対話の文明

対話の文明 平和の希望哲学を語る ドゥ・ウェイミン対談
  第三文明社 2007.1.17刊 ¥1500(税込)

第1章 人生の道 学問の道
1 平和行動の原点
 対話こそ人生の喜び
 真の対話に不可欠な要素
 故郷に誇りをもてる人は幸福
  ドゥ博士の故郷・昆明
  幼い頃の記憶と平和行動の原点
 親の愛と励ましが子を触発
  ドゥ博士の家族
 家庭革命こそ社会変革の根本
  2001年 SGI提言での「家族の再生」への呼びかけ
  
2 「偉大な師」をもつ喜び
 対話の三つのポイント
  2005年「宗教と文明間の対話」シンポジウムでの基調講演
  ドゥ博士の台湾時代
 魅力ある教師との出会い
  ドゥ博士のと周文傑先生
  「戸田大学」での薫陶
 青年を一個の人格として尊重
 
3 学問の探究と青春時代
 現代世界を変革する急所
  台湾 東海(トンハイ)大学での学問との出会い
 細部に留意することの大切さ
  執筆の技巧の極意
  “学ぶ方法”の習得
  教育の根本は一対一の薫陶と交流
 日中友好の「金の橋」を
  近代中国に日本が与えた脅威
  日本人の国民性のプラス面マイナス面
 
4 多様性に満ちた文化・人間交流
 ハーバード大学の精神
  講演「21世紀文明と大乗仏教」
  ハーバード時代のドゥ博士
  語学は世界へ羽ばたくためのパスポート
 アメリカ的学習
 アメリカ創価大学の試み
 「多様性」「開放性」「寛容性」に満ちた交流を

第2章 文明の差異を超えて
1 21世紀を開く対話の要件
 「地球憲章」の制定
  戸田記念国際平和研究所設立10周年
 「宗教間の対話」のあり方
  「文化・コミュニケーション研究所」
  宗派性を超えた志向性
  啓蒙主義思想の落とし子
 目指すべきは「自他ともの幸福」
  報告書「差異を超えて」における二組の家族のエピソード
  「他人の不幸の上に自分の幸福を築かない」という生き方

2 変革への挑戦としての「対話」
 仏法が説く「多様性の輝く世界観」
  サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」
  「桜梅桃李」「自体顕照」示す原理
  “耳を傾ける”こと
 「人間のための安全保障」の構築を
  米中関係の健全化が重要

3 社会貢献こそ宗教の生命線
 21世紀に求められる世界宗教の要件
  宗教の現代的意義
  世界宗教の要件 1.「平和創出の源泉」
 現代社会の覆う「心の冷え」
  世界宗教の持つ「負の歴史」をどう乗り越えるか
 「公的知識人」としての宗教指導者の役割
  「出・出世間」の思想
  宗教は死後の世界の幸福よりも現実社会の変革を目指せ
  環境問題と「宗教の緑化」
 「宗教間対話」の意義
  「宗教間対話」の陥りやすい点
  「問題解決志向型」の対話
  
4 儒教と仏教の交響
 「師弟の心」は「論語」を貫く柱
  中国における儒教の現状
  中国での儒教復興の背景
  孔子の思想
 儒教に脈打つ「共生の哲学」
  “われ”よりも“われわれ”を基調とする視点
 「敵意には正義をもって立て」
  自他ともの人権の確立と尊重
  世界宗教の要件 2.「人間復興の基軸」
  国連「人権教育のための世界プログラム」のスタート(2005年)
 「人道的競争」の思想と「大同」の精神
  世界宗教の要件 3.「万物共生の大地」
 
5 新しき「文化対話主義」へ
 思想的根源は“庶民の知恵”
  「大同思想」の淵源
  世界へ平和における「大同思想」の意義
 動的な「調和」の概念
  周恩来の「平和的共存」思想
  「一律化なき調和」
  大同思想が中国社会にもたらした影響
 新しい現実の意欲的創造
  春秋時代の政治家・晏嬰の譬え
 「自発的参加者」が築く大同の社会
  法華経「三草二木」の譬え
 
