スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

5・3記念代表者会議 ④

5・3記念代表者会議 ④
         (2009.5.3 東京牧口記念会館)

最激戦地へ! 壁を破れ!

今日の一歩が常勝の礎に
共に「価値ある人生」を


 一、5月3日は、アメリカ創価大学の開学記念日でもある。
 〈2001年の5月3日に開学〉
 この5月2日には、地元のオレンジ郡、アリソビエホ市の名士の方々、近隣の方々も大勢、集われて、インターナショナル・フェスティバルが明るく、にぎやかに行われた。堂々たる「講堂」「新・教室棟」の建設も進んでいる。
 また、創価大学では、2011年の開学40周年を目指して、希望の建設の槌音が力強く響いている。創立の精神のもと、心一つに前進している。
 この春には、新たな玄関口として「創大門」「創大シルクロード」が、そして「総合体育館」が、壮麗に完成した。
 さらに「大教室棟」「タゴール広場」「新総合教育棟」と、人間教育の最高学府としての環境が、一段と整備されていく予定である(大拍手)。
 学生の進路、就職を応援するキャリアセンターも充実してきた。
 通信教育部の大発展にも注目が集まっている。
 創価同窓の友は、一人一人が私の宝の中の宝である。
 すべての関係者の皆様方に、深く感謝するとともに、今後も、ありとあらゆる機会を通して、心からの激励を贈っていくつもりである。

教育者ゲーテ
 一、思えば、ドイツの文豪ゲーテも、ワイマールにおける教育・文化の指導者として力を発揮している。
 自ら発展させてきたイェーナ大学に、充実した施設をつくるため、心を尽くしていった。とともに、教授の陣容にも心を砕いた。
 「たいせつなのは、主として、教師なのだ」(ビーダーマン編、菊池栄一訳『ゲーテ対話録Ⅱ』白水社)と彼は強調している。
 教育は、教育者で決まる。ゲーテ自身も、教育者として学生を激励していった。
 ある時、ゲーテは、体操着を着たまま体操場から出てきたイェーナ大学の学生に、こう語りかけている。
 「私は体操というものを重視している、それは若い身体を強壮新鮮にするだけでなく、たましいと特に勇気と力を与えて軟弱を防ぐ」(同)と。
 そしてその学生に、親のことや、何を学んでいるかについて語りかけ、握手を交わし、「ご勉強に最善の成功を!」と励ました。
 ゲーテは、大学に、もっと幅広い分野の活発な講座をつくるためにも奔走した。
 ある時、ゲーテは知人に「学問のなかには、なんというすばらしい世界がひらけていることだろう」(同)と語っている。
 学問の喜びを、真剣な探究が開く素晴らしい世界を、青年に伝えたい。思う存分、若い精神を耕し、学びの青春を謳歌してもらいたい。これがゲーテの願いであったにちがいない。私も同じである。

傲慢を許すな
 一、その一方で、ゲーテは述べた。
 「何か意味深いものがあらわれると、すぐそれに対立して、反対が起るのだ」(ビーダーマン編、国松孝二訳『ゲーテ対話録Ⅲ』白水社)
 彼が大学の発展のために努力すると、抵抗する教授も出てきた。
 ゲーテは、大学を改善するために知恵をしぼり、戦っている。
 教師が進歩しなければ、大学が頽廃する。そう見抜き、行動するゲーテであった。
 経済学の父アダム・スミスも、大学のために尽くした一人であった。私が名誉博士号を拝受した、英国の名門グラスゴー大学の総長を務めている。
 アダム・スミスは、大学を貶め、大学の腐敗の原因となる教員の悪を許さなかった。
 彼と親しかったある教授が、自分勝手に振る舞い、大学の決定を守らないことがあった。大学が傲慢なその教授を辞任させた時、アダム・スミスは大学の側に立っている。
 スミスは、“教授陣に自律する心がなければ、外部から不当な介入を招いてしまい、大学の自治を守れない”と考えていた。〈浜林正夫・鈴木亮著『アダム・スミス』清水書院を参照〉
 「貴大学の有益な一員になることを、私の一番の努力目標にいたします」(I・S・ロス著、篠原久・只腰親和・松原慶子訳『アダム・スミス伝』シュプリンガー・フェアラーク東京)──これが、母校グラスゴー大学の教員としての、アダム・スミスの誓いであった。

