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マラニョン公共政策学院「名誉教授」称号授与式

ブラジル マラニョン公共政策学院からの「名誉教授」称号、マラニョン社会経済・地図測量研究所からの「名誉研究員」称号授与式         (2009.9.26 サンパウロ市のブラジル池田文化会館)

 ブラジル・マラニョン州の知性の殿堂から、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に名誉称号が授与された。マラニョン公共政策学院からは「名誉教授」称号が、マラニョン社会経済・地図測量研究所からは「名誉研究員」称号が贈られた。授与式は9月26日(現地時間)、サンパウロ市のブラジル池田文化会館で晴れやかに挙行され、ブラジルを訪問した大場SGI理事長らSGI訪問団一行に託された。また席上、ゴイアス州の名門アニャンゲイラ大学に、「池田大作講座」が開設されることが発表された。

マラニョン公共政策学院 エリセイラ学長の授与の辞

人類を輝く未来へ導く最高の良心
トインビー池田対談は世界を一つに結ぶ不滅の名著


 30年以上前、ブラジリアの書店で偶然、池田大作博士の著書を手に入れました。
 スイスの心理学者カール・ユングの言葉を借りれば、すべての事象は関連していることから偶然ではないとも言えますが、その著書とは、西洋最大の歴史家であり、『歴史の研究』の著者として知られるイギリスのアーノルド・トインビーとの素晴らしい対談集『生への選択』(邦題は『21世紀への対話』)でした。
 対談集では、現在だけでなく、未来についても語り合われていました。
 例えば、世界の統合化がなされるとの予測をもとに、経済力、政治力、技術力、軍事力などのあらゆる違いを超えて、世界の諸民族を一つに結びゆく哲学の必要性などが論じ合われていました。
 そこには、苦しみにあえぐ民衆が平和に共存し、生命の尊厳を守っていくための根本的な教訓がありました。
 “トインビー・池田対談”は不滅の名著であり、今改めて取り上げられるべき著作ではないでしょうか。なぜなら、二人が語っていることが今日、現実のものとなっているからです。
 ユダヤ教やキリスト教的な伝統で、それらを「予言」と言う人もいるかもしれません。
 池田博士は、人間の意識を最大限に研ぎ澄まし、最高の良心を体現した方であるからこそ、未来を予見することができるのです。
 また、対談で私が気付いたことは、博士が人類を包み込む人間性と大義を持たれているということです。
 私は、法律を専門にしており、常に人間として守るべき道義──つまり大義をもとに、個人やグループ間の争いを解決しています。
 池田博士の大義とは、いわゆる一民衆や一グループといった狭い範躊のものではありません。人類普遍の権利や人間と自然の健全な関係への理解、他者の立場になって考えていく感受性、隣人を認める寛容の精神、そして、私たち西洋文化の言葉で表現すれば、「慈愛」の心です。
 サンパウロの宗教指導者の一人は“慈愛なくして生きる意味はなく、慈愛にこそ宗教の本源的なメッセージがすべて含まれている”と語っていました。
 「慈愛」を、仏教では「慈悲」と呼び、愛と平和の価値、連帯感を持って人間が成長していくための根本となるものです。
 現代人は、大自然の資源が有限であり、生き残っていくためにも自然を保全していかなければならないことを自覚しています。
 「持続可能」という言葉は、現在では、国際的にすべての団体が口にする言葉になりました。池田博士は、はるか前から先見的に、この環境問題について訴えてこられたのです(大拍手)。
 人権と調和的発展を掲げる「マラニョン公共政策学院」は、地球上の生命の存続のために、人類に根本的な大義を与えてくださった池田博士に対して、最大の敬意と感謝の思いを表したいのです(大拍手)。
 以上の理由から、私が発議し、マラニョン公共政策学院教育審議会の決定を経て、池田博士に「名誉教授」の称号が授与されることが決まったのです。
 今回の授与は、博士が世界中で展開される偉大な業績のすべてを讃えるには、ささやかかもしれません。しかし、私たちは博士を讃えずにはいられないのです!(大拍手)