6 「平和の文化」のグローバル化
 グローバリゼーションのゆくえ
 多様性を活かす「精神のグローバル化」
 「共通のアイデンティティー」への視点
  「郷土民」「国民」「世界民」であることの自覚
 内発の力による「創造的転化」
  「同苦」という生き方
 
第3章 儒教ルネサンスと仏教ヒューマニズム
1 儒教と仏教のヒューマニズム
 人間の踏み行うべき道
  儒教の目的・理想
  儒教ヒューマニズムの方向性
 宇宙的視座に立つ「人間学」
  儒教は「非・宗教」
  上海大学銭学長のエピソード
 「儒教倫理」興廃の背景
  毛沢東時代の儒教排撃
 「儒教的ヒューマニズム」の復興
  儒教と啓蒙主義思想との出合い
  儒教ヒューマニズムの果たすべき役割
 
2 「対話共同体」としての『論語』
 現実変革を志向した哲学
  「孔子学院」プロジェクト
 「人間・孔子」の実像
  アメリカにおける『論語』再評価の流れ
  「師の示した手本が生き方であり、それが自己修養の出発点」
  孔子のもとに3000人の門下
  孔子と信奉者は「対話の共同体」
 師を永遠たらしめた弟子の闘争
  『論語』と「五経四書」
 迫害が真実の師弟を鍛える
  孔子と弟子・子貢

3 「仁」と「慈悲」をめぐって
 孔子の人間的魅力
 ソフト・パワーとしての「仁」
  儒教の「五常」と仏教の「五戒」の対比
  「仁」の語源的解釈
 「仁」の力、「慈悲」の力
  「慈悲」の語源的解釈
  「仁」の獲得
 「平和と非暴力の世紀」へ
   「慈悲」と「智慧」の開発

4 「天人合一」と「宇宙即我」
 「天人合一」の思想
  ノーベル平和賞受賞者マータイ博士の幼き日の疑問
  「天人合一」のしめす人間観 
 「天道」から「人道」へ
  「天命」の追求
  「天」の思想
 「天が生み出し、人が完成する」
  「天人合一」における「人」は共同創造者
  司馬遷の叫び「天道、是か非か」
 歴史が審判を下す虚偽と真実
 「宇宙論的使命」を果たす菩薩道
 
5 大いなる人間開花へ
 「礼」は意思伝達のエートス
  日中友好がアジア・世界の平和にとって不可欠
  儒教の起源
  孔子以前の「礼」の伝統
 自己中心性を超越する能力
  万人に開かれた儒教・仏教
 「人道的競争」の理念
  「非宗派的な宗教精神」の大切さ
  「どれだけ人類全体に貢献できるか」を競い合え
 卓越した人格のモデル──地涌の菩薩
  法華経における「地涌の菩薩」の描写
 中道という生き方
  儒教の「中庸」と仏教の「中道」
  「十界互具論」に裏打ちされた「中道思想」
 
第4章 21世紀のアジアとアメリカ
1 二つの大国──米中関係の底流
 2世紀にわたる米中の交流
  胡錦濤主席とブッシュ大統領の会談
  米中交流の歴史
 リベラルアーツ教育のビジョン
  パール・バック『大地』マルコ・ポーロ『東方見聞録』から抱く中国観
  ジョン・デューイの中国観
 底流にある「人間的共感」
  「国と国」の関係も「人と人」の交流が根本
 アメリカの理想主義と中国文明
  米中関係を発展させるために 
 
2 「対話の文明」を目指して
 国際社会における中国の存在感
 「第三の道」を目指す中国
 求められる洗練された倫理的知性
 「教える文明」から「学ぶ文明」へ
 青年交流こそ平和友好の道
2007-01-14 : 文明間対話 :
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