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ゴルバチョフ元ソ連大統領と会談

池田SGI会長 ゴルバチョフ元ソ連大統領と会談    (2009.12.9 渋谷区・東京国際友好会館)

SGI会長
歴史を創るのは民衆 人間主義しか道はない
ゴルバチョフ総裁
貧困を見捨てぬ世界へ再構築
ライサ夫人
私は希望を手放さない!
あきらめない人が最後の勝者


 池田SGI(創価学会インタナショナル)会長は9日午後1時半前から、明治大学等の招聘で来日中の元ソ連大統領であるゴルバチョフ氏(ノーベル平和賞受賞者)と渋谷区の東京国際友好会館で再会し、約1時間にわたり親しく語り合った。両者の語らいは、2年6カ月ぶり10度目。氏は現在、「社会・経済・政治研究国際財団(ゴルバチョフ財団)」総裁として世界を奔走。平和・核軍縮等に尽力する。席上、逝去から10年を迎えたライサ夫人の思い出をめぐり、語らいが広かった。さらに「ベルリンの壁」崩壊20年にあたり、今後の情勢を展望。世界を襲った経済危機の原因に迫るなど、話題は縦横に。約1時間にわたった会見は、人類が歩むべき21世紀の道を照らして──。会見には、総裁の令孫のアナスタシアさん、同財団のパラシチェンコ国際交流・広報部長、ポリャコフ補佐官、学会の原田会長、江藤・池田(尊)副会長が同席した。

池田SGI会長 ようこそ、お越しくださいました! お会いできてうれしいです!
ゴルバチョフ総裁 私も本当にうれしいです!
 ──出会いの瞬間、トレードマークの“ゴルビー・スマイル”を満面に浮かべた総裁。
 さらに総裁は、一段と笑顔をほころばせながら、「孫娘のアナスタシアです」と同行の令孫を紹介した。
 「お会いできて、うれしいです! 以前にもお会いしました。お久しぶりです!」──あいさつする令孫のアナスタシアさん。そのはつらつとした声が、出会いの劇に、みずみずしい彩りを添える。
 「ようこそ! ようこそ! お元気でうれしい、うれしい」と会長も何度も喜びを。

追悼文集の最初に真心の一文が
 2年6ヵ月ぶり、10度目の出会い。
 この日も麗しい家族の語らいが花開いた。
 多忙な総裁を気遣いながら、「きょうは、わが家に帰ってきたと思って、ゆっくりしてください」と語る会長。
 さらに会長は、総裁の胸に手をあて、逝去から今年で10年を迎えたライサ夫人を偲びながら、こう語った。
 「私の妻も、きょうは朝から、奥様(ライサ夫人)との思い出を懐かしそうに話しておりました。
 本当に奥様のことが大好きでした。心から尊敬していました。
 きょうは、本来ならば妻も出席したかったのです。
 しかし、総裁とお会いすれば(ライサ夫人のことを思い出して)涙が出てしまうからと、参加を控えさせていただいたことを、ご了解ください」と。
 その瞬間、込み上げる思いを抑え切れない様子で、目頭を熱くした総裁。周囲にも深い感動が広がった。
 席上、総裁は大切に持っていた1冊の本を取り出した。それは、ライサ夫人の逝去10年に寄せて発刊された「追悼文集」であった。
 総裁は、澄んだ眼で、まっすぐに会長を見つめながら語った。
 「この追悼文集は、娘のイリーナが、親しい友人だちと一緒につくったものです。この本には多くの人の文章が載っていますが、一番最初に収められているのが、池田会長の文章なのです」
 そして総裁は、その場で、本の扉のページに、次のように感謝の言葉を綴った。
 「親愛なる池田大作会長、香峯子夫人」
 「温かい友情と、深い追悼文を寄せてくださったこと、すべてに感謝します」
 その文集を手渡すと、会長は「光栄です。うれしいです。素晴らしい“宝”です」と深い感謝を。
 追悼文集を開くと、最初のページを飾っているのが、総裁夫妻と会長夫妻の写真──。
 1997年に関西創価学園を訪れ、学園生に笑顔で手を振る場面である。
 その写真とともに、SGI会長の一文(『人生は素晴らしい』〈中央公論新社刊〉に収録されたライサ夫人の人物エッセー)が掲載されている。
 追悼文集には、ほかにも、フランスのミッテラン元大統領夫人、イギリスのサッチャー元首相、統一ドイツのヴァイツゼッカー初代大統領など、総裁夫妻と深い親交のあった著名な人物の寄稿が収められている。

