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東洋の智慧を語る

東洋の智慧を語る 
   李羨林・蒋忠新てい談 
      2002.10.2 東洋哲学研究所 ¥1890(税込)

まえがき 池田大作
序 李羨林

序章 近・現代史を生きる
 未来をひらく対話
  トインビー博士
 生い立ち
  幼年時代/母の思い出/母と子の“きずな”/青春時代/友情の“きずな”
 苦節のドイツ留学時代
  滞在10年/インド仏教史研究/戦争の惨状/戦争の傷跡
 波乱万丈
  「文化大革命」/走資派のレッテル/『ラーマーヤナ』の翻訳/さらに高き峰へ
 恩師の存在
  言行一致/悪への怒り/後継者の育成/教育と教師  文章の力
  散文の力/善書と悪書
 中印学の柱
  ナーランダー仏教遺跡/長安の都
 自然観、宇宙観
  「天人合一」/人生でもっとも大切なもの
 青年へのメッセージ
  慈悲と博愛/人間の道/「尊師愛生」「師弟不二」/「価値創造」の大道/東洋文化の宣揚
 周恩来総理
  微笑みの出会い
 学術交流
  北京大学講演/中国社会科学院との交流

第1章 釈尊の使った言葉
 季羨林博士の業績
  古い言葉と新しい言葉を分類/経典成立時代の推定基準
 民衆の言葉で語る
  『律蔵』の「自分の言葉によって」をめぐって/分かれる学説/「比丘自信の言葉」/経典が示す釈尊の心
 仏教教団の存在意義
  民衆のための宗教/差別社会における釈尊の立場/衆生平等のオアシス
 マガダ語と半マガダ語
  アショーカ王の碑文/東インドの共通語

第2章 『法華経』の起源─「大乗非仏説」論批判
 『法華経』に使われている言語
  サンスクリット化以前の俗語的要素/釈尊の言葉を反映
 「大乗非仏説」論
  部派仏教による批判/中国、日本では/実証的な原始経典研究/釈尊の思想を正しく反映
 小乗経典と大乗経典の源流
  原始仏典の存在/口授口承が仏典の基礎
 口承の経典化
  『法華経』編纂の時代・思想状況/大切な教えは暗唱
 『法華経』の思想的価値
  釈尊の「真意」を表現/さまざまな「法華経」/菩薩の精神

第3章 『法華経』の流布─インド・中国・日本
 「経中の王」の根拠を示す
  写本が説明する歴史上の事実/竜樹も世親も重用
 インドから西域、中国へ
  シルクロードは「宗教の道」/諸民族の信仰集めた『法華経』
 中国への伝来
  敦煌/『法華経』の漢訳本
 鳩摩羅什訳の『妙法蓮華経』
  経典の真意を伝える名訳/漢訳本の決定版
 天台大師の登場
  『法華経』を宝典に/「一乗思想」の明確化
 民間の『法華経』信仰
  観音信仰の広がり/『観音経』として独立した経典に
 日本における受容
  聖徳太子と鑑真和上/伝教大師と日本天台宗
 日蓮大聖人と『法華経』
  民衆仏教の確立/「立正安国」

第4章 法華思想の展開と展望
 牧口初代会長と創価学会
  創価学会の発足/「価値創造」の思想
 戸田第2代会長の「悟達体験」
  「仏とは生命なり」/「地涌の菩薩」の自覚
 池田第3代会長の足跡
  創価学会の平和貢献/中日友好の絶えざる推進
 仏教学への学術貢献
  『法華経』写本の研究/「法華経学」の構築

第5章 人間の本性と社会
 「性善説」「性悪説」
  「天」の観念/孟子の「性善説」/荀子の「性悪説」/「本能」と「善悪」
 仏教の「縁起思想」
  「五陰仮和合」の法理/「本能」のコントロール/大乗仏教の「菩薩道」
 儒教の“仁愛”と仏教の“慈悲”
  社会の進歩と教育/「人間」が座標軸
 人生と社会
  人と人、人と社会/東洋民族が育む倫理
 自然と人間
  人類は大自然の一部/「依正不二」論
 東洋と西洋の自然観
  「文闘」と「武闘」/「共存」「調和」の原理

第6章 東洋文化と西洋文化
 文化の定義と2つの文化発祥説
  人間としての証/「文化」は人類が創造した複合体
 一元発祥説と多元発祥説
  「西欧中心史観」に異議/文化体系の形成
 東西2大文化体系の相違点
  “総合”と“分析”の思考モデル/「東西文化」の主潮
 “分析的思考”の特徴
  木を見て森を見ず/仏教の極微論批判/病気を診て人間を忘れる
 “総合的思考”の特徴
  木を見て森を見る/人類の未来と「東洋文化」
 社会の発展と文化交流
  「人類文化」の形成/東西を結ぶシルクロード/人類の前進は文化交流の歴史

第7章 東洋文化の精髄─「天人合一」と「依正不二」
 世界平和と中国の役割
  トインビー博士の期待/友好交流の道
 中国文明の精神遺産
  「共生のエートス」/「天人合一」と「依正不二」
 「天人合一」論
  「天」とは「大自然」/少数民族にも同じ思想哲学/考古学者の考察/仏教への影響
 儒家思想にみる「天人合一」論
  「主客同一」/孔子の矛盾/人間道徳の根源
 仏教と「天人相関」説
  重用された『金光明経』/宋代の理学
 道家、墨家、雑家の自然観
  老子、荘子の説/墨子の矛盾、呂不韋の主張
 古代インドの「梵我」説
  根本思想は「人と自然との合一」/『リグ・ヴェーダ』の創造賛歌
 仏教の「依正不二」論
  「寛容の原理」/東洋思想の最極致
 天台の「一念三千」論
  「法界縁起」/「一瞬の心」に無限の可能性
 韓・朝鮮半島の「天人合一」思想
  新しい思潮/仏教寺院への厳しい批判
 一神教の自然観
  自然から切り離された人間/環境問題克服への視点

第8章 21世紀と人類の未来
 『法華経』の統合的精神
  分断と憎悪を超克する思想基盤/大自然征服がもたらす災厄/人間共通の努力
 「三十年河西、三十年河東」
  万代栄えた文化は皆無/アジア太平洋の世紀に
 平和と発展
  人類の存亡にかかわる問題/変革の主体は民衆
 「死への行進」阻む「共生の感覚」
  自然を征服する西洋/東洋の「惻隠の心」と「慈しみの心」/貪欲の抑制/進歩より安定と平和
 「科学主義」の蔓延
  複雑な環境問題/「天人合一」思想の宣揚
 西洋の思考に変化の兆し
  「複雑系」の研究/「知」のパラダイムの転換
 「光は東方より」
  再び東洋文化の時代/さらなる人間化、さらなる文明化/トインビー博士の東アジア論
 間断なき「精神闘争」
  「中国脅威論」は誤解/中国の豊かな精神土壌/「楽観派」
 「大同」思想と「価値創造」
  合理的な根本精神/「生命の世紀」へ地球価値の創造

あとがき 蒋忠新
2006-04-10 : 仏教対話 :
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