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随筆 人間世紀の光 No.213=完

随筆 人間世紀の光 No.213=完  (2009.12.29付 聖教新聞)

創価の正義のスクラム

「異体同心」の信心に 勝利あり
勇んで民衆の中へ! 「対話」の花また華を‼


 断固して
  健康長寿を
   祈り 勝て
  仏天までも
    必ず護らむ

 それは50年前(昭和34年)の師走。
 「人生は、生き抜くことだ」と、私は日記に記した。
 「その原動力は題目だ」
 「妙法より頂戴した寿命──大切にして、生き、戦おう──」と。
 医師から「30歳まで生きられない」と宣告された私であった。しかし、恩師・戸田城聖先生のご逝去後の学会を担い、31歳の1年間を渾身の力で走り抜くことができた。師が「俺の分も生きよ」と、くださった命である。
 そして、さらに半世紀。全世界の同志の真心の唱題に包まれながら、私は、いよいよ壮健で、広宣流布の指揮を執っている。
 創価の師弟には、「更賜寿命」「宿命転換」の大功力が漲っているのだ。
 今、病気と闘う健気な友に広大無辺の生命力あれ! 病魔よ立ち去れ! と、私と妻は祈り続けている。
 日蓮大聖人は、病魔との闘争が続いていた富木尼御前に仰せになられた。
 「一日の命は三千界(=大宇宙)の財にもすぎて候なり」「而して法華経にあわせ給いぬ一日もい(活)きてをはせば功徳つもるべし」(御書986㌻)
 人生は生き抜くことだ。一日一日、断じて戦い抜くことだ。そして一年一年、断固と勝ち抜くことだ。
        ◇
 新たなる
  道を開けや
   広宣の
  使命の自覚を
     深く忘れず

 この一年、わが同志の皆様方の偉大な奮闘に、心から感謝申し上げたい。
 秋以来、中心者が新任になった組織も多い。新しい一歩が踏み出されている。
 組織は、生命体である。前進するか、停滞するか。人の心、とくに中心者の一念で大きく変わっていく。
 ゆえに、男女青年部はもとより、壮年も婦人も、フレッシュな「新人」の心意気で、新たな城の建設へ、祈り、行動しゆくことだ。
 英国の詩人ブラウニングの詩に、こうあった。
 「出来上がったものの上に安住するよりも 自ら造り上げることを期して、未熟な技に励むことこそ、青年には ふさわしい」
 「真剣」に勝る力はない。果敢に困難に挑め! これが若さだ。創価の青年だ。

「一は万が母」なり

 維新の大教育者・吉田松陰は、弟子に語っている。
 「一身一家より手を下し、一村一郷より同志同志
と語り伝えて、この志を同じゅうする者 日々盛んにならば、一人より十人、十人より百人、百人より千人、千人より万人」──と。
 いかなる運動も、一人が次の一人と同志の絆を結ぶことから始まる。その真の同志の輪が、歴史を変える潮流を起こしていくのだ。
 創価の人間主義の拡大も、この方程式である。
 「一は万が母」(御書498㌻)である。
 まず、誠実な対話で一人の友をつくることだ。その一人の先に、二人、三人、さらに十人、ひいては千万の友の笑顔の花また華が広がっていくのである。
 戸田先生は言われた。
 「仏法の英雄が集まった! 人間革命の英雄が集まった! 社会変革の英雄が集まった! 広宣流布の英雄が集まった!
 一緒に連戦連勝の人生を生き抜こう!」
        ◇
 インドの初代首相ネルーは師匠ガンジーを「すべての人たちを一つにつなぐ人」と讃え仰いだ。
 偉大な師弟を根幹とすれば、偉大な団結が広がる。
 17年前、インドを訪れた折、お隣ネパールから12人の友が駆けつけてくれた。
 この時、私は尊き使命の友に、「第一に仲良く、第二に仲良く、第三にも仲良く」と指針を贈った。忘れることはできない。
 嬉しいことに、ネパールもインドも、釈尊ゆかりの天地で、わが友は仏法の真髄たる異体同心の前進を、仲良く続けてくれている。
 「異体同心」とは、個人的な感情や好き嫌いなどに左右されるものではない。
 御聖訓に、同志は「仏の如く互に敬うべし」(御書1383㌻)と仰せだ。その姿は、法華経の宝塔品で、多宝如来が釈尊に半座を分かって並び座るように、あまりにも麗しい。この通りの尊極の仏の会座が、創価学会なのである。
 わが恩師は「戸田の命よりも大事な広布の組織」と言われた。学会は妙法流布を遂行する同志の結合だ。仏意仏勅の和合僧である。
 世間の上下関係や、親分子分の関係ではないのだ。
 もちろん、ありのままの人間の集まりである。なかには付き合いにくい人もいよう。それでも、「仲良くしていこう」というのが、日蓮仏法の精神である。
 大聖人は、短気で一本気な四条金吾が、同志と思われる夜回り(警備)の人たちと協調できないことを心配し、「いかに心にあはぬ事有りとも・かたらひ給へ」(同1172㌻)と御指導されている。
 「異体同心」を祈って、努力していくこと自体が、尊き仏道修行となる。互いに尊敬し合い、仲良く前進していく──そこに、妙法が脈打っていくからだ。
 「総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して 異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か」(同1337㌻)
 異体同心の団結、そして師弟不二の結合のなかに、「万人成仏」の妙法も顕れ、赫々たる広宣流布の勝利が輝くのである。
        ◇
 副役職の方々をはじめ、中心者を支える先輩・同志は、「異体同心」の要だ。
 私は、蒲田支部の「二月闘争」の時も、さらに文京支部の「大前進」の折も、正役職ではなかった。副役職の支部幹事であり、支部長代理であった。しかし、「必ず日本一の支部長にします!」と、真剣に守り抜き、誠実に支え切った。
 心臓部は目に見えない。それでいて皆に力を送る。自分は脚光を浴びなくとも、友を盛り立てて、目覚ましい躍進を成し遂げていく人は、最も気高き陰徳を積んでいるのである。
 55年前の新春、恩師・戸田先生は不滅の一首を詠まれた。永遠に忘れてはならない学会精神である。