一家の勝利は夫人の勝利!
会長 ライサ夫人は、世界中の女性に愛された方でした。
総裁 その通りです。私よりも、彼女のほうが、愛されていたと思います(笑い)。
会長 本当に、聡明で、美しい女性でした。博学で、謙虚な指導者でした。優しく、そして強い母でした。
 ライサ夫人は、綴っておられました。
 「私がいつも願うことは、主人が知り合った若い頃のままでいてほしいということです。勇敢で、たくましく、かつ心優しく。そして、好きな歌をまた歌えるように、好きな詩を朗読できるように、今までのように屈託なく笑えるように、願っています」と。
 このライサ夫人の願い通り、総裁は、元気で、お嬢さん、お孫さんと行動を続けておられます。
 ご一家の勝利は、ライサ夫人の勝利です!
総裁 ありがとうございます。ご紹介してくださった言葉はごライサが生前の手記の中に書いた言葉です。
 私たちの人生には、劇的なことがありました。ロシアにも、たくさんの辛いことがありました。
 そのすべてを彼女は、わが事のように一緒に苦しみ、乗り越えてきたと思います。
 ──ライサ夫人には『私は希望をもつ』と題する著作がある。
 総裁は、さらに夫人が生前、新たに本を書きたいと願い、たくさんの資料を収集し、すでに各章の名前まで決めていたことを紹介。ライサ夫人が一枚の紙に赤い字で「何のために心が動いたか」との言葉を残していたことに触れ、これを本のタイトルにしたかったのではないかと思うと語った。そして、彼女の代わりに、私か長生きをして、後世に本を書き残したいと述べた。
 かつて錦秋の関西創価学園を訪れたライサ夫人は、学園生にこう呼びかけた。
 「人生には、さまざまな痛手を受けることがあります」
 「しかし『達成できる何か』はあります! 何か『実現できる夢』は必ずあるのです! だから、最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です」
 この夫人の言葉は、創価の友への希望のメッセージとなって、今も光り輝いている。

「部屋にある富士山が一番」
総裁 一昨日、(東京から)大阪に行く途中、富士山が見えました。その時、私は周りの人たちに、こう言ったのです。
 「自分の部屋にある富士山が一番だ」と。その富士山とは、池田会長からいただいた富士山の写真です。
パラシチェンコ国際交流・広報部長 池田会長もご存じと思いますが、(モスクワにある)ゴルバチョフ財団の賓客を迎える部屋に、富士山の写真が飾られているのです。
総裁 私は、この写真のことを会う方たちに話しています。
会長 光栄です。
総裁 ところで、“ゴルバチョフ夫婦桜”は育っていますでしょうか。
 〈1993年4月、ゴルバチョフ夫妻が創価大学を訪問した際に、大学の構内に“夫婦桜”を植樹した。関西創価学園にも97年11月、夫妻が訪れた折に、枝垂れ桜が植樹されている〉
会長 立派に育っています。
総裁 私はまだまだ元気で、長生きしますから(笑い)、ぜひ次回の来日の際には見せてください。
会長 もちろんです。桜は一番いい場所に立っています。大事にしています。
総裁 桜は私と池田会長の友情のシンボルだと思っています。
会長 ありがとうございます。
総裁 来年は、創価学会の創立80周年であり、学会は幾重にも大きな佳節を迎えられます。ぜひ、そのお祝いにうかがえればと思っています。
 ただ、最近は以前に比べれば、長時間、飛行機に乗ることは少なくなってきました。
 池田会長も私も、生涯を通して世界中を駆け巡ってきましたね。
会長 本当に、その通りです。
 総裁は世界一です!
 歴史に輝く偉大な指導者です。
 私も世界の各地で、忘れ得ぬ思い出を幾つも刻んできました。平和のため、人類の未来のために、各国のリーダーや識者と胸襟を開いて対話を重ねてきました。
 お忙しい総裁に、きょうはゆっくりしていただきたいのです。
総裁 ありがとうございます。
 ──ここで、ゴルバチョフ総裁は関西創価学園を訪れた時の思い出を述懐。
 総裁は「生徒たちが、制服の上着をいっせいに投げ上げた光景が忘れられません」と、懐かしそうに語った。
総裁 世界で、少しずつ変革の波が高まり、さまざまな変化が起こっています。
 アメリカにオバマ大統領が誕生したのは、意味のあることだと思います。
会長 同感です。そうした変化を、歴史を開く跳躍台にしていかねばなりません。
総裁 私たちの対談集も、新たな言語で発刊されました。
 互いに喜びあいたい。よき書物を残すことができ、うれしく思います。
 〈『20世紀の精神の教訓』のスロバキア語版が11月末に発刊された。これで10言語目となる〉
会長 各国の学術界や教育界から、“未来への教科書”として、大きな反響が寄せられています。
総裁 教科書というのも、わかります。対談を行いながら、私は池田会長から、たくさんのことを学ばせていただいた。
 ですから、私が“最初の生徒”なのです(笑い)。
会長 偉大な人は、ご謙虚です。
 ──次いで、SGI会長と総裁の新たな対談が本年、月刊誌「潮」に3回にわたって掲載されたことも話題に(2~4月号)。
 総裁は「21世紀の朝《あした》のために、池田会長と、さらに対話を続けたい」と心情を語った。

