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シルバ・エ・ソウザ統合大学「名誉建築学・都市工学博士号」授与式

ブラジル シルバ・エ・ソウザ統合大学「名誉建築学・都市工学博士号」授与式
                (2009.9.28 リオデジャネイロ市内)

 南米初のオリンピック開催地に決定したブラジル・リオデジャネイロ。この地に立つ建築大学「シルバ・エ・ソウザ統合大学」から、「平和の建設者」としての行動を讃え、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に「名誉建築学・都市工学博士号」が贈られた。授与式は9月28日(現地時間)、リオデジャネイロ市内で挙行され、オリベイラ学長からSGI訪問団に名誉学位記が託された。

天文学者モウラン博士の祝辞

博士の勇猛果敢な歩みは永遠の青春のごとき勢い

 私にとって、池田大作博士について語らせていただくことは最高の喜びであり、大いなる栄誉であります。
 池田博士は、何よりも平和主義者であります。戦争や暴力、あらゆる野蛮な行為を許しません。そのために、たゆみない
激闘に身を置かれている方であり、それは師匠・戸田城聖第2代会長と初めて出会った1947年から一貫されていることです。
 戸田会長のあとを継がれ、平和・文化・教育への道を今日まで歩み抜かれております。19歳より開始された勇猛果敢な歩みは、現在81歳に至るまで、永遠の青春のごとき勢いで、いや増して続けられています。
 池田博士の壮大な人生において築かれたものは、学校、大学、美術館、音楽協会、各分野の研究所、膨大な著書、さらに各界で活躍する著名な識者との対話に及びます。
 アーノルド・トインビーをはじめごライナス・ポーリング、アウレリオ・ペッチェイ、アウストレジェジロ・デ・アタイデ等、知識人との対話はすべて豊かな思想の詰まった一冊の書に収まっており、より良き地球社会の構築に多大な貢献を果たしゆくことは間違いありません。この方々に比べればまったく無名であるにも関わらず、私との対談集『天文学と仏法を語る』を編んでいただき、日本で発刊されました。ここブラジルでの発刊を楽しみにしています。
 多くの栄誉を受けるに余りある池田博士に、またさらにシルバ・エ・ソウザ統合大学から「名誉建築学・都市工学博士号」が贈られたことに対し、貴大学の先取性に心よりお祝いを申し上げます。
 教育の分野を取り上げれば、池田博士は創価教育のネットワークを築かれ、日本やアメリカの創価大学とともに、ブラジルのサンパウロにも学園を創られています。
 私は、日本で創価学園や創価大学を訪問する機会を得ました。そこで強く実感したことは、創価文化には「他者を敬う」という崇高な理念に基づく価値が深く根ざしていることでした。
 この価値は、創価文化の中で強く深く大切にされているものです。エゴイズムを打ち砕き、人類の教育史を塗り替えるほどの力があります。またこれは、一人一人に内在する価値を引き出し、その最高無比の価値をどこまでも創造してゆくものです。
 わが同志である池田博士に対し、これ以上申すべきことはありません。博士自身の戦いが物語っているように、「武器による革命」ではなく、「偉大なる人間革命」こそが、21世紀を生命の世紀へと変革するのです。
 最後に、池田博士が困難に立ち向かった際に叫ばれたという、“究極の楽観主義の言葉”をもって祝辞とさせていただきます。
 「闇が深ければ深いほど、暁は近い」──私もこの言葉を信じております。
 池田博士、おめでとうございます。またシルバ・エ・ソウザ統合大学、おめでとうございます。

ブラジル哲学アカデミー モデルノ総裁の祝辞

 池田博士のスケールを考えれば、まだまだ多くの学術機関から名誉称号が贈られることは間違いありません。池田博士を直接知り得る機会があった私たちは、ますます対話を広げ、博士の思想をそうした学術機関に広めゆく一助をなしていきたいと考えています。
 私自身、池田博士と対談した際、まさに博士ご自身が哲学そのものであると実感し、東洋と西洋の哲学の対話をさらに交わしていきたいと心から切望しています。
 混乱の広がる現代の国際社会において、池田博士の思想、SGIの行動を世界が必要としていることは言を待ちません。
 生命の尊厳、人権を最大に擁護していくならば、思想の壁、哲学の壁、イデオロギーの壁はありえないからです。
 生命の尊厳、人権の対話から始まるならば、一個人でも国家間でも、普遍的な価値は守られていくはずであります。
 逆説的に言えば、生命の尊厳のないところに、対話はありえないとも言えるのです。そうした状況では、恒久平和も実現しません。
 池田博士の思想と行動は、普遍的であり、すべてを包み込んでいます。そのメッセージには、すべての人を結びつける力があります。だからこそ、その思想が流れるSGI運動を必要としているのです。そこにはいかなる障壁も差別もありません。いわば宇宙大に広がっているのです。
 そうした意味からも、池田博士の思想に共感する私たち一人一人は、創価の一員と言えるのだと確信しています。