マラニョン社会経済・地図測量研究所シルバ前所長の授与の辞

現代社会が求める偉大な地球市民
「平和の文化」を広げた功績を賞讃


 マラニョン社会経済・地図測量研究所は、多くの識者と対話を続け、世界的視野を構築し、新たな知識の方向性を示してきました。
 学術的な基礎を築くだけでなく、マラニョン州の社会と文化の発展と変革に貢献しております。
 研究所が、この原点を見失わなかったのは、人間のため、科学技術と文明の進歩のために、世界的に貢献されてきた著名な人物に名誉称号を授与し、わが研究所に、お迎えしてきたからにほかなりません。
 研究所は、次のような力を待った方々の参加を歓迎し、その偉業を讃えます。
 「大胆な発想」と「戦う気概」をたもち続け、名誉と尊厳を抱いてマラニョン州、ひいてはブラジルの民衆に尽くす方です。
 そして、日本の古き侍のように潔く「革命的な覚悟」と「大胆な舵取りの力」を持ち、新しく輝かしい視点で人間を見つめ、人類の進歩を切り開いてきた方です。
 ご列席の皆様!
 私はただ今、「名誉研究員」の称号を、世界市民であり、偉大な人間主義者であられる池田博士に授与するに至った理由と目的を明らかに致しました。
 博士は、人類の知恵の構築へ、20世紀最大の貢献を果たされた、知的リーダーであり、精神的リーダーであります。自身と他者、人間と自然との調和を提唱され、平等と環境保護の精神にあふれています。
 暴力と戦争が未だに存在し、繰り返されている現代社会の状況を乗り越えるためにも、 「平和の文化」を世界的に広めてこられた池田博士の文化・教育の行動を讃えたいのです(大拍手)。
 いかなる国際的な指導者でも及ばない、そして現代社会が渇望してやまない、偉大な地球市民である池田博士を顕彰させていただくことは、その倫理的・芸術的・哲学的な美徳と価値において無上の栄誉であります。
 本日はSGIの皆様の、美と融和を重んじる日本文化の粋を集めた厚き友情のもてなしに、心より感謝申し上げます。
 世界の調和と新しき平和の文化のために、共に進んでまいりましょう!(大拍手)

SGI会長の謝辞
(代読)

「青年の育成」こそ歴史転換の希望
トインビー対談
指導者の力は優れた後継者で決まる


 一、ただ今、私は、「人材の大国」ブラジルが誇る、指導者育成の大城・貴マラニョン公共政策学院より、最高に栄えある名誉教授の称号を拝受いたしました。これはどの光栄はございません。
 また私は、この栄誉を、敬愛してやまないブラジルSGIの友、そして世界192力国・地域の同志とともに、謹んで拝受させていただきます。
 誠にありがとうございました(大拍手)。
 一、貴学院がそびえ立つ「色彩の都」サンルイス市は、タイル芸術に彩られた世界文化遺産の街並みとともに、多士済々の文化人、名高い指導者の活躍が光り輝く「ブラジルのアテネ」として、広く人類から仰がれております。
 思えば、貴国と日本の国交が結ばれた19世紀末──。はるか海を越えて、いち早く外交官としてわが国へ赴任され、「友好の扉」を力強く開いてくださった恩人は誰であったか。それは、貴サンルイス市出身の大文化人アゼベド先生でありました。
 そして今、エリセイラ学長、ジルバ理事をはじめ、貴学院の諸先生方が、新たな「友情と信頼の扉」を広々と開いてくださいました。この御高恩に、私は心からの感動と感謝を禁じ得ないのであります。
 貴サンルイス市そして貴マラニョン州を、私は憧れの故郷として心に抱さながら、終生、その安穏と繁栄を祈り続けていく決心です(大拍手)。