「崩すべき壁はたくさんある」
会長 本年は「ベルリンの壁」の崩壊から20年。
 私は、この“分断の壁”がつくられ始めた2カ月後に、西ドイツへ渡りました。今から48年前のことです。〈1961年10月〉
 冷たい壁を前に、私は、同行の友に、こう語りました。
 「この壮大にして強固な壁は、30年後には、なくなっているだろう」と。
 その際、将来、必ず壁が破られる日が来ることを願い、深き祈りを捧げたことは忘れられません。
 そして、28年後の89年11月、壁は崩壊したのです。
 先月、ゴルバチョフ総裁は、英国の「タイムズ」紙に論考を寄せられました。「この壁を破ろう! そして地球を救おう!」と。
 その中で、総裁は、「今、我々が崩すべき壁は、一つではなく、たくさんある」と指摘されました。
 それは“発展を手にした先進国と、発展を遅らせたくない途上国との壁”“気候変動を起こした国と、気候変動に苦しむ国との壁”“自らの行動も変え、地球規模の大胆な行動を求める民衆と、民衆を置き去りにしようとする指導者との壁”などであると。
 そして「今再び『壁を破ろう!』との叫びが響く……これは、歴史の声である」と力強く呼びかけておられます。
 思えば、かつて冷戦の時代、人々の心を閉ざしていた「あきらめの壁」「無力感の壁」を破ったのは、総裁でありました。
 今再び、「どんな壁も必ず打ち破れるのだ」という勇気を、私は総裁とともに、世界の青年に贈りたい。
総裁 光栄です。
 このように私の発言に目を通してくださり、ありがたく思います。
会長 また先月、総裁は「ベルリンの壁」崩壊20年を記念して、ドイツの首都ベルリンを訪問されました。
 多くのそうそうたる指導者が居並ぶ中で、総裁の発言は、ひときわ光っていました。
 ──東西のドイツ統合の主役は「民衆」であった。
 第一に「ドイツの民衆」である。そして、新たなドイツヘの信頼を表明した「ロシアの民衆」である──と。
 歴史を動かす力は何か。それを、ロシアの大文豪トルストイは一人一人の民衆の中に見出し、名作『戦争と平和』に綴りました。
 創価の民衆の連帯は今、世界192力国・地域に広がりました。たくさんの同志が、総裁を敬愛し、支持しています。これからも、ともに「平和と教育」の大叙事詩を綴り残しましょう!

