ボリビア・アキーノ大学名誉博士号授与式

ボリビア・アキーノ大学名誉博士号授与式
       (2009.3.16 東京・創価学園講堂)

 南米ボリビア共和国の最大規模の私立大学である、「ボリビア・アキーノ大学」から、創価学園創立者の池田SGI(創価学会インタナショナル)会長に、東洋人初の「名誉博士号」が授与された。平和のため、民衆のために、人間主義を全世界へ広げゆく貢献を讃えたもの。授与式は16日、東京・小平市の創価学園卒業式の席上行われ、東京・関西の各キャンパスを映像と音声でつなぐ式典に、同大学のアントニオ・サアベドラ総長、ホセ・アントニオ・デチャサール理事が出席した。
 人間主義を標榜し、経済学、人文学、政治学、医学、工学、農学などの学問を通して社会奉仕の人材を輩出。中南米をはじめアメリカ、スペインなどの学術機関と交流。大学院も擁する、同国最大規模の私立大学である。
 今回、サアベドラ総長と、前総長のデチャサール理事が来日。
 総長は1994年、SGI平和行動展を見て、世界平和への闘争に共感。創価の平和・文化・教育運動に深い理解を寄せてきた。
 来日前、総長は語った。「今回は重要な使命を果たす旅です。池田博士を讃えることで、世界を結ぶ博士の偉大な軌跡に連なることができるからです」
 同国の法曹界をリードするデチャサール理事は1999年、東京でSGI会長との出会いを刻んでいる。
 「ビエンベニードス!」 (スペイン語で「ようこそ!」)
 「素晴らしい式典に参加でき、幸せです。心を揺さぶられました。すべてが報われた思いです」──総長は満面の笑みで語った。
 式典には、来賓として、ナポリ東洋大学のフランチェスカ・コッラーオ教授、ピッツバーグ大学のクラーク・チルソン准教授、ボリビアSGIのタケノ理事長、ササキ婦人部長ら代表も同席した。