激しい変化=現代は「智慧の戦い」
モンテーニュ
目的なき精神は自分を失う


師弟の魂を胸に
 一、人間の世界には、感情もある。利害もある。厳しき宿命も襲いかかる。
 しかし、日々、突き当たる今の試練を乗り越えるなかにこそ、常勝の幸福のスクラムが堂々と築かれるのだ。
 わが使命を、誓いを、原点を、忘れない人は強い。屈しない。
 16世紀フランスの思想家モンテーニュは綴っている。
 「確固たる目的をもたない精神は自分を失う」(原二郎訳『エセー』岩波文庫)と。
 人間が、野蛮な動物としてではなく、人間らしく生きるためには、何らかの目的が必要である。
 一人一人が、わが人生の目的を見出すために、真の教育があるのだ。
 牧口先生も、戸田先生も、偉大な教育者だった。
 大いなる理想へ進む戸田先生に仕えた私には、いわゆる華やかな青春時代はなかった。しかし、苦境のなか、誉れの「戸田大学」に学んだ。きょうまで真っ直ぐに生きて、師弟の魂を護り、宣揚してきた。ゆえに、何の悔いもない。
 一、3月16日、私は創価学園で、南米の名門ボリビア・アキーノ大学から、名誉博士号を拝受した。
 同大学のサアベドラ総長は、学生に対してこう強調されている。
 「他者に貢献するという思想のもとに、自分自身の人生を展望していただきたい」
 「時代の変革がスピードアップした社会にあって、常に新たな知識を吸収すべきです」
 変化の激しい現代社会は、“智慧の戦いの場である。
 すばやく学び、価値を創造できる智慧のある者が勝つ。
 青年時代は、その基盤をつくる大切な時期である。
 私は、混迷する社会に大きく貢献する、英知の人材を育てたい。
 激動の社会で厳然と勝利していく、進取の気性を持つ、強いリーダーを送り出したい。

「心の宝」「知性の宝」を磨け

「心の中の宝は奪えない」
 一、総長は高名な地質学者でもあられる。ボリビアの大地に秘められた、豊かな「宝」の資源の開発に貢献されてきた。
 今から200年前の英国──「地質学の父」ウィリアム・スミスは、14年もの歳月をかけ、何万㌔もの距離を歩いて調査し、「イングランドとウェールズの完全な地質図」を、初めてつくりあげた。調べた土地の広さは、実に10万平方㌔を超える。まさに偉業であった。
 ところが、身分の高いエセ学者が、スミスの業績を乗っ取ったのである。
 スミスの人生は嫉妬の迫害、苦難の連続であった。しかし、歴史は、彼の研究の正しさを証明した。
 「地質学の父」は、ある時、毅然と綴っている。「コレクションは失われ、本や資料は散逸し、全財産は没収された。それでも、心の中にあるものは奪えない」(サイモン・ウィンチェスター著、野中邦子訳『世界を変えた地図 ウィリアム・スミスと地質学の誕生』早川書一房)
 尊き不滅の叫びである。いかなる迫害も、心の宝を奪うことはできない。
 わが教育本部の皆さんは、一生懸命、教え子に尽くすことだ。そして、一人一人を人生の勝利者へと育ててほしい。
 若き心に、一生涯、消えることのない「心の宝」「精神の宝」「知性の宝」を鍛え上げることが、人間教育の一つの真髄であるからだ。
 また、そうやって尽くした人自身の境涯が偉大になる。その人が人生で勝つ。策や要領の人は、最後は駄目になってしまうものだ。

「自ら学ぶ力」が人生勝利の土台
 一、ボリビア・アキーノ大学の名は、13世紀ヨーロッパ最大の哲学者として有名な、トマス・アクィナスに由来し、その哲学を大学の理念として掲げておられる。
 大学の紋章には、哲学書を読むトマスの肖像が描かれている。
 トマスは指摘する。
 「教えるものは既知の事柄から未知の事柄へと進むことによって、学ぶものが自分自身で見出して知識を獲得する仕方で知識へと導くのである」(水田英実訳「知性の単一性について」、上智大学中世思想研究所編訳・監修『中世思想原典集成14』所収、平凡社)
 創価教育の創始者・牧口先生も強調された。
 「(教育は)知識の切売や注入ではない。自分の力で知識する(=知識を得る)ことの出来る方法を会得させること、知識の宝庫を開く鍵を与えることだ」
 現代は、生涯学習の時代だ。青春時代に、自ら学ぶ力を養うことが、生涯学び続け、人生を勝利していく土台となる。