SGI会長
創価大学 関西創価学園に“ゴルバチョフ夫婦桜”
日露友好の桜花よ薫れ
ゴルバチョフ総裁
SGI会長のお陰で桜の季節に初来日
友情と協力の道を共に


世界中が“創価”
 ──ここで話題は、創価同窓生の活躍に。
 ゴルバチョフ総裁夫妻は、幾たびとなく、創大生・学園生に熱い声援を贈ってきた。
会長 創価大学の学生から「総裁にくれぐれもよろしくお伝えください」との伝言を預かってまいりました。
 総裁は、創価大学の「名誉教授」「名誉博士」であられるので、敬意を表して、創大をはじめ、創価教育の現状をご報告します。
 また、アメリカ創大へも、開学式などに、度々、メッセージをいただき、感謝に堪えません。
 総裁をはじめ、世界からの期待に応えて、創価同窓生は、各界で力強く活躍しております。
 例えば──
 司法試験合格者は約230人。
 公認会計士・税理士は約350人。
 博士号取得者は約400人。
 国会議員は10人。地方議員は約400人。
 医師は、医学生を含め約370人。
 教員採用試験合格者は約6000人です。
 世界に羽はたく約8万人もの創価の同窓生は、総裁と私の対談集も学び、総裁の平和の信念と理想を受け継いでいます。
総裁 世界中が“創価”ですね!。
 これほど、若い、素晴らしい専門家が育っているというのは、すごいことです。
会長 うれしい言葉です。
総裁 池田会長が毎年決まって、卒業生と会われていることも、うかがっております。
会長 ありがとうございます。尊いお話、感謝します。皆に伝えます。
総裁 お願いします。必ず、創価教育の皆さんによろしくお伝えください。
会長 責任を持って伝えます。きっと喜ぶでしょう。

ペレストロイカの苦闘
 ──会見は佳境に。昨年から広がった世界的な経済危機が話題にのばった。
会長 今回の経済危機が引き起こされた最大の要因は何であったと思われますか。
総裁 1980年代、ソ連の内部で起こった「ペレストロイカ」(改革)、「グラスノスチ」(情報公開)が、世界的な潮流を生み出し、東欧の自由化にも波及しました。
 ソ連とアメリカの関係、ソ連と中国の関係も改善し、国際関係の良い流れがつくられていたのです。
 (1991年4月には)池田会長のおかけで日本にも初めて訪れることができました。首相の海部さんとは何度も会談し、非常に深い話し合いができました。
 ──答えを探し求めるように、総裁の回顧は続いた。
 極端なリベラリズム(自由主義)の弊害を取り除くと同時に、極端な共産主義の弊害をも取り除こうと努力したペレストロイカの苦闘。
 その渦中の90年7月、総裁はSGI会長と出会った。
 そして初会見の場で「ペレストロイカの『新思考』も、池田会長の哲学の樹の一つの枝のようなものです」と語ったのである。
 当時を振り返って総裁は「新しい秩序が世界に築かれるチャンスでした」と強調した。
 冷戦は終わった。しかし、衝撃的なクーデター未遂事件などを経て、ペレストロイカの試みは挫折した。

独裁権力を捨てた権力者
 ──SGI会長とゴルバチョフ総裁。二人が語り合う部屋には、ライサ夫人の追悼文集が置かれている。
 そこに掲載されたSGI会長の文章には、次のような一節が刻まれている。
 「私は、いつも思っていた。
 『なぜ、これほどの平和の功労者が迫害されなければならないのか! ご夫妻のおかけで冷戦も終わったのではないか。人類みなが感謝し、大切にするべきではないか!』」
 「考えてもみよう。かつて氏には『万能』ともいうべき独裁権力があった。その権力を使って、氏がやったことは何だったか?
 独裁体制を捨てて民主化を進め、民衆の自由を回復することだったのである!
 ひとたび『自由の水門』を開けば、批判や攻撃の奔流は氏自身にも容赦なく襲いかかってくるかもしれない。その危険を覚悟の上で! 他のだれに、そんなことができただろうか?」
総裁 西側諸国は、“自分たちは勝利した”と思い込み、自分たちのシステムを変える必要はないと考えました。
 一方、旧ソ連の人々は、“国の指導者が独裁者だったから事態が悪化したのだ。ゴルバチョフに責任がある”と批判しました。
 ──SGI会長の追悼文にも分析されている。
 「(ゴルバチョフ夫妻は)国内のみならず、人類が『戦争の恐怖なしで暮らせる』よう、東西冷戦を終わらせた。ある人々は、それを『西側の勝利』と呼んだが、はたしてそうだったろうか」
 冷戦の終結は、「全人類が平和に暮らしていける道」を開こうとした人々の願いの結実ではなかったか。SGI会長は続ける。
 「その本質を各国の指導者が理解し、学ばなければ、冷戦後の21世紀も、『戦争なき世界』は創れないであろう。
 ライサさんは明快であった。
 『主人は苦しみや、裏切りを味わいました。しかし、世界のために戦い続けました。自分のためではないことは、そばにいて、私が証明できます。裏切った人たちは、結果的に悪くなっています』と」