リオデジャネイロ州立大学 ペレイラ総長室長(総長代理)の祝辞

 本日は、シルバ・エ・ソウザ統合大学より池田博士への名誉博士号の授与式が執り行われ、日本とブラジルの学術面での関係がますます深まりましたことを心よりお慶び申し上げます。
 私自身、人生において深く心に刻まれた出来事は、日本で池田博士並びにご家族の皆様と直接お会いし、貴大学と同様にリオ州立大学としても池田博士に名誉博士号を授与する機会に恵まれたことです。
 平和のために多大な貢献を果たされている人物をこのように顕彰することは大変に栄誉であります。モウラン博士も申されましたが、池田博士は誠実さで対話を築いていかれる、世界においても稀有な人物であります。博士は、20世紀から21世紀へと平和と調和の地平を開かれました。
 歴史的にも、私たちブラジルの民衆は、常に日本人から多くの事を学んでまいりました。私たちは池田博士への最大の敬意とともにさらなるブラジル社会の発展のためにその思想と行動を学んで事いりたいと思います。

池田会長の謝辞(代読)

教育は「生命の内なる革命」
アタイデ総裁
「困難を乗り越える土台をつくれ」


「世界遺産」築いた師弟のドラマ
後継者なくして発展なし
ニーマイヤー
“不公平な世界の変革へ”


 一、ただ今、私は、ブラジルの建築教育の先駆を切る貴大学より、最高に栄えある称号を拝受いたしました。
 貴大学が、建築・都市工学の最高学府として、どれほど多くの逸材を育成してこられたか。その貴大学より賜る栄誉が、どれほど意義深きものか。
 私は満腔の敬意と感謝を表するものであります。
 模範の良き市民として、地域社会の繁栄と世界平和の建設に貢献しゆく、わがブラジルSGIの友をはじめ、世界192力国・地域の尊き友を代表して、謹んで、お受けさせていただきます(大拍手)。

恩師が憧れたブラジルの天地
 一、今、私の脳裏には、43年前の情景がありありと浮かんできます。それは1966年(昭和41年)の3月、念願叶って、美しきリオデジャネイロの天地に初訪問を果たした時のことであります。
 草創のブラジルSGIの友とともに、コルコバードの丘に登り、はるかに眺望したリオの絶景は、今もって私の胸に光り輝いております。
 白砂の美しきコパカバーナとイパネマの海岸線。躍動する山々の稜線。
 そして、希望に燃え、向上心に満ちたリオっ子の心意気あふれる街の活気──それはまさに、一幅の名画でありました。
 「リオ」とは、「川」を意味するとうかがっております。
 まさしく大小さまざまな川が集まり、やがて悠久の大河となって大海へ注ぐように、世界の多様な民族、思想を受け入れ、調和させながら、寛容なる文明の融合の大海原を開いてこられたのが、リオであります。
 そして、このリオにあって、人類の新たな創造力を生き生きと啓発し、見事に開花させてこられた英知の大殿堂こそ、貴大学なのであります。
 じつは、私の人生の師である戸田城聖先生は、若き日、気宇壮大な貴国への移住を真剣に考えておりました。
 それほどまでに、貴国に心惹かれていたのであります。そして、日本人を大きく受け入れてくださったブラジルの大恩を決して忘れてはならない。ブラジルの開かれた心と共生の智慧、躍動する力から学んでいくことだと、語っていたのであります。
 このたびの貴大学からの無上の栄誉を、わが恩師がいかに喜んでくださるか。諸先生方のご高配に、私はあらためて深謝申し上げるものであります。
 かつて、貴国の近代建築の巨匠ルシオ・コスタ先生は、こう語っておられました。
 「ブラジルは、しかるべき時が到来した際には、必ずや偉大なる役割を果たす。この国の使命は決して平凡ではあるまい」
 今、まさに貴国は、多様な文明を結び、民衆の心を結びゆく、「人種デモクラシー」と「文明間の対話」の先進国として、大いなる躍進を遂げておられます。
 その晴れやかな英姿が、貴国を敬愛する古き友人の一人として、私は、何よりもうれしいのであります。
 この貴国の勝利は、「人間」の勝利であります。
 それは、まさしく、偉大な人間を建設してこられた貴大学をはじめとする、「教育」の勝利に他ならないのであります。