サアベドラ総長の授章の辞

青年よ時代を変えゆけ
あらゆる壁を乗り越えて

 本日は栄えある創価学園の卒業式において教職員をはじめ生徒、ご家族の皆様のご列席のもと、わがボリビア・アキーノ大学のドックウェイレル理事長、学生・教職員を代表し、デチャサール前総長とともに、池田大作博士に、わが大学の最高学術称号を授与させていただき、大変に光栄です(大拍手)。
 新しい世紀が始まり、人類は、いまだかつてないダイナミックな価値を創り出しています。科学と技術が新しいライフスタイルをもたらし、国と国はあらゆる次元で緊密さを増し、グローバル化したと言えるでしょう。
 しかし資本主義の時代が終わりを告げた今、人類は実に多様で複雑な課題に直面し、解決策を見いだせないままでいます。
 例えば人口の問題、生態系の急激な破壊、市場の規制、世界経済の危機的状況、エネルギーと環境の問題などです。
 また、生物工学、遺伝学、ナノテクノロジー、新素材・材料学、宇宙開発といった最先端科学は、人類に、かつてない期待をもたらしましたが、課題も少なくありません。
 しかし、本日ここにいる学園生の皆様のような新世代の青年を目の前にし、現代のあらゆる課題は必ず解決されると確信します。皆様の使命を実感するものです。
 本日は、池田博士が歩んでこられた師弟の道を継承する日でもあるとうかがっております。学園生の皆様は、池田博士のような、教育哲学を具現化してこられた素晴らしい指導者に恵まれています。池田博士が一貫して、生涯を教育に捧げると述べられたことは、多くの人々を感化したに違いありません。その信念は本日、皆様の姿を拝見し、見事な結果をもたらしていると確信します(大拍手)。
 私は、平和と感謝という素晴らしい人生哲学をもってご卒業される皆様を心より祝福申し上げます。
 この生き方が世界に広がっていくよう、どうか皆様には、社会・経済・宗教・物理的距離の壁を乗り越え、世界の国々と、また民衆と、力を合わせていただきたいと念願します(大拍手)。
 世界が新たな局面を迎えている今、日本とボリビアは長年の間、素晴らしい協力関係を結んできたことの重要性を強調しなければなりません。それを象徴するのが、約100年前からボリビアに移住された日系移民の方々、またボリビアSGI(創価学会インタナショナル)の皆様の活動なのであります。私は1994年にサンアンドレス大学の総長の任にあった時、学内で開催された池田SGI会長の平和の行動展をきっかけにSGIの存在を知りました。この展示は1万5000人以上が見学に訪れました。
 ゆえに私どもは本日、ボリビアの国民を代表し皆様に感謝をお伝えしたい。南米の中心に位置するボリビアの国民は、皆様と距離的に遠くにあっても、その心は近くにあると申し上げたいのです。
 さて、ボリビアの国土面積は109万8581平方㌔あります。44万平方㌔が熱帯林であり、世界有数の森林地域を保有する国です。西部のボリビア最高峰サハマ山は6542㍍あり、アマゾン地方には平原地帯があり、東部には渓谷地帯が広がっています。
 自然はボリビアに豊富な天然資源の恵みをもたらしましたが、現状は以前同様の無加工原料の輸出国であり、近隣国と比べても国勢はよくありません。
 しかしボリビアにおいても、大学は国家の発展の要となる役割を担う存在であります。
 現在、ボリビアには12の国立大学、42の私立大学があり、国内各地にキャンパスを有する大学もあります。国の大学生の総数は60万人。40万人が国立校、20万人が私立校に通っています。
 ボリビア・アキーノ大学は学校法人ボリビア・アキーノ・コーポレーションの監督のもと、現在、ラパス、オルーロ、コチャバンバ、サンタクルスの四つのキャンパスがあり、2万6000人以上の学生を有します。数多くの協定の調印により、文化交流と地域統合を促進しつつ、建学の精神を支えています。
 わが大学の建学の精神は、13世紀の哲学者トマス・デ・アキーノの思想に基づき、多元的共存、尊重、融和、献身、公益、正義、自由等の価値を掲げる人材を育成することです。
 同時に知識創出と変革、そしてあらゆる分野において真実を探求し、高等教育と文化の恩恵を社会に還元することです。
 わが大学は、その最高教育と学習の場となることを追求し、技術の進歩と知識を取り入れ、人間の頭脳・身体・精神を鍛えるための人間主義的な一貫教育を目指しております。
 また、わが大学の大学審議会は首脳で構成された最高機構であり、あらゆる分野において人類に顕著な功績のある研究者、学者、団体に対し学術顕彰を行っております。
 日本の大哲学者であられる池田大作博士のご経歴と多大なるご貢献をふまえ、わが大学の最高学術称号である「名誉博士号」を授与することを推薦し、決議されました。池田博士は卓越した人格で平和の推進に身を捧げ、平和と不戦の精神に基づき、いくつもの団体を創設されています。
 池田博士は、若き日より断固たる信念と哲学で民衆のために尽力してこられました。この人間主義の行動によって、約250もの学術称号を受章され、国内外の機関より顕彰されております。
 池田博士の教育・文化への献身は、国際交流を推進する様々な団体の創設として実を結び、ボリビアのSGIのように、サンタクルス州やボリビア全土に価値を創造されています。また博士は、お若いころよりご執筆、ご詩作、そして哲学に対し大変な情熱を傾けてこられ、仏法思想の分野において顕著な活躍をしておられます。
 池田大作博士、本日、わが大学に新しい歴史が刻まれます。ここに、貴殿が人類のため、人々のために、人間主義とその文化の普及にご尽力されていることに対し、ボリビア・アキーノ大学より感謝の意を込め、謹んで顕彰させていただきます。本日は大変にありがとうございました(大拍手)。

創立者のスピーチ

一生涯「負けじ魂」で光れ!
わが使命の道を勝ち開け!

偉大になれ 幸福になれ
全員が親孝行の人に!

 一、晴れやかな卒業式、おめでとう!(大拍手)
 また、海外から来日してくださった諸先生方、本当にありがとうございます。
 心から御礼申し上げます(大拍手)。
 最初に卒業生に質問します。
 親孝行している人?〈「ハイ」と皆が挙手を〉
 では、成績優秀な人?〈「ハイ」と元気いっぱいに挙手を〉
 ボリビアの大学の先生方! これが、わが創価学園の生徒の姿であります(大拍手)。
 もう一度、成績優秀な人!〈「ハイ」と返事が〉
 あとで、“通信簿”を見せてもらおうかな(爆笑)。
 ともあれ、本当によく頑張りました。大健闘を心から讃えたい!(大拍手)
  一、じつは、私のもとには、「3・16」の意義深き卒業式を祝福する声が、数多く寄せられています。
 今朝も、海外の大舞台で活躍したスポーツ選手から祝電が届けられました。
 謹んで、皆さんに、ご報告させていただきます(大拍手)。