 妙法の
  広布の旅は
     遠けれど
  共に励まし
    共々に征かなむ

「地涌」の大力《だいりき》を!
 経文には、地涌の菩薩を讃えて、「日月の光明の 能く諸《もろもろ》の幽冥を除くが如く 斯の人は世間に行じて 能く衆生の闇を滅し」と説かれる。
 一切の闇を打ち破る地涌の大光で、今こそ社会と時代を照らすのだ。
 地涌の大使命を果たしゆく、創価の集いを見よ!
 ここに、上行・浄行・無辺行・安立行の四菩薩の大力も厳然と顕れている。
 群雲《むらくも》を見下ろし、先頭に立って道を開いていく──これが「上行」に通ずる。
 最高に清らかな創価の集いは「浄行」だ。
 この清浄なる集いが無限に広がる──それが「無辺行」である。
 そして、何ものにも揺るがぬ、威風堂々の前進は、「安立行」であろう。
 あらゆる壁を打ち破れ!
 本気で民衆の勝利を願った地涌の「行動」に、行き詰まりはないのだ。
        ◇
 創価の女性のスクラムは、人類の希望である。
 アメリカの未来学者ヘンダーソン博士も言われた。
 「社会を根底から変える力を持つのは“草の根”の力です。しかし、哲学を持たない運動は、情況の変化に左右されて、“根なし草”のように浮遊してしまいます。だから私は、哲学を持った創価の運動、とりわけ婦人の運動に注目しているのです」
 創立80周年も、世界一の婦人部がトップランナーとして、グループ単位で婦人部大会を開催される。常日頃の感謝を込めて、皆で成功を祈り応援したい。
        ◇
 インドネシアの信念の文豪プラムディヤは叫んだ。
 「みんなの気持ちがひとつになれば、なんだって可能なのだ。なんだって!」
 喜びは心を結ぶ。結ばれた心は、新たな力を得て、勢いよく弾ける。
 明年もまた、歓喜に溢れた「一閻浮提第一」の新年勤行会から出発しよう! そして痛快なる師弟の勝利劇を、断固と打ち立てていこうではないか!

 新しき
  正義と勝利の
     スクラムで
  完勝 飾れや
     偉大な同志《どうし》よ

 ブラウニングは『対訳ブラウニング詩集』富士川義之訳(岩波書店)。吉田松陰は『講孟余話』(岩波書店)=現代表記に改めた。ネルーはメンデ著『ネールは主張する』大山聰訳(紀伊國屋書店)。プラムディヤは『プラムディヤ選集6 足跡』押川典昭訳(めこん)。
2009-12-29 : 随筆 人間世紀の光 :
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