首都移転の挑戦
 一、貴国の発展の歴史に思いを馳せる時、私の胸には、崇高なる“師弟のドラマ”が、深い感動とともに迫ってまいります。
 それは、巨匠コスタ先生と、その愛弟子であり、貴大学を指導してこられた、世界的建築家のオスカー・ニーマイヤー先生が、ともに成し遂げてこられた、人類史に輝く偉業であります。
 今から約半世紀前、現在のブラジリアに首都を移転するという計画が発表され、「50年の進歩を5年で」とのスローガンのもと、新たな都市の建設が始まりました。
 この移転計画は、当初は「無謀である」「不可能である」など、反対の声も多かった。
 しかし、師匠のコス夕先生が、壮大な構想のもと、都市計画のグランドデザインを描かれると、弟子の二ーマイヤー先生が、大統領府や連邦議会の議事堂をはじめ、独創的かつ革新的な公共建築を次々と設計し、建設を進めていった。
 そして、いまや世界遺産にも登録され、「未来の世界の首都」とも讃えられる都市を、師弟の共同作業によって、威風も堂々と完成されたのであります。
 歴史を変える大建設は、先駆者のビジョンと勇気ある行動なくして、始まりません。
 とともに、その事業は、継承しゆく後継者なくして、決して成し遂げられないのであります。
 その意味において、巨匠コスタ先生とニーマイヤー先生の師弟の理念を継承されながら、貴大学は、建築という“母なる芸術”によって、貴国の社会に、新たな価値創造の息吹を吹き込み、“希望の未来”を建設してこられました。
 なかんずく、時代の嵐を勝ち越え、後継の人材を陸続と育成してこられた、オリベイラ学長とダ・コスタ前学長の崇高なる歩みに、私は心からの敬意を表するものであります。

建築は人間の心を映し出す
 一、ニーマイヤー先生は、建築を学ぶ学生たちに、常々、こう語ってこられたと、うかがっております。
 私たちにとって、最も大切なものは、何か──。“建築”は、もちろん大事である。
 しかし「一番大事なのは“人生”であり、“友人”であり、そして“変革すべき不公平な世界”である」と言われるのであります。
 「建築」は人間の心を映し出し、社会の思想や実相を表すものと私は考えております。
 東洋の仏典には“心が清ければ、国土も清い”と説かれております。ゆえに、人間の心が荒廃し、殺伐としていれば、それは、建築や都市の姿にも現れざるを得ません。
 建築学院を自ら創立された英国のチャールズ皇太子を表敬した折、「建築とは本来、宇宙に内在する秩序を反映すべきである」等々の建築観を語り合ったことが思い出されます。
 近代建築の巨匠ル・コルビュジエが、いみじくも語ったように、「人間の基準」に立ち戻ることこそ、これまでの価値観を見直し、偉大な建築を新たに創造しゆくための道でありましょう。
 その人間の心を、陶冶し、輝かせゆくものこそ、真の人間教育であります。
 そして、青年の心に、生命尊厳の思想と、平和と共生の価値観を、深く強く育みゆくものこそ、真の世界市民教育であります。

ともに“人類の未来”の創造を
 一、私が心から尊敬するブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁は、遺言のごとく語っておられました。
 「人を教育するということは、一人ひとりに人生の困難を乗り越えるための土台をつくることです。とともに、人間が他の人と仲良く社会、地域の繁栄を考え、目指し、ともに暮らしていくために教育があるのです」と。
 教育こそは「人生の基盤の建築」です。
 教育こそは「生命の内なる革命」です。
 教育こそは「人類の未来の創造」です。
 本日より、私は、貴大学の栄誉ある一員として、尊敬する先生方と一緒に、人間が人間として人間らしく生きていくことのできる、新たな地球社会の建設のために、いよいよ努力を重ねゆくことを、ここにあらためてお誓い申し上げます。
 最後に、わが愛するブラジル連邦共和国と、貴大学の隆々たる発展と栄光、そして尊敬する先生方の、ますますのご健勝を心よりお祈り申し上げ、私の謝辞とさせていただきます。
 ムイト・オブリガード!(ポルトガル語で「大変にありがとうございました」)(大拍手)
2009-10-13 : スピーチ・メッセージ等 :
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