新たな規範を
 ──無理解と中傷の嵐の中を生きた総裁は、SGI会長の前で真情を吐露した。
 「権力闘争が激化して、ヨーロッパでも紛争が起こりました。本当に心が痛みました。
 中央アジアは分断され、“世界の民主化を進める”
というスローガンのもと、中東への攻撃が始まりました。
 アメリカは“あの国々を近代化する”と言いながら、まったく違う方向に事態は進んだのです」
 ──さらに総裁は訴えた。
 「本当にすべきだったのは、『発展』のモデルそのものを、違う方向へと転換することでした。
 それまで、どんな犠牲を払ってでも利益を大きくすることが『発展』であるとし、貧しい人々を置き去りにしてきた。その“考え方そのもの”を変えねばならなかったのです。
 この失敗から様々な悲劇が起こり、昨年来の経済危機も生じたのだと私は考えます」
会長 危機を打開するために、今できることは何だと総裁は考えますか。
総裁 危機を乗り越えるカギはどこにあるでしょうか。現在の政治の世界にも、現状に目を開き始めた人々がいます。
 金融危機から、一つの現実が見えてきました。私たち人類は、今までの生き方を変え、新たな規範、新秩序をつくらねばならない、という現実です。
 「競争」だけではなく、「協力」する世界をつくらねばならない。軍事力の世界も「競争」です。この競争を止めなければなりません。
会長 まったくその通りです。人間主義しか道はありません。
 ──さらにSGI会長は、総裁が推し進めている、各分野で貢献した女性を顕彰する「世界女性賞」の活動に触れた。

あらゆる分野に生かせ女性たちの声を!
会長 もしご存命なら、ライサ夫人こそ「世界女性賞」にふさわしい方だったでしょう。
 今年は、私の友人でもあるベティ・ウィリアムズさん(ノーベル平和賞)も受賞されました。
 平和の原動力は女性です。社会で活躍する女性たちの姿から学ぶことは何でしょうか。
総裁 ライサが生きていた時、「ライサ・マクシーモブナ・クラブ」と呼ばれる女性の集まりをつくりました。
 その趣旨は、「女性の声を、国のなかでしっかり聞こえるものしなければならない」というものでした。
 女性たちは喜んで加わりました。さまざまな女性の声を集め、一国の指導者に送るのです。
 現在では女性のほうが男性よりも活発で、信頼性も高い。政治の世界でも、そのように感じます。
 社会生活の全般にわたって、もっと女性の声が反映されれば、おそらく世界は今よりずっとよくなり、失敗も少なくなるのではないでしょうか。
会長 素晴らしいお考えです。

人道主義の温かさを!
 ──語らいの時は瞬く間に過ぎる。
総裁 私は、池田会長との友情を本当に大切に思っています。私たちの協力関係において、会長はエネルギッシュに、すべてを前へと引っ張ってくれています。
 これからも創造の才を発揮してください。会長の平和・文化へのリーダーシップに、私もついていきたいと思います。
会長 ご謙遜です。しかし、そのお気持ちがうれしい。二人の友情を、さらに強く! 今、私は固く決意しました。
総裁 池田会長の力は、権力でもなく、腕力でもありません。会長は詩人であり、哲学者です。
 その会長の力は、人格であり、哲学の深さであり、人間性の大きさです。それを心から尊敬しています。
 その人道主義の温かさがなければ、政治も経済もすべて、冷たいものになってしまう。ゆえに、池田会長の影響力が、世界に、いやまして浸透していかなければいけないと思っています。
 ──出口に向かいながら、「ぜひ、お互いに、お元気で」と快活に語る総裁。
 SGI会長は、「お元気で。きょうの対話は一生忘れません」と応え、アナスタシアさんにも温かく声をかける。
 総裁と令孫を乗せた車が動き出し、大きく手を振るSGI会長。
 積み重ねられた10度の出会い。
 時代は転変した。しかし、日露友好の大きな扉を開けた二人の友情は、いささかも変わらず、さらに深みを増して──。
 芳名録には、次のように綴られていた。
 「私たちは貴殿のもとを訪れることができ、大変に幸せでした。友情に心から感謝します。またお会いできる日を楽しみにしております。 M・ゴルバチョフ アナスタシア」
2009-12-12 : 世界との語らい :
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