠実な人間であってこそ、はじめて歴史の試練に耐え得るからだ」(『大智周恩来』)
 「今は人民の時代ではありませんか? 人民なしでは何事も完結しません」(毛里和子・増田弘監訳『周恩来 キッシンジャー機密会談録』岩波書店)
 総理の言葉のごとく「誠実」に、日本の民衆の中に飛び込み、交流を広げてきた程大使の足跡を讃えた。
 さらに語らいは、周総理の人格と外交哲学をめぐって──。
 名誉会長は、“勇猛こそ最極の心である”との杜甫の言葉、“障害は智慧の灯りで焼き払え”との白楽天の言葉を体現した「勇気」と「智慧」の指導者こそ、周総理であったと論じた。
 程大使は、日本留学前、人民大会堂での、外国の賓客をもてなす観劇の席で、周総理の姿を見たと紹介。
 名誉会長の回顧録をはじめ多くの書物や、外交部の先輩の思い出話を通じて、じつにこまやかで思いやりの深い周総理の偉大な人格に学んできた。なかんずく、文化大革命の混乱期に、死力を尽くして国家を舵取りした努力に感動を禁じ得ないと語った。
 名誉会長は、「お互いに信頼し尊敬する、この二つが核心です」(前掲『周恩来 キッシンジャー機密会談録』)との総理の外交哲学に触れつつ、74年の会見の際も、日中友好について、同じ信念を語ってくださったと紹介。
 さらに「両国の伝統的な友情が、流れ続ける長江のように、滔々と絶えることなく、高くそびえる富士山のように、永遠に存在し続けることを、心から願っております」──この周総理の心を心として、程大使とともに、さらに一段と21世紀の両国の友好に尽くしていきたいと、強く語った。

若き力で世代を超えた友好を

胡錦濤主席と3度の語らい
 また、名誉会長は、胡錦濤国家主席と、これまで3度にわたり会見を重ねていることに触れ、思い出深き歴史を振り返った。
 ──胡主席を聖教新聞本社に迎え、最初の語らいが行われたのは25年前(85年)の3月6日。
 当時、胡主席は「中華全国青年連合会」(全青連)の主席であり、中国青年代表団の団長として一行とともに来訪した。
 名誉会長は、42歳の若き胡主席を迎えるため、予定を変更して地方から舞い戻った。
 この折、全青連と創価学会青年部の交流協定が結ばれたのである。
 胡主席は、「ともに中日の美しい将来のため、さらに努力したい」と力説。名誉会長は、いかなる試練の時も、毅然と人々のために行動しゆく、指導者の心を語った。
 2度目の語らい(98年4月22日)。
 胡主席は、程大使をはじめとする創価大学留学生の健闘を讃えた。
 「創価大学の留学生は皆、中日友好事業の中堅として活躍しています。きょうの機会にあらためて、池田先生に感謝を申し上げます」
 さらに、中国と韓国の平和友好を展望して対話は弾んだ。
 胡主席との3度目の語らい(2008年5月8日)では、「人間を一番、大事にし、調和を促進する」との胡主席が提唱する「調和世界(和諧世界)」の哲学が話題に。
 「青年時代に蒔いた友好の種は永遠である」「青春の力で、世代を超えた友好を!」との胡主席の叫びに、名誉会長は深く胸を打たれた──。
 胡主席と名誉会長の25年にわたる友誼の歴史。程大使は笑顔をたたえ、感慨深く、懐かしそうに耳を傾ける。

よき隣人として
 さらに大使は、外交官を志した原点について、創価大学に留学していた時点で、将来、外交の道に進もうと決めていたと述懐。
 当時、中国は苦しい状況にあったが、長い伝統と文化を有する母国が、いずれは必ず発展することを確信して日本での勉強に励んだと述べた。
 また名誉会長は「学生時代、大使が得意だった科目は何でしょうか?」と質問を。
 大使は当時を振り返つて、「日本語や日本の文化に関する科目を多く取りました。よい先生に恵まれたおかげで、いい点数を取ることができました」と語り、和やかな笑いが広がった。
 さらに、創大在学中に、ルース・ベネディクトの『菊と刀』など、日本人の考え方を論じた書籍を読み、多くを学んだ。中国の古典である『論語』や『三国志』『水滸伝』なども、これまでの読書の中で感銘を受けた本であると語った。
 また、中日両国は、よき隣人として、よきパートナーとして、互いに誠意をもって関係を深めていきたいとの思いを述べた。
 友誼の心薫る語らい──。席上、名誉会長から程大使に、自作の漢詩が贈られた。
 名残を惜しみつつ、会談を終えた程大使は芳名録に、「為中日世代友好(世々代々にわたる中日友好のために)」との言葉を綴った。
 名誉会長の案内で1階ロビーに降りると、創価大学の出身者をはじめ、青年部の代表が盛大に見送りを。
 永遠の友好を担いゆく若き人材群の大きな拍手に包まれて、大使は車中の人となった。
2010-03-14 : スピーチ・メッセージ等 :
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