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スペイン・ローマクラブ「名誉会員証」授与式

スペイン・ローマクラブ「名誉会員証」授与式
                     (2009.4.21 スペイン・マドリード)

 スペインが誇る英知の連帯「スペイン・ローマクラブ」 (イシドロ・ファイネ会長)の名誉会員に、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長が選出された。これは外国人初の栄誉である。首都マドリードで21日(現地時間)に行われた「名誉会員証」の授与式には、同団体の創設者であるリカルド・ディエス=ホフライトネル博士らが出席。名誉会員証の盾が代理の池田博正SGI副会長に託された。式典は、ホフライトネル博士とSGI会長のスペイン語版の対談集『東と西の対話──人間革命を目指して』(邦題『見つめあう西と東』)の出版記念会の意義も込めて開かれ、各界の識者150人が祝福した。

スペイン・ローマクラブ創設者ホフライトネル博士の祝辞

人間よ目覚めよ
すべての人の中に変革の可能性がある
そこに人類貢献 平和建設の力が


 私の師匠であるローマクラブ創立者のアウレリオ・ペッチェイ博士と、池田大作博士による対談集『手遅れにならないうちに』(邦題『二十一世紀への警鐘』)が発刊されて、今年でちょうど25年となります。
 ペッチェイ博士は池田博士を深く信頼し、尊敬すべき偉大な人物であると常々語っていました。池田博士への親愛の情は、ペッチェイ博士の心の奥深くに刻まれていました。
 以来、四半世紀を経て、今度は私が池田博士と、スペイン語版対談集『東と西の対話』を発刊できたことは、言葉に尽くせぬ喜びであり、光栄であります。
 今日、誰もが当然のこととして認識している環境破壊、地球温暖化等の深刻な危機は、ローマクラブが警鐘を鳴らすまでは、決して真剣に論じられることはなかったのです。
 そのような時代に、池田博士がトインビー博士ら世界的識者と対談を重ね、いち早くそれらの諸問題に着目し、行動されていることを知り、驚きを覚えました。博士の数々の著作を読み、出会いを重ねるにつれ、私は、その英知と力量に圧倒されました。
 そして、ペッチェイ博士の後を受けて、この人と、いつの日か対談集を発刊したいと心に決めたのです。
 池田博士との対話は、増大する今日の地球的問題群の克服のため、未来のために、人類の希望の源泉となる精神のルネサンスを、との共通の動機を分かち合って行われたものです。
 宗教や文化的背景の違いは、二人の対話に何の障壁にもなりませんでした。
 それは、平和への行動と連帯のための対話であり、人間と人間、心と心の対話であったからです。
 何よりも私たちは、精神的、倫理的価値こそ至上の価値であり、人間の内なる変革、即ち「人間革命」こそ、人類と自然の調和と共生、すべての変革の根本であるという考えで一致しました。
 私たちは、一個の人間の中に、例外なく変革の可能性があり、そのことに深く目覚めた時に、偉大なる人類貢献の、平和建設への力が生まれるという信念で結ばれています。それは、創価学会とローマクラブが共鳴し合う最大の理由でもあります。
 人間の尊厳も、様々な問題の解決も、知識や情報の蓄積のみによってもたらされるものではありません。
 あらゆる分野の人々が「生命」という、深い次元における自己変革を出発点とし、誠実な対話、智慧、愛、慈悲をもって戦いを開始すべきです。そこにこそ、平和への希望が生まれると訴えたいのです。
 スペイン・ローマクラブの名誉会員に就任された池田博士への賛辞は、自己と他者の幸福のために、精神的価値を求め高める、社会的地位や学歴とも無縁の、一貫して平等な、最も親しい友人たちによる祝福なのです。

池田SGI会長の謝辞(代読)