卑劣な嘘で社会は衰亡
 一、さらに、トマスは述べている。
 「人間は真実なしには社会において生きることができないように、そのようにまた悦びなしにも社会において生きることはできない」(稲垣良典訳『神学大全第20冊』創文社)
 「もし或る者が嘘言によって他者を害することを意図したならば、嘘言の罪過は重大化されるのであって、これが『邪悪な』嘘言と呼ばれる」(同)
 人を貶め、傷つける悪意の嘘を打ち破り、真実を打ち立てるのが真の知性である。
 卑劣な嘘が“毒”を撒き散らし、良心を麻痺させれば、社会は衰亡する。
 真実が勝利する社会は、信頼が広がり、平和となって栄える。
 わが創価学園、創価大学を訪問してくださったサアベドラ総長は、創価の人間主義に心からの共感を寄せ、語ってくださった。
 「平和構築における最も優れた道は、まさに教育の道です。
 大学は、幅広く教育を普及し、国内外において平和のための文化を伝播させる大きな使命があります」
 まったくその通りであると、私の胸に深く響いた。真の知性の闘士を薫陶することが、大学の責務である。学術部の使命である。

悪は絶対に放置するな さあ民衆の大行進を
キング博士
「一つの不正義はあらゆる場所の正義への脅威」


立つ時は今!
 一、このたび、アメリカのアラバマ州バーミングハム市より、SGI(創価学会インタナショナル)の、人権を護る正義の闘争を讃えて、意義深き顕彰が贈られた。
 バーミングハム市といえば、公民権運動の指導者キング博士が、青年とともに戦い、歴史的な勝利を勝ち取った人権闘争の象徴の地として、あまりにも有名である。
 そのバーミングハム市の市議会が、キング博士の非暴力闘争と、創価の三代にわたる人権闘争に敬意を表し、4月16日から24日までを、「全人類のための創価の正義」慶讃期間とする、と宣言してくださったのである(大拍手)。
 顕彰状には、キング博士が同市で逮捕され、牢獄から送った、名高い手紙の一節が紹介されている。
 それは「ある場所の不正義は、あらゆる場所の正義にとっての脅威である」(梶原寿著『マーティン・L・キング』清水書院)という、強い強い信念の叫びであった。
 悪は絶対に放置してはならないことを、キング博士は誰よりも知悉していた。一つの悪を、リーダーが真剣勝負で徹底して打ち破ることが、全軍の大きな勝利につながっていくのである。
 博士は、その断固たる信念をもって、人種差別の激しいバーミングハムの街に乗り込み、闘いを開始した。
 今から46年前のことである。

全米を動かした青年たちの闘争

 一、やがてキング博士は投獄された。しかし、博士の叫びに呼応した青年たちが先頭に立ち、敢然と闘いを続けていった。
 その闘争が熾烈を極めたのが、同年の5月3日から5日にかけて行われたデモ行進であったといわれる。
 しかし、青年たちは怯まなかった。あくまでも非暴力の信念を貫いた。
 苛酷な弾圧の模様が各種メディアによって報道されると、反響は全米に広がり、やがて大きな波動となって政府をも動かしていった。
 闘争が最も厳しい場所での、庶民の一歩、一歩の前進。そして勇気ある一声、一声の叫び。民衆の行動が、巨大な不正義の壁を、ついに乗り越えていったのである。
 キング博士は語っている。
 「正義というゴールヘのステップは、どれも犠牲や苦悩や闘争がつきものである。
 つまり、献身的な個人の、疲れをいとわぬ骨折りや熱意が不可欠である」(C・S・キング編、梶原寿・石井美恵子訳『キング牧師の言葉』日本基督教団出版局)
 今、このバーミングハムの天地でも、多くのSGIの友が、平和のために、そして価値
ある人生のために、生き生きと活躍しておられる。
 地域に大きな信頼と友情の光を広げるなかで、SGIへの深い理解と共感が寄せられ、今回の輝かしい顕彰となったのである。
 世界の各地から相次いで寄せられる顕彰は、すべて、世界広布の偉大な前進の象徴であり、それぞれの地域の目覚ましい発展の証しである。
 “良き市民として、良き国民として、地域に貢献し活躍される全世界の同志の皆様方、万歳!”と、大声で、私は叫びたい(大拍手)。
2009-05-12 : スピーチ・メッセージ等 :
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

fmiokun

Author:fmiokun
FC2ブログへようこそ!

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。