世界の大学で32回の講演
 一、私は、これまで、世界の大学・学術機関から要請を受けて、32回の講演を行ってきました。
 アメリカのハーバード大学では2回(1991年と93年)。今も、その講演の内容をテーマに、学術会議が開催されています。
 ロシアを代表するモスクワ大学でも2回(75年と94年)。
 中国を代表する北京大学では3回(80年と84年と90年)。
 さらに、世界最古の総合大学であるイタリアのボローニャ大学(94年)、そしてフランス学士院での講演(89年)も、万雷の拍手が鳴りやみませんでした。
 どの講演にも、一流の学者が顔をそろえます。
 そのなかで、参加者を納得させ、その期待に応えていくというのは、本当に至難の業であり、体も疲れます。
 しかし、私は、皆さん方の創立者として、世界への道を開くために、身を削る思いで、講演を行ってきました。
 また、創価の師弟の偉大さを、創価の哲学の卓越性を、満天下に示していくチャンスとも思って取り組んでまいりました。
 私は、これからも学び続けていきます。
 将来は、諸君が、この道に続いていってもらいたい。よろしく頼みます!〈「ハイ」と返事が〉
 一、キューバのハバナ大学では、講演の際に、激しい雷鳴が響きました(96年)。
 皆が心配し、不安な空気が広がった。
 その時、私は即座に、“なんと素晴らしい天の音楽でしょうか。人類の平和の大行進を、天が祝福してくれている響きです”と申し上げました。
 皆が笑顔になり、大喝采が広がったことは、懐かしい歴史のひとこまです。
 こうして、臨機応変に、人の心をつかんでいくことも大事です。そのためにも、うんと勉強してください。
 創価学園は、最優秀の生徒の集まりです。
 学問、芸術、スポーツなど各分野で、今や、日本屈指のレベルを誇る学園になりました。卒業生の皆さんのおかけです。また教員の皆さんのおかけです。
 教員の皆さん、おめでとう。また、ありがとうございます!(大拍手)

君は宝の中の宝
 一、創価学園生は、私の「宝の中の宝」です。私は堂々と、そう叫んでいます。
 きょうは、春の光が輝く卒業式、本当におめでとう!(大拍手)
 諸君には偉くなってもらいたい。経済的にも、うんと成功して親孝行してもらいたい。社会に尽くし、平和に尽くして、「私はこのようになりました」と、胸を張って言える人になってもらいたい。
 そのために創価学園はあるのです。
 私も青春時代、ただ「恩師に喜んでもらいたい」との思いで、戸田先生に尽くし抜いてきました。
 一、私はかつて、大歴史学者のトインビー博士から要請を受け、対談しました。のべ40時間にもなります。〈1972年、73年〉
 その時に、3人の通訳でも博士の話に追いつかず、苦労したことがあります。
 また、博士のご招待で、一流の紳士しか入れない(会員制の)クラブに行った時のことです。通訳なしで、長時間過ごすことになり、英語のあまりできない私は、本当に困りました。「ああ、もっと英語を勉強しておけばよかった」と心から悔やみました。
 戦争中に10代を過ごした私は、国家によって「英語を学んではならない」と言われてきた世代でした。
 ゆえに学園生の皆さんは、学ぶことに貪欲であってもらいたい。
学ぶチャンスを逃してはなりません。

心こもる一言を
 一、対談の際、私はトインビー博士に「少年時代、心に決めていたことは何でしょうか」と質問しました。
 博士の答えは、簡明にして、明快でした。
 微笑みながら、こう言われたのです。
 「父母の恩に報いたいと願っていました。そのためには、しっかり勉強し、世に出て、両親を安心させることだと考えていました」
 あの大学者が「父母の大恩に報いる」 「両親を安心させる」そのために、学び、人々に貢献することを決意したというのです。
 恩に報いる──人間として偉いか、偉くないのかは、この一点で決まります。
 諸君は、お父さん、お母さんを大事にし、守ってあげなさい。喜んでもらいなさい。
 「今回はちょっと成績が悪かったけれど、心配いらないよ」とか、女性なら「お父さんが一番好き。恋愛なんてしないから」とか(笑い)、心のこもった言葉をかけて、安心させてあげることです。
 皆さんが、朗らかに、和気あいあいとした家庭をつくっていくのです。
 言葉が大事です。思っていても、言わないと伝わらないものです。
 そういうことも、大事な勉強です。
 ここで、「お母さん万歳」「お父さん万歳」を贈ってはどうだろうか(大拍手)。〈創立者の提案により、学園生全員で「万歳」を行った〉
 「親孝行」は、世界の偉人に共通する哲学です。
 学園生は、必ず親孝行をする。
 親孝行をして、必ず偉い人になる。
 これをきょうは、決議しよう!(大拍手)