今こそ「人間革命」への挑戦を
対話で民衆連帯の道を開け


 このたび私は、スペイン・ローマクラブの「名誉会員」就任という栄誉を授かりました。
 その会員証の授与式とともに、リカルド・ディエス=ホフライトネル博士との対談集『東と西の対話』のスペイン語版の発刊を、貴国の知性と良識を代表する方々に祝福していただき、深く感謝申し上げます。
 一、私がホフライトネル博士と初めてお会いしたのは、博士がローマクラブの会長に就任された1991年の6月、フランスのユゴー文学記念館の開館式でありました。
 私たちは対談集を語り残すことを約し合い、書簡や原稿のやりとりを含め、互いに時間をこじ開けるようにして、対談を進めていきました。
 博士は、「地球が病んでいるといっても、根本の問題は、人間自身が病んでいるということです」と喝破されました。
 地球と人類の存続を脅かす複合的な問題群の解決の第一歩として、人間生命の奥深くに潜むエゴイズムの克服に着手しなければならない。すなわち「人間革命」への挑戦から開始しなければならない──これが、当初から、博士と私の共通の認識として一致しており、この対談集の特筆すべき視点でありました。
 それはまさしく、四半世紀前に対談した、ローマクラブ創立者のアウレリオ・ペッチェイ博士と私が、共に到達した結論でもあったのです。
 ペッチェイ博士は述べられました。
 「人類は、これまでに産業革命、科学革命、テクノロジー革命と『三つの革命』を経験してきました。これらは、どれも『人間の外側の革命』でした。……技術は進歩しても、文化的には化石のように進歩が止まっている。そのギャップを埋めるために必要なのは『人間精神のルネサンス』です。『人間自身の革命』です」
 ホフライトネル博士は、このペッチェイ博士の信念を自らの信念とし、そのままに行動される“不二の後継者”として、私の眼前に登場されたのです。
 対談のテーマは、「地球的問題群」「指導者革命とグローバル・ガバナンス」「宗教と精神のルネサンス」等々、多岐にわたりました。
 対談が進むにつれて、私はより一層、博士の言々句々に、人類の未来のために語り、動き、戦い抜かれたペツチェイ博士の崇高なる精神と気迫が、一体となって脈動していることを感じました。
 ホフライトネル博士は、ペッチェイ博士がそうであられたように、人類のために遠い将来までを展望する「長期的ビジョン」と、広範な衆知を結集する「全体観」を持っておられます。
 現実を直視する「勇気」と、信念を実行に移す「行動力」に満ちあふれておられます。
 そしてその根底に、熱い「人間愛」と人類への「責任感」を燃えたぎらせておられます。
 一、博士と私が共有する、もう一つの重要な観点は、「生命の尊厳」という価値観を一切の根底に置いて、そのうえで、経済、技術、文化、社会的価値を共存させるための対話を進めるという点です。
 生命の尊厳に目覚めた民衆の連帯によってこそ、21世紀に真の平和と繁栄を築く道が開かれることを、私は確信しております。
 その意味で、この対談集が、今、世界各地で平和のために、使命の舞台で行動する方々にとって“励まし”と“共戦”のメッセージとなりゆくことを、私は願ってやみません。
 一、それは、2005年秋、対談集が日本語版の単行本として発刊された時のことです。
 ホフライトネル博士は、その単行本を手にされ、立ち上がって、「これで、わが師匠ペッチェイ博士との約束を果たすことができました」と語られました。その光景をうかがい、私は深く感動いたしました。
 民衆のため、社会のため、平和のために、自ら立てた「誓い」を貫き、生き抜く人生ほど、充実した人生はありません。
 その理想を分かち合い、行動をともにする同志を持つことほど幸せなことはないのであります。
 ローマクラブ、さらにスペイン・ローマクラブの皆様には、現代社会に失われがちな心と心の絆、人間と人間の深い信頼がみなぎっております。
 この美しい友情の星座にあって、ホフライトネル博士、そしてスペイン・ローマクラブの皆様は光り輝いておられます。
 ローマクラブ創立以来の、「地球を救え」「人類を救え」との熱き理想の松明は受け継がれ、その炎は赤々と燃え盛っております。
 ローマクラブもSGIも、ともに人類貢献の深い使命感に目覚めた先覚者の思想と行動を手本として、真心と行動をもって、民衆の幸福と社会の繁栄のために、誠実に努力を積み重ねてきました。
 どのような山でも、正しい道を登っていけば、同じ頂上へと到達できるように、私たちの出会いは必然であったといえましょう。
 大乗仏教の精髄である「法華経」は、「自他共の幸福」という願望に人々を目覚めさせます。そして、人間の善性を触発しゆく大乗菩薩の誓願と行動が示されています。
 私は、貴スペイン・ローマクラブより賜った栄誉を、大乗菩薩の精神のままに、平和のために殉じた創価学会初代会長・牧口常三郎先生、そして恩師である第2代会長・戸田城聖先生に捧げたく存じます。
 そして、スペイン・ローマクラブの一員として、本日ご参集いただいた皆様方とともに手を携えて、世界平和への新たなる行動と挑戦を開始していく決意をもって、謝辞に代えさせていただきます。
 誠にありがとうございました。
2009-04-30 : スピーチ・メッセージ等 :
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