未来を創る教育が建設の推進力
 一、貴マラニョン公共政策学院は、そのモットーに、「正義と連帯意識ある社会の建設」と掲げておられます。なんと明快なる理念でありましょうか。
 貴国の大哲人バルボーザの名言に、「『言葉』は響き『垂範』は轟く」とあります。
 まさしく、エリセイラ学長ご自身が、正義の大弁護士として、勇敢なる言論と率先の行動で、厳然と民衆を護り、悪を正してこられたことを、私たちはよく存じ上げております。
 今、私の胸には、貴マラニョン州が生んだ、英明なる賢者の言葉が蘇っています。
 それは、ブラジル文学アカデミーの総裁であり、私たちも親交を結ばせていただいたジョズエ・モンテロ先生の確信であります。
 「ユートピア(理想郷)とは人間性と一体である。すなわち、誰もが夢を抱かなければ実現することはない」
 モンテロ先生は、一人の人間の高邁なる理想が、多くの人々に継承され、実現へと近づいていくことを念願してやまなかったのです。その実現の推進力こそ、「教育」でありましょう。未来を創る教育には、人類の「夢」が、深い深い祈りのように託されているからであります。
 そして、人間性豊かな21世紀の建設という壮大なる夢を、一つまた一つと実現されゆく教育の理想の大城こそ、エリセイラ学長が牽引される貴学院なのであります(大拍手)。

世界を照らす正義の大連帯を
 一、最優秀の指導者を育成される貴学院から賜りました本日の栄誉を、私は、青年育成の稀有の教育者であり、貴国を心から尊敬していた創価教育の父・牧口常三郎先生と、恩師・戸田城聖先生に捧げさせていただきたいと思っております。
 そして、「指導者論」「教育論」から「政治論」まで深く論じ合った、大歴史学者のトインビー博士にも、貴学院からの顕彰を、報告させていただきたいのであります。
 私は、トインビー博士との語らいで、深く一致を見た点がありました。
 それは、「指導者にとってその真価が問われるのは、どれだけ優れた後継者を育てたか」という一点にあるということです。
 いわゆる権力の魔性は、人を見下し、青年を支配しようとする。それに対して、真の指導者とは、人を尊敬し、自分が犠牲となっても青年を育て、未来の道を開こうとする高潔な人格であります。
 その意味において、貴学院は「持続可能な発展」を志向されつつ、滔々たる大河の如く、英知と信念の指導者の流れを創っておられるのです。
 トインビー博士も御存命であれば、貴学院の尊き挑戦に、大いなる歴史転換の希望を見出されたに違いないと、私は確信します。
 さらに、民主主義の未来に最も大事な点として、博士と私が確認し合ったことがあります。
 それは、民衆自身の道義性と知性をより向上させていくことであります。この点、エリセイラ学長は、倫理的な意識変革の運動を、社会の中枢から繰り広げていくことによって、真に民主的な共和国を建設できると強調されております。
 わが親愛なるブラジルSGIの友が、世界の先頭に立って進めゆく「人間革命」即「社会貢献」の行動とも深く広く共鳴しているのであります。
 独創の地理学者であった牧口常三郎先生は、大著『人生地理学』でも貴国に着目しておりました。その人種や思想の融合を見つめつつ、貴国のような国が「博大なる人物」や「博大なる事業」の展開する舞台となるとの知見が記されています。
 私は今、新世紀をリードする貴国から、平和と繁栄のモデルが、全世界に示されゆくことを、確信してやまないのであります(大拍手)。

マラニョン州の大詩人
生きることは戦うことだ!
勇敢であれ!強気でいけ!
不撓不屈の人間たれ!


 一、本日、私は名誉ある貴学院の一員とさせていただきました。尊敬するエリセイラ学長をはじめ貴学院の先生方と心を通わせながら、愛するブラジル、そして世界の青年の希望の大道を、生ある限り、切り開いていく所存です。
 結びに、本日の栄誉を分かち合う、ブラジルSGIの大切な友に、貴マラニョン州ゆかりの大詩人ゴンサルベス・ディアスの一節をお贈りしたい。
 「生きることは戦うことだ。人生は闘争だ」
 「勇敢であれ! 強気でいけ!」
 「勇気ある闘士たれ! 頑丈であれ! 不撓不屈の人間たれ」
 そして、貴マラニョン州の世界一光る「レンソイス大砂丘」の如く、荘厳な「正義の人材の大連帯」を広げゆかれる貴学院に、永遠の栄光あれ! と叫んで、私の謝辞とさせていただきます。
 本日は、誠にありがとうございました。
 ムイト・オブリガード!(ポルトガル語で「大変にありがとうございました」)(大拍手)
2009-10-13 : スピーチ・メッセージ等 :
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