学ぶ人が幸福
 一、トインビー博士は、ボリビアの天地への訪問を希望されていました。ボリビアの民衆の繁栄と勝利を見つめておられました。
 今回、そのボリビアから、わが創価学園に来ていただき、トインビー博士も、どんなに喜んでおられるか。
 ボリビアの未来を開く名門である貴大学は、13世紀の大哲学者トマス・デ・アキーノ(トマス・アクィナス)の名前を掲げておられます。
 私も世界の大学者との対談や講演で、その哲学に光を当ててきました。
 トマス・デ・アキーノは述べた。
 「人間のすべての営みの中で知恵の探求はより完全、より高貴、より有益であって、より大きな喜びをもたらす」(稲垣良典著『トマス・アクィナス』講談社学術文庫)
 真剣に学び抜く青年こそ、どんな大富豪よりも、有名人よりも、権力者よりも、絶対に幸福です。
 この日本一の学園で学びきった諸君こそ、最も誇り高い。青春の勝利者である誉れを胸にもって、生き抜いていただきたい。
 きょう私は、学園生と一緒に、最高の栄誉を受けさせていただくことができました。これほどの喜びと光栄はありません。両先生、まことにまことに、ありがとうございました(大拍手)。
 ー、ここにお迎え申し上げたサアベドラ総長は、資源の豊かな国ボリビアを代表する、一流の地質学者です。
 ボリビアの国土は、金、銀、錫、そして石油、天然ガスなどの資源に満ちています。
 そのなかに、リチウムという、電気自動車などに用いられている希少金属があります。
 この金属は、世界の埋蔵量のうち、じつに約半分がボリビアの大地にあるといわれております。
 こうした素晴らしい自然の宝が発見された陰には、2世紀にわたる、地質学者たちの尊い努力がありました。
 偉大な事業は、執念の挑戦、そして努力によって成し遂げられることを、見逃してはならない。いいですね?〈会場から「ハイ!」と元気な返事が〉
 総長は、厳然と語っておられます。
 「勝利とは、さまざまな失敗を経て、最後に得られるものである」
 深い深い言葉であり、真理であります。
 思うようにいかない時も、へこたれない。あきらめない。朗らかに前へ進み続けた人生が、最後は必ず勝つ。
 まさしく不屈の「負けじ魂」こそ、真の生命の宝であり、底力であります。

学園出身の博士は260人に!
 一、皆さんの先輩方も、「負けじ魂」で、偉大な使命の道を勇敢に切り開いてきた。
 創立40年を経て、博士号を勝ち取った学園出身の英才も、260人を超えます(大拍手)。
 世界的に注目される大研究者も出始めました。社会の指導者としても活躍している。私はうれしい。ありとあらゆる分野で、わが学園生は光っています。
 昨日も学園出身の2人の女性から、それぞれ、「物理学博士」「文学博士」になりました──という手紙をいただいた(大拍手)。これらの報告は、大事にとってあります。
 そして、この文学博士からは、自らの決意を込めて、大文豪トルストイの箴言が一緒に届けられた。
 それは、私も大好きなトルストイの言葉であります。
 「私の内面には、善と真実に対する愛と、悪と虚偽に対する怒りが秘められている」
 「わが人生の一歩一歩が、悪との闘いなのである」──こう書いてありました。
 一、ここに同席してくださっている、私の大切な友人であるデチャサール理事(前総長)は、正義の獅子であられます(大拍手)。
 理事の青春時代、高潔な建築家の父上は、正しいがゆえに、悪辣な権力から、不当に仕事を取り上げられて、迫害されました。どれほど悔しかったことでありましょうか。
 正しい者がいじめられる。私も何度、卑劣な中傷を受けてきたことか。迫害されてきたことか。しかし、正邪は今、すべて明らかになっています。
 若き理事は歯を食いしばって、正義の父を苦しめた社会の悪への怒りを燃え上がらせました。
 そして「断じて正義が勝つ社会にしてみせる」と固く誓った。そのために力をつける以外ないと、学んで学んで学び抜かれた。「巌窟王」の心です。
 理事は遂に、貴国の最高裁判所の判事となり、正しい社会の大建設の名指揮を堂々と執られてきたのであります。最高の親孝行の歴史です(大拍手)。
 ボリビアの詩人であり、作家のディエス・デ・メディナは叫びました。
 「人間は、高みから落ちるか、それとも、つらい坂を登って成長するか、そのどちらかしかない」
 「落胆と、すべての靄を振り払え。
 生きることは美しい。行動することは、さらに美しいのだ」

師の後を継いで
 一、51年前の3月16日、わが師匠である戸田先生は、創価の未来の一切を私に託されました。
 当時、私より年上の幹部も大勢いた。しかし先生は若い私に、すべてを明確に、厳格に託してくださった。
 だれが真実の弟子なのか。師匠は、すべてをきちっと見ているものです。
 私は戸田先生の後を継ぎ、あらゆる難をー身に受け切りながら、全世界に平和と文化と教育の道を開いてきました。世界からの名誉学術称号も、250に及ばんとしています。「世界一」の知性の栄誉となりました。
 戸田先生の不二の弟子は、断固として勝ちました。
 そして今、この「師弟の勝利の大城《しろ》」を、わが学園生の君たちに託します。偉くなって、勝って、そして親孝行をしてもらいたい。
 その「心」と「魂」を、受け取っていただきたいのだ。頼むよ!〈会場から「ハイ!」と元気な返事〉
 世界で活躍する人、正義の人、民衆に尽くす知性の人が陸続と出てもらいたい。
 立派になって、お父さんやお母さん、健気な庶民をバカにしてきた人間を見返すのだ。仇を討つのだ──それくらいの決意で頑張ってもらいたい。
 一、お父さん、お母さんに何かを言われたら、まずは返事をすることです。
 「テレビばっかり見ちゃだめだよ」 「ハイ!」(笑い)
 「勉強しなさい」「ハイ!」(笑い)
 こうやって、うまく「頭」を使うのです(笑い)。もちろん、返事だけで実行しないと、そのうちに怒られる(大笑い)。
 嘘は絶対にいけません。嘘をつく人間は、最後は自分自身が「心の牢獄」に捕らわれてしまう。
 お父さん、お母さんを悲しませない。少しでも喜んでもらう。いくら成績が良くても、こうしたことがわからなければ、本当の「勉強」をしたことにはなりません。

荒波を越えゆけ
 一、ともあれ、わが学園生は、断じて負けるな!
 負ければ、みじめです。バカにされる。
 私は、あらゆる苦難を越え、すべてに勝ってきました。
 皆さんも一生涯、すべてを勝ち越えていくのだ。これが創価です。究極の人生の結論です。
 いかなる嵐や荒波があっても、一生涯、負けるな!
 もし、ー時《いっとき》は負けたとしても、「負けるが勝ち」という方程式もある。最後に勝てばいいのです。
 悠々と青春時代を、この人生を生きなさい。そして、全員が、親孝行してください。
 自分が変われば、お父さん、お母さんも喜ぶし、やがて変わっていく。
 全員が、偉くなっていくのです。
 全員が、幸福の博士になるのです。
 これはまだ先の話だけども(笑い)、結婚する場合は、素晴らしい人と一緒になってもらいたい。
 結婚する時は、親に相談し、学園時代の先生や友人など、信頼できる人にも相談することだ。
 単なる「好き」「きらい」だけでは、幸福にはなれません。結婚で、不幸になってしまう場合もある。このことも、大切な皆さんのために申し上げておきたい。
 そして、きょう集まった全員が、「私の人生は勝ち抜いた!」と言い切って、誇り高く、「万歳!」を叫んでいただきたい。
 卒業生の健康と成長を、私は妻と一生懸命、祈り抜きます。君たちを護り、勝利の道を開き続けてまいります。
 そして、「偉大なるボリビア・アキーノ大学に無限の栄光あれ!」
 「敬愛する、憧れのボリビア共和国に永遠の繁栄あれ!」とお祈り申し上げ、私の御礼のスピーチといたします。
 ムーチャス・グラシアス!(スペイン語で「大変にありがとうございました!」)
 ありがとう! おめでとう!(大拍手)
2009-03-17 : スピーチ・メッセージ